18,886 バイト追加
、 2012年12月7日 (金) 21:31
== 赤木駿介(Shunsuke Akagi) ==
*[[登場作品]]:[[地球防衛企業ダイ・ガード]]
*[[声優]]:伊藤健太郎
*種族:地球人(日本人)
*性別:男
*[[年齢]]:25歳
<!-- *身長:---cm -->
<!-- *体重:---kg -->
<!-- *血液型: -->
*所属:[[株式会社21世紀警備保障]]・企画部広報2課
*最終学歴:国連安全保障軍極東司令部付属・国際防衛大学
*キャラクターデザイン:石原満
『[[地球防衛企業ダイ・ガード]]』の[[主人公]]。[[株式会社21世紀警備保障|21世紀警備保障]]・企画部広報2課に勤務する[[サラリーマン]]。年齢は25歳。性格は明るく正義感に溢れる熱血漢で、直感や感情に流される子供っぽい面がある。だが、同時に大人としての責任感の様なものも併せ持っている。
元々広報課の運搬係的な意味合いで[[ダイ・ガード]]のパイロットではあったのだが、[[ヘテロダイン]]襲来の際、これを撃退した事からなし崩し的にそのまま操縦と戦闘を請け負う形になってしまった。しかし、元々国連安全保障軍極東司令部付属・国際防衛大学卒業という経歴を有しており、ただの素人な訳ではない。当時の成績に関しては、恩師の飯塚に『アカテン(赤点)』という不名誉なあだ名で呼ばれるほどだった様だが、実技応用の一点においては、その飯塚からも一目置かれるほどで、これが劇中のダイ・ガードの操縦にも活かされている。
サラリーマンとしての通常業務における能力は高くは無いが、その気になればきちんとこなす事が出来る。ただし、先述の通りの性格なので、問題を起こす事もしばしば。
ダイ・ガードに同乗する桃井や青山、戦術アドバイザーの城田など、周囲の人間の意表を突くような大胆な発想を思いつき、それが非効率であろうともあっさりと選択する直感を持ち、チームの危機を救い、勝利に貢献している。その非効率さは最初、城田との対立の原因になっていたが、'''人命は勿論、人が生きる『街』そのものを守る'''という熱い正義感を貫く姿勢を見せ、城田との信頼を深めていった。
ただのロボット好きではない事が劇中にて語られており、中学2年の時からダイ・ガードに乗ると言っていた。そして、そのまま一直線に直立型特殊車両の運転免許を取得する事になる。
主人公でありながら、プライベートは殆ど描かれず、過去も極めて限定的にしか明かされていない。
漫画版では過去、ヘテロダインが襲来した際、父親を失ったいぶき以上の悲劇に見舞われていたことが明らかになる。
== 登場作品と役柄 ==
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]]
:初登場作品。同じ国連軍に協力している民間企業戦士、ということで[[竹尾ゼネラルカンパニー]]のメンツとの絡みが多い。彼の目的は一貫して「みんなの平和を守る」ことであり、そのためならば例えクビになっても[[ZEXIS]]に参加し続けるとまで言い切る。その熱い意志は他のメンバーにも少なからず影響を与えた。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]
:前作から引き続き登場。治安維持の名目で虐殺を繰り返し、尚且つ生活する場の無い難民を増やし続ける[[アロウズ]]に対し怒りを露わにするなど、変わらない熱い意志を見せている。
== パイロットステータス設定の傾向 ==
=== [[能力|能力値]] ===
実戦経験の少なさからか、全体的に能力は低め。ただ、[[サラリーマン]]により成長が早くエースボーナスも強力なので、使えば使うほど加速度的に強くなっていく晩成型。
=== [[精神コマンド]] ===
;[[努力]]、[[ド根性]]、[[不屈]]、[[熱血]]([[魂]])、[[勇気]]
:見事なまでの受け型スーパー系ラインナップ。[[必中]]・[[鉄壁]]はいぶきが、[[加速]]は青山が担当するため、赤木はボス戦に全力を傾注できる。エースボーナスを得ると、[[ゲイナー・サンガ|ゲイナー]]と同様に魂と勇気を両立することになる。
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
;[[サラリーマン]]、[[底力]]L6、[[戦意高揚]]
:サラリーマンのおかげでPPが溜まるのが早く、どんどん強くなる。底力レベルが初期だと物足りないので、ガンガン前線に出すようなら強化しておきたい。補給係も兼ねるなら、[[補給スキル]]は必須。また、サブパイロットも含め[[ひらめき]]を持たないため、終盤では[[精神耐性]]がないと悲惨なことになる。
=== [[エース|固有エースボーナス]] ===
;精神コマンド『[[熱血]]』が『[[魂]]』に変更
:最大火力が大きく増す強力なエースボーナス。SP消費も40と熱血の時と変わらないため、自軍最低消費での魂使いとなる。赤木のSPも決して低くなく、連発も十分に可能。『[[期待]]』を使う価値もある。
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
;「路地裏の宇宙少年」
:OPテーマ。
== 人間関係 ==
;[[桃井いぶき]]
:ダイ・ガードのナビゲーター。赤木にとっては『年下の先輩』である。
;[[青山圭一郎]]
:ダイ・ガードのエンジニア。赤木の同期で、熱くなりやすい赤木の抑え役。
;[[城田志郎]]
:安保軍から派遣された戦術アドバイザー。最初は赤木と反発していたが、次第に互いを理解しあうようになる。
;[[佐伯徹]]
:城田の後輩。城田が赤木の影響を受けた事を快く思っておらず、城田同様反発していた。
;[[大山紀子]]
:広報2課のOLで、課のお母さん的存在。赤木に想いを寄せている。
;[[大杉春男]]
:広報2課の課長。赤木の独断専行に頭を痛めつつも、彼の正義感は高く買っている。
;[[墨田洋介]]
:ダイ・ガードの整備班班長。ロボットアニメ好きで、赤木とは非常に馬が合う。
;[[神村恵]]
:21世紀警備保障の社長秘書で、赤木の親戚。彼を21世紀警備保障に勧誘した。
;[[飯塚]]
:国際防衛大学時代の恩師。赤木の事を『赤点』と呼んでいたが、操縦の応用技術は高く評価していた。後にコクボウガーのメインパイロットになる。
;山田
:21世紀警備保障の新人社員。赤木に対して「自分もいつかダイ・ガードに乗ってみたい」と話していた。SRW未登場。<br />キャラクターの原典は『[[機動戦艦ナデシコ]]』の[[ダイゴウジ・ガイ]]であり、実質同作からの友情出演。声もガイ同様に関智一氏が演じていた。
== 他作品との人間関係 ==
=== スーパー系 ===
;[[竹尾ワッ太]]
:普段は対等の戦友として見ているが、ちゃんとした場では彼のことをしっかり他社の[[社長]]として扱おうとする場面もあった。
;[[兜甲児 (真マジンガー)|兜甲児]]
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]序盤の日本ルートでは、パイロットの先輩として初心者の彼に様々な特訓を課すが…。
;[[木下藤八郎]]
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]で一緒に飲みに行ったことが明らかになる。その席で[[佐伯徹]]に対して愚痴ってた。
=== リアル系 ===
;[[ゼロ (コードギアス」)|ゼロ]]
:黒の騎士団との合流直後の戦闘で彼の策に難色を示している。
;[[ル・シャッコ]]
:再世篇20話で、彼の乗るベルゼルガの武装に驚き、なぜか対抗意識を燃やす。
== 名台詞 ==
;「'''サラリーマンだって、平和を守れるんだ!!'''」
:次回予告で毎回赤木が発する台詞で、本作のテーマを一語で言い表した名台詞である。ちなみに、赤木自身は第23話で『平和の為か……。ホント言うと、そんなご大層なつもりなんか、無かったんっスけどね』と大杉課長にこぼしている。
;「よぉし! ロケットパンチだ!!」<br />「このヘテロ野郎! 正義の鉄拳喰らうがいい! ロケットパァァァァンチ!!」
:第3話で、[[桃井いぶき|いぶき]]の『あいつ、背中が感じるみたい!』という発言を受けて、ダイ・ガードの左腕をヘテロダイン目掛けて投げつける前後の台詞。彼のロボットアニメ好きと無鉄砲さがよく分かる台詞である。この一撃で、背中にあったオリジナルのフラクタルノットを破壊する事に成功した。
;「いい訳ねぇだろっ!! ……城田さん、アンタ分かってないよ! ヘテロダインを倒せばいい、死者を出さなきゃいいってもんじゃないんだ! 帰る家が無くなったら、どれだけ不安なのか、電気も水道も通わない街に住むのがどんな気持ちなのか、城田さん、アンタ分かってますか!? 死ななきゃいいって問題じゃない! 金の問題でもない! '''家を無くすって事は、普通の生活を大事な思い出ごと無くすって事なんだ!!''' 行きましょう課長、軍がやらないっていうんなら、俺達がやるしかないじゃないですか!!」
:第9話で、ヘテロダインを倒すことを最優先にして、街に被害を出す事を辞さない作戦を指示した城田に対して、赤木が言い放った名言。ダイ・ガードは'''人命だけではなく、「人々の暮らしそのもの」を守らなくてはならない'''という事を説いている。この台詞を聞いて、城田は考えを改めるに到る。本編中では描かれなかったが、赤木がこのような結論にたどり着いたのは、13年前のヘテロダイン襲来が、他ならぬ赤木自身の消える事の無いトラウマになっているからである。
;「分からない、分からないですけど。でも、もし永遠に2番目だけやっていられる軍隊があったら、それは素晴らしい事なんじゃないっスかね?」
:第20話で、謹慎処分中の自衛隊員の石原に(雪まつりの雪像の設営に借り出され、『役立たず』と揶揄される自衛隊の現状から)「いつも戦っていられる貴方には分からない!」と言われた事に対しての赤木の返答。ここで言う「2番目」とは、雪まつりの雪像の設営のような、自衛隊の戦闘以外の任務の事。ちなみに、同様の主旨の事を元首相の吉田茂が発言した事がある。
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
;「…くそっ、いつになったら続きプレイ出来んだよ! サラリーマンだってスパロボやりたいんだ!!」
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]の[[中断メッセージ]]でのボヤき。この台詞に共感したリーマンプレイヤーは多いのではないだろうか?
;「いらないッすよ、そんなもん!気合と根性でどうにかしてみせますって!」
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]の[[中断メッセージ]]で「HPが少ないときは[[ひらめき]]を使え」と[[飯塚]]に言われた際の返答。確かにダイ・ガードのパイロットは誰もひらめきを使えないが、この場合は気合と根性よりも[[不屈]]を使ったほうがいいと思うのだが…。飯塚にも「どうにもならんと思うがな」とダメ出しをされた。とはいえ実際のプレイでそうなった場合、根性に限れば有効ではある。
;「甲児…お前は筋はいいけど、マジンガーの性能に頼っちゃってるな」
:序盤で甲児の操縦技術について発したダメ出しだが、後の城田との邂逅や飯塚との模擬戦で自身の発言がブーメランとなって返ってくる事に…。
;「当然! ハンドルを回したり、レバーを引いたりするには腕力が必要だ」<br />「そして、何より根性が無ければ土壇場で戦えないからな」
:甲児に強いた筋トレメニューが、ロボットの操縦技術に本当に必要なのかを訊ねられ、得意気に持論を展開する。
;「だけどよ…、だからって街を一つ破壊するなんてやりすぎじゃないのか…!?」
:第2次Z 破界篇で、[[ゼロ(コードギアス)|ゼロ]]が都市の地盤を崩壊させて敵の動きを止めた際に発した台詞。上記の城田への台詞を考えるとらしい反応であると言える。
;「騎士だって悪事を働くなら、サラリーマンだって平和を守れるんだ!」
:[[サンクキングダム]]で[[シュバル・レプテール|シュバル]]と初対決した際の台詞。青山には「全く理屈になっていないぞ!」と突っ込まれたが、シュバルには戦士として認められる。
;「台風や地震だったら諦める…でも、あいつらは意思を持って、戦いを仕掛けてきてるんだ…!」<br />「そんな奴等を放っておけるかよ!」
:第2次Z 破界篇中盤、場当たり的に世界を蹂躙する[[新帝国インペリウム|インペリウム]]の存在について「災害と同じ」と静観の構えを見せる青山へ、声を荒げて反論する。
;「二つの恋を一気に実らせようとするとは…さすがは元エリートビジネスマン!」
:[[早乙女アルト|アルト]]&[[ランカ・リー|ランカ]]、[[オズマ・リー|オズマ]]&[[キャサリン・グラス|キャシー]]といった2組のカップルを、それぞれ2人きりにさせるお膳立てを難なくこなした[[ジョニー・バーネット|ジョニー]]の手腕に感嘆して。
;「冗談じゃない!来月のボーナスを前にして殉職なんて真っ平御免だ!」
:[[ガイオウ]]との決戦後、[[陰月]]が封印の兆しを見せ始めた事で緊急離脱を余儀なくされ、堪らずに叫ぶ。
;「ダイ・ガードの翼…!それは明日に向かってはばたく俺達の心の中にあるんだ!」
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]序盤における対[[ジェイサーJ1]]との[[戦闘前会話]]で、飛行能力の無いダイ・ガードを嘲笑する[[ブロッケン伯爵]]に叩き付けた反論だが、いぶきはあまりのベタな台詞に引いていた。
;「だから、何だって言うんだよ!」<br />「亡霊だろうと、暗黒だろうと関係ない!平和を脅かす奴等に負けちゃ駄目だ!」
:「暗黒の力」で召喚された[[ゼラバイア]]の出現に[[ZEXIS]]一同が動揺する中、臆する事無く闘志を滾らせる。
;「悪い奴は悪い。世間では正義の味方と言われてても、本当は悪い奴なら、そいつと戦わなきゃな」<br />「逆に自分が戦う必要が無いと思う相手なら、戦わなくていいさ」
:[[ソレスタルビーイング|CB]]や[[黒の騎士団]]らとの合流に難色を示す[[エスター・エルハス|エスター]]や[[金田正太郎|正太郎]]を説き伏せるが、この言葉は[[ZEXIS]]世界に召喚されたばかりである[[セツコ・オハラ|セツコ]]の不安をも払拭させた。
;いぶき「赤木君、見た!? あのATの武装!」<br />赤木「見ました! ノットバスターでしたよ、あれ!」
:再世篇20話「白と黒と」にて、[[ベルゼルガ]]がパイルバンカーを使用した際の会話。どちらかというと、ベルゼルガの方が先輩(というか元祖)なのだが。そもそも、パイルバンカーは破界篇で[[インゲ・リーマン|彼]]の[[スコープドッグRS|スコープドッグ]]も装備していたので今更のような気がしなくもない。
;「アロウズは、こうなる事が分かっていながら低軌道ステーションを攻撃した…!」<br />「みんなの住む場所を奪っておいて何が治安維持部隊だよ!ふざけるのも、いい加減にしろ!!」
:「ブレイク・ピラー」という最悪の事態を招いた[[アロウズ]]への怒りを叫びながら、[[次元獣]]&[[インベーダー]]が妨害する困難な状況下で必死に破片処理を行なう。
;「うわっ! アイドルなのに大胆発言!」
:再世篇34話(地上ルート)「亡者再臨」にて、[[エイーダ・ロッサ|エイーダ]]が再会したジョニーに大胆な発言を聞いた際の台詞。直後、ワッ太から「ヤキモチはみっともない」と言われてしまうのだが。
;「う…そ…」
:青山にカマを掛けられたマルグリットがあからさまな反応を見た時の台詞。
;「お前の事情も全て聞いたんだ。もうこれで俺達の間に隠しことは無しだ。」<br />「いつかみたいにハッタリとサプライズで町を壊すような事をしたら、今度は許さないからな」<br />「今さら、さん付けするなよ。お前はゼロなんだから」
:
== 搭乗機体・関連機体 ==
;[[ダイ・ガード]]
:21世紀警備保障が運用するスーパーロボット。赤木が中学生時代から乗りたいと願い続けた機体。分離形態では、赤木は腕部と頭部を形成する『ガードファイター』に搭乗する。
== 余談 ==
カプコンのゲーム『逆転裁判』シリーズの2代目主人公・王泥喜法介は赤木に似ている(『逆転裁判4』は'''2007年発売'''、ダイガードより後である)。なお、奇しくも初参戦作品である[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z]]には[[ロジャー・スミス|初代主人公に似た男]]も参戦している。
<!-- == 商品情報 == -->
== 話題まとめ ==
<!-- *[[namazu:赤木駿介]] (全文検索結果) -->
== 資料リンク ==
<!-- *[[一覧:赤木駿介]] -->
{{DEFAULTSORT:あかき しゆんすけ}}
[[Category:登場人物あ行]]
[[Category:地球防衛企業ダイ・ガード]]