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33 バイト除去 、 2016年5月19日 (木) 07:06
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生産性を全く考えずただひたすらブラック・テクノロジーの導入を追求したASであり、開発者であるバニ・モラウタが既に死去しているため、機体の再生産はおろか部品の増産もできない。機体の骨格には人の神経構造を模す物が存在し、最初に搭乗したオペレーターに最適化されてしまう。この設定は[[AI]]「[[アル]]」を初期化してさえ変更できないため、相良宗介以外の人間ではラムダ・ドライバの駆動は不可能である。
 
生産性を全く考えずただひたすらブラック・テクノロジーの導入を追求したASであり、開発者であるバニ・モラウタが既に死去しているため、機体の再生産はおろか部品の増産もできない。機体の骨格には人の神経構造を模す物が存在し、最初に搭乗したオペレーターに最適化されてしまう。この設定は[[AI]]「[[アル]]」を初期化してさえ変更できないため、相良宗介以外の人間ではラムダ・ドライバの駆動は不可能である。
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ベースが[[M9 ガーンズバック|M9]]なので、世界屈指の運動性を持ち、武装や通常の部品であればM9のものを流用できるなど基本性能も高水準でまとまっている。しかしラムダ・ドライバという”余分”を搭載している為、M9よりも重量は0.3t増加し、最大作戦行動時間は50時間短いという弱点がある。
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ベースがM9なので、世界屈指の運動性を持ち、武装や通常の部品であればM9のものを流用できるなど基本性能も高水準でまとまっている。しかしラムダ・ドライバという”余分”を搭載している為、M9よりも重量は0.3t増加し、最大作戦行動時間は50時間短いという弱点がある。
 
逆に言えば、ラムダ・ドライバにはそうまでしてでも搭載する価値があるという事である。
 
逆に言えば、ラムダ・ドライバにはそうまでしてでも搭載する価値があるという事である。
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順安の事件に置いて窮地に陥った宗介達を助けるため射出され宗介が乗り込み、この際にラムダ・ドライバが宗介にあわせて初期化されたためか[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]より宗介の専用機として預けられる事となった。ラムダ・ドライバ起動の呼吸がつかめない宗介はラムダ・ドライバとそれを搭載したアーバレストに苛立ちと嫌悪を抱くこととなる。長編第五巻の[[香港]]にて、ようやくラムダ・ドライバを安定して発動させることに成功し、これまでと打って変わって愛着を抱くようになった。
 
順安の事件に置いて窮地に陥った宗介達を助けるため射出され宗介が乗り込み、この際にラムダ・ドライバが宗介にあわせて初期化されたためか[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]より宗介の専用機として預けられる事となった。ラムダ・ドライバ起動の呼吸がつかめない宗介はラムダ・ドライバとそれを搭載したアーバレストに苛立ちと嫌悪を抱くこととなる。長編第五巻の[[香港]]にて、ようやくラムダ・ドライバを安定して発動させることに成功し、これまでと打って変わって愛着を抱くようになった。
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長編第七巻にて、[[レナード・テスタロッサ|レナード]]が搭乗する[[プラン1055 ベリアル|ベリアル]]にアーバレストは敗北、破壊されてしまった。しかしラムダ・ドライバ系の中枢と支援AIの「[[アル]]」は回収されており、「[[ARX-8 レーバテイン]]」に移植され復活を遂げる。
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長編第七巻にて、[[レナード・テスタロッサ|レナード]]が搭乗する[[プラン1055 ベリアル|ベリアル]]にアーバレストは敗北、破壊されてしまった。しかしラムダ・ドライバ系の中枢と支援AIの「アル」は回収されており、「[[ARX-8 レーバテイン]]」に移植され復活を遂げる。
    
なお、回収仕切れなかった残骸は日本政府が回収していたことが外伝となる『フルメタル・パニック!アナザー』にて判明している(漫画作品のΣでは上述の部分を除いた'''ほぼ全ての残骸'''になっている)。
 
なお、回収仕切れなかった残骸は日本政府が回収していたことが外伝となる『フルメタル・パニック!アナザー』にて判明している(漫画作品のΣでは上述の部分を除いた'''ほぼ全ての残骸'''になっている)。