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− | *1983年7月3日 ~ 1984年4月8日放映(TBS系) 全35話
| + | {{登場作品概要 |
− | *初参戦スパロボ:[[スーパーロボット大戦Z]]
| + | | 読み = |
| + | | 外国語表記 = |
| + | | 原作 = |
| + | | 著者 = |
| + | | 作画 = |
| + | | 挿絵 = |
| + | | 監督 = 石黒昇 |
| + | | シリーズ構成 = |
| + | | 脚本 = |
| + | | キャラクターデザイン = 美樹本晴彦 |
| + | | メカニックデザイン = 宮武一貴 |
| + | | 音楽 = 羽田健太郎 |
| + | | 制作 = 東京ムービー新社(現:トムスエンタテインメント) |
| + | | 放送局 = TBS系 |
| + | | 配給元 = |
| + | | 発売元 = |
| + | | 掲載誌 = |
| + | | 出版社 = |
| + | | レーベル = |
| + | | 配信元 = |
| + | | 放送期間 = 1983年7月3日 - <br />1984年4月8日 |
| + | | 公開日 = |
| + | | 発売日 = |
| + | | 発表期間 = |
| + | | 刊行期間 = |
| + | | 配信開始日 = |
| + | | 話数 = 全35話 |
| + | | 巻数 = |
| + | | シリーズ = |
| + | | 前作 = |
| + | | 次作 = |
| + | | 劇場版 = |
| + | | アニメ版 = |
| + | | 漫画版 = |
| + | | 小説版 = |
| + | | 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦Z]] |
| + | | 初クレジットSRW = |
| + | | 備考 = |
| + | | その他 = |
| + | }} |
| + | 『'''超時空世紀オーガス'''』は東京ムービー新社制作のテレビアニメ作品。 |
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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | 大ヒットとなった『[[超時空要塞マクロス]]』の後番組として製作された『'''[[超時空シリーズ]]'''』の第2作目。しかし、『超時空要塞マクロス』と比較してかなり難解なSF設定や、メカニック(玩具販売)の不人気、[[主人公]]の[[桂木桂]]の[[性格]]等の点から、商業的には今ひとつの成果に終わる。 | + | 大ヒットとなった『[[超時空要塞マクロス]]』の後番組として製作された「'''超時空シリーズ'''」の第2作目。しかし、『超時空要塞マクロス』と比較してかなり難解なSF設定や、メカニック(玩具販売)の不人気、[[主人公]]の[[桂木桂]]の[[性格]]等の点から、商業的には今ひとつの成果に終わる。 |
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− | なお、設定等でいくつか『[[マクロスシリーズ]]』と共通する点が見られるが、これは「『超時空世紀オーガス』の[[世界観|世界]]は、'''[[マクロス]]が落ちてこなかった[[平行世界]]'''である」と設定されているためである。1993年には、本作の[[続編]]となる[[OVA]]『超時空世紀オーガス02』(SRW未参戦)が発売された。
| + | なお、設定等でいくつか「[[マクロスシリーズ]]」と共通する点が見られるが、これは本作の[[世界観|世界]]が「'''[[マクロス]]が落ちてこなかった[[平行世界]]'''」と設定されているためである。1993年には、本作の[[続編]]となる[[OVA]]『超時空世紀オーガス02』(SRW未参戦)が発売された。 |
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| === スパロボシリーズにおいて === | | === スパロボシリーズにおいて === |
− | 本作は、かねてから[[時空振動弾]]という「スパロボの最終兵器」と呼ばれる程の非常にスパロボ向けの便利な設定を持っていた。故に、2008年に[[東京]]・[[秋葉原]]で開催されたイベント『朝まで生スパロボ! ~真夜中の宴~』の際に触れられた「『寺田Pの切り札』とは、おそらく『超時空世紀オーガス』のことだろう」と噂されていた。その設定は、満を持して参戦した『[[スーパーロボット大戦Z]]』において如何なく発揮されている。
| + | 本作は[[時空振動弾]]という、かねてから「スパロボの最終兵器」と呼ばれていた程の非常にスパロボ向けの便利な設定を持っている。故に、2008年に[[東京]]・[[秋葉原]]で開催されたイベント「朝まで生スパロボ! ~真夜中の宴~」の際に触れられた「[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]Pの切り札」とは、本作のことだろうと噂されていた。その設定は、満を持して参戦した『[[スーパーロボット大戦Z]]』において如何なく発揮されている。 |
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| == ストーリー == | | == ストーリー == |
− | [[西暦]]2062年、[[地球]]は[[軌道エレベーター]]の所有権を巡り、2つの陣営に分かれて争っていた。自由宇宙軍(フリーダム・スペース・コープス)は起死回生の策として、最新のD(ディメンジョン)兵器・[[時空振動弾]]を用いて軌道エレベーターのエネルギープラント破壊作戦を敢行する。敵勢力の激しい抵抗の前に作戦は失敗に終わり、自由宇宙軍の戦闘機パイロットである[[桂木桂]]は、敵に奪われるくらいならと未調整の時空振動弾を起爆させてしまう。 | + | [[西暦]]2062年、[[地球]]は[[軌道エレベーター]]の所有権を巡り、2つの陣営に分かれて争っていた。自由宇宙軍(フリーダム・スペース・コープス)は起死回生の策として、最新のD(ディメンジョン)兵器・[[時空振動弾]]を用いて軌道エレベーターのエネルギープラント破壊作戦を敢行する。敵勢力の激しい抵抗の前に作戦は失敗に終わり、自由宇宙軍の戦闘機パイロットである[[桂木桂]]は、敵に奪われるくらいならと未調整の時空振動弾を起爆させてしまう。 |
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| しかし、暴走した時空振動弾はあらゆる時空の境界を破壊し、地球は多数の[[平行世界]]が混じり合った「[[相克界]]」へと変貌した。桂木桂もまた時空振動の余波で20年後の世界に飛ばされると共に、時空修復の要であるとされる「[[特異点]]」となってしまった。 | | しかし、暴走した時空振動弾はあらゆる時空の境界を破壊し、地球は多数の[[平行世界]]が混じり合った「[[相克界]]」へと変貌した。桂木桂もまた時空振動の余波で20年後の世界に飛ばされると共に、時空修復の要であるとされる「[[特異点]]」となってしまった。 |
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| *[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]] | | *[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]] |
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− | === [[ファクトリー]] === | + | === ファクトリー === |
| ;[[桂木桂]] | | ;[[桂木桂]] |
| :[[主人公]]。時空崩壊の影響により、なし崩し的にファクトリーの一員となる。 | | :[[主人公]]。時空崩壊の影響により、なし崩し的にファクトリーの一員となる。 |
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| ;[[マニーシャ・トーブ]] | | ;[[マニーシャ・トーブ]] |
| :シャイアの妹。 | | :シャイアの妹。 |
| + | ;[[エマーン兵]] |
| + | : |
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| === [[チラム]] === | | === [[チラム]] === |
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| *[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]] | | *[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]] |
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− | === [[ファクトリー]] === | + | === ファクトリー === |
| *[[オーガス]] | | *[[オーガス]] |
| **オーガス・フライヤー | | **オーガス・フライヤー |
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| ;[[特異点]] | | ;[[特異点]] |
| :大特異点が発生した時空振動弾起動時に中心に存在した人間の事を指す。[[桂木桂]]と[[オルソン・D・ヴェルヌ]]がそれにあたり、大特異点から分裂した大特異点の一部とも呼べる存在となっている。 | | :大特異点が発生した時空振動弾起動時に中心に存在した人間の事を指す。[[桂木桂]]と[[オルソン・D・ヴェルヌ]]がそれにあたり、大特異点から分裂した大特異点の一部とも呼べる存在となっている。 |
− | ;[[大特異点]] | + | ;大特異点 |
| :軌道エレベーター上空に存在するかつての時空振動弾の跡。大特異点に特異点である桂とオルソンが接触する事によって時空を修復できるとされている。 | | :軌道エレベーター上空に存在するかつての時空振動弾の跡。大特異点に特異点である桂とオルソンが接触する事によって時空を修復できるとされている。 |
| ;[[軌道エレベーター]] | | ;[[軌道エレベーター]] |
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| ;混乱時空世紀 | | ;混乱時空世紀 |
| :作中で採用されている[[暦・年号|年号]]で、時空振動弾の発動によって相克界が生まれたのを元年とする。ちなみに、劇中の時点では混乱時空世紀20年=[[西暦]]2082年である。 | | :作中で採用されている[[暦・年号|年号]]で、時空振動弾の発動によって相克界が生まれたのを元年とする。ちなみに、劇中の時点では混乱時空世紀20年=[[西暦]]2082年である。 |
− | ;[[ファクトリー]] | + | ;ファクトリー |
| :シャイアが率いるエマーンの隊商の一つ。商業船[[グローマ]]を母船としている。 | | :シャイアが率いるエマーンの隊商の一つ。商業船[[グローマ]]を母船としている。 |
| :物語はこのファクトリーを中心に展開し、特異点である桂を保護したことからチラムに追われ、さらには母国エマーンにも追われる身となる。 | | :物語はこのファクトリーを中心に展開し、特異点である桂を保護したことからチラムに追われ、さらには母国エマーンにも追われる身となる。 |
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| :エマーンやチラム製のメカニックに搭載されている物体の慣性を限りなく零に近づける装置。これによって搭乗者にかかるGを軽減し、わずかな力で非常に高い機動力を発揮できる。 | | :エマーンやチラム製のメカニックに搭載されている物体の慣性を限りなく零に近づける装置。これによって搭乗者にかかるGを軽減し、わずかな力で非常に高い機動力を発揮できる。 |
| ;ムウ | | ;ムウ |
− | :「ムー」とも書かれるが、ゲーム中の表記に従い「ムウ」と呼称する。混乱時空世紀において最も高い技術力を誇るロボットによる国家で、その国是は「全人類の抹殺」である。現在は主にチラムへ大規模な攻勢をかけており、戦況を優勢に進めている。 | + | :「ムー」とも書かれるが、スパロボでの表記に従い「ムウ」と表記する。混乱時空世紀において最も高い技術力を誇るロボットによる国家で、その国是は「全人類の抹殺」である。現在は主にチラムへ大規模な攻勢をかけており、戦況を優勢に進めている。 |
| :なお、かつては彼らの世界にも人類が存在していたが、ロボットの反乱で数世紀前に絶滅している。ロボットであるが故に相克界による温暖化の影響が少なく、むしろ人間を全滅させる手段として他勢力の時空修復計画を妨害している。ちなみにその位置は伝説のムー大陸の位置にある。 | | :なお、かつては彼らの世界にも人類が存在していたが、ロボットの反乱で数世紀前に絶滅している。ロボットであるが故に相克界による温暖化の影響が少なく、むしろ人間を全滅させる手段として他勢力の時空修復計画を妨害している。ちなみにその位置は伝説のムー大陸の位置にある。 |
| + | :続編『超時空世紀オーガス02』では、間接的な形で物語に関わる事となる。 |
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| == 楽曲 == | | == 楽曲 == |
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| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦Z]] | | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
− | :初参戦作品。原作では[[エマーン]]と[[チラム]]と並んで三大勢力の一つだったムウは、[[モーム]]と[[大尉]]の出身世界として名前が登場するだけで、勢力としては登場しない。 | + | :初参戦作品。原作では[[エマーン]]と[[チラム]]と並んで三大勢力の一つだったムウは、[[モーム]]と[[大尉]]の出身世界として名前が登場するのみ。 |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
| :前作でストーリーが完結したためか、同作は[[桂木桂|桂]]と[[アテナ・ヘンダーソン|アテナ]]の親子のみ登場([[ミムジィ・ラース|ミムジィ]]、[[オルソン・D・ヴェルヌ|オルソン]]の存在も語られる)。また、スタート直後のナレーションにて[[時空振動弾]]のカットが描かれている。 | | :前作でストーリーが完結したためか、同作は[[桂木桂|桂]]と[[アテナ・ヘンダーソン|アテナ]]の親子のみ登場([[ミムジィ・ラース|ミムジィ]]、[[オルソン・D・ヴェルヌ|オルソン]]の存在も語られる)。また、スタート直後のナレーションにて[[時空振動弾]]のカットが描かれている。 |
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| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
| :オルソンが復帰するが、パイロットではなくオーガスの武器演出として登場する。Zシリーズの最終作なだけあり、真の時空修復に大きく関わる等ストーリー面で目立つ。 | | :オルソンが復帰するが、パイロットではなくオーガスの武器演出として登場する。Zシリーズの最終作なだけあり、真の時空修復に大きく関わる等ストーリー面で目立つ。 |
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− | == 主要スタッフ ==
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− | ;制作
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− | :ビックウエスト(プロデュース)
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− | :東京ムービー新社(アニメーション制作。現:トムスエンタテインメント)
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− | ;監督
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− | :石黒昇
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− | ;キャラクターデザイン
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− | :美樹本晴彦
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− | ;メカニックデザイン
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− | :宮武一貴
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− | ;音楽
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− | :羽田健太郎
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
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| [[category:登場作品]] | | [[category:登場作品]] |
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