差分
編集の要約なし
== 幽羅帝(ゆうらてい / Yura Tei) ==
{{登場人物概要
| 読み = ゆうらてい
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|冥王計画ゼオライマー}}
| 声優 = {{声優|荘真由美}}
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|菊池通隆}}
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦MX}}
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
}}
世界制覇を目論む秘密結社「[[鉄甲龍]]」の皇帝。皇帝として選ばれる前は[[八卦衆]]の一人で、[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]のパイロットになるはずだった。しかし、[[木原マサキ]]の裏切りでゼオライマーを奪われ、その為に計画の障害となるゼオライマーの奪還、あるいは破壊を配下の[[八卦衆]]に命ずる。
{{登場人物概要
| タイトル = プロフィール
| 種族 = [[種族::地球人]]([[クローン]]人間)
| 性別 = [[性別::女]]
| 所属 = {{所属 (人物)|鉄甲龍}}
| 称号 = 皇帝
| 年齢 = [[年齢::20]]歳
}}
'''幽羅帝'''は『[[冥王計画ゼオライマー]]』の登場人物。
== 概要 ==
世界制覇を目論む秘密結社「[[鉄甲龍]]」の皇帝。皇帝として選ばれる前は[[八卦衆]]の一人で、[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]の[[パイロット]]になるはずだった。しかし、[[木原マサキ]]の裏切りでゼオライマーを奪われ、その為に計画の障害となるゼオライマーの奪還、あるいは破壊を配下の[[八卦衆]]に命ずる。
[[耐爬]]とは互いに愛し合っているが、皇帝という立場上、一人の男として愛することが出来ない。人前では皇帝として威厳ある振舞いをするが、女性らしい弱さも持っており、耐爬が出撃した際には部屋で声を殺して泣いていた。
[[耐爬]]とは互いに愛し合っているが、皇帝という立場上、一人の男として愛することが出来ない。人前では皇帝として威厳ある振舞いをするが、女性らしい弱さも持っており、耐爬が出撃した際には部屋で声を殺して泣いていた。
物語の中で、彼女は性別こそ変えられているものの、[[秋津マサト]]同様に木原マサキの[[クローン]]であることが判明する。マサトと自分どちらか生き残った方がマサキの野望を達成するよう情報が組み込まれていたが、マサキの野望を砕く為にマサトと共に果てた。
物語の中で、彼女は性別こそ変えられているものの、[[秋津マサト]]同様に木原マサキの[[クローン]]であることが判明する。マサトと自分のどちらか生き残った方がマサキの野望を達成するよう情報が組み込まれていたが、マサキの野望を砕く為にマサトと共に果てた。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
=== 携帯機シリーズ ===
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦J]]
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}
:概ね原作通りだが、シナリオ「怨念の終焉」で[[ハウドラゴン]]or[[グレートゼオライマー]]に搭乗。
:概ね原作通りだが、本作ではシナリオ「怨念の終焉」で[[ハウドラゴン]]か[[グレートゼオライマー]]に搭乗、敵対する展開がある。
=== 単独作品 ===
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦MX]]
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}
:初登場作品。原作同様、鉄甲龍の長として登場する。[[NPC]]であり戦う機会はない。
:初登場作品。原作同様、鉄甲龍の長として登場する。[[NPC]]であり戦う機会はない。
;[[スーパーロボット大戦Card_Chronicle]]
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
:[[カイルス]]がもう一つの[[地球]]に行っている間に[[神聖ブリタニア帝国]]と手を組み、帝都ペンドラゴンでマサトと決着をつけることになる。
== パイロットステータス設定の傾向 ==
== パイロットステータス ==
=== [[能力|能力値]] ===
=== [[能力|能力値]] ===
『[[スーパーロボット大戦J|J]]』では[[ル・カイン]]や[[東方不敗マスター・アジア|師匠]]に比べれば劣るが、それでも回避以外は全ての能力が高く、更にマサトを徹底的に狙って来るため、グレートゼオライマー搭乗(=フラグの関係でマサトのレベルが低い)の場合は脅威となる。
『[[スーパーロボット大戦J|J]]』では[[ル・カイン]]や[[東方不敗マスター・アジア|師匠]]に比べれば劣るが、それでも[[回避]]以外は全ての能力が高く、更にマサトを徹底的に狙って来るため、グレートゼオライマー搭乗(=フラグの関係でマサトのレベルが低い)の場合は脅威となる。
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
:'''[[カウンター]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[底力]]、[[援護攻撃]]、[[指揮官|指揮]]'''
: '''[[カウンター]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L4、[[指揮官|指揮]]L4'''
:射程にいる限りヒット&アウェイで詰めて来るのが厄介。マサトを狙って来るので、これを利用して味方陣内に誘いこんで叩こう。ただし、1ターンで落とせないとオメガ・プロトン・サンダーで一網打尽にされるので要注意。
:射程にいる限りヒット&アウェイで詰めて来るのが厄介。マサトを狙って来るので、これを利用して味方陣内に誘いこんで叩こう。ただし、1ターンで落とせないとオメガ・プロトン・サンダーで一網打尽にされるので要注意。
== 人間関係 ==
== 人間関係 ==
:恋人である耐爬を殺した事で彼を誘拐・監禁して拷問を加えるが、自分の宿命を知った後は共に滅ぶ事を選ぶ。
:恋人である耐爬を殺した事で彼を誘拐・監禁して拷問を加えるが、自分の宿命を知った後は共に滅ぶ事を選ぶ。
;[[氷室美久]]
;[[氷室美久]]
:ゼオライマーの秘密を探る為、彼女を拉致・監禁して拷問を加える。彼女とマサトの仲に憎悪に似た感情を抱いている。
:ゼオライマーの秘密を探る為、彼女を[[誘拐・拉致イベント|拉致・監禁して]]拷問を加える。彼女とマサトの仲に憎悪に似た感情を抱いている。
;[[耐爬]]
;[[耐爬]]
:部下であり恋人でもある。組織の長という立場上、本心を露にする事が出来ない。[[風のランスター]]のパイロットであったが、ゼオライマーに敗れ、死亡する。死んだ後も彼の事を再三口にする。
:部下であり恋人でもある。組織の長という立場上、本心を露にする事が出来ない。[[風のランスター]]のパイロットであったが、ゼオライマーに敗れ、死亡する。死んだ後も彼の事を再三口にする。
;[[ルラーン]]
;[[ルラーン]]
:部下。育ての親でもあり、彼女に真実を伝える。
:部下。彼女の育ての親でもあり、真実を伝える。
== 他作品との人間関係 ==
== 他作品との人間関係 ==
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
;「私は鉄甲龍の皇帝…貴方だけに生きて帰れと言えなかった…貴方だけに行くなとは…! ああ…耐爬っ…!」
;「私は鉄甲龍の皇帝…貴方だけに生きて帰れと言えなかった…貴方だけに行くなとは…! ああ…耐爬っ…!」
:耐爬との別れの後、部屋で泣きながら呟いた言葉。組織の長としての立場と一人の女性としての苦悩が伺える。
:耐爬との別れの後、部屋で泣きながら呟いた言葉。組織の長としての立場と一人の女性としての苦悩が窺える。
;「お前は木原マサキの遺志を継いでいる!それこそ、我ら鉄甲龍にとって最大の罪!」
;「お前は木原マサキの遺志を継いでいる!それこそ、我ら鉄甲龍にとって最大の罪!」
:マサトへの拷問において言った言葉、彼女への木原マサキへの凄まじい憎悪が伺える。しかし…
:マサトへの拷問において言った言葉、彼女への木原マサキへの凄まじい憎悪が窺える。しかし…
;「誰でもない、天のゼオライマーのパイロットだ」
;「誰でもない、天のゼオライマーのパイロットだ」
:『僕は誰だ?』というマサトの問いに冷たく言い放った言葉。ゼオライマーの為に作られた遺伝子である事を突き付けてマサトを絶望させるが、後に彼女も同じ思いを味わう。
:『僕は誰だ?』というマサトの問いに冷たく言い放った言葉。ゼオライマーの為に作られた遺伝子である事を突き付けてマサトを絶望させるが、後に彼女も同じ思いを味わう。
;(耐爬……私はまた、あなたに会えるだろうか……)
;(耐爬……私はまた、あなたに会えるだろうか……)
:同話にてゼオライマーに敗れ、本拠地に退く際のモノローグ。
:同話にてゼオライマーに敗れ、本拠地に退く際のモノローグ。
== SRWでの搭乗機体 ==
;[[ハウドラゴン]]
:『J』で搭乗。
;[[グレートゼオライマー]]
:『J』で隠し条件を満たした場合に搭乗。撃破するとグレートゼオライマーを入手出来る。
== 余談 ==
== 余談 ==
*黒幕が敵対組織に残しておいたクローンである事、主人公と同一の存在であるという点など、幽羅帝のポジションは原作漫画版『冥王計画ゼオライマー』に登場するネマトーダ総統に類似している。尤も、ネマトーダ総統の場合は幽羅帝と比べると、全くと言ってもいい程同情の余地の無い悪党であり、それと同時にある意味で主人公以上に黒幕に近い存在でもあった。また、OVA版制作初期では氷室美久の複製も兼ねた設定でキャラクターデザインされていた事が菊池氏の口から明らかになっており、その名残で目の部分の描き方、身長の設定などが同じであるとの事。また担当声優の荘真由美氏と本多知恵子氏は声質が近い事が知られておりキャスティングの際の参考要素として酌まれた可能性が有る。
*黒幕が敵対組織に残しておいたクローンである事、主人公と同一の存在であるという点など、幽羅帝のポジションは原作漫画版『冥王計画ゼオライマー』に登場するネマトーダ総統に類似している。尤も、ネマトーダ総統の場合は幽羅帝と比べると、全くと言ってもいい程同情の余地の無い悪党であり、それと同時にある意味で主人公以上に黒幕に近い存在でもあった。
*ちなみにOVAが完結した段階ではまだ原作漫画版が未完であったため、結果的に幽羅帝の存在はネマトーダ総統の背景に関する伏線として機能することになった。
*OVA版制作初期では氷室美久の複製も兼ねた設定でキャラクターデザインされていた事が菊池氏の口から明らかになっており、その名残で目の部分の描き方、身長の設定などが同じであるとの事。また担当声優の荘真由美氏と本多知恵子氏は声質が近い事が知られておりキャスティングの際の参考要素として酌まれた可能性が有る。
{{DEFAULTSORT:ゆうらてい}}
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[[Category:登場人物や行]]
[[Category:登場人物や行]]
[[Category:冥王計画ゼオライマー]]
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