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==DEC(ディメンション・エナジー・クリスタル/Dimetion Enagey Crystal)==
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DEC(ディメイション・エナジー・クリスタル)。
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Zシリーズに登場する鉱物の一つ。[[次元力]]を汲み上げエネルギーに変えるための触媒となるレアメタル。「次元結晶」とも呼ばれる。おもに何らかの動力として扱われる。
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オリジン・ロー([[次元力]])の塊であり、あらゆる場所に存在するオリジン・ローを抽出する働きがある。
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ADWにおいて、物語開始の数年前にリモネシアで発見された希少物質であり、高額で取引されている。別次元からエネルギーを取り出す超次元エネルギー工学の研究にはその特性上不可欠であるが、他国では産出されないため、リモネシアにとって独立を維持するための重要物資であった。しかし、破界篇の時点で既に鉱脈が枯渇の危機に瀕しており、焦った[[シオニー・レジス]]は[[アイム・ライアード]]の甘言に乗ってしまい、[[破界事変]]の引き金を引いてしまうことになる。
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[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』の[[リモネシア共和国]]で産出されている。主に燃料として使われており、[[グレート・アクシオン]]に使われているほか、次元力を主とする「[[Zシリーズ]]」の世界観のなかでは希少価値が高く、産出量も少ない。
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次元科学やオリジン・ローに深く関わる者にとってはありふれた物質らしく、インサラウム王国では[[アンブローン・ジウス]]の研究によってより効果的な運用がなされており、その極致の一つが[[ZONE]]である。
オリジン・ローの総量によりDECの純度も高くなる。そして、オリジン・ローのすべてを解明すれば、DECを燃料だけでなく、武器のエネルギー装置や装甲にも転用できる。
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また[[御使い]]の兵器であるエル・ミレニウムとゼル・ビレニウムは全身をDECで構築した次元力の塊というべき機体であり、いかなる場所でもダイレクトに次元力を抽出・行使することで強大な戦闘力を発揮する。
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[[御使い]]直轄の機動兵器は全てDECを用いており、通常の攻撃手段では破壊することは困難である。破壊・無力化できる手段は[[時空振動弾]]や[[ブラックホール爆弾]]などのD兵器(ディメイション兵器とも)や[[サウンドエナジーシステム]]を用いた[[熱気バサラ]]の[[歌]]。そして、[[スフィア]]を用いた[[スフィア搭載機|兵器]]も、搭乗者の精神力で本来使われている燃料エネルギーや装甲もDECに変質し、その境地である『[[真化|真化融合]]』に限られる。ことに真化融合した機体(とそのパイロット)は一時的であるが強制的にDECと一体化し、変容。純度の高いオリジン・ローに満たされた空間(Zシリーズでは[[カオス・コスモス]]のみ)で高い戦闘能力や知覚能力を発揮できる。
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地球圏ではまだ有効利用には至っていないが、[[AG]]が開発しZ-BLUEに提供された外付けユニットの中にはこの特性を利用したものもある。
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なお、「[[リヴァイブ・セル]]」もDECや真化融合の形の一つだが、本来のDECに比べ自由度は限定されており、機動兵器としての機能は劣化している。
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== DECを用いた兵器など ==
 
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;[[グレート・アクシオン]]、[[パレス・インサラウム]]
== DECを用いた兵器 ==
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:メイン動力に「DEC反応炉」を搭載。
 
;[[次元獣]]
 
;[[次元獣]]
:[[リヴァイブ・セル]]を用いた生物兵器。元は別の機動兵器とそのパイロットである。[[次元将]]の故郷で研究した疑似真化融合と呼べるものだが、機動兵器とパイロットが怪物に変貌・変容して進化を打ち止めするという欠陥品でもある。真の完成は真化融合へ。
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:[[リヴァイブ・セル]]を用いた生物兵器。元は別の機動兵器とそのパイロットである。[[次元将]]の故郷で研究した疑似真化融合と呼べるものだが、機動兵器とパイロットが怪物に変貌・変容して進化を打ち止めするという欠陥品でもある。
;[[アンゲロイ|アンゲロイ・アルカ]]、[[エル・ミレニウム]]、[[ゼル・ビレニウム]]
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;[[エル・ミレニウム]]、[[ゼル・ビレニウム]]
:[[御使い]]直属の機動兵器。DECを全面採用した機体で、通常の攻撃手段では破壊するのが難しい。なお、エル・ミレニウムは次元獣の(リヴァイブ・セル)の元である。
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:[[御使い]]直属の機動兵器。DECを全面採用した機体で、通常の攻撃手段では破壊するのが難しい。
 
;[[ZONE]]
 
;[[ZONE]]
:ZONEのクリスタルがDECそのものであり、オリジン・ロー抽出装置でもある。
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:レンズ部分のクリスタルがDECそのものであり、オリジン・ロー抽出装置でもある。
;[[スフィア搭載機]]
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:[[スフィア]]自体がオリジン・ロー抽出装置であり、スフィアと所持者の精神が同調し、あらゆる場所に存在するオリジン・ローを搭乗機に抽出することで機体が変貌・変容する。なお、[[カオス・コスモス]]で運用された[[量産型アスクレプス]]も同様。
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;[[真化|真化融合]]
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:機動兵器とパイロットが同調し、一時的にDEC化したもの。リヴァイブ・セルのようにパイロットまでDECに変容し、取り込まれることはない。幾多の戦いで[[Z-BLUE]]所属パイロットの精神力が境地に達し、周囲のオリジン・ローを抽出することで、絶大な攻撃力と防御力を発揮ほか、知覚能力も発達する。ゲームでは武器の攻撃力と[[気力]]、[[精神ポイント]]が向上するのみに留まる。イベント後はエンディングまで任意解除ができない。
      
== 関連用語 ==
 
== 関連用語 ==
;アストラル装甲
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;[[スフィア]]
:[[ポゼッション]]状態の[[魔装機]]([[魔装機神]])に施された装甲。魔装機の装甲は[[オリハルコニウム]]で覆われているが、ポゼッション状態ではオリハルコニウムが自壊するので、魔装機神の精霊の力で施された。オリジン・ローで満たされたZシリーズのカオス・コスモスとアストラル界で満たされた[[OGシリーズ]]のラ・ギアスは性質は異なれど互いに[[霊子]]エネルギーで満たされている。
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:次元力を引き出す機関という点では同じだが、こちらは実質無限エネルギーである代わりに運用の条件がややこしい。
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;DECチャージャー
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:第3次Zの強化パーツの一つ。DECを触媒に次元力をくみ上げ、機体のエネルギーを毎ターン最大値まで回復させる。
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;DECマガジン
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:第3次Zの強化パーツの一つ。DECを触媒にくみ上げた次元力を弾丸に変更し、機体の弾数を毎ターン最大まで回復させる。
    
{{DEFAULTSORT:DEC}}
 
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[[Category:動力・エンジン・エネルギー]]
 
[[Category:動力・エンジン・エネルギー]]
 
[[Category:Zシリーズ]]
 
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