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*所属:[[堕天翅族]]
 
*所属:[[堕天翅族]]
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[[堕天翅族]]のリーダー格。12000年前はアポロニアスの許婚だった為、彼に対する執着心も強い。
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[[堕天翅族]]のリーダー格。12000年前は[[アポロニアス]]の許婚だった為、彼に対する執着心も強い。
    
=== 1万2000年前 ===
 
=== 1万2000年前 ===
「最強の天翅」と謳われた戦翅[[アポロニアス]]の許婚であり、自身もまた強力な天翅であった。
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「最強の天翅」と謳われた戦翅アポロニアスの許婚であり、自身もまた強力な天翅であった。反旗を翻した人類との闘争の中で、アポロニアスが人間の戦士である[[セリアン]]と出会い、恋に落ちたことで天翅族を離反したことに衝撃を受ける。
反旗を翻した人類との闘争の中で、アポロニアスが人間の戦士であるセリアンと出会い、恋に落ちたことで天翅族を離反したことに衝撃を受ける。
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頭翅自身はアポロニアスへの愛こそ変わらなかったものの、その心の移り変わりについては全く理解出来ず混乱しており、一度は奪還に成功したものの、天翅族から彼の処刑を命じられ取り乱してしまう。
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頭翅自身はアポロニアスへの[[愛]]こそ変わらなかったものの、その心の移り変わりについては全く理解出来ず混乱しており、一度は奪還に成功したものの、天翅族から彼の処刑を命じられ取り乱してしまう。そして、アポロニアスを取り戻すために向かってきたセリアンが捕縛されたことで、彼女を逃がす代わりに天翅族へと帰還するようアポロニアスに求めたが拒絶され、さらにセリアンを救うためにアポロニアスが自らの翼を千切り捨てたことが決め手となり、深い絶望と人間への憎悪を抱き、それを後々まで引きずることとなる。
そして、アポロニアスを取り戻すために向かってきたセリアンが捕縛されたことで、彼女を逃がす代わりに天翅族へと帰還するようアポロニアスに求めたが拒絶され、さらにセリアンを救うためにアポロニアスが自らの翼を千切り捨てたことが決め手となり、深い絶望と人間への憎悪を抱き、それを後々まで引きずることとなる。
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また、これを境にアポロニアスへ向ける感情も愛憎入り混じった執念に近いものへと変質、これが後にミカゲと化している。
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また、これを境にアポロニアスへ向ける感情も愛憎入り混じった執念に近いものへと変質、これが後に[[トワノ・ミカゲ]]と化している。
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そして、[[ソーラーアクエリオン]]を「太陽の翼」として覚醒させたアポロニアス達によってアトランディアが封印されたことで、同胞共々1万2000年の眠りにつくこととなった。
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そして、[[ソーラーアクエリオン]]を「太陽の翼」として覚醒させたアポロニアス達によってアトランディアが封印されたことで、同胞共々1万2000年の眠りにつくこととなった。だが最終決戦の直前、ソーラーアクエリオンの[[エレメント]]の一人であったスコルピオスを惑わし、アポロニアスを間接的に殺害している。
だが最終決戦の直前、ソーラーのエレメントの一人であったスコルピオスを惑わし、アポロニアスを間接的に殺害している。
      
=== 創星のアクエリオン ===
 
=== 創星のアクエリオン ===
長きに渡る眠りから一足早く目覚め、まだ眠っている同胞を覚醒させるために大規模な人間狩りを行っていた。
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長きに渡る眠りから一足早く目覚め、まだ眠っている同胞を覚醒させるために大規模な人間狩りを行っていた。アトランディアの状況が深刻なため率先して前線に出ており、開始早々に[[シリウス・ド・アリシア|シリウス]]を殺害する、[[アポロ]]を誘き出すため森を焼き払う、[[紅麗花|麗花]]の持つスコルピオスの過去世を利用して籠絡するなど大きく行動している。また、TV版と比べて女性的な一面が強く描写されている。
アトランディアの状況が深刻なため率先して前線に出ており、開始早々にシリウスを殺害する、アポロを誘き出すため森を焼き払う、麗花の持つスコルピオスの過去世を利用して籠絡するなど大きく行動している。また、TV版と比べて女性的な一面が強く描写されている。
      
目的の一つに、人間と完全に断絶した存在へと天翅を昇華させることがあり、そのために“翅の契り”を太陽の翼たるアクエリオンと結ぼうとしていた。行動自体は成功し受胎したものの、その意志総体と言えるアポロがひたすらにシルヴィアだけを想っていたことが原因で流産、さらに受胎能力自体を失い、ケルビム・ヴェルルゼバも元々の白から黒へと変貌してしまった。この時の絶望と悲しみで、地球全土が凍りつく事態に陥っている。
 
目的の一つに、人間と完全に断絶した存在へと天翅を昇華させることがあり、そのために“翅の契り”を太陽の翼たるアクエリオンと結ぼうとしていた。行動自体は成功し受胎したものの、その意志総体と言えるアポロがひたすらにシルヴィアだけを想っていたことが原因で流産、さらに受胎能力自体を失い、ケルビム・ヴェルルゼバも元々の白から黒へと変貌してしまった。この時の絶望と悲しみで、地球全土が凍りつく事態に陥っている。
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=== 創聖のアクエリオン ===
 
=== 創聖のアクエリオン ===
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眠りにつくまでの顛末は同じだが、こちらでは[[並行世界]]で起きた戦いの影響を受け、同胞に一足遅れる形でアポロの[[覚醒]]に伴い復活。「影響を与えた」方の並行世界の頭翅が受胎能力を失って男性よりになった影響か、こちらの頭翅もそちらに引かれる形で男性よりの人格となり、[[ケルビム・ヴェルルゼバ]]も最初から黒である。
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眠りにつくまでの顛末は同じだが、こちらでは並行世界で起きた戦いの影響を受け、同胞に一足遅れる形でアポロの覚醒に伴い復活。「影響を与えた」方の並行世界の頭翅が受胎能力を失って男性よりになった影響か、こちらの頭翅もそちらに引かれる形で男性よりの人格となり、ケルビム・ヴェルルゼバも最初から黒である。
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こちらの戦いでは、堕天翅族復活のために[[プラーナ]]を奪い、生命の大樹を励起させることと、アポロニアスの求婚相手である人間のセリアンへの復讐を目論んでいた。
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こちらの戦いでは、堕天翅族復活のためにプラーナを奪い、生命の大樹を励起させることと、アポロニアスの求婚相手である人間のセリアンへの復讐を目論んでいた。
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アクエリオンと戦っていくうちに、ソーラーアクエリオンこそが「太陽の翼」であることを確信。その上でセリアンの負の部分を受け継いだシリウスを利用し、堕天翅族に引き込んで人間同士の醜い争いを演じさせ、セリアンへ対する復讐を達成しようとした。しかし、堕天翅族復活の悲願であった生命の大樹は不完全な形で成熟し、アポロニアスが人間との調和を望んでいたことを知り、アポロニアスの一部であるアクエリオンのエレメントとなり、生命の大樹を安定させるためアポロと「無限合體拳」により共に人柱となった。
 
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[[アクエリオン]]と戦っていくうちに、ソーラーアクエリオンこそが「太陽の翼」であることを確信。その上でセリアンの負の部分を受け継いだ[[シリウス・ド・アリシア]]を利用して堕天翅族に引き込んで人間同士の醜い争いを演じさせ、セリアンへ対する復讐を達成しようとした。しかし、堕天翅族復活の悲願であった生命の大樹は不完全な形で成熟し、アポロニアスが人間との調和を望んでいたことを知り、アポロニアスの一部であるアクエリオンのエレメントとなり、生命の大樹を安定させるため[[アポロ]]と「無限合體拳」により共に人柱となった。
      
=== アクエリオンEVOL ===
 
=== アクエリオンEVOL ===
最後の創聖合体時、精神のリンクによりアポロの過去生がアポロニアスではなく、その飼い犬だったポロンであること、さらにアポロニアスの転生体が不動GENであったことを知り、強い衝撃を受けていた。
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最後の創聖合体時、精神のリンクによりアポロの過去生がアポロニアスではなく、その飼い犬だったポロンであること、さらにアポロニアスの転生体が[[不動GEN]]であったことを知り、強い衝撃を受けていた。それでも、「翅なし」と蔑んだ人間の在り方やその心を知ったことで、その事実を受け入れてアポロニアスの愛した世界を救うため創聖合体を完遂、次元の狭間で眠りについた。
それでも、「翅なし」と蔑んだ人間の在り方やその心を知ったことで、その事実を受け入れてアポロニアスの愛した世界を救うため創聖合体を完遂、次元の狭間で眠りについた。
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しかし、あまりにも深すぎたアポロニアスへの愛憎は、最後の最後で知った予想外の事実による驚愕によって憎悪の部分が肥大化、頭翅の心変わりに伴い分離。頭翅本人の制御を離れて単一の存在となり、何処かへと去った。これが後に[[トワノ・ミカゲ]]となり、12000年を越えて新たな戦いを巻き起こすこととなった。
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しかし、あまりにも深すぎたアポロニアスへの愛憎は、最後の最後で知った予想外の事実による驚愕によって憎悪の部分が肥大化、頭翅の心変わりに伴い分離。頭翅本人の制御を離れて単一の存在となり、何処かへと去った。これが後にトワノ・ミカゲとなり、12000年を越えて新たな戦いを巻き起こすこととなった。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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