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**[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]]
 
**[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]]
 
*[[声優]]:井上喜久子
 
*[[声優]]:井上喜久子
*種族:地球人<ref>直接的な明言こそされていないが、ノールバック姓、フィンランドの都市トゥルクを連想させる名を持つ魔装機[[トゥルーク]]、「北欧神話」を愛好するテュッティの姿勢などから、'''スウェーデン系フィンランド人'''と考えられる。[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]にも「ポーランド系アメリカ人」という系譜が設定されていたりもする。なお、フィンランドはかつてスウェーデンの侵略により支配下に置かれたという歴史をもち、国内の随所にその名残がある。</ref>(フィンランド出身)<ref>「マサキの章」のシナリオ「王都への帰還」に彼女の系譜を説明する台詞のやりとりがある('''「テュッティさんは…ゲルマン系かしら?」テュッティ「ええ、そうよ。私はフィンランド出身。」''')。つまり、フィン人ではない。 </ref>
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*種族:地球人<ref>直接的な明言こそされていないが、ノールバック姓、フィンランドの都市トゥルクを連想させる名を持つ魔装機[[トゥルーク]]、「北欧神話」を愛好するテュッティの姿勢などから、'''スウェーデン系フィンランド人'''と考えられる。[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]にも「ポーランド系アメリカ人」という系譜が設定されていたりもする。なお、フィンランドはかつてスウェーデンの侵略により支配下に置かれたという歴史をもち、国内の随所にその名残がある。</ref>(フィンランド出身)<ref>「マサキの章」のシナリオ「王都への帰還」に彼女の系譜を説明する台詞のやりとりがある('''「テュッティさんは…ゲルマン系かしら?」テュッティ「ええ、そうよ。私はフィンランド出身。」''')。ゲルマン系を否定していない…つまり、フィン人ではない。 </ref>
 
*性別:女
 
*性別:女
 
*[[年齢]]:[[OGシリーズ]]でサフィーネと同い年、フェイルロードの3歳下であると判明
 
*[[年齢]]:[[OGシリーズ]]でサフィーネと同い年、フェイルロードの3歳下であると判明
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*キャラクターデザイン:{{キャラクターデザイン|河野さち子}}(リファイン)
 
*キャラクターデザイン:{{キャラクターデザイン|河野さち子}}(リファイン)
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[[魔装機神]][[ガッデス(魔装機神)|ガッデス]]の操者。芯の強いしっかりとした女性。趣味は「サウナ浴」と「料理」<ref>特に好んでいるものがサウナで、最低でも一日二回は利用。設計したサウナルームは男女問わず好評。</ref>。特技は「運転」<ref>運転免許ではA級ライセンスまで取得済。1996年に発売されたサントラのブックレットにこっそり「レーサーに誘われるほど」と言及されている</ref>に「スキー」、短編小説によれば近接格闘の心得もある。地底世界では現地の魔術(魔法)についての理解を深めており、腕前は大神官に次ぐほど。
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[[魔装機神]][[ガッデス(魔装機神)|ガッデス]]の操者。芯の強いしっかりとした女性。趣味は「サウナ浴」と「料理」<ref>特に好んでいるものがサウナで、最低でも一日二回は利用。設計したサウナルームは男女問わず好評。</ref>。特技は「運転」<ref>運転免許ではA級ライセンスまで取得済。1996年に発売されたサントラのブックレットにこっそり「レーサーに誘われるほど」と言及されている。資産家の出ということを暗示する意図があったのではないか。</ref>に「スキー」、短編小説によれば近接格闘の心得もある。地底世界では現地の魔術(魔法)についての理解を深めており、腕前は大神官に次ぐほど。
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短所もそれなりに豊富で、致命的な欠点として'''カナヅチ'''と'''甘党'''(紅茶に砂糖を5杯入れてもまだ足りない)などが挙げられている。趣味の料理に関しては、味見をするたびに甘くなっていくため矯正はかなり困難。1枚'''600キロカロリー'''というクッキーを製作したことがあり、IIの用語録で「彼女の料理をフルコースメニュー制覇した者はいない」とまで書かれた。水泳に関しては、湖の多いフィンランド出身で泳げないというのも不思議だが、余暇の過ごし方は色々あるということか? 最も、泳ぎが不得手でもガッドとの「[[精霊憑依|ポゼッション]]」は可能であったため、これもこれで意味のない個性のひとつとなりつつある。
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短所もそれなりに豊富で、致命的な欠点として'''カナヅチ'''と'''甘党'''(紅茶に砂糖を5杯入れてもまだ足りない)などが挙げられている。趣味の料理に関しては、味見をするたびに甘くなっていくため矯正はかなり困難。1枚'''600キロカロリー'''というクッキーを製作したことがあり、IIの用語録で「彼女の料理をフルコースメニュー制覇した者はいない」とまで書かれた<ref>湖の多いフィンランド出身で泳げないというのは確かに致命的といえなくもない。最も、泳ぎが不得手でもガッドとの「[[精霊憑依|ポゼッション]]」は可能であったため、これはこれで意味のない個性のひとつとなりつつある。</ref>。
    
その人となりについて、公式に「涙もろく、素直」と記される。その時々の感情に左右された繊細な言動をみせることもあってか、良くも悪くも器は小さく大物感とは無縁。本質は水のように刺激に敏感で繊細な女性。ただ、[[シモーヌ・キュリアン|シモーヌ]]と違って愛した男と己の置かれた立場の板挟みで自身を見失ったことは一度もない<ref>逆説的にシモーヌが魔装機神操者となれなかったことを証明するかたちとなった。</ref>。
 
その人となりについて、公式に「涙もろく、素直」と記される。その時々の感情に左右された繊細な言動をみせることもあってか、良くも悪くも器は小さく大物感とは無縁。本質は水のように刺激に敏感で繊細な女性。ただ、[[シモーヌ・キュリアン|シモーヌ]]と違って愛した男と己の置かれた立場の板挟みで自身を見失ったことは一度もない<ref>逆説的にシモーヌが魔装機神操者となれなかったことを証明するかたちとなった。</ref>。
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後に[[魔装機神]]操者に選ばれることになった地上人の若者達と違い、兄と両親の庇護に包まれた幸せな少女時代を過ごしていたことが間接的に明示されている。その家族は、本編開始の1年前(新暦にして4955年頃、新西暦にして184年頃)に[[ルビッカ・ハッキネン|裏社会の人間]]の手にかかってこの世を去った。召喚の半年前までは大学に通い続けていたが、ルビッカ捜索のために休学届を提出し、以後そのままである。第二の人生の主発点となった引金が愛する家族との死別であったことから、表面には出さないまでも「大事な人との喪失」に対して強い怯えや恐れの感情を持っている。
 
後に[[魔装機神]]操者に選ばれることになった地上人の若者達と違い、兄と両親の庇護に包まれた幸せな少女時代を過ごしていたことが間接的に明示されている。その家族は、本編開始の1年前(新暦にして4955年頃、新西暦にして184年頃)に[[ルビッカ・ハッキネン|裏社会の人間]]の手にかかってこの世を去った。召喚の半年前までは大学に通い続けていたが、ルビッカ捜索のために休学届を提出し、以後そのままである。第二の人生の主発点となった引金が愛する家族との死別であったことから、表面には出さないまでも「大事な人との喪失」に対して強い怯えや恐れの感情を持っている。
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彼女の愛した人間が死に直面、または生命を脅かされやすいことから、ゲームのシステム内の解説欄で「'''不幸を呼ぶ女'''」と紹介されたことがある。……果たして本当に「不幸を呼ぶ女」といえるかは少々疑問が残る。[[リカルド・シルベイラ]]は、僚友を犠牲にして生き延びた負い目を引きずるあまり生存欲求に乏しく死に逃避しがちという欠点があり、[[フェイルロード・グラン・ビルセイア|フェイルロード]]は己の夢(野望)と責任を果たすために過度の訓練を課して肉体的健康を損なってしまった人間である。単に自己犠牲の精神が強すぎる不幸な男にテュッティが魅かれやすいだけという見方も成り立つ。そもそもの出発点を思えば、彼女に不幸を呼び込んだ諸悪の根源はルビッカにあったのではないだろうか。テュッティを愛した家族を奪い、テュッティを愛した男を殺し、テュッティが憧れた王子の故国を侵略する側に積極的加担……数え役満どころではない(テュッティが愛した6名の人間中4名をルビッカ一人が手にかけているのだ。これを疫病神といわず何と言うのか)。逆方面で彼女にぞっこん惚れ込んだ男も死んでいるという説もあるが、こちらもこちらで単に彼らの星の巡り合せが悪かった(精神コマンドに「[[幸運]]」がない)に過ぎないのではないか。
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彼女の愛した人間が死に直面、または生命を脅かされやすいことから、ゲームのシステム内の解説欄で「'''不幸を呼ぶ女'''」と紹介されたことがある。しかし……果たして本当に「不幸を呼ぶ女」といえるかは少々疑問が残るところだろう<ref>[[リカルド・シルベイラ]]は、僚友を犠牲にして生き延びた負い目を引きずるあまり生存欲求に乏しく死に逃避しがちという欠点があり、[[フェイルロード・グラン・ビルセイア|フェイルロード]]は己の夢(野望)と責任を果たすために過度の訓練を課して肉体的健康を損なってしまった人間である。単に自己犠牲の精神が強すぎる不幸な男にテュッティが魅かれやすいだけという見方も成り立つ</ref>。そもそもの出発点を思えば、彼女に不幸を呼び込む種を植え付けた諸悪の根源はルビッカにあるのではないだろうか? テュッティを愛した家族を奪い、テュッティを愛した男を殺し、テュッティが憧れた王子の故国を侵略する側に積極的加担……数え役満どころではない(テュッティが愛した6名の人間中4名をルビッカ一人が手にかけているのだ。これを疫病神といわず何と言うのか)。逆方面で彼女にぞっこん惚れ込んだ男も死んでいるという説もあるが、こちらもこちらで単に彼らの星の巡り合せが悪かった(精神コマンドに「[[幸運]]」がない)に過ぎないのではないか。
    
ちなみに、レオナと髪型や容姿がよく似ているため、ファンアート等でレオナとテュッティが間違えられることがあるらしい。
 
ちなみに、レオナと髪型や容姿がよく似ているため、ファンアート等でレオナとテュッティが間違えられることがあるらしい。
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