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蒼穹作戦後のフェストゥムはこの機体の姿を取ることがあるらしく、その姿は全身に結晶が配置され、前腕が長くなっているなど非常に禍々しい外見となっている。
 
蒼穹作戦後のフェストゥムはこの機体の姿を取ることがあるらしく、その姿は全身に結晶が配置され、前腕が長くなっているなど非常に禍々しい外見となっている。
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劇場版では消滅には至っておらず、一騎と総士によってマークザインの中に封じられていたことが明らかになる(一騎に負担をかけていたらしく、同化現象がなかなか改善しなかったのはこれが理由の一つ)。新たなミールによって引きずり出され、[[来主操]]をパイロットとして再び竜宮島を襲う。最終的には操が人類軍の核攻撃から美羽を守るべく、マークニヒトから抜け出し特攻。機体はほぼ無傷なまま残留し、操縦席には総士が残されていた。<br />この総士の新しい肉体は操の人間体を転用したものであり、これにより総士はこの'''虚無の申し子'''を扱える唯一の人間(と呼んでいいかはもはや疑問だが)となるが、その活躍は続編『EXODUS』を待つことになる。
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劇場版では消滅には至っておらず、一騎と総士によってマークザインの中に封じられていたことが明らかになる(一騎に負担をかけていたらしく、同化現象がなかなか改善しなかったのはこれが理由の一つ)。新たなミールによって引きずり出され、[[来主操]]をパイロットとして再び竜宮島を襲う。この際は2年の時、或いはミールの影響のためか外観は結晶体の混じる鋭角的なラインを持ったフォルムとなり、機体色は紫色に変化するなどマークザイン以上に原型からかけ離れた姿となっている。最終的には操が人類軍の核攻撃から美羽を守るべく、マークニヒトから抜け出し特攻。機体はほぼ無傷なまま残留し、操縦席には総士が残されていた。
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2年の時、或いはミールの影響のためか外観は結晶体の混じる鋭角的なラインを持ったフォルムとなり、機体色は紫色に変化するなどマークザイン以上に原型からかけ離れた姿となっている。特に頭部はファフナー特有のトッキントッキンな皿頭ではなく顎のついた固有の形状となっている。カメラアイ(と思われるクリアパーツ)はバイザー状に変化し、オレンジのカラーも続編を含めても変貌後のマークニヒトのみとなっている。<br />ただし、形状こそ変貌しているが背中の武装ユニットが健在であるため、ザインと異なり武装面での変化は見られない。むしろ同化ケーブルが8本に増加しており強化されている。
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この姿では地味に同化ケーブルが増えている。
    
前述のように'''「一体でも多くの敵(フェストゥム)を殲滅すること」'''を反映して設計したのだが、「'''[[イドゥン|忌まわしき敵]]に奪取され人類側を大いに苦しめた'''」という、人類の存在と、本来の設計思想そのものを'''その名の通り「否定」する'''皮肉な結果となり、最終的にマークザインによって'''今度は自分が存在することを「否定」される'''というこれまた皮肉な末を辿っている(さらに言うと、UXでは条件を満たすと'''フェストゥムに奪われたこの機体が紆余曲折を得て人類側と共闘する'''事態になる)。
 
前述のように'''「一体でも多くの敵(フェストゥム)を殲滅すること」'''を反映して設計したのだが、「'''[[イドゥン|忌まわしき敵]]に奪取され人類側を大いに苦しめた'''」という、人類の存在と、本来の設計思想そのものを'''その名の通り「否定」する'''皮肉な結果となり、最終的にマークザインによって'''今度は自分が存在することを「否定」される'''というこれまた皮肉な末を辿っている(さらに言うと、UXでは条件を満たすと'''フェストゥムに奪われたこの機体が紆余曲折を得て人類側と共闘する'''事態になる)。
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続編『EXODUS』では総士が搭乗者となる。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
:本作ではマークニヒトに使用される[[マークフィアー]]のコアは[[ノーヴル・ディラン|ノーヴル博士]]がミツヒロに提供している。第2部終盤の原作最終局面でイドゥン機として登場。自動回復こそないが攻撃力が高く、また80000越えのHPと同化能力で戦力を削ぎに来る。
 
:本作ではマークニヒトに使用される[[マークフィアー]]のコアは[[ノーヴル・ディラン|ノーヴル博士]]がミツヒロに提供している。第2部終盤の原作最終局面でイドゥン機として登場。自動回復こそないが攻撃力が高く、また80000越えのHPと同化能力で戦力を削ぎに来る。
:第3部では劇場版設定で来主機として登場。終盤ボスだけにHPが20万越え、操も底力持ちだが、マップ兵器の識別機能がなくなったので対策は簡単。そもそもEN回復がないのでマップ兵器を空撃ちさせ続け、ルガーランス(射撃)を撃ち切らせれば手も足も出ない状態になる(これはTV版仕様にも言えるが、TV版マークニヒトと戦うシナリオは全てターン制限が入るのでキャンペーンマップくらいでしか活かせない)。<br />最後は核ミサイルから[[エルシャンク]]を庇って消滅してしまうが、[[隠し要素/UX|隠し要素]]の条件を満たせばその後復活し、味方として使用できる。[[マークザイン]]並みの機体性能を持ち、操が「読心」を持つため凄まじい命中回避を誇る。が、武装面は敵対時にあったMAP兵器が無くなり、攻撃力も敵対時からほとんど上昇していないため、特に最大攻撃力が低いのが欠点。バリア無効付きの武装が多く、参戦シナリオはバジュラとの決戦なので、バリア持ちのバジュラや回避の高いゴーストの相手をしよう。結果的にだが条件次第とはいえ公式に先駆けてマークザインとの共闘を果たすこととなった。<br />機体ボーナスはスーパー系と相性が良いので、[[ゼロファフナー]]かレンジの似ている[[黒獅子]]辺りと組むのがいいだろう。<br />なお、仲間入りしてもEDにて操がユガの狭間に残ったため、原作とは違い失われてしまった。とは言えこれまでの経緯を見る限り、何かあればあっさり帰還するのは想像に難くないが。
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:第3部では劇場版設定で来主機として登場。終盤ボスだけにHPが20万越え、操も底力持ちだが、マップ兵器の識別機能がなくなったので対策は簡単。そもそもEN回復がないのでマップ兵器を空撃ちさせ続け、ルガーランス(射撃)を撃ち切らせれば手も足も出ない状態になる(これはTV版仕様にも言えるが、TV版マークニヒトと戦うシナリオは全てターン制限が入るのでキャンペーンマップくらいでしか活かせない)。
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:最後は核ミサイルから[[エルシャンク]]を庇って消滅してしまうが、[[隠し要素/UX|隠し要素]]の条件を満たせばその後復活し、味方として使用できる。[[マークザイン]]並みの機体性能を持ち、操が「読心」を持つため凄まじい命中回避を誇る。が、武装面は敵対時にあったMAP兵器が無くなり、攻撃力も敵対時からほとんど上昇していないため、特に最大攻撃力が低いのが欠点。バリア無効付きの武装が多く、参戦シナリオはバジュラとの決戦なので、バリア持ちのバジュラや回避の高いゴーストの相手をしよう。結果的にだが条件次第とはいえ公式に先駆けてマークザインとの共闘を果たすこととなった。
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:機体ボーナスはスーパー系と相性が良いので、[[ゼロファフナー]]かレンジの似ている[[黒獅子]]辺りと組むのがいいだろう。
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:なお、仲間入りしてもEDにて操がユガの狭間に残ったため、原作とは違い失われてしまった。
    
== 武装・機能 ==
 
== 武装・機能 ==
何度も乗り手が変わる虚無の申し子だが、その度に戦いかたはガラリと変わっている。
   
=== 固定装備 ===
 
=== 固定装備 ===
 
ロールアウト時の本来の武装。全て消失したマークザインに対し、ニヒトは変貌後もこれらが残っている。
 
ロールアウト時の本来の武装。全て消失したマークザインに対し、ニヒトは変貌後もこれらが残っている。
 
;ホーミングレーザー
 
;ホーミングレーザー
 
:ザルヴァートルモデルの標準装備。背中に二基搭載されたホーミングレーザー発振器。とにかく使用機会が少ない。ザインのものは1話持たずに消失し、ニヒトも劇場版では未使用に終わった。
 
:ザルヴァートルモデルの標準装備。背中に二基搭載されたホーミングレーザー発振器。とにかく使用機会が少ない。ザインのものは1話持たずに消失し、ニヒトも劇場版では未使用に終わった。
:[[K]]ではビーム兵器なので、ビーム完全無効の[[アカツキ (オオワシ装備)|アカツキ]]や(シナリオによるが)海に沈めた[[アークエンジェル]]に任せればノーダメージでEN切れに追い込む事が出来る。[[MAP兵器]]版もあるのでその点は注意。照準値低下の[[特殊効果]]を持つ。<br />UXでも劇場版名義になった後は使用不能に。
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:[[K]]ではビーム兵器なので、ビーム完全無効の[[アカツキ (オオワシ装備)|アカツキ]]や(シナリオによるが)海に沈めた[[アークエンジェル]]に任せればノーダメージでEN切れに追い込む事が出来る。[[MAP兵器]]版もあるのでその点は注意。照準値低下の[[特殊効果]]を持つ。
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:UXでも劇場版名義になった後は使用不能に。
 
;同化ケーブル
 
;同化ケーブル
:翼部の6本のアンカーユニット。劇場版以降は8本に増加し、突き刺した対象を同化して支配下に置くという恐ろしい運用法をみせる。<br />製造当時のファフナーの装備としては随分と強力だが、使用機会のないままフェストゥムに乗っ取られたため、本来の性能がどれほどのものかは不明。
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:翼部の6本のアンカーユニット。劇場版以降は8本に増加し、突き刺した対象を同化して支配下に置くという恐ろしい運用法をみせる。
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:製造当時のファフナーの装備としては随分と強力だが、使用機会のないままフェストゥムに乗っ取られたため、本来の性能がどれほどのものかは不明。
    
=== [[必殺武器]] ===
 
=== [[必殺武器]] ===
主力にして必殺技のワームスフィアはTV版からEXODUSまで全編通して多用している。SRWにおいては各武器のけん制やトドメとしても使用される。
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パイロットにとって戦いかたの変わるマークニヒトだが、ワームスフィアはTV版からEXODUSまで全編通して多用している。SRWにおいては各武器のけん制やトドメとしても使用される。
 
;ワーム・スフィアー
 
;ワーム・スフィアー
 
:物質をゼロ次元へと捻じ切ってしまう球体を発生させる。[[ベイバロン・モデル]]を大破させ、[[マークアイン]]にも致命傷を与えた。
 
:物質をゼロ次元へと捻じ切ってしまう球体を発生させる。[[ベイバロン・モデル]]を大破させ、[[マークアイン]]にも致命傷を与えた。
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