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アルルート準拠の『機神咆吼』ではこの戦いにおいて、本来の姿を取り戻したシャイニング・トラペゾヘドロンの一撃を受けて宇宙の外側へ放逐され、敗北。同時に長らく続いた絶望の輪廻から解き放たれることとなった。一方、原作『斬魔大聖』においてそれ以外の結末を迎えた場合、決戦にて逆にデモンベインを打ち倒しているが、これによって九郎がデモンベインごと時間の輪廻に巻き込まれ、世界全体を繋ぐループが完成してしまうことになる。
 
アルルート準拠の『機神咆吼』ではこの戦いにおいて、本来の姿を取り戻したシャイニング・トラペゾヘドロンの一撃を受けて宇宙の外側へ放逐され、敗北。同時に長らく続いた絶望の輪廻から解き放たれることとなった。一方、原作『斬魔大聖』においてそれ以外の結末を迎えた場合、決戦にて逆にデモンベインを打ち倒しているが、これによって九郎がデモンベインごと時間の輪廻に巻き込まれ、世界全体を繋ぐループが完成してしまうことになる。
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なお、マスターテリオンの人生は、「暴君」から生まれたのが始まり、アンチクロスに謀殺されるのが終わりで、これが1ループとなっている。つまり、誕生した後デモンベインと激闘を演じて勝利し、過去へ転移した後そこでブラックロッジを組織⇒そのループでデモンベインと戦い続ける中でアンチクロスに反逆されて死亡⇒そのループで生れ落る、という繰り返しである。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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== パイロットステータスの傾向 ==
 
== パイロットステータスの傾向 ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
背景が背景だけにぶっ飛んだ能力を持つ上に魔術師補正を加味すれば[[ノーヴル・ディラン|ディラン博士]]や[[カリ・ユガ]]に並ぶ。
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背景が背景だけにぶっ飛んだ能力を持つ上、魔術師補正を加味すれば[[ノーヴル・ディラン|ノーヴル博士]]や[[カリ・ユガ]]に並ぶ。
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第4話で初登場した際に、圧倒的な能力値と10種類もの特殊スキルを習得していることでプレイヤーを驚愕させた、文字通りの怪物。幸い自動回復がなく、回避率もそこそこのレベルなのが唯一の救いかもしれない。
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第4話で初登場した際に、圧倒的な能力値と10種類もの特殊スキルを習得していることでプレイヤーを驚愕させた、文字通りの怪物。幸いリベル・レギスに自動回復がなく、回避率もそこそこのレベルなのが唯一の救いかもしれない。
    
味方になった際はさらに能力が上がっており、無養成での基本的なステータスは回避以外は大抵マスターテリオンがトップに立っている程である。
 
味方になった際はさらに能力が上がっており、無養成での基本的なステータスは回避以外は大抵マスターテリオンがトップに立っている程である。
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:古くからの付き合いだが、ある計画のためにひたすら利用され、弄ばれ続けている。
 
:古くからの付き合いだが、ある計画のためにひたすら利用され、弄ばれ続けている。
 
;[[アウグストゥス]]
 
;[[アウグストゥス]]
:配下である[[アンチクロス]]の一員であると同時に補佐として活動しているが、マスターテリオンに対して次第に疑問と不満を募らせていく。<br>中盤で彼に抹殺されるが、それも予想の内にあった。
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:配下である[[アンチクロス]]の一員であると同時に補佐として活動しているが、マスターテリオンに対して次第に疑問と不満を募らせていく。中盤で彼に抹殺されるが、それも予想の内にあった。
 
;[[ティベリウス]]、[[カリグラ]]、[[クラウディウス]]、[[ウェスパシアヌス]]、[[ティトゥス]]
 
;[[ティベリウス]]、[[カリグラ]]、[[クラウディウス]]、[[ウェスパシアヌス]]、[[ティトゥス]]
 
:配下である[[アンチクロス]]の構成員。
 
:配下である[[アンチクロス]]の構成員。
 
;[[ネロ (デモンベイン)|ネロ]]
 
;[[ネロ (デモンベイン)|ネロ]]
:配下である[[アンチクロス]]の一員であり、マスターテリオンの母親。彼女を憑代として転生した。
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:配下である[[アンチクロス]]の一員であり、マスターテリオンの母親。彼女を憑代として転生した。「機神飛翔」では彼女と本気の激突を演じることに。
 
;[[ドクター・ウェスト]]
 
;[[ドクター・ウェスト]]
:部下の一人。流石のウェストでも彼の前では自粛している。<br>また、彼だけはマスターテリオンが唯一直接スカウトに出向いており、その技術を高く評価している。その他、彼のキャラクター性自体を面白がっている節がある。
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:直属の部下。自由奔放を地で行く彼もマスターテリオンには忠実。また、彼だけはマスターテリオンが唯一直接スカウトに出向いており、その技術を高く評価している。その他、彼の「前回以前のループと同じ行動をしない」という特異なキャラクター性自体を面白がっている節がある。
 
;覇道鋼造
 
;覇道鋼造
 
:SRW未登場。過去に彼を自らの手で殺めていると同時に、その意外な正体を唯一知っている。
 
:SRW未登場。過去に彼を自らの手で殺めていると同時に、その意外な正体を唯一知っている。
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== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
;[[ヒーローマン]]
 
;[[ヒーローマン]]
:[[UX]]におけるヒーローマンの誕生は'''いかなる邪神さえも予測できなかった最大級のイレギュラー'''という特殊な位置づけであり、マスターテリオンが九郎と初邂逅した時は興味と警戒心からか、原作のように生身で戦わずに'''いきなりリベル・レギスで襲い掛かってくる'''。<br>ゲームが始まったばかりなのにラスボス級のユニットと戦うという絶望的なシチュエーションが生まれ、原作を知っているユーザーの度肝を抜く事となった。
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:[[UX]]における'''いきなり現れたイレギュラーその1'''。ヒーローマンの誕生は'''邪神さえも予測できなかった最大級の不確定要素'''という特殊な位置づけであり、マスターテリオンが九郎と初邂逅した時は興味と警戒心からか、原作のように生身で戦わずに'''いきなりリベル・レギスで襲い掛かってくる'''。
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:ゲームが始まったばかりなのにラスボス級のユニットと戦うという絶望的なシチュエーションが生まれ、原作を知っているユーザーの度肝を抜く事となった。
 
;[[飛影]]
 
;[[飛影]]
 
:UXにおける'''いきなり現れたイレギュラーその2'''。その絶望的なシチュエーションさえ覆す大ドンデン返し。これに対してマスターテリオンは「虚空よりの使者」と呼んでいた。UXにおいてこのフレーズは「『前』より以前からやって来る力ある存在」のことを意味する。
 
:UXにおける'''いきなり現れたイレギュラーその2'''。その絶望的なシチュエーションさえ覆す大ドンデン返し。これに対してマスターテリオンは「虚空よりの使者」と呼んでいた。UXにおいてこのフレーズは「『前』より以前からやって来る力ある存在」のことを意味する。
:なお、上記の展開は原作者である鋼屋ジン氏も「変な悲鳴をあげてしまった」「大導師も同じ気持ちだったと思います」と唸らせている
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:なお、上記の展開は原作者である鋼屋ジン氏も「変な悲鳴が出た」「大導師も同じ気持ちだったと思います」と唸らせている。
 
;[[ジョウ・マヤ]]
 
;[[ジョウ・マヤ]]
 
:UXにおける[[飛影]]の「正体」そのものといえる存在で、ある意味では九郎とアルに次ぎ、アーニーやヒーローマンと並ぶ因縁の相手となる。
 
:UXにおける[[飛影]]の「正体」そのものといえる存在で、ある意味では九郎とアルに次ぎ、アーニーやヒーローマンと並ぶ因縁の相手となる。
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;「余を呪縛した永劫が、こうも容易く打ち破られるとは……これが喜劇でなくて何とする!? ははははははははははッ!」<br>「あはははははは! ヒト如きが! 人如きが! 神のシナリオを打倒したか! あははははははははッ!」
 
;「余を呪縛した永劫が、こうも容易く打ち破られるとは……これが喜劇でなくて何とする!? ははははははははははッ!」<br>「あはははははは! ヒト如きが! 人如きが! 神のシナリオを打倒したか! あははははははははッ!」
 
:原作ゲーム[[覇道瑠璃|瑠璃]]ルート最終決戦より。輪廻の輪は、一人の恋する少女によっていとも簡単に破壊された。それを見た金色の闇の哄笑は、怒りか、憎悪か、狂気か、それとも―――歓喜か。
 
:原作ゲーム[[覇道瑠璃|瑠璃]]ルート最終決戦より。輪廻の輪は、一人の恋する少女によっていとも簡単に破壊された。それを見た金色の闇の哄笑は、怒りか、憎悪か、狂気か、それとも―――歓喜か。
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;「何故、余を産み落としたッ!! 母さんッ!?」
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== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「ほう…今回は面白いモノを連れているではないか」<br/>「ならばこちらも、いつもとは趣向を変えねばなるまい…[[エセルドレーダ]]!」
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;「ほう…今回は面白いモノを連れているではないか。ならばこちらも、いつもとは趣向を変えねばなるまい…[[エセルドレーダ]]!」
 
:第4話にて、[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ジョーイ]]が呼び出した[[ヒーローマン]]を見て。「前」まではいなかったイレギュラーを目にした彼は、デモンベインを攻撃せずにエセルドレーダを呼び……。
 
:第4話にて、[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ジョーイ]]が呼び出した[[ヒーローマン]]を見て。「前」まではいなかったイレギュラーを目にした彼は、デモンベインを攻撃せずにエセルドレーダを呼び……。
 
;「フフフ、紹介しよう。我が魔導書、ナコト写本。そしてこれが…」<br/>「余の鬼械神、[[リベル・レギス]]だ」
 
;「フフフ、紹介しよう。我が魔導書、ナコト写本。そしてこれが…」<br/>「余の鬼械神、[[リベル・レギス]]だ」
 
:深紅の鬼械神を召喚する。'''ゲーム開始から4話でいきなり原作のラスボス機が登場'''という仰天の展開に発展し、原作を知るユーザーの度胆を抜いた。とはいえ多少手を抜いていたのか、最大HPは本来の10%程に落ちている。
 
:深紅の鬼械神を召喚する。'''ゲーム開始から4話でいきなり原作のラスボス機が登場'''という仰天の展開に発展し、原作を知るユーザーの度胆を抜いた。とはいえ多少手を抜いていたのか、最大HPは本来の10%程に落ちている。
;「本来なら、もう少し先で見せるはずだったものだが…」<br/>「まあ良い、今回は特別だ。やれ、エセルドレーダ」
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;「本来なら、もう少し先で見せるはずだったものだが…まあ良い、今回は特別だ。やれ、エセルドレーダ」
:呼び出したリベル・レギスに搭乗して。原作だとリベル・レギスの登場は結構遅い。何気に原作をプレイしていればニヤリとくる一言。ここからスパロボに参戦したデモンベイン、という『もしも』が明確な形となって顕れる。
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:呼び出したリベル・レギスに搭乗して攻撃を開始する。原作だとリベル・レギスの登場は結構遅く、終盤に差し掛かった辺りになる。何気に原作をプレイしていればニヤリとくる一言。ここからスパロボに参戦したデモンベイン、という『もしも』が明確な形となって顕れる。
 
;「来るがいい、白き巨人よ。その純真とまごうかの如く身体を余の絶望で染めてくれようぞ!」
 
;「来るがいい、白き巨人よ。その純真とまごうかの如く身体を余の絶望で染めてくれようぞ!」
 
:第51話でのヒーローマン及びジョーイとの戦闘前会話。'''もう一本の「魔を断つ剣(デモンベイン)」'''とでも言うべき存在である、「白き巨人」ヒーローマンと暗黒の姿を持つリベル・レギスが激突する。
 
:第51話でのヒーローマン及びジョーイとの戦闘前会話。'''もう一本の「魔を断つ剣(デモンベイン)」'''とでも言うべき存在である、「白き巨人」ヒーローマンと暗黒の姿を持つリベル・レギスが激突する。
;「他の生き方を知るか…」<br/>「エセルドレーダ、お前はどうしたい?」<br/>「永劫の刻の中、余に付き従い続けてくれた礼だ」<br/>「一度ぐらい、お前の意思に従うのも悪くない」<br/>「フ、長き輪廻の果てに、ようやくたどり着いた終焉だ……」<br/>「最後にそのような生き方をしてみるのも、また一興と言えよう」
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;「他の生き方を知るか…エセルドレーダ、お前はどうしたい?」<br/>「永劫の刻の中、余に付き従い続けてくれた礼だ。一度ぐらい、お前の意思に従うのも悪くない」<br/>「フ、長き輪廻の果てに、ようやくたどり着いた終焉だ……」<br/>「最後にそのような生き方をしてみるのも、また一興と言えよう」
 
:第51話で生存フラグが成立した場合。ユガの狭間へ消える所に新たな道を示され、大導師は初めて己が魔導書に問う。その意を受けた男は、最後に少しだけ道を外れる。ブラックロッジの盟主でも、邪神の子たる絶望の魔人でもない、ただの魔術師・マスターテリオンとして。
 
:第51話で生存フラグが成立した場合。ユガの狭間へ消える所に新たな道を示され、大導師は初めて己が魔導書に問う。その意を受けた男は、最後に少しだけ道を外れる。ブラックロッジの盟主でも、邪神の子たる絶望の魔人でもない、ただの魔術師・マスターテリオンとして。
;「フ、もしかすると余は、この時のために在ったのかも知れぬ」<br/>「すべての可能性を一つに束ね、輪廻の理から解脱する……」<br/>「それは、この宇宙に生まれたありとあらゆる命達の、大いなる願いだったのだ」
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;「フ、もしかすると余は、この時のために在ったのかも知れぬ」<br/>「すべての可能性を一つに束ね、輪廻の理から解脱する……それは、この宇宙に生まれたありとあらゆる命達の、大いなる願いだったのだ」
 
:最終話の特殊IMにて。数え切れないほどの輪廻の果てに、ついに「全て」の可能性がUXの旗の許、一つに集った。その一翼たる大導師は、間もなく幕を開ける始まりへの決戦を前に、神話への口火を切る。
 
:最終話の特殊IMにて。数え切れないほどの輪廻の果てに、ついに「全て」の可能性がUXの旗の許、一つに集った。その一翼たる大導師は、間もなく幕を開ける始まりへの決戦を前に、神話への口火を切る。
 
;「絶望すらも消え果てた先に、このような展開が待っていようとはな」<br/>「共に踊ろうぞ、エセルドレーダ。比翼の鳥の如く、いつまでも、どこまでも……」
 
;「絶望すらも消え果てた先に、このような展開が待っていようとはな」<br/>「共に踊ろうぞ、エセルドレーダ。比翼の鳥の如く、いつまでも、どこまでも……」
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