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== 概要 ==
 
== 概要 ==
『[[機動戦士ガンダムSEED]]』が大ヒットしてから半年、平井久司氏が再びキャラクターデザインを手掛けたことで話題となった、ジーベック制作のロボットアニメ。
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『[[機動戦士ガンダムSEED]]』が大ヒットしてから半年、平井久司氏が再びキャラクターデザインを手掛けたことで話題となったジーベック制作のロボットアニメ。
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2005年には本編の前日談である『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』(SRW未参戦)が放映された。また、2010年には続編である劇場映画『[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH]]』が上映され、映画公開に併せ同年12月16日から21日まで『蒼穹のファフナー FACT AND RECOLLECTION』として舞台化された。
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2005年には本編の前日談である『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』(SRW未参戦)が放映された。また、2010年には[[続編]]である劇場映画『[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH]]』が上映され、映画公開に併せ同年12月16日から21日まで『蒼穹のファフナー FACT AND RECOLLECTION』として舞台化された。
    
2015年1月より、『HEAVEN AND EARTH』の更に2年後を描いた続編『蒼穹のファフナー EXODUS』(SRW未参戦)が放映されている。
 
2015年1月より、『HEAVEN AND EARTH』の更に2年後を描いた続編『蒼穹のファフナー EXODUS』(SRW未参戦)が放映されている。
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長閑な空気に満たされている平和な島・竜宮島。だが、どこからか声が聞こえる…。
 
長閑な空気に満たされている平和な島・竜宮島。だが、どこからか声が聞こえる…。
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'''あなたはそこにいますか?'''
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'''「あなたはそこにいますか?」'''
    
その瞬間、島の上空に謎の未確認生命体が現れるのだった。
 
その瞬間、島の上空に謎の未確認生命体が現れるのだった。
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:下の名前は「'''つばき'''」と読む。竜宮島のコアとなっている総士の妹。名前の由来は『竜宮島(りゅうぐうじま)』の『乙姫(おとひめ)』だと思われる。
 
:下の名前は「'''つばき'''」と読む。竜宮島のコアとなっている総士の妹。名前の由来は『竜宮島(りゅうぐうじま)』の『乙姫(おとひめ)』だと思われる。
 
;蔵前果林
 
;蔵前果林
:皆城家の養女で、総士の義姉にあたる。家族としての絆は希薄だったが、本編開始前は数少ない理解者だった。第1話においてマークツヴァイで出撃するべく移動中、フェストゥムの攻撃を受け戦死。格納庫に着く直前……すなわち'''蔵の前で果てた'''。SRWでは名前のみの登場。小説版では精神が限界に来ており、ヒステリックな面が目立っている。最終的には自分はここにいて良かったと言い残し、同じ結末を辿る。
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:皆城家の養女で、総士の義姉にあたる。家族としての絆は希薄だったが、本編開始前は数少ない理解者だった。
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:第1話「楽園~はじまり」においてマークツヴァイで出撃するべく移動中、フェストゥムの攻撃を受け戦死。格納庫に着く直前…すなわち'''蔵の前で果てた'''。SRWでは名前のみの登場。
 +
:[[小説|小説版]]では精神が限界に来ており、ヒステリックな面が目立っている。最終的には「自分はここにいて良かった」と言い残し、同じ結末を辿る。
    
==== その他関係者 ====
 
==== その他関係者 ====
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:翔子の養母。ファフナーの整備関連を担当する理科教諭。後にカノンを下宿させる。
 
:翔子の養母。ファフナーの整備関連を担当する理科教諭。後にカノンを下宿させる。
 
;[[小楯保]]
 
;[[小楯保]]
:衛の父でアルヴィスのメカニックチーフ。実は、衛の愛読する漫画『[[機動侍ゴウバイン]]』の作者。
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:衛の父でアルヴィスのメカニックチーフ。実は、衛の愛読する[[漫画]]『[[機動侍ゴウバイン]]』の作者。
 
;[[西尾行美]]
 
;[[西尾行美]]
 
:駄菓子屋の店主で、アルヴィスのご意見番。かつてはファフナーの建造に携わっていた。
 
:駄菓子屋の店主で、アルヴィスのご意見番。かつてはファフナーの建造に携わっていた。
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:「もう一つのアルヴィス」内部で発見された少年が急成長した存在。人間の姿を持つ「マスター型フェストゥム」である。
 
:「もう一つのアルヴィス」内部で発見された少年が急成長した存在。人間の姿を持つ「マスター型フェストゥム」である。
 
;[[ミョルニア]]
 
;[[ミョルニア]]
:一騎の母、紅音(あかね)の姿を持つフェストゥム。一騎にマークザインを託した他、人類の未来に関する「ある情報」を島にもたらす。
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:一騎の母・紅音(あかね)の姿を持つフェストゥム。一騎にマークザインを託した他、人類の未来に関する「ある情報」を島にもたらす。
    
== [[登場メカ]] ==
 
== [[登場メカ]] ==
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:フェストゥムに対抗するために造られた人型兵器。読心能力に耐性を持つ。
 
:フェストゥムに対抗するために造られた人型兵器。読心能力に耐性を持つ。
 
;[[機動侍ゴウバイン]]
 
;[[機動侍ゴウバイン]]
:作中に登場する[[劇中劇]](漫画)。
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:作中に登場する[[漫画]]([[劇中劇]])。衛の愛読書。
 
;[[ゴウバインヘルメット]]
 
;[[ゴウバインヘルメット]]
 
:ゴウバインを模したヘルメット。衛が戦闘時に着用する。
 
:ゴウバインを模したヘルメット。衛が戦闘時に着用する。
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;オープニングテーマ
 
;オープニングテーマ
 
:;「Shangri-La」
 
:;「Shangri-La」
::元から評価の高い曲だったが、パチンコのCMが放送されたことで一般層にも認知度が広がった。
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::元から評価の高い曲だったが、[[ギャンブル|パチンコ]]のCMが放送されたことで一般層にも認知度が広がった。
::『K』『UX』で戦闘BGMとして採用。ただし後者ではデフォルトでは流れないので設定する必要がある。
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::『[[スーパーロボット大戦K|K]]』『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』で戦闘BGMとして採用。ただし後者ではデフォルトでは流れないので設定する必要がある。
:: なお、オープニングアニメ冒頭で盛大なネタバレがある(作中で「いなくなる」面々は島から遠ざかり、生き残る面々は近づいてくる)ことは有名。ただしこれは偶然であるらしい。
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:: なお、オープニングアニメ冒頭で盛大なネタバレがある(作中で「いなくなる」面々は[[竜宮島]]から遠ざかり、生き残る面々は近づいてくる)ことは有名。ただし、これは偶然であるらしい。
 
:
 
:
 
;エンディングテーマ
 
;エンディングテーマ
 
:;「Separation」
 
:;「Separation」
::通常はこちらが流れる。アニメソングカバーメドレーアルバム『百歌声爛』にて一騎役の石井真氏がちょっとだけ歌っている。
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::通常はこちらが流れる。アニメソングカバーメドレーアルバム『百歌声爛』にて、[[真壁一騎]]役の[[声優]]である石井真氏がちょっとだけ歌っている。
 
:;「Separation[Pf]」
 
:;「Separation[Pf]」
 
::「Separation」のピアノアレンジで、歌詞が2番になる。メインキャラが「いなくなった」回に流れる。その他、「Separation」のインストゥルメンタルがエンディングテーマになった回がある。
 
::「Separation」のピアノアレンジで、歌詞が2番になる。メインキャラが「いなくなった」回に流れる。その他、「Separation」のインストゥルメンタルがエンディングテーマになった回がある。
::『K』『UX』で採用。版権曲としては珍しく、イベント用のBGMとして採用されている。ただし、『K』では'''ファフナーキャラの生存フラグを立てるように行動すると一度も流れず、BGM登録されない'''。『UX』では進行に関係なく頻繁に流れる…どころか、プロローグで流れる「Shangri-La」と「ナイトヘーレ開門」はBGM登録されないので、'''12話で流れるこの曲がファフナーのBGMで一番最初に登録されてしまう'''(13話開始時に「Shangri-La」と「ナイトヘーレ開門」も登録されるが)。戦闘BGMとして設定することも可能だが、気が滅入る可能性が高いのであまりお勧めはできない。
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::『K』『UX』で採用。版権曲としては珍しく、イベント用のBGMとして採用されている。ただし、『K』では'''ファフナーキャラの生存フラグを立てるように行動すると一度も流れず、BGM登録されない'''
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::『UX』では進行に関係なく頻繁に流れる…どころか、プロローグで流れる「Shangri-La」と「ナイトヘーレ開門」はBGM登録されないので、'''第12話「ホウジョウの王」で流れるこの曲がファフナーのBGMで一番最初に登録されてしまう'''(第13話「約束-ちかい-」開始時に「Shangri-La」と「ナイトヘーレ開門」も登録されるが)。戦闘BGMとして設定することも可能だが、気が滅入る可能性が高いのであまりお勧めはできない。
 
:
 
:
 
;劇中BGM
 
;劇中BGM
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
:初参戦作品。条件次第では原作の悲劇EDを回避することが出来るが、'''条件を満たしていない場合は原作以上の悲劇が待っている'''というスパロボらしからぬ酷な扱いを受けてしまい、結果としてKの評価を下げる一因となっている(しかも、条件を満たすにはかなりの苦行を乗り越えなくてはいけない)。ちなみに原作における「[[日本]]が消滅した」という設定は再現されていない(実質『[[百獣王ゴライオン]]』と同様の処置)。
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:初参戦作品。条件次第では原作の悲劇EDを回避することが出来るが、'''[[隠し要素/K #ファフナー生存関連|条件]]を満たしていない場合は原作以上の悲劇が待っている'''というスパロボらしからぬ酷な扱いを受けてしまい、結果として『K』の評価を下げる一因となっている(しかも、条件を満たすにはかなりの苦行を乗り越えなくてはいけない)。ちなみに原作における「[[日本]]が消滅した」という設定は再現されていない(実質『[[百獣王ゴライオン]]』と同様の処置)。
 
:初参戦作品だが本作メンバーの正式合流は中盤で、仲間になるのが遅いのが定番の『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』メンバーより更に遅い、と言うかDESTINYの原作再現が完全に終了してからの加入となる。これは原作にてアルヴィスの方針として言われていた「ファフナーは人とは戦わない」という主張を再現するためという説が濃厚。
 
:初参戦作品だが本作メンバーの正式合流は中盤で、仲間になるのが遅いのが定番の『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』メンバーより更に遅い、と言うかDESTINYの原作再現が完全に終了してからの加入となる。これは原作にてアルヴィスの方針として言われていた「ファフナーは人とは戦わない」という主張を再現するためという説が濃厚。
:パイロット・機体性能は個性豊かかつ優秀だが、加入時には既に主力が固まっていて使わない場合も多い。ただ、それをすると一周目ではバッドエンド一直線なので、フラグを満たしたい場合は彼らを一軍として使わなければならない。逆に言えば、フラグを満たさない場合は、最終的にメンバーが4人に落ち着くのでそのメンバーだけを使えばいい(ただし、[[カノン・メンフィス|カノン]]を使う場合は[[ベイバロン・モデル]]の扱いに注意しなければならない)。フラグを満たすための裏道として、撤退及び撃墜されてもフラグのための信頼補正がプラスされるので、シングルで運用するユニットのパートナーにしてすぐ撤退させるという手もある。
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:パイロット・機体性能は個性豊かかつ優秀だが、加入時には既に主力が固まっていて使わない場合も多い。ただ、それをすると一周目ではバッドエンド一直線なので、条件を満たしたい場合は彼らを一軍として使わなければならない。逆に言えば、条件を満たさない場合は、最終的にメンバーが4人に落ち着くのでそのメンバーだけを使えばいい(ただし、[[カノン・メンフィス|カノン]]を使う場合は[[ベイバロン・モデル]]の扱いに注意しなければならない)。条件を満たすための裏道として、撤退及び撃墜されてもフラグのための信頼補正がプラスされるので、シングルで運用するユニットのパートナーにしてすぐ撤退させるという手もある。
 
:余談だが、基本的に顔グラの変化がない携帯機スパロボにおいて、本作のファフナーのメインキャラは2パターンは当たり前、多いキャラは4パターンも顔グラが用意されていたりする。
 
:余談だが、基本的に顔グラの変化がない携帯機スパロボにおいて、本作のファフナーのメインキャラは2パターンは当たり前、多いキャラは4パターンも顔グラが用意されていたりする。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
:[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]と共に堂々参戦。ファン待望の声つきである。『K』同様日本消滅はなかったことになっているが、今回はフェストゥムの出現事例や日本人の受胎喪失なども過去に起きていたと言及されている。
 
:[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]と共に堂々参戦。ファン待望の声つきである。『K』同様日本消滅はなかったことになっているが、今回はフェストゥムの出現事例や日本人の受胎喪失なども過去に起きていたと言及されている。
:プロローグの第1話再現に始まり、第1部・第2部をフルに使って原作の主要なエピソードが再現されている(しかもほとんどが共通ルート)。[[DVE]]も非常に多く、『K』の悪夢的な展開の反省もあってか非常に優遇された扱いとなっている。自軍加入も特別遅いということはなく、もちろん条件を満たせば各死亡イベントの回避も可能(うまくいけば1週目の時点でファフナーパイロット全員を生還させることもできる)。キャラクターごとに凄まじい理由づけがされることで生存する(そして[[羽佐間翔子|3]][[日野道生|人]][[小楯衛|共]]復帰時に味方の窮地に駆けつけるという熱い展開を辿っており、劇場版主題歌「蒼穹」の歌詞「'''大丈夫、必ずそこへ帰る'''」を体現している)。その中の驚愕のクロスオーバーはUXの作品を象徴するかのようなものになっている。今作は人類間の戦争こそ無いものの、連邦政府との対立やテロ組織である[[加藤機関]]との戦いが描かれる為、『K』の様に「人とは戦わない」という事は無く、それにキャラクター達が苦悩するイベントが多々あり、その辺りは他作品のキャラクターや[[シン・アスカ|彼らに出来た先輩]]が導いてくれる。ただし、逆にTV版の完結が第2部終盤であるため、劇場版展開の開始(=後輩組の参戦)が第3部冒頭と遅れに遅れる事になってしまった。
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:プロローグにてTV版第1話「楽園~はじまり」再現に始まり、第1部・第2部をフルに使って原作の主要なエピソードが再現されている(しかもほとんどが共通ルート)。[[DVE]]も非常に多く、『K』の悪夢的な展開の反省もあってか非常に優遇された扱いとなっている。自軍加入も特別遅いということはなく、もちろん[[隠し要素/UX|条件]]を満たせば各死亡イベントの回避も可能(うまくいけば1週目の時点でファフナーパイロット全員を生還させることもできる)。キャラクターごとに凄まじい理由づけがされることで生存する(そして[[羽佐間翔子|3]][[日野道生|人]][[小楯衛|共]]復帰時に味方の窮地に駆けつけるという熱い展開を辿っており、劇場版主題歌「蒼穹」の歌詞'''「大丈夫、必ずそこへ帰る」'''を体現している)。その中の驚愕のクロスオーバーは『UX』の作品を象徴するかのようなものになっている。
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:今作は人類間の戦争こそ無いものの、[[地球連邦政府 (00)|地球連邦政府]]との対立や[[テロリスト|テロ組織]]である[[加藤機関]]との戦いが描かれる為、『K』の様に「人とは戦わない」という事は無く、それにキャラクター達が苦悩するイベントが多々あり、その辺りは他作品のキャラクターや[[シン・アスカ|彼らに出来た先輩]]が導いてくれる。ただし、逆にTV版の完結が第2部終盤であるため、劇場版展開の開始(=後輩組の参戦)が第3部冒頭と遅れに遅れる事になってしまった。
 
:クロスオーバー面では『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』との関わりがあるが、なんとファフナーの設定を'''共有する形'''をとり、[[オーブ連合首長国|オーブ]]がアーカディアン・プロジェクトの支持者であり、'''MSが対フェストゥム用の兵器であることがプロローグからいきなり明かされる。'''面々とはプロローグから絡んでおり、ユーザーからも同一作品のように見えると評されるほど溶け込んでおり、原作者の冲方丁氏のテーマである『他者と己という存在の確立』も存分に発揮されているので、非常に満足のいく出来になっている。
 
:クロスオーバー面では『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』との関わりがあるが、なんとファフナーの設定を'''共有する形'''をとり、[[オーブ連合首長国|オーブ]]がアーカディアン・プロジェクトの支持者であり、'''MSが対フェストゥム用の兵器であることがプロローグからいきなり明かされる。'''面々とはプロローグから絡んでおり、ユーザーからも同一作品のように見えると評されるほど溶け込んでおり、原作者の冲方丁氏のテーマである『他者と己という存在の確立』も存分に発揮されているので、非常に満足のいく出来になっている。
 
:なお、前述の通りの『K』における(特に通常EDでの)酷な扱いへの面当てか、一部では「ファフナーシリーズは'''『UX』がスパロボ初参戦作品'''」などと言われている。…一応、反論もあるのだが、その場合「ファフナーシリーズは'''『[[スパロボ学園]]』がスパロボ初参戦作品'''」と言われる。
 
:なお、前述の通りの『K』における(特に通常EDでの)酷な扱いへの面当てか、一部では「ファフナーシリーズは'''『UX』がスパロボ初参戦作品'''」などと言われている。…一応、反論もあるのだが、その場合「ファフナーシリーズは'''『[[スパロボ学園]]』がスパロボ初参戦作品'''」と言われる。
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!話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ
 
!話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ
 
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|1||楽園〜はじまり|| || ||
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|1||楽園~はじまり|| || ||
 
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|2||告知〜いのち|| || ||
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|2||告知~いのち|| || ||
 
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|3||迷宮〜しんじつ|| || ||
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|3||迷宮~しんじつ|| || ||
 
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|4||逃航〜ふなで|| || ||
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|4||逃航~ふなで|| || ||
 
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|5||約束〜ちかい|| || ||
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|5||約束~ちかい|| || ||
 
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|6||翔空〜ぎせい|| || ||
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|6||翔空~ぎせい|| || ||
 
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|7||家賊〜おやこ|| || ||
+
|7||家賊~おやこ|| || ||
 
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|8||確執〜こうよう|| || ||
+
|8||確執~こうよう|| || ||
 
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|9||同化〜わかれ|| || ||
+
|9||同化~わかれ|| || ||
 
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|10||分解〜すれちがい|| || ||
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|10||分解~すれちがい|| || ||
 
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|11||旧新〜じんるいぐん|| || ||
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|11||旧新~じんるいぐん|| || ||
 
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|12||不在〜あせり|| || ||
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|12||不在~あせり|| || ||
 
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|13||侵蝕〜フェストゥム|| || ||
+
|13||侵蝕~フェストゥム|| || ||
 
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|14||覚醒〜せんりょう|| || ||
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|14||覚醒~せんりょう|| || ||
 
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|15||記憶〜さけび|| || ||
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|15||記憶~さけび|| || ||
 
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|16||朋友〜おかえり|| || ||
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|17||生存〜しかけ|| || ||
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|17||生存~しかけ|| || ||
 
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|18||父親〜おもいで|| || ||
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|18||父親~おもいで|| || ||
 
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|19||真矢〜まなざし|| || ||
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|19||真矢~まなざし|| || ||
 
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|20||燈火〜ともしび|| || ||
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|20||燈火~ともしび|| || ||
 
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|21||咲良〜みらい|| || ||
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|21||咲良~みらい|| || ||
 
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|22||守護〜ちから|| || ||
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|22||守護~ちから|| || ||
 
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|23||劫掠〜おとり|| || ||
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|23||劫掠~おとり|| || ||
 
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|24||対話〜ミール|| || ||
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|24||対話~ミール|| || ||
 
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|25||決戦〜きょうせい|| || ||
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|25||決戦~きょうせい|| || ||
 
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|26||蒼穹〜そら|| || ||
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|26||蒼穹~そら|| || ||
 
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※TV放送では25話・26話を纏めて最終回1時間SPとして放送しており、25話が「蒼穹〜そら」だった。
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※TV放送では第25話および第26話を纏めて最終回1時間SPとして放送しており、第25話が「蒼穹~そら」だった。
    
== 主要スタッフ ==
 
== 主要スタッフ ==
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:鷲尾直広
 
:鷲尾直広
 
;脚本
 
;脚本
:山野辺一記(1~15話)、冲方丁(12~26話)
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:山野辺一記(第1話~第15話)、冲方丁(第12話~第26話)
:*12~15話は二人脚本体制
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:*第12話~第15話は二人脚本体制
 
:
 
:
 
;文芸統括
 
;文芸統括
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;シリーズ構成
 
;シリーズ構成
 
:山野辺一記 → 冲方丁
 
:山野辺一記 → 冲方丁
:*16話より変更。山野辺氏は16話以降は「ベースプランニング協力」とクレジットされている。事実上の更迭で、以降の作品では名前を見かける事はなかった。
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:*第16話より変更。山野辺氏は第16話以降は「ベースプランニング協力」とクレジットされている。事実上の[[テコ入れ|更迭]]で、以降の作品では名前を見かける事はなかった。
 
:
 
:
 
;音楽
 
;音楽
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*前日談の『RIGHT OF LEFT』や、劇場版の『HEAVEN AND EARTH』のようにファフナー関連作にはサブタイトルがつけられているが、実は最初に放映されたTV版の時点で「'''Dead Aggressor'''」というサブタイトルがあり、タイトルロゴの下側に小さく描かれている。しかし、これがメディアで表記・呼称されることは極めて少ない。ファンが他のファフナー関連作と区別するときでさえ「無印」「TV版」と呼ぶことがほとんどである。なおこの副題はそのまま読めば「死の攻撃隊」となり、ドラマの流れを仄めかすものだが、同時に「死を教導する者」という最後の展開にもかかるダブルミーニングとも取れる。
+
*前日談の『RIGHT OF LEFT』や、劇場版の『[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH]]』のようにファフナー関連作にはサブタイトルがつけられているが、実は最初に放映されたTV版の時点で「'''Dead Aggressor'''」というサブタイトルがあり、タイトルロゴの下側に小さく描かれている。
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**しかし、これがメディアで表記・呼称されることは極めて少ない。ファンが他のファフナー関連作と区別するときでさえ「無印」「TV版」と呼ぶことがほとんどである。
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**なお、この副題はそのまま読めば「死の攻撃隊」となり、ドラマの流れを仄めかすものだが、同時に「死を教導する者」という最後の展開にもかかるダブルミーニングとも取れる。
 
**厳密に言うと、関連作全てのロゴに「Dead Aggressor」の文字はあるので、シリーズ全体の正式なタイトルが「蒼穹のファフナー Dead Aggressor」がであるという見方もできる。と言っても前述の通り、公式にも基本的に言及されない部分である。
 
**厳密に言うと、関連作全てのロゴに「Dead Aggressor」の文字はあるので、シリーズ全体の正式なタイトルが「蒼穹のファフナー Dead Aggressor」がであるという見方もできる。と言っても前述の通り、公式にも基本的に言及されない部分である。
*「理由も知らされず突然戦いに巻き込まれた少年少女」というコンセプトの強調のためか、序盤は視聴者にもロクに状況説明がされないまま話が右往左往気味に展開する。この点はファンからの評価も芳しくなかったが、文芸統括を務めている冲方丁氏の奥方がプロデューサーに面と向かって'''「なんであんなにつまらないんですか」'''と問い詰めた翌日、シリーズ構成が山野辺氏から冲方氏に交代したという伝説がある。<br />元々スタッフからの評価も芳しくなかったのも影響していたこともあり、この発言がトドメになったらしい。が、よりによって冲方氏にとばっちりが来る羽目になり、単独執筆する回の脚本を約十二時間以内に書き終えなければならない地獄を見る羽目になったという(本来は数日かけなければならないものを、'''帰りの電車でプロットを構成、自宅にて書き終えた''')ちなみに、その回が人気名高い第十六話「朋友〜おかえり」である。以降は後半(16話以降)の展開が高く評価され、以降、OVA、劇場版そして続編と展開していくことになる。ただし、後半の展開も前半の積み重ねを踏まえてこそ感動が高まるような内容であり、前半が無意味になっているわけでは決してないので(前半のフォローと言ってしまえばそれまでだが)、後半のみの視聴は推奨されない。
+
*「理由も知らされず突然戦いに巻き込まれた少年少女」というコンセプトの強調のためか、序盤は視聴者にもロクに状況説明がされないまま話が右往左往気味に展開する。この点はファンからの評価も芳しくなかったが、文芸統括を務めている冲方丁氏の奥方がプロデューサーに面と向かって'''「なんで、あんなにつまらないんですか?」'''と問い詰めた翌日、シリーズ構成が山野辺氏から冲方氏に交代したという伝説がある。
*ファフナーの原作、脚本を務め上げた冲方丁氏だが、氏は機動戦士ガンダムでおなじみの富野由悠季監督と何度か対談したことがある。二度目の参戦を飾った『[[スーパーロボット大戦UX]]』ではバイストンウェル戦記が縁深く、対談の縁あってかダンバインでは[[チャム・ファウ]]が、リーンの翼では世界そのものと深いクロスオーバーが展開されている。
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**元々スタッフからの評価も芳しくなかったのも影響していたこともあり、この発言がトドメになったらしい。が、よりによって冲方氏にとばっちりが来る羽目になり、単独執筆する回の脚本を約十二時間以内に書き終えなければならない地獄を見る羽目になったという(本来は数日かけなければならないものを、'''帰りの電車でプロットを構成、自宅にて書き終えた''')。
 +
***ちなみに、その回が人気名高い第16話「朋友~おかえり」である。以降は後半(第16話以降)の展開が高く評価され、以降、OVA、劇場版そして[[続編]]と展開していくことになる。ただし、後半の展開も前半の積み重ねを踏まえてこそ感動が高まるような内容であり、前半が無意味になっているわけでは決してないので(前半のフォローと言ってしまえばそれまでだが)、後半のみの視聴は推奨されない。
 +
*ファフナーの原作、脚本を務め上げた冲方丁氏だが、氏は『[[機動戦士ガンダム]]』でおなじみの富野由悠季監督と何度か対談したことがある。二度目の参戦を飾った『[[スーパーロボット大戦UX]]』ではバイストン・ウェル戦記が縁深く、対談の縁あってか『[[聖戦士ダンバイン]]』では[[チャム・ファウ]]が、『リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]]』では[[バイストン・ウェル|世界]]そのものと深いクロスオーバーが展開されている。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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