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=== [[Zシリーズ]] ===
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
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:初登場作品。[[ティエレン高機動B指揮官型]](グラフィックは一般兵用)と[[GN-X]]に乗る。[[指揮官]]技能を持つので早めに倒したい。
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:初登場作品。[[ティエレン高機動B指揮官型]](ただし、グラフィックは一般兵用)と[[GN-X]]に乗る。[[指揮官]]技能を持つので、早めに倒したい。
:なお、宇宙ルート・CBルートでは[[スポット参戦]]する。
:なお、宇宙ルート・CBルートでは[[スポット参戦]]する。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
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=== 単独作品 ===
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
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:死亡イベントがないため生存。イベント「宇宙を守っていく者達」では息子[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]と共闘を果たす。
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:死亡イベントがないため、生存。イベント「宇宙を守っていく者達」では息子[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]と共闘を果たす。
== パイロットステータス設定の傾向 ==
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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=== 固有[[エースボーナス]] ===
=== 固有[[エースボーナス]] ===
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; 自軍フェイス開始時、自分を除く味方ユニットの気力+2
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; 自軍フェイス開始時、自分を除く味方ユニットの気力+2
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: [[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]。敵パイロット時に取得することは破界篇においては一度もなく、スポット参戦時において、周回プレイによる撃墜数引継ぎでお目にかかることが出来るボーナス。
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:[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]。敵パイロット時に取得することは『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』においては一度も無く、[[スポット参戦]]時において、[[周回プレイ]]による撃墜数引継ぎでお目にかかることが出来るボーナス。
:撃墜数をあまり稼げないユニットも、これで一応必要[[気力]]に届きやすくなるといえるが、そこまでしてAB習得させる意味があるのかと言うと…
:撃墜数をあまり稼げないユニットも、これで一応必要[[気力]]に届きやすくなるといえるが、そこまでしてAB習得させる意味があるのかと言うと…
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:妻。劇中では既に故人。止むを得ない事情があったとはいえ、彼女の戦死がスミルノフ父子の間に暗い影を落とすことになってしまう。
:妻。劇中では既に故人。止むを得ない事情があったとはいえ、彼女の戦死がスミルノフ父子の間に暗い影を落とすことになってしまう。
;[[アンドレイ・スミルノフ]]
;[[アンドレイ・スミルノフ]]
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:息子だが、ホリーの件があってから疎遠になり、仲が険悪化していた。ブレイク・ピラー事件の際に彼に討たれる。
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:息子だが、ホリーの戦死の件があってから疎遠になり、仲が険悪化していた。ブレイク・ピラー事件の際に彼に討たれる。
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:ただし、後にセルゲイの想いを知り、父と母の目指した「市民を守る軍人」としての道を歩む。なお、1stには小説版で名前のみ登場だが、TVでは2ndシーズンから登場。
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:しかし、後にセルゲイの想いを知り、父と母の目指した「市民を守る軍人」としての道を歩む。なお、1stには[[小説|小説版]]で名前のみ登場だが、TV版では2ndシーズンから登場。
;[[ソーマ・ピーリス]]
;[[ソーマ・ピーリス]]
:部下。若い女性である彼女を戦場に駆り出すことを快く思っていない。実の娘同様に接しており、1stでの[[ソレスタルビーイング]]掃討作戦後は、彼女を引き取っている。
:部下。若い女性である彼女を戦場に駆り出すことを快く思っていない。実の娘同様に接しており、1stでの[[ソレスタルビーイング]]掃討作戦後は、彼女を引き取っている。
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:人連革の中尉で、セルゲイの副官。ガンダム鹵獲作戦で活躍した。SRW未登場。
:人連革の中尉で、セルゲイの副官。ガンダム鹵獲作戦で活躍した。SRW未登場。
;[[カティ・マネキン]]
;[[カティ・マネキン]]
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:[[国連]]軍時の同僚。後に個人でも親しくなる。互いに[[地球連邦政府 (00)|連邦政府]]を警戒するが…。
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:[[国連|国連軍]]で共闘して以来の戦友。後に個人でも親しくなる。互いに[[地球連邦政府 (00)|連邦政府]]を警戒するが…。
;[[スメラギ・李・ノリエガ]]
;[[スメラギ・李・ノリエガ]]
:ガンダム鹵獲作戦ではお互いの戦術を読み合い、セルゲイが僅かに競り勝った。
:ガンダム鹵獲作戦ではお互いの戦術を読み合い、セルゲイが僅かに競り勝った。
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== 他作品との人間関係 ==
== 他作品との人間関係 ==
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]
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:[[CC]]では彼によって[[人類革新連盟|人革連軍]]と[[鉄甲龍]]との合同部隊を率いるセルゲイの高い指揮能力が賞賛されている。
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:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』では彼によって[[人類革新連盟|人革連軍]]と[[鉄甲龍]]との合同部隊を率いるセルゲイの高い指揮能力が賞賛されている。
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
=== 1st ===
=== 1st ===
;「肉ならくれてやる!」<br />「その首、もらったあ!」
;「肉ならくれてやる!」<br />「その首、もらったあ!」
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:1st第3話より。[[ガンダムエクシア]]との対戦時。捨て身の戦法で一時[[刹那・F・セイエイ|刹那]]を圧倒する活躍を見せた。
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:第3話より。[[ガンダムエクシア]]との対戦時。[[捨て身]]の戦法で一時[[刹那・F・セイエイ|刹那]]を圧倒する活躍を見せた。
;「これが超兵の力…。しかし、彼女はまだ乙女だ…」
;「これが超兵の力…。しかし、彼女はまだ乙女だ…」
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:1st第5話より。[[ソーマ・ピーリス|ピーリス]]の模擬戦にて、彼女の力を見ての一言。'''『第2次Z 破界篇』では[[DVE]]で再現'''。
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:第5話より。[[ソーマ・ピーリス|ピーリス]]の模擬戦にて、彼女の力を見ての一言。'''『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では[[DVE]]で再現'''。
:ちなみに、2ndにて[[アンドレイ・スミルノフ|息子]]も同じような発言をしている。
:ちなみに、2ndにて[[アンドレイ・スミルノフ|息子]]も同じような発言をしている。
;「何という性能だ。やはり、この機体…凄い!」<br />「もはやガンダムなど、恐るに足らず!」
;「何という性能だ。やはり、この機体…凄い!」<br />「もはやガンダムなど、恐るに足らず!」
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:1st第20話より。[[GN-X]]に乗って思わずもらした一言。普段落ち着いた大人であるセルゲイが言ったため、かなりネタにされた。
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:第20話より。[[GN-X]]に乗って思わずもらした一言。普段落ち着いた大人であるセルゲイが言ったため、かなりネタにされた。
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:とはいえ、この時点での「ガンダム」がいかに高性能だったかを強調しているとも言える。
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:…とはいえ、この時点での「[[ガンダムタイプ|ガンダム]]」がいかに高性能だったかを強調しているとも言える。
;「これが勝利の美酒というものだ」
;「これが勝利の美酒というものだ」
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:1st第20話より。GN-Xで[[チームトリニティ]]を撃退した際に、ピーリスに向けて放った台詞。
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:同じく第20話より。GN-Xで[[チームトリニティ]]を撃退した際に、ピーリスに向けて放った台詞。
=== 2nd ===
=== 2nd ===
;「私は軍人であっても、人の親ではなかったということだ」
;「私は軍人であっても、人の親ではなかったということだ」
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:2nd第5話での[[ソーマ・ピーリス|ピーリス]]との通信会話より。[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]にとって「良き父親」になれなかったことを自嘲気味に語る。
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:第5話での[[ソーマ・ピーリス|ピーリス]]との通信会話より。[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]にとって「良き父親」になれなかったことを自嘲気味に語る。
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:ただし、ピーリスに息子の息災を尋ねる等、彼なりに父親としての気遣いも見せていた。
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:ただし、ピーリスに息子の息災を尋ねる等、セルゲイなりに父親としての気遣いも見せていた。
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;「たった今、ソーマ・ピーリス中尉は名誉の戦死を遂げた。」
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;「たった今、ソーマ・ピーリス中尉は名誉の戦死を遂げた」
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:2nd第7話より。自らの記憶を思い出したマリーを守るべく、銃を天に撃った際の台詞。彼は軍人としての責務を果たすよりも、「娘」である彼女の幸せを願った。
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:第7話より。自らの記憶を思い出したマリーを守るべく、銃を天に撃った際の台詞。彼は軍人としての責務を果たすよりも、「娘」である彼女の幸せを願った。
;「そういえば、礼を言ってなかったな。5年前、軌道エレベーターの一件…感謝する」
;「そういえば、礼を言ってなかったな。5年前、軌道エレベーターの一件…感謝する」
:1st第5話での[[軌道エレベーター]]での事故に巻き込まれた市民の命を救うために協力した[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]への礼。
:1st第5話での[[軌道エレベーター]]での事故に巻き込まれた市民の命を救うために協力した[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]への礼。
;「そうか…その言葉だけで十分だ。生きてくれ、生き続けてくれ。彼と一緒にな…」
;「そうか…その言葉だけで十分だ。生きてくれ、生き続けてくれ。彼と一緒にな…」
:マリーをアレルヤへ引き渡し、「あなたの娘になりたかった」とピーリスの真意を伝えられた際の台詞。娘を嫁に引き渡す父親の心境だったのかもしれない。
:マリーをアレルヤへ引き渡し、「あなたの娘になりたかった」とピーリスの真意を伝えられた際の台詞。娘を嫁に引き渡す父親の心境だったのかもしれない。
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;「あれも軍人だ。覚悟は出来ている」
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;「あれも軍人だ。覚悟は出来ている…!」
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:過去の回想場面より。ホリーがいる部隊の救助に向かわせようとしたハーキュリーに対して。この決断がアンドレイとの確執へと繋がってしまう…。
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:第17話冒頭における過去の回想場面より。ホリーがいる部隊の救助に向かわせようとした[[パング・ハーキュリー|ハーキュリー]]に対して。固く結ばれたセルゲイの口元には、苦しみがあった。
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:そして、この決断がアンドレイとの確執およびこのエピソードで起きる悲劇へと繋がってしまう…。
;「貴様は軍人だ、軍人なら市民を守れ! 一人でも多くの市民を救い、その上で死ね!」
;「貴様は軍人だ、軍人なら市民を守れ! 一人でも多くの市民を救い、その上で死ね!」
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:2nd第17話より、絶体絶命の窮地を前に狼狽する[[パング・ハーキュリー|ハーキュリー]]を叱咤するセルゲイ。彼の誠実さ、そして芯の強さが伺える。
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:第17話より。絶体絶命の窮地を前に狼狽するハーキュリーを叱咤するセルゲイ。彼の誠実さ、そして芯の強さが伺える。
;「アンドレイ、すまなかった…。心を閉ざしたお前に、どう接すればいいか、努力を怠っていた…」
;「アンドレイ、すまなかった…。心を閉ざしたお前に、どう接すればいいか、努力を怠っていた…」
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:2nd第17話より。不器用な父親・セルゲイの息子への詫びの言葉。もっと早く、お互いが歩み寄れていたならば…。
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:不器用な父親・セルゲイの息子への詫びの言葉。もっと早く、お互いが歩み寄れていたならば…。
;「は…離れるんだ…」<br />「ホリー、すまない…」
;「は…離れるんだ…」<br />「ホリー、すまない…」
:セルゲイの最期。息子・アンドレイをMSの爆発に巻き込ませないよう、命のある限り父親として息子の事を思いやる。
:セルゲイの最期。息子・アンドレイをMSの爆発に巻き込ませないよう、命のある限り父親として息子の事を思いやる。
132行目:
133行目:
== スパロボシリーズの名台詞 ==
== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「筋は良いようだが、動きに若さがあるな」(中略)<br /> 「ああ、久しぶりに共に戦わせてもらう。行くぞ、アンドレイ!」
;「筋は良いようだが、動きに若さがあるな」(中略)<br /> 「ああ、久しぶりに共に戦わせてもらう。行くぞ、アンドレイ!」
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:[[CC]]イベント「宇宙を守っていく者達」より。[[アンチスパイラル]]と[[ヒトマキナ]]との戦いの中でピンチに陥っていた[[ダリー・アダイ|ダリー]]を救ったのは、歴戦の[[エース]]であるセルゲイであった。そして、彼は息子[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]と共に戦場を駆ける。
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:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』イベント「宇宙を守っていく者達」より。[[アンチスパイラル]]と[[ヒトマキナ]]との戦いの中でピンチに陥っていた[[ダリー・アダイ|ダリー]]を救ったのは、歴戦の[[エース]]であるセルゲイであった。そして、彼は息子[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]と共に戦場を駆ける。
:原作において息子との和解ができずに悲しい結末を迎えただけに、スミルノフ父子が共闘する展開は実に感動ものである。
:原作において息子との和解ができずに悲しい結末を迎えただけに、スミルノフ父子が共闘する展開は実に感動ものである。
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:鹵獲作戦時など、宇宙戦にて搭乗。
:鹵獲作戦時など、宇宙戦にて搭乗。
;[[ティエレン高機動B指揮官型]]
;[[ティエレン高機動B指揮官型]]
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:タクラマカン砂漠の作戦時にて搭乗(ただし、[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]ではグラフィックが一般兵用になっている)。
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:タクラマカン砂漠の作戦時にて搭乗(ただし、『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』ではグラフィックが一般兵用になっている)。
;[[GN-X]]
;[[GN-X]]
:1st終盤に搭乗。
:1st終盤に搭乗。
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== 余談 ==
== 余談 ==
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*監督の水島精二氏の発言によると、'''1stシーズンの時点では「セルゲイ・スミルノフと[[アリー・アル・サーシェス]]が作中最強のパイロット」'''であるらしい。
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*水島精二監督の発言によると、'''1stシーズンの時点では「セルゲイ・スミルノフと[[アリー・アル・サーシェス]]が作中最強のパイロット」'''であるらしい。
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*視聴者だけではなく、出演声優からも「ガンダム00で一番の人格者」と言われているが、息子・[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]役の白鳥哲氏には異を唱えられている。
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*視聴者だけではなく、出演声優からも「『ガンダム00』で一番の人格者」と言われているが、息子・[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]役の白鳥哲氏には異を唱えられている。
*セルゲイ役の石塚運昇氏は[[OVA]]版『[[機動戦士ガンダムUC]]』第4巻で[[ヨンム・カークス]]役で出演した際、現場では「自分のガンダムシリーズ初出演はセルゲイ・スミルノフ」だと思い込んでいたらしい(実際には『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』の[[メラン]]副艦長が初出演だが、指摘されても否定したとか)。
*セルゲイ役の石塚運昇氏は[[OVA]]版『[[機動戦士ガンダムUC]]』第4巻で[[ヨンム・カークス]]役で出演した際、現場では「自分のガンダムシリーズ初出演はセルゲイ・スミルノフ」だと思い込んでいたらしい(実際には『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』の[[メラン]]副艦長が初出演だが、指摘されても否定したとか)。