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、 2012年10月21日 (日) 02:56
== マクシミリアン・ジーナス(Maximilian Jenius) ==
*[[登場作品]]:[[マクロスシリーズ]]
**[[超時空要塞マクロス]]
**[[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか]]
**[[マクロス7]]
**[[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜]](小説版のみ)
*[[声優]]:速水奨
*種族:地球人(ヨーロッパ系)
*性別:男
*[[年齢]]:16歳(TV版)、18歳(劇場版)⇒50歳以上([[マクロス7]])⇒70歳間近(恋離飛翼)
*身長:181 cm
*体重:61 kg
*所属:地球統合軍⇒新地球統合軍
*役職:バーミリアン小隊⇒ダンシング・スカル⇒[[マクロス7船団]]長兼[[バトル7]]艦長
*キャラクターデザイン:美樹本晴彦
=== [[超時空要塞マクロス]]([[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか|愛・おぼえていますか]]) ===
[[バルキリー]][[スカル小隊]]のパイロット。愛称「'''マックス'''」。
少尉に昇進した[[一条輝]]の初めての部下として、[[柿崎速雄]]と共に登場した(劇場版では最初から[[スカル小隊]]の一員で、輝とは同僚)。新人でありながら、空中戦における技量は輝や[[ロイ・フォッカー|フォッカー]]を凌ぎ、操縦に関してはまさに[[天才]]的な才能を持つ。また料理や恋愛に関しても一級品で、外見も美男子という所謂「完璧超人」。ただ性格に関しては少し抜けた面もあってか嫌みさは殆ど無く、劇中で発した'''「僕って天才なのかな?」'''という自画自賛するセリフが彼の全てを物語っている。[[メルトランディ]]の[[エース]]パイロットである[[ミリア・ファリーナ・ジーナス|ミリア]]と戦いを通じて星間結婚を果たし、多くの子を設けている。最初の子の名前は「コミリア」。<br />なおミリアとの出会いは、TV版においてはドックファイトの一対一の勝負に勝ち、さらにゲームセンターでも勝利し、その後一悶着あった後にお互い惹かれあっての結婚。[[マクロス]]で行われた結婚式は壮大なものであり、ブリタイ艦隊との和平のきっかけとなる。<br />劇場版では艦内戦にまでもつれ込む程の激しい戦いに勝利し、倒れていたミリアの素顔に対し「美しい」と評した事をきっかけに惹かれ合ったようで、その後は巨人化してブルーの[[クァドラン・ロー]]でミリアと共に参戦した。
このようにTV版と劇場版共に初めて[[異星人]]と接触した地球人であり、戦後は夫婦で「ダンシング・スカル」を結成し、数多くの困難な任務を成功させ[[天才]]マックスの名を欲しいままにしていた。<br />しかし私生活では天然故か色男故か、分け隔て無く他の女性にも優しい性格が災いして色々とミリアの嫉妬を買ってしまい時には喧嘩沙汰になるなど、決して順風満帆ではなかったようである(この頃の話は、ドリームキャストのゲーム「マクロスM3」にて詳しく語られている)。
=== [[マクロス7]] ===
その後第37次[[超長距離移民船団]]旗艦[[マクロス7船団]]長兼[[バトル7]]艦長として銀河へと旅立った。この時50歳代であるが、妻ミリア共々肉体年齢はほぼ30歳代をキープしている。この時には子供も七女「[[ミレーヌ・フレア・ジーナス|ミレーヌ]]」まで生まれていた。ミリアとは市長との間柄でもあり、職務優先という関係上ですっかり冷めた間柄となっており、娘ミレーヌともすれ違いが多く、女性問題等も日常茶飯事と私生活では散々。しかし[[バロータ軍]]との戦闘では、その確かな指揮で何時も後手に回った時でも船団を守り通した。また作戦「オペレーション・スターゲイザー」ではブルーにペイントされた[[VF-22S シュツルムボーゲルII|VF-22S]]を駆り、敵を欺いて正面突破を成し遂げている。作戦が失敗して捕えられても誰一人諦めることなく作戦を練り続け、敵陣から脱出に成功も果たしている。[[プロトデビルン]]との最終決戦時にミリアのVF-22Sと共に年月を感じさせないコンビネーションを見せ、冷え切っていた夫婦の関係も幾分修復される事になった。
VFシリーズの新型がロールアウトすると、職権で専用機として必ず1機は確保しているらしく、VFシリーズの殆どに搭乗経験がある。
=== 劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜 ===
小説版にて、バトル7艦長としてバジュラ本星に赴いた。戦線に到着早々、ミリアと共に[[VF-25 メサイア|VF-25]]で出撃(本人曰く「デート」)し、ミシェルとクランを驚愕させた。
70歳近い年齢だが、未だに肉体年齢は若いままとされている。
== 登場作品と役柄 ==
=== αシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
:初出演作品。精神コマンドに[[集中]]、[[狙撃]]、[[魂]]と強力なものばかりを習得するうえ、原作を踏まえて、特殊技能[[天才]]を持つ。その為、他のパイロットに比べて成長速度が速く、彼の高い能力も合わせて頼もしい存在に。[[2回行動]]可能レベルも低め。<br />後半のフラグ次第によっては、一旦仲間から離脱し巨人化して再加入する。巨大化しても[[能力]]に変化ないが、クァドラン・ロー専属のパイロットとなり、バルキリーへの乗り換えは不可能になる。
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
:α外伝準拠のためか、パイロット能力は上がっているが、[[魂]]が[[覚醒]]になったためパワーダウンしたと言える。
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:巨人化しておらずTV版準拠の設定で登場。ミリアとともに[[ゴーストX-9]]と戦うことに興味がある。[[技量]]を中心に全体的に能力は上がったが、[[天才]]という技能自体がなくなり、バランス調整の影響を受け[[精神コマンド]]から[[魂]]がなくなりパワーダウン。[[援護]]修得もLv41と遅い。残念ながら今作での戦闘能力は[[ロイ・フォッカー|フォッカー]]に劣ってしまう。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:『[[マクロス7]]』の設定を踏まえて登場。前~中盤は[[バトル7]]艦長として、終盤はパイロットとして専用機に搭乗する。[[天才]]故に、[[バルキリー]]はおろか、[[バトル7]]でも相手の攻撃を避けまくるが、バトル7自体の戦闘能力も戦艦とスーパーロボットの中間といえるほど強く、天才の強さゆえに戦艦状態でも異常な強さを見せつけた。しかし、魂が無いので最大火力は少し物足りない点が惜しい。その若い姿にたくさんの仲間に驚かれた。
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦D]]
:『[[マクロス7]]』の姿で登場する。艦長の期間が長く、ルートによっては、[[バルキリー]]のパイロットとして使えるのはラスト3話のみ。しかし5人乗りの[[バトル7]]が攻撃力とサポート[[精神コマンド]]に優れているため、艦に居た方が良かったというプレイヤーも…。
=== Scramble Commanderシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
:「[[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか|愛・おぼえていますか]]」準拠のため、一度離脱した後、最終話直前でゼントラーディ化して復帰する。復帰後は乗機が強制的に[[クァドラン・ロー]]になる。ゲームシステム上、それまで搭乗していた[[VF-1A バルキリー・S]]の改造値は引き継がれないため、復帰後はクァドラン・ローの燃費の悪さによりイマイチ使いづらい。<br />能力面では「[[天才]]」こそないものの、射撃最大値99などエースたるにふさわしいスペックの持ち主。
== パイロットステータスの傾向 ==
=== [[能力|能力値]] ===
輝やフォッカー同様に[[射撃]]、[[命中]]、[[反応]]、[[回避]]が非常に高い。天才さ故か、特に[[技量]]は自軍屈指の高さ。[[格闘]]、[[防御]]といった数値は低い(第3次αでは格闘も非常に高く設定された)。D、第3次αでは艦長→バルキリーのパイロットに変化する。なお、Dでは艦長時はパワーセーブをしていたのか、パイロットになると一気に本来の回避、命中、射撃力を取り戻す。
=== [[精神コマンド]] ===
[[集中]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[愛]]を覚える。初参戦のαでは[[魂]]をもっていたが、それ以降の作品では[[魂]]を持たない。魂習得者の基準がα外伝から変わってしまったのも要因の一つ。
;[[スーパーロボット大戦α|α]]
:[[集中]]、[[狙撃]]、[[てかげん]]、[[熱血]]、[[魂]]、[[愛]]
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]
:[[集中]]、[[狙撃]]、[[てかげん]]、[[熱血]]、[[愛]]、[[覚醒]]
;[[スーパーロボット大戦D|D]]
:[[集中]]、[[直撃]]、[[突撃]]、[[熱血]]、[[覚醒]]、[[愛]]
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
:[[直感]]、[[集中]]、[[狙撃]]、[[熱血]]、[[直撃]]、[[愛]]
=== [[特殊技能]] ===
マックスと言えばやはり[[天才]]。『マクロス7』設定のD時は非常に多くの技能を修得する。
;[[天才]]、[[指揮官]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]、[[シールド防御]]、[[撃ち落とし]]、[[底力]]、[[コンボ]]、[[カウンター]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[気力+(回避)]]
:
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
:(艦長時)クリティカル率+20%<br />(パイロット時)命中率+10%、回避率+10%
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
<!-- :「BGM名」:採用作品や解説など -->
== 人間関係 ==
;[[一条輝]]
:TVでは上官だが、劇場版では同僚。
;[[柿崎速雄]]
:同僚。[[第3次α]]では50歳代となった『[[マクロス7]]』の姿だが、やはり「柿崎くん」と呼ぶ。
;[[ロイ・フォッカー]]
:隊長。
;[[ミリア・ファリーナ・ジーナス]]
:敵の[[エース]]パイロットだったが、結婚することになる。七女まで儲け、八女目となる養女も引き取った。
;コミリア・マリア・ジーナス
:長女。初の星間混血児として生まれる。
;エミリア・ジーナス
:五女。リン・ミンメイのような歌手を目指し、あえて父母のマイクローンサイズから巨人化して辺境惑星の山奥で修行している。マクロスFの時代では歌手として大成している。ちなみに次女~四女、六女は順にミラクル、ミューズ、テレーズ、ミランダ。(長女~六女はいずれもSRW未登場)
;[[ミレーヌ・フレア・ジーナス]]
:七女。ミリアの勝気な面が性格として出ており、妻共々養育に頭を悩ませている。
;[[エキセドル・フォルモ]]
:マクロス7船団の参謀長。
;モアラミア・ジフォン
:『マクロスM3』に登場。養女となる。SRW未登場。
== 他作品との人間関係 ==
=== [[マクロスシリーズ]] ===
;[[工藤シン]]
:[[SC2]]では彼が[[スカル小隊]]に復帰するため、先輩である。
;[[マージ・グルドア]]
:[[第3次α]]では[[ザフト]]に[[バトル7]]を制圧された後、自己の目的の為に[[バトル7]]を使う彼から艦を奪還した。ちなみに同じ声。
;マリアフォキナ・バンローズ
:『マクロスVF-X2』の登場人物。最近になって関連書籍で彼女が率いる反統合政府組織『ビンディランス』に色々協力していたとの「噂」が立っていたことが明らかとなる。更に「噂」には本名は「'''テレーズ・マリアフォキナ・フォミュラ・ジーナス'''」、つまり'''マックスとミリアの実子'''であるとも言われていた。SRW未登場。
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
;[[カミーユ・ビダン]]
:[[α外伝]]ではロザミィの一件が原因でファとの関係がギクシャクした彼にアドバイスする。
;[[シャア・アズナブル]]、[[トレーズ・クシュリナーダ]]
:[[D]]では彼らと[[ノヴァンブル条約]]を結び、[[ブルー・スウェア]]を結成。共に戦う。[[アンソロジーコミック|アンソロジーや4コマ]]では彼らと[[ロジャー・スミス|ロジャー]]も交えて四人で「オールバック紳士同盟」と呼ばれる事もある。
;[[エマ・シーン]]
:[[α]]では彼女とリツコのような女性が好みだと発言した。
;[[デルマイユ]]
:[[D]]では地球圏に帰還した際、彼に[[OZ]]の幕下に入るように要請されるが、断る。
;[[キラ・ヤマト]]、[[アスラン・ザラ]]
:[[SC2]]のEDにて[[南アタリア島]]で彼らと再会した際、結婚とミリアのご懐妊を彼らに祝福されるのと同時に、「アスランはあなた方を羨ましがっている」とキラに伝えられる。
=== スーパー系 ===
;[[流竜馬(OVA)|流竜馬]]、[[神隼人(OVA)|神隼人]]、[[巴武蔵(OVA)|巴武蔵]]、[[車弁慶(OVA)|車弁慶]]
:『[[スーパーロボット大戦D]]』では、[[月|月面]][[インベーダー]]戦争で彼らの上官として共に戦っていたため、戦友同士である。現在になっても、彼らからは時に「戦隊長」と呼ばれるなど、尊敬されている。
;[[赤木リツコ]]
:[[α]]では彼女と[[エマ・シーン|エマ]]を好みのタイプの女性と評した。
;[[ジョーダン・ベス]]
:[[第3次α]]の序盤では、彼が艦長を務める[[ソロシップ]]と行動を共にする事が多い。
;[[カミューラ・ランバン]]
:[[第3次α]]では彼女との対話で、ブラジラー前線基地の危機管理能力の欠如を痛感。戦火に巻き込まぬ為、早急にブラジラーを発つ旨を述べる。
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
;[[エツィーラ・トーラー]]
:[[第3次α]]終盤で拘束した彼女の尋問を行い、[[マクロス7船団]]が巻き込まれた35年の時間軸のズレに関する真相を知り、衝撃を受ける。
== 名台詞 ==
;「僕って天才なのかな?」
:初代TV版より。初陣の後、上司の輝から「お前って天才だな」と言われて。この頃は少し天然な性格だった。
;(美しい……バストは85くらい、意外と着やせするタイプかな……)
:同じく初代TV版にて、ミリアとゲームでの対戦中に彼女の肢体をチラ見しながら心の中で発した台詞。ゲームではミリアと互角以上の激戦を繰り広げつつの言動であり、ゲームとはいえミリアとの戦いですらそんな余裕がある彼の実力と、年相応に彼が助平である事を伺わせる台詞。この後マックスは勝利し、立ち去ろうとするミリアにナイトデートを申し込む事に。
;「このマクシミリアン・ジーナスの戦い方を存分に見せてやる」
:
;「モニターから目を離すな!」
:『[[マクロス7]]』より。[[美保美穂|美穂]]や[[サリー・セイント・フォード|サリー]]が実戦に慣れていない序盤に良く使われた台詞。
== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「カミーユ君、部外者の僕が言えることじゃありませんが…」<br />「彼女は君のことを一番心配してくれる人だと思いますよ」<br />「それに…男性にとって大事な人は案外身近にいると僕は思います」
:α外伝で本来は妹では無い他人のロザミィを助けようとした事が一因でフォウとの三角関係も絡んでファと喧嘩したカミーユへのアドバイス。<br />マックスであるのはこの時点ではプリベンター内では数少ない既婚者という事であるのもあったと思われる。
;「こうして若いままのキミを見ても信じられんよ」
:[[D]]にて[[流竜馬(OVA)|竜馬]]に13年振りに会った際に言った台詞で、直後に竜馬にあんたの方がすごい、と言われる。
;(隊長…一条君…柿崎君…。やっと…会えましたね…)
:[[第3次α]]にて[[プロトデビルン]]に対して孤軍奮闘している[[スカル小隊]]の[[バルキリー]]を見た際の台詞。マックスからすれば30年以上別れていた戦友との再会であり、原作ではフォッカーと柿崎は既に死亡し、輝は消息不明になっている事を思うと彼の喜びも察して余りあるものがあるだろう。
;「残念だ、エペソ司令。あなたは道理をわきまえた人物だと思っていたが…」<br />「どうやらそれは我々を上から見下ろした傲慢さゆえの情けだったようだ」
:[[第3次α]]の50話より。全銀河を[[アポカリュプシス]]の脅威から救うために協力を求めてきた[[αナンバーズ]]を突っ撥ねた[[エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ]]に憤りを隠せなかった。尚、エペソの声優も速水氏である。
;「お前が創る宇宙など、我らには必要ない!」<br />「私の生きる道は私が決める!」<br />「最終ターゲット、ケイサル・エフェス…!」
:[[第3次α]]最終話での[[ケイサル・エフェス]]との[[特殊戦闘台詞]]。
;「またこいつに乗ることになるとはな……」<br />「こいつの特性は体に刻み込んである!」<br />「フ……昔を懐かしんでいる余裕はないか」
:第3次αより、スカル小隊の機体に搭乗した際の台詞。
== 搭乗機体 ==
先述のとおり、ほぼVFシリーズ([[バルキリー]])に搭乗経験があるため、ここに記述しているのは劇中で乗りこなした機体のみである。
;[[VF-1 バルキリー]] or [[VF-1A バルキリー・S]] or [[VF-1J バルキリー・S]]
:
;[[クァドラン・ロー (マックス専用)]]
:
;[[VF-22S シュツルムボーゲルII]]
:
;[[VF-25 メサイア]]
:小説版『恋離飛翼』にて搭乗。
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[[Category:マクロスシリーズ]]