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781 バイト追加 、 2015年10月11日 (日) 02:50
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劇場版では消滅には至っておらず、一騎と総士によってマークザインの中に封じられていたことが明らかになる(一騎に負担をかけていたらしく、同化現象がなかなか改善しなかったのはこれが理由の一つ)。新たなミールによって引きずり出され、[[来主操]]をパイロットとして再び竜宮島を襲う。この際は2年の時、或いはミールの影響のためか外観は結晶体の混じる鋭角的なラインを持ったフォルムとなり、機体色は紫色に変化するなどマークザイン以上に原型からかけ離れた姿となっている。最終的には操が人類軍の核攻撃から美羽を守るべく、マークニヒトから抜け出し特攻。機体はほぼ無傷なまま残留し、操縦席には総士が残されていた。
 
劇場版では消滅には至っておらず、一騎と総士によってマークザインの中に封じられていたことが明らかになる(一騎に負担をかけていたらしく、同化現象がなかなか改善しなかったのはこれが理由の一つ)。新たなミールによって引きずり出され、[[来主操]]をパイロットとして再び竜宮島を襲う。この際は2年の時、或いはミールの影響のためか外観は結晶体の混じる鋭角的なラインを持ったフォルムとなり、機体色は紫色に変化するなどマークザイン以上に原型からかけ離れた姿となっている。最終的には操が人類軍の核攻撃から美羽を守るべく、マークニヒトから抜け出し特攻。機体はほぼ無傷なまま残留し、操縦席には総士が残されていた。
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この姿では地味にアンカーユニットが増えている。
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この姿では地味に同化ケーブルが増えている。
    
前述のように'''「一体でも多くの敵(フェストゥム)を殲滅すること」'''を反映して設計したのだが、「'''[[イドゥン|忌まわしき敵]]に奪取され人類側を大いに苦しめた'''」という、人類の存在と、本来の設計思想そのものを'''その名の通り「否定」する'''皮肉な結果となり、最終的にマークザインによって'''今度は自分が存在することを「否定」される'''というこれまた皮肉な末を辿っている(さらに言うと、UXでは条件を満たすと'''フェストゥムに奪われたこの機体が紆余曲折を得て人類側と共闘する'''事態になる)。
 
前述のように'''「一体でも多くの敵(フェストゥム)を殲滅すること」'''を反映して設計したのだが、「'''[[イドゥン|忌まわしき敵]]に奪取され人類側を大いに苦しめた'''」という、人類の存在と、本来の設計思想そのものを'''その名の通り「否定」する'''皮肉な結果となり、最終的にマークザインによって'''今度は自分が存在することを「否定」される'''というこれまた皮肉な末を辿っている(さらに言うと、UXでは条件を満たすと'''フェストゥムに奪われたこの機体が紆余曲折を得て人類側と共闘する'''事態になる)。
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:原作どおり、終盤に竜宮島と[[北極]]で計2回戦う。既に狩谷は同化されているはずなのに一回目のパイロットは彼女名義。マップ兵器のホーミングレーザーが厄介だが、アカツキと海に沈めたアークエンジェルのコンビでEN切れまで持ち込める(後述)。
 
:原作どおり、終盤に竜宮島と[[北極]]で計2回戦う。既に狩谷は同化されているはずなのに一回目のパイロットは彼女名義。マップ兵器のホーミングレーザーが厄介だが、アカツキと海に沈めたアークエンジェルのコンビでEN切れまで持ち込める(後述)。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:本作ではマークニヒトに使用された[[マークフィアー]]のコアは[[ノーヴル・ディラン|ノーヴル博士]]がミツヒロに提供されたことで建造される。第2部終盤の原作最終局面でイドゥン機として登場。自動回復こそないが攻撃力が高く、また80000越えのHPと同化能力で戦力を削ぎに来る。
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:本作ではマークニヒトに使用される[[マークフィアー]]のコアは[[ノーヴル・ディラン|ノーヴル博士]]がミツヒロに提供している。第2部終盤の原作最終局面でイドゥン機として登場。自動回復こそないが攻撃力が高く、また80000越えのHPと同化能力で戦力を削ぎに来る。
 
:第3部では劇場版設定で来主機として登場。終盤ボスだけにHPが20万越え、操も底力持ちだが、マップ兵器の識別機能がなくなったので対策は簡単。そもそもEN回復がないのでマップ兵器を空撃ちさせ続け、ルガーランス(射撃)を撃ち切らせれば手も足も出ない状態になる(これはTV版仕様にも言えるが、TV版マークニヒトと戦うシナリオは両方ともターン制限が入るのでキャンペーンマップくらいでしか活かせない)。
 
:第3部では劇場版設定で来主機として登場。終盤ボスだけにHPが20万越え、操も底力持ちだが、マップ兵器の識別機能がなくなったので対策は簡単。そもそもEN回復がないのでマップ兵器を空撃ちさせ続け、ルガーランス(射撃)を撃ち切らせれば手も足も出ない状態になる(これはTV版仕様にも言えるが、TV版マークニヒトと戦うシナリオは両方ともターン制限が入るのでキャンペーンマップくらいでしか活かせない)。
 
:最後は核ミサイルから[[エルシャンク]]を庇って消滅してしまうが、[[隠し要素/UX|隠し要素]]の条件を満たせばその後復活し、味方として使用できる。[[マークザイン]]並みの機体性能を持ち、操が「読心」を持つため凄まじい命中回避を誇る。が、武装面は敵対時にあったMAP兵器が無くなり、攻撃力も敵対時からほとんど上昇していないため、特に最大攻撃力が低いのが欠点。バリア無効付きの武装が多く、参戦シナリオはバジュラとの決戦なので、バリア持ちのバジュラや回避の高いゴーストの相手をしよう。
 
:最後は核ミサイルから[[エルシャンク]]を庇って消滅してしまうが、[[隠し要素/UX|隠し要素]]の条件を満たせばその後復活し、味方として使用できる。[[マークザイン]]並みの機体性能を持ち、操が「読心」を持つため凄まじい命中回避を誇る。が、武装面は敵対時にあったMAP兵器が無くなり、攻撃力も敵対時からほとんど上昇していないため、特に最大攻撃力が低いのが欠点。バリア無効付きの武装が多く、参戦シナリオはバジュラとの決戦なので、バリア持ちのバジュラや回避の高いゴーストの相手をしよう。
 
:機体ボーナスはスーパー系と相性が良いので、[[ゼロファフナー]]かレンジの似ている[[黒獅子]]辺りと組むのがいいだろう。
 
:機体ボーナスはスーパー系と相性が良いので、[[ゼロファフナー]]かレンジの似ている[[黒獅子]]辺りと組むのがいいだろう。
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== 装備・機能 ==
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== 武装・機能 ==
=== 武装・[[必殺武器]] ===
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=== 固定装備 ===
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ロールアウト時の本来の武装。全て消失したマークザインに対し、ニヒトは変貌後もこれらが残っている。
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;ホーミングレーザー
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:ザルヴァートルモデルの標準装備。背中に二基搭載されたホーミングレーザー発振器。[[K]]ではビーム兵器なので、ビーム完全無効の[[アカツキ (オオワシ装備)|アカツキ]]や(シナリオによるが)海に沈めた[[アークエンジェル]]に任せればノーダメージでEN切れに追い込む事が出来る。[[MAP兵器]]版もあるのでその点は注意。
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:とにかく使用機会が少ない。ザインのものは1話持たずに消失し、ニヒトも劇場版では未使用に終わった。UXでも劇場版名義になった後は使用不能に。
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;同化ケーブル
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:翼部の6本のアンカーユニット。劇場版以降は8本に増加し、突き刺した対象を同化して支配下に置くという恐ろしい運用法をみせる。<br />製造当時のファフナーの装備としては随分と強力だが、使用機会のないままフェストゥムに乗っ取られたため、本来の性能がどれほどのものかは不明。
 +
 
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=== [[必殺武器]] ===
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パイロットにとって戦いかたの変わるマークニヒトだが、ワームスフィアはTV版からEXODUSまで全編通して多用している。SRWにおいては各武器のけん制やトドメとしても使用される。
 
;ワーム・スフィアー
 
;ワーム・スフィアー
 
:物質をゼロ次元へと捻じ切ってしまう球体を発生させる。[[ベイバロン・モデル]]を大破させ、[[マークアイン]]にも致命傷を与えた。
 
:物質をゼロ次元へと捻じ切ってしまう球体を発生させる。[[ベイバロン・モデル]]を大破させ、[[マークアイン]]にも致命傷を与えた。
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==== TV版 ====
 
==== TV版 ====
 
;格闘
 
;格闘
:ワーム・スフィアーを投げつけた後に、接近し殴りつける。劇中では同化したルガーランスを投げつけ、[[マークジーベン]]の上半身を消し飛ばしてしまった。
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:TV版では肉弾戦を行う場面が目立つ(主な相手は生身の人間)。同化したルガーランスを投げつけ、[[マークジーベン]]の上半身を消し飛ばすという芸当も披露した。<br />SRWではワーム・スフィアーを投げつけた後に、接近し殴りつける。
;ホーミングレーザー
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:ザルヴァートルモデルの標準装備。背中に二基搭載されたホーミングレーザー発振器。[[K]]ではビーム兵器なので、ビーム完全無効の[[アカツキ (オオワシ装備)|アカツキ]]や(シナリオによるが)海に沈めた[[アークエンジェル]]に任せればノーダメージでEN切れに追い込む事が出来る。[[MAP兵器]]版もあるのでその点は注意。
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:劇場版では未使用であり、UXでも劇場版名義になった後はなくなる。
      
==== 劇場版 ====
 
==== 劇場版 ====
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;;ルガーランス(斬撃)
 
;;ルガーランス(斬撃)
 
::UXでは突撃した後逆手で突き刺し、離脱しながらワーム・スフィアーを叩き込んでトドメ。
 
::UXでは突撃した後逆手で突き刺し、離脱しながらワーム・スフィアーを叩き込んでトドメ。
;アンカーユニット
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:変貌前にあったものが増加している。劇中ではこれを操作、突き刺した対象を同化して支配下に置くという恐ろしい運用法を使用していた。
      
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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