差分

810 バイト除去 、 2015年8月14日 (金) 22:25
編集の要約なし
9行目: 9行目:  
*キャラクターデザイン:谷口守泰
 
*キャラクターデザイン:谷口守泰
   −
[[グラドス軍]]所属の軍人。
+
[[グラドス軍]]所属の軍人。第1部のグラドス軍による地球侵攻軍に参加し、第3話でゲイルがエイジ追撃の任務を外された際に後任となった。
 
  −
第1部のグラドス軍による地球侵攻軍に参加し、第3話でゲイルがエイジ追撃の任務を外された際に後任となった。
  −
 
  −
以前は[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ|エイジ]]の姉である[[アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ|ジュリア]]に横恋慕していた。エイジ追撃の際にその恨みから、ジュリアの婚約者である同じグラドス軍の[[アーマス・ゲイル]]も同時に葬ろうとしたが、[[レイズナー]]の[[V-MAX]]発動により撃墜されてしまう。
  −
 
  −
死亡したかに見えたが、第2部で[[サイボーグ]]となって復活し、[[死鬼隊]]の一員となる。自分に負けず劣らずのはみ出し者の中でもそのイカレっぷりを発揮した。しかし、小物度もアップして失態を繰り返したことで失脚して投獄。
  −
 
  −
脱獄して執拗にエイジとジュリアの姉弟を狙うも、最後は[[SPT]]に踏みつぶされて死亡。散々しぶとかった彼にしてはあまりにも呆気ない最期であった。
      +
=== 人物 ===
 
'''「地球人を野蛮と称したグラドス人も、地球人と五十歩百歩」'''であることを描写するために登場したキャラクターであり、[[性格]]は乱暴で非道外道で残虐・残忍。趣味はいじめと人殺しという快楽殺人者の類である。
 
'''「地球人を野蛮と称したグラドス人も、地球人と五十歩百歩」'''であることを描写するために登場したキャラクターであり、[[性格]]は乱暴で非道外道で残虐・残忍。趣味はいじめと人殺しという快楽殺人者の類である。
    
その異常さは、第1部での第3話から第8話までの短い登場期間中に、非戦闘員である[[国連]]スタッフを[[SPT]]で執拗かつ遊び半分に狩りたてた挙句なぶり殺しにし、また意に沿わない行動をとった部下2名を躊躇無く捨て駒にし、あまつさえ殺害。ついにはそれが上層部に露見することを恐れてゲイルを亡き者にしようと企てて彼の部下2人を殺害し、彼自身も半殺しの憂き目に遭わせるという、ロボットアニメ史上に類を見ないほどの「戦果」を挙げてみせたことからも伺い知れる。エイジが劇中で極力敵兵を殺さないことを心がけていたこと、地球側の戦力がグラドスに対しあまりにも無力であったこと、後半では敵機のほとんどが無人機になったことなど原因はいろいろあるが、作中で描写されている限り、同じグラドス側のキャラクターでありながらグラドス人を一番多く殺しているのは彼だと思われる。
 
その異常さは、第1部での第3話から第8話までの短い登場期間中に、非戦闘員である[[国連]]スタッフを[[SPT]]で執拗かつ遊び半分に狩りたてた挙句なぶり殺しにし、また意に沿わない行動をとった部下2名を躊躇無く捨て駒にし、あまつさえ殺害。ついにはそれが上層部に露見することを恐れてゲイルを亡き者にしようと企てて彼の部下2人を殺害し、彼自身も半殺しの憂き目に遭わせるという、ロボットアニメ史上に類を見ないほどの「戦果」を挙げてみせたことからも伺い知れる。エイジが劇中で極力敵兵を殺さないことを心がけていたこと、地球側の戦力がグラドスに対しあまりにも無力であったこと、後半では敵機のほとんどが無人機になったことなど原因はいろいろあるが、作中で描写されている限り、同じグラドス側のキャラクターでありながらグラドス人を一番多く殺しているのは彼だと思われる。
   −
しかしながら、その無茶苦茶かつ強烈さである意味清々しいとすら思える悪役キャラクターぶりと、卑怯な悪役を得意とする広瀬正志氏の怪演で、放送当時からファンが多く(実は、[[主人公]]であるエイジを食う程の人気があった)、一部のファンからは'''「ゴステロ様」'''と呼ばれて親しまれている。
+
=== 来歴 ===
 +
以前は[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ|エイジ]]の姉である[[アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ|ジュリア]]に横恋慕していた。エイジ追撃の際にその恨みから、ジュリアの婚約者である同じグラドス軍の[[アーマス・ゲイル]]も同時に葬ろうとしたが、[[レイズナー]]の[[V-MAX]]発動により撃墜されてしまう。
 +
 
 +
死亡したかに見えたが、第2部で[[サイボーグ]]となって復活し、[[死鬼隊]]の一員となる。自分に負けず劣らずのはみ出し者の中でもそのイカレっぷりを発揮する反面、小物度もアップして失態を繰り返したことで失脚して投獄。
   −
また、広瀬氏は高橋作品の常連でもあり、『太陽の牙ダグラム』(SRW未参戦)のコール・デスタン、『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の[[カン・ユー]]に続いて演じたゴステロは、間違いなく前者二人以上にぶっ飛んだキャラクターであり、そして彼らに負けないぐらいの鮮烈な印象を残した名悪役である。
+
脱獄して執拗にエイジとジュリアの姉弟を狙うも、最後は[[SPT]]に踏みつぶされて死亡。散々しぶとかった彼にしてはあまりにも呆気ない最期であった<ref>シリーズが[[打ち切り]]にならなければ「潰されたのは義手だけ」という事にして再度復活する予定もあったらしい。</ref>。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
SRWでの登場回数はそこまで多くないものの、やはりその強烈過ぎるキャラクター故に作中でも強烈な印象を残す事が多い。
 
SRWでの登場回数はそこまで多くないものの、やはりその強烈過ぎるキャラクター故に作中でも強烈な印象を残す事が多い。
  −
中でも初参戦作品である『[[新スーパーロボット大戦]]』では破格の扱いであり、[[デビルガンダムOG|デビルガンダム]]のコアとなって'''裏ボス'''となるという驚愕の展開が待っている。特徴的な悪役だったとはいえ、別の出典作のラスボスユニット(しかもゲームオリジナル仕様)に乗って最後の敵となるというのは、異例としか言いようの無い扱いである。同様の別の出典作の機体に乗ってラスボスとなったキャラクターとしては、F完結編での[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]や[[シャピロ・キーツ|シャピロ]](共に[[ヴァルシオン]]に搭乗)が挙げられる。
      
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
136行目: 130行目:  
:高笑いと共に背景には炎が激しく燃え上がるといういかにもな演出が成されており、スタッフのゴステロ様への愛がよく感じられる場面と思えなくもない。
 
:高笑いと共に背景には炎が激しく燃え上がるといういかにもな演出が成されており、スタッフのゴステロ様への愛がよく感じられる場面と思えなくもない。
   −
== スパロボシリーズの名台詞 ==
+
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
;「勝利はじっくりと味わうものだ!」
 
;「勝利はじっくりと味わうものだ!」
 
:新における攻撃台詞。上述の「料理は~」の聞き間違いなのか、[[キャラクター事典]]でもこれが紹介されている。
 
:新における攻撃台詞。上述の「料理は~」の聞き間違いなのか、[[キャラクター事典]]でもこれが紹介されている。
157行目: 151行目:     
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*劇中では[[SPT]]に踏み潰されるという最期を遂げたが、シリーズが[[打ち切り]]にならなければ「潰されたのは義手だけ」という事にして再度復活する予定もあったらしい。
+
*その無茶苦茶かつ強烈さである意味清々しいとすら思える悪役キャラクターぶりと、卑怯な悪役を得意とする広瀬正志氏の怪演で、放送当時からファンが多く(実は、[[主人公]]であるエイジを食う程の人気があった)、一部のファンからは'''「ゴステロ様」'''と呼ばれて親しまれている。
*ゴステロを演じた[[声優]]の広瀬正志氏は、所属事務所でのサンプルボイスとして[[ランバ・ラル]]らと共にゴステロを披露している。ご自身でもその人気はよくわかっているのだろう。
+
*ゴステロを演じた[[声優]]の広瀬正志氏は高橋作品の常連でもあり、『太陽の牙ダグラム』(SRW未参戦)のコール・デスタン、『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の[[カン・ユー]]に続いて演じたゴステロは、間違いなく前者二人以上にぶっ飛んだキャラクターであり、そして彼らに負けないぐらいの鮮烈な印象を残した名悪役である。
 +
**また、広瀬氏は、所属事務所でのサンプルボイスとして[[ランバ・ラル]]らと共にゴステロを披露している。ご自身でもその人気はよくわかっているのだろう。
    
{{DEFAULTSORT:こすてろ}}
 
{{DEFAULTSORT:こすてろ}}
 
[[Category:登場人物か行]]
 
[[Category:登場人物か行]]
 
[[Category:蒼き流星SPTレイズナー]]
 
[[Category:蒼き流星SPTレイズナー]]
8,719

回編集