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*所属:[[ギシン帝国]]
 
*所属:[[ギシン帝国]]
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ギシン星の皇帝。全宇宙の征服を企んでいる独裁者。養子にしたマーズを[[地球]]破壊の先兵として送り込むなど、目的の為には手段を選ばない冷酷非情で極悪な性格。自分の意思に逆らう者は絶対に許さず、即刻抹殺を命ずる。 強力な[[超能力]]の使い手でもある。その能力は実体ある[[偽物|分身体]]を作り、死者を操るなど物語でも深く関わる。
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ギシン星の皇帝。全宇宙の征服を企んでいる独裁者。養子にしたマーズを[[地球]]破壊の先兵として送り込むなど、目的の為には手段を選ばない冷酷非情で極悪な[[性格]]。自分の意思に逆らう者は絶対に許さず、即刻抹殺を命ずる。 強力な[[超能力]]の使い手でもある。その能力は実体ある[[偽物|分身体]]を作り、死者を操るなど物語でも深く関わる。
    
ギシン星で[[ゴッドマーズ]]及びマーズこと[[明神タケル]]と戦い、圧倒的な力を行使する。しかし、タケルの捨て身の攻撃ともいえるゴッドマーズの[[反陽子爆弾]]で一度は倒された。
 
ギシン星で[[ゴッドマーズ]]及びマーズこと[[明神タケル]]と戦い、圧倒的な力を行使する。しかし、タケルの捨て身の攻撃ともいえるゴッドマーズの[[反陽子爆弾]]で一度は倒された。
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Zシリーズでは一貫してユニット名義が「皇帝ズール」、パイロット名義が「ズール」になっている。
 
Zシリーズでは一貫してユニット名義が「皇帝ズール」、パイロット名義が「ズール」になっている。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
:シリーズ初の音声収録。原作どおり[[地球]]を破壊しようとするが、途中で地球の特異性が惜しくなり、地球の支配に方針転換、[[Dr.ヘル一派]]と手を組んだりするようになる。D以上に、次元を超えて集結している版権作品の奥の奥まで知り尽くしているような口調が特徴。[[明神タケル|タケル]]の起動した[[反陽子爆弾]]により敗北するが、直後に再び現れる事を予告して消滅した。
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:シリーズ初の音声収録。原作どおり[[地球]]を破壊しようとするが、途中で地球の特異性が惜しくなり、地球の支配に方針転換、[[Dr.ヘル一派]]と手を組んだりするようになる。
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:[[D]]以上に、次元を超えて集結している版権作品の奥の奥まで知り尽くしているような口調が特徴。[[明神タケル|タケル]]の起動した[[反陽子爆弾]]により敗北するが、直後に再び現れる事を予告して消滅した。
 
:本体はただですら高い能力値に加え高レベルの超能力に[[極]]、[[2回行動]]を所持しているので出来れば一気に倒してしまいたいところである。なお、[[偽物]]と本物とでは技の演出が若干異なり、本物のみ[[カットイン|リアルカットイン]]が挿入されている。
 
:本体はただですら高い能力値に加え高レベルの超能力に[[極]]、[[2回行動]]を所持しているので出来れば一気に倒してしまいたいところである。なお、[[偽物]]と本物とでは技の演出が若干異なり、本物のみ[[カットイン|リアルカットイン]]が挿入されている。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
:予告通り復活。[[64]]以来の共演となった同じ暗黒の力の使い手である[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ]]と手を組み、[[ゲシュタルト]]に分かれて暗躍。終盤で完全復活を果たすも[[愛]]を受けて輝いた[[ゴッドマーズ]]の一撃をもって消滅した。彼もまた、[[黒の英知]]に触れた者の一人である。
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:予告通り復活。[[64]]以来の共演となった同じ暗黒の力の使い手である[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ]]と手を組み、[[ゲシュタルト]]に分かれて暗躍。
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:終盤で完全復活を果たすも「[[愛]]」を受けて輝いた[[ゴッドマーズ]]の一撃をもって消滅した。彼もまた、[[黒の英知]]に触れた者の一人である。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
:名前のみの登場。同様に[[黒の英知]]に触れた者の一人である[[宇宙魔王]]と、かつて同志であったとされている[[ハーデス神]]が登場する。
 
:名前のみの登場。同様に[[黒の英知]]に触れた者の一人である[[宇宙魔王]]と、かつて同志であったとされている[[ハーデス神]]が登場する。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
:またしても復活を遂げ、宇宙魔王・ハーデス神と共に版権作品最後の大ボスとして立ちふさがる。彼も歪んだ[[真化]]を遂げた高次元生命体の一人だという事が判明した。
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:またしても復活を遂げ、宇宙魔王およびハーデス神と共に版権作品最後の[[ラストボス|大ボス]]として立ちふさがる。ズール皇帝もまた、「歪んだ[[真化]]を遂げた高次元生命体の一人である」という事実が判明する。
:最後は最も嫌う「愛」に敗北したことを認められないまま完全に消滅した。
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:最後は、ズール皇帝自身が最も嫌う「愛」に敗北したことを認められないまま完全に消滅した。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
:[[64]]に近い立ち位置。今回は[[ギシン帝国|ギシン星間帝国]]で、[[ベガ星連合軍]]に加え[[ザール星間帝国|ザール星人]]も従えている。本編中では度々[[偽物]]と交戦することになり、本物とは終盤でギシン星ルートを選んだ場合に限り戦闘可能。本物はユニットとしては、最大[[射程]]9かつHP15万で[[HP回復]]を持ち、一度倒しても復活する。ただし、条件を満たせば、復活を防ぐことができる。パイロットとしても、[[底力]]、[[超能力]]レベル9を誇る(偽物は8止まり)。[[命中]]・[[回避]]に限ればラスボスよりずっと強い。[[戦闘前会話]]も多く、ボスにふさわしい。[[地球]]を破壊しようとしたのは、[[ペルフェクティオ]]の侵入を防ぐためであった。[[ゲペルニッチ]]と同じく強いボスキャラ。
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:[[64]]に近い立ち位置。今回は[[ギシン帝国|ギシン星間帝国]]で、[[ベガ星連合軍]]に加え[[ザール星間帝国|ザール星人]]も従えている。本編中では度々[[偽物]]と交戦することになり、本物とは終盤でギシン星ルートを選んだ場合に限り戦闘可能。
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:本物はユニットとしては、最大[[射程]]9かつ[[HP]]15万で[[HP回復]]を持ち、一度倒しても復活する。ただし、条件を満たせば、復活を防ぐことができる。パイロットとしても、[[底力]]、[[超能力]]レベル9を誇る(偽物は8止まり)。[[命中]]・[[回避]]に限ればラスボスよりずっと強い。
 +
:[[戦闘前会話]]も多く、ボスにふさわしい。[[地球]]を破壊しようとしたのは、[[ペルフェクティオ]]の侵入を防ぐためであった。[[ゲペルニッチ]]と同じく強いボスキャラ。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦64]]
 
;[[スーパーロボット大戦64]]
:[[ベガ星連合軍]]や[[キャンベル星人]]も従える銀河帝国の皇帝。…なのはいいが、彼のインパクトは原作より薄れていて[[地球]]に唐突に現れては倒されてしまうなど、扱いが悪い。ただし本人は強く、3回復活するなど手ごわい。[[張五飛|五飛]]を洗脳して'''「ズール皇帝こそが正義だ!」'''と言わせたのには度肝を抜かれるが…。<br />[[64]]を担当したシナリオライターの鏡俊也氏も思うところがあるのか、[[D]]ではズール編を加えるなどアレンジが加えられている。
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:[[ベガ星連合軍]]や[[キャンベル星人]]も従える銀河帝国の皇帝。…なのはいいが、彼のインパクトは原作より薄れていて[[地球]]に唐突に現れては倒されてしまうなど、扱いが悪い。ただし、ズール皇帝本人は強く、3回復活するなど手ごわい。
:一方[[グラドスの刻印]]への破壊指示をする際に銀河帝国の皇帝にしてはかなりマヌケな発言をしてしまっているなど、お茶目な描写もある。
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:[[張五飛|五飛]]を洗脳して'''「ズール皇帝こそが正義だ!」'''と言わせたのには度肝を抜かれるが…。なお、[[64]]を担当したシナリオライターの鏡俊也氏も思うところがあるのか、[[D]]ではズール編を加えるなどアレンジが加えられている。
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:その一方で、[[グラドスの刻印]]への破壊指示をする際に銀河帝国の皇帝にしてはかなりマヌケな発言をしてしまっているなど、お茶目な描写もある。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:[[Zシリーズ]]では広範囲[[マップ兵器]]。[[偽物]]は3マス、本物は5マス。
 
:[[Zシリーズ]]では広範囲[[マップ兵器]]。[[偽物]]は3マス、本物は5マス。
 
;死の光
 
;死の光
:第2次Z再世篇以降で使用するマップ兵器。ズール皇帝を中心に黒い稲妻を放つ。
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:[[第2次Z再世篇]]以降で使用するマップ兵器。ズール皇帝を中心に黒い稲妻を放つ。
 
;電撃
 
;電撃
 
:天変地異を起こし、雷を落とす。
 
:天変地異を起こし、雷を落とす。
 
;格闘
 
;格闘
:64でのみ使用。原作では両手を組んで上から殴りつけたり、ゴッドマーズの首を絞めながら軽々と持ち上げたりと肉体派な戦い方もしていた。
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:64でのみ使用。原作では両手を組んで上から殴りつけたり、[[ゴッドマーズ]]の首を絞めながら軽々と持ち上げたりと肉体派な戦い方もしていた。
 
;怪光線
 
;怪光線
:64、Dでのみ使用。
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:[[64]]、[[D]]でのみ使用。
 
;ビーム
 
;ビーム
 
:64、Dでのみ使用。Zシリーズのエネルギー衝撃波に相当する必殺技だった。
 
:64、Dでのみ使用。Zシリーズのエネルギー衝撃波に相当する必殺技だった。
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:洗脳して利用する。
 
:洗脳して利用する。
 
;イデア
 
;イデア
:科学者(マーグ・マーズ兄弟の実父)。[[反陽子爆弾]]を製造させる。後に、ズール皇帝によって反逆者として処刑された。
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:[[科学者・技術者|科学者]](マーグ・マーズ兄弟の実父)。[[反陽子爆弾]]を製造させる。後に、ズール皇帝によって反逆者として処刑された。
 
;[[ロゼ]]
 
;[[ロゼ]]
 
:彼女の住んでいた星を襲い部下にした。
 
:彼女の住んでいた星を襲い部下にした。
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=== ダイナミック系 ===
 
=== ダイナミック系 ===
 
;[[Dr.ヘル]]
 
;[[Dr.ヘル]]
:第2次Zでは同盟を組む。彼の世界征服の真意を見抜いている。また、再世篇では彼を[[黒の英知]]の継承者としても認めている。
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:[[第2次Z]]では同盟を組む。彼の世界征服の真意を見抜いている。また、[[第2次Z再世篇]]では彼を[[黒の英知]]の継承者としても認めている。
 
;[[ハーデス神]]
 
;[[ハーデス神]]
:かつての同志。天獄篇で彼と共に版権作品最後の敵勢力となる。
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:かつての同志。[[第3次Z天獄篇]]では、彼と共に版権作品最後の敵勢力となる。
 
;[[ゲッターチーム]]
 
;[[ゲッターチーム]]
 
:[[ゲッター線]]の力を理解しており、[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]達にその力が[[宇宙]]を破壊へと導くと警告している。戦闘中の台詞もある。
 
:[[ゲッター線]]の力を理解しており、[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]達にその力が[[宇宙]]を破壊へと導くと警告している。戦闘中の台詞もある。
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:第2次Z破界篇で同盟を持ちかけるものの、拒否される。彼が人類に敵対行動を行う真意を見抜いている。
 
:第2次Z破界篇で同盟を持ちかけるものの、拒否される。彼が人類に敵対行動を行う真意を見抜いている。
 
;[[ニア・テッペリン]]([[アンチスパイラル]])
 
;[[ニア・テッペリン]]([[アンチスパイラル]])
:再世篇ではムゲ同様に「暗黒の王」としてその存在と力に一目置かれている。
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:第2次Z再世篇ではムゲ同様に「暗黒の王」としてその存在と力に一目置かれている。
 
;[[宇宙魔王]]
 
;[[宇宙魔王]]
:天獄篇で共演。どちらも[[黒の英知]]に触れた暗黒の力の使い手であり、ハーデス神と共に版権作品最後の敵勢力となる。
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:[[第3次Z天獄篇]]で共演。どちらも[[黒の英知]]に触れた暗黒の力の使い手であり、ハーデス神と共に版権作品最後の敵勢力となる。
    
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
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:[[Zシリーズ]]では残念ながら(?)特に因縁は無かった。
 
:[[Zシリーズ]]では残念ながら(?)特に因縁は無かった。
 
;[[アムロ・レイ]]
 
;[[アムロ・レイ]]
:革新に目覚めようとしている者とし、警戒している。が、[[第2次スーパーロボット大戦|第2次Z]]においては「[[ニュータイプ]]としての」なのか、それとも[[イノベイター|何か別の含意]]があるのか、正確な意図は現時点ではわからないままであったが、再世篇では導く者として[[刹那・F・セイエイ|刹那]]を導いた。
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:革新に目覚めようとしている者とし、警戒している。
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:なお、[[第2次Z破界篇]]においては「[[ニュータイプ]]としての」なのか、それとも[[イノベイター|何か別の含意]]があるのか、正確な意図はその時点ではわからないままであったが、[[第2次Z再世篇]]では導く者として[[刹那・F・セイエイ|刹那]]を導いた。
 
;[[刹那・F・セイエイ]]、[[ロックオン・ストラトス]]<br />[[アレルヤ・ハプティズム]]、[[ティエリア・アーデ]]
 
;[[刹那・F・セイエイ]]、[[ロックオン・ストラトス]]<br />[[アレルヤ・ハプティズム]]、[[ティエリア・アーデ]]
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]にて彼ら[[ソレスタルビーイング|CB]]のガンダムの動力源である[[GNドライヴ]]が[[イノベイター|最終的に齎すもの]]に気づいており、人類が持っていていいものではないとして、戦闘時には破壊しようと目論む。
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:第2次Z破界篇にて彼ら[[ソレスタルビーイング|CB]]のガンダムの動力源である[[GNドライヴ]]が[[イノベイター|最終的に齎すもの]]に気づいており、人類が持っていていいものではないとして、戦闘時には破壊しようと目論む。
    
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
163行目: 169行目:  
:キリコと戦闘した際にその存在を示唆している。
 
:キリコと戦闘した際にその存在を示唆している。
 
;[[レナード・テスタロッサ]]
 
;[[レナード・テスタロッサ]]
:自らのエゴの為に時空修復を行おうとする彼を「人間の身でありながら神の力を使おうとする愚かな存在」と嘲笑する。
+
:自らのエゴの為に時空修復を行おうとする彼を「人間の身でありながら[[神]]の力を使おうとする愚かな存在」と嘲笑する。
    
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
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:[[64]]では彼女達に[[ムゲ・ゾルバドス]]と並んで銀河の後継者候補の一人と目されていた。結局ズール皇帝は敗れたが、彼女達にとってその気になれば復活は容易らしい。
 
:[[64]]では彼女達に[[ムゲ・ゾルバドス]]と並んで銀河の後継者候補の一人と目されていた。結局ズール皇帝は敗れたが、彼女達にとってその気になれば復活は容易らしい。
 
;[[ペルフェクティオ]]
 
;[[ペルフェクティオ]]
:[[D]]ではペルフェクティオの強大さや恐ろしさを感じ取っており、その存在を非常に恐れている。[[地球]]を破壊しようとしたのも、[[ペルフェクティオ]]をこちらの[[宇宙]]に出現させない為であった。……なのだが、出現しても戦って勝つだけの勝算があった節を散り際に見せている(人間に憑依しているためかもしれないが)。
+
:[[D]]ではペルフェクティオの強大さや恐ろしさを感じ取っており、その存在を非常に恐れている。
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:[[地球]]を破壊しようとしたのも、[[ペルフェクティオ]]をこちらの[[宇宙]]に出現させない為であった。……なのだが、出現しても戦って勝つだけの勝算があった節を散り際に見せている(人間に憑依しているためかもしれないが)。
 
;[[ガイオウ]]
 
;[[ガイオウ]]
:ズールと同一の存在を知っているらしい。ただし、その存在はズールという名前ではなかったとのこと。時獄篇の情報を考えると恐らく[[宇宙魔王]]か[[ハーデス神]]。
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:ズールと同一の存在を知っているらしい。ただし、その存在はズールという名前ではなかったとのこと。[[第3次Z時獄篇]]の情報を考えると、おそらく[[宇宙魔王]]か[[ハーデス神]]。
 
;[[御使い]]
 
;[[御使い]]
:ズール曰く「神々の戦いの勝利者」。再世篇では自軍に対して「奴ら」の出現に絶対に後悔すると警告した。天獄篇では彼らを打倒し、宇宙の管理者になり替わろうとした。
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:ズール曰く「[[神|神々]]の戦いの勝利者」。[[第2次Z再世篇]]では自軍に対して「奴ら」の出現に絶対に後悔すると警告した。[[第3次Z天獄篇]]では彼らを打倒し、宇宙の管理者になり替わろうとした。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
    
=== 64 ===
 
=== 64 ===
;ズール皇帝「おのれ、恐れを知らぬ奴らめ! ワシの力を思い知るがいい!!」<br />タケル「ズール! 貴様はもう終わりだ」<br />「銀河帝国軍もいずれは敗退する。ギシン星にも、戻れない」<br />「貴様はそれでも戦いをやめないというのか!?」<br />ズール皇帝「かまわん。ワシは生き続け地球を第2のギシン星とするのだ」<br />「宇宙に生きる命はワシあっての命。ワシが死ぬなどありえぬわ!ワーッハハハハハッ!!」
+
;ズール皇帝「おのれ、恐れを知らぬ奴らめ! ワシの力を思い知るがいい!!」<br />タケル「ズール! 貴様はもう終わりだ」<br />「銀河帝国軍もいずれは敗退する。ギシン星にも、戻れない」<br />「貴様はそれでも戦いをやめないというのか!?」<br />ズール皇帝「かまわん。ワシは生き続け地球を第2のギシン星とするのだ」<br />「宇宙に生きる命はワシあっての命。ワシが死ぬなどありえぬわ! ワーッハハハハハッ!!」
:[[64]]「決戦宙域」での掛け合い。Dや第2次Zでもほぼ同様の台詞あり。
+
:[[64]]「決戦宙域」での掛け合い。[[D]]や[[第2次Z]]でもほぼ同様の台詞あり。
;「うおぉぉぉぉっ!? なんだ、これは!? おのれ、ワシは死なんぞ!!たとえこの体が滅びても、ワシの細胞の一つ一つは宇宙へと広がり、そこでまた姿を変えて支配者となるのだ!ワシは決して滅びはせぬぞぉぉぉーっ!」
+
;「うおぉぉぉぉっ!? なんだ、これは!? おのれ、ワシは死なんぞ!! たとえこの体が滅びても、ワシの細胞の一つ一つは宇宙へと広がり、そこでまた姿を変えて支配者となるのだ! ワシは決して滅びはせぬぞぉぉぉーっ!」
 
:64より、断末魔の台詞。Dや第2次Zでもほぼ同様。
 
:64より、断末魔の台詞。Dや第2次Zでもほぼ同様。
    
=== D ===
 
=== D ===
;「おのれマーズ! この愚か者め!古代文明が地球に開いた次元ゲートから出てくるものが、いかに危険かも知らぬくせに、よくもやってくれおった!地球を破壊せぬかぎり、あれの侵入は防げぬ!あれが完全にこの世界へと入り込めば、お前たちはすべて死に絶えるのだ!ワシに逆らった己の愚かさを、悔いて死んでいくがよいわ!フハハッフハハハハハッ!!」
+
;「おのれマーズ! この愚か者め! 古代文明が地球に開いた次元ゲートから出てくるものが、いかに危険かも知らぬくせに、よくもやってくれおった! 地球を破壊せぬかぎり、あれの侵入は防げぬ! あれが完全にこの世界へと入り込めば、お前たちはすべて死に絶えるのだ! ワシに逆らった己の愚かさを、悔いて死んでいくがよいわ! フハハッフハハハハハッ!!」
:[[D]]の終盤でマーズ達に倒された時の台詞。いずれ完全復活して[[ルイーナ]]に対抗することを言い残し、滅びの時を迎えんとする彼が最期に遺した言葉は[[ペルフェクティオ]]というズール皇帝すらも恐怖する存在の警告でもあった。
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:[[D]]の終盤で[[明神タケル|マーズ]]達に倒された時の台詞。
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:いずれ完全復活して[[ルイーナ]]に対抗することを言い残し、滅びの時を迎えんとする彼が最期に遺した言葉は[[ペルフェクティオ]]というズール皇帝すらも恐怖する存在の警告でもあった。
   −
=== Zシリーズ ===
+
=== [[Zシリーズ]] ===
=== 第2次Z ===
+
=== [[第2次Z]] ===
;「[[クロウ・ブルースト|欠片を持つ者]]よ。お前の存在こそがワシの地球侵攻の一つの理由でもある」<br />「…[[至高神ソル|その者]]は[[スフィア|12の心と幾多の英知]]に砕け、あまねく世界へと降り注いだ」<br />「あの星は宇宙の特異点だ。それ故に欠片はあの星に集まり、[[黒の英知]]に触れたものはあの星に惹かれる」<br />「だからこそ、[[次元将|次元の将]]もあの星に跳ばされ、目覚めの時を迎える」<br />「そして、その星の者は生命の力に目覚める」<br />「そして、それは[[ゲッター線|進化の光]]を浴び、[[螺旋力|螺旋]]を描き、天を突く」<br />「そう…! 銀河の[[特異点]]である地球を制するものは[[次元力|源理の力]]を手に入れるのだ!」<br />「地球人よ、あの星をワシに渡せ! ワシこそが銀河の支配者に相応しいのだ!」
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;「[[クロウ・ブルースト|欠片を持つ者]]よ。お前の存在こそがワシの地球侵攻の一つの理由でもある」<br />「…[[至高神ソル|その者]]は[[スフィア|12の心と幾多の英知]]に砕け、あまねく世界へと降り注いだ」<br />「あの星は[[宇宙]]の特異点だ。それ故に欠片はあの星に集まり、[[黒の英知]]に触れたものはあの星に惹かれる」<br />「だからこそ、[[次元将|次元の将]]もあの星に跳ばされ、目覚めの時を迎える」<br />「そして、その星の者は生命の力に目覚める」<br />「そして、それは[[ゲッター線|進化の光]]を浴び、[[螺旋力|螺旋]]を描き、天を突く」<br />「そう…! 銀河の[[特異点]]である[[地球]]を制するものは[[次元力|源理の力]]を手に入れるのだ!」<br />「地球人よ、あの星をワシに渡せ! ワシこそが銀河の支配者に相応しいのだ!」
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]におけるズール皇帝の目的。再世篇の伏線というべき重要なキーワードを並べており、破界篇で記憶を失っていた[[ガイオウ]]の[[次元将|正体]]すら知っている事から、目的は[[OGシリーズ]]の[[ダークブレイン]]と同じかもしれない。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]におけるズール皇帝の目的。
;「無知とは罪な事だ。その力の本来の使い道も知らずに、このワシに牙を剥くとは」<br />「ならば、ワシはお前を倒し、Dr.ヘルに先んじて、光子力エネルギーを手に入れるまでだ!」
+
:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]の[[伏線]]というべき重要なキーワードを並べており、破界篇で記憶を失っていた[[ガイオウ]]の[[次元将|正体]]すら知っている事から、目的は[[OGシリーズ]]の[[ダークブレイン]]と同じかもしれない。
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;「無知とは罪な事だ。その力の本来の使い道も知らずに、このワシに牙を剥くとは」<br />「ならば、ワシはお前を倒し、[[Dr.ヘル]]に先んじて、[[光子力エネルギー]]を手に入れるまでだ!」
 
:第2次Z破界篇終盤での[[マジンガーZ]]との[[戦闘前会話]]。[[ゼウス神]]の存在を示唆した上で、その神の力を奪取せんと[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]に襲い掛かる。
 
:第2次Z破界篇終盤での[[マジンガーZ]]との[[戦闘前会話]]。[[ゼウス神]]の存在を示唆した上で、その神の力を奪取せんと[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]に襲い掛かる。
 
;「進化に取り憑かれた妄執の使徒めが」<br />「その力はお前達には不必要だ。いずれ[[インベーダー|銀河を巻き込む災厄]]を呼ぶ」
 
;「進化に取り憑かれた妄執の使徒めが」<br />「その力はお前達には不必要だ。いずれ[[インベーダー|銀河を巻き込む災厄]]を呼ぶ」
 
:第2次Z破界篇終盤での[[真ゲッターロボ]]との戦闘前会話。ズールの発した不吉な予言も、[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]の闘争本能の前には無意味であった。
 
:第2次Z破界篇終盤での[[真ゲッターロボ]]との戦闘前会話。ズールの発した不吉な予言も、[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]の闘争本能の前には無意味であった。
 
;「お前のその機体が発する粒子…まさか…!」<br />「何者かは知らぬが、余計な事をしてくれる。その果てに[[ELS|何が待っているかも知らず]]に、[[イノベイター|人間を高みに誘おう]]とするか」
 
;「お前のその機体が発する粒子…まさか…!」<br />「何者かは知らぬが、余計な事をしてくれる。その果てに[[ELS|何が待っているかも知らず]]に、[[イノベイター|人間を高みに誘おう]]とするか」
:第2次Z 破界篇終盤での[[ガンダムエクシア]]との戦闘前会話。劇場版での「対話」のことである。[[GN粒子]]を危険視するズールの発言を訝しみながらも、これを一蹴する[[刹那・F・セイエイ|刹那]]であったが…。
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:第2次Z破界篇終盤での[[ガンダムエクシア]]との戦闘前会話。[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]での「対話」のことである。[[GN粒子]]を危険視するズールの発言を訝しみながらも、これを一蹴する[[刹那・F・セイエイ|刹那]]であったが…。
:また、[[ワイズマン]]が[[ニュータイプ]]や[[SEED]]持ちに対する特殊戦闘台詞で「終焉に向かう力」と述べているが、これは[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]における「火の文明」の事を言っていたらしい。
+
:また、[[ワイズマン]]が[[ニュータイプ]]や[[SEED]]持ちに対する[[特殊戦闘台詞]]で「終焉に向かう力」と述べているが、これは[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]における「火の文明」の事を言っていたらしい。
 
;「フフフ…分かるぞ。お前は自らの力を持て余し、それに押し潰されそうになっている」<br />「ワシがお前を楽にしてやろう。その生命を摘む事でな」
 
;「フフフ…分かるぞ。お前は自らの力を持て余し、それに押し潰されそうになっている」<br />「ワシがお前を楽にしてやろう。その生命を摘む事でな」
:第2次Z破界篇終盤での[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]との戦闘前会話。[[ギアス]]の「暴走」という爆弾を抱えながら戦い続ける[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の苦悩を見抜き、嘲笑する。
+
:第2次Z破界篇終盤での[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]との戦闘前会話。[[ギアス]]の「暴走」という爆弾を抱えながら戦い続けるゼロの苦悩を見抜き、嘲笑する。
;「お前達の持つ12の鍵も、インサラウムのZONEやDエクストラクターも次元力を生み出すものではない」<br />「正確にはオリジン・ローを引き出すシステムだ」
+
;「お前達の持つ12の鍵も、[[聖インサラウム王国|インサラウム]]の[[ZONE]]やDエクストラクターも[[次元力]]を生み出すものではない」<br />「正確にはオリジン・ローを引き出すシステムだ」
:再世篇の終盤で[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ]]と共に復活した際、[[クロウ・ブルースト|クロウ]]に対して[[スフィア]]の本質を語っていた。
+
:第2次Z再世篇の終盤で[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ]]と共に復活した際、[[クロウ・ブルースト|クロウ]]に対して[[スフィア]]の本質を語っていた。
 
;「ば、馬鹿な! ワシの暗黒の力が消えていく!!」<br />「ワ、ワシは死なん! 銀河に満ちる暗黒と一つになってワシは復活する!」<br />「そして、お前達は必ず後悔する! お、お前達では[[御使い|奴等]]にはぁぁぁぁぁっ!!」
 
;「ば、馬鹿な! ワシの暗黒の力が消えていく!!」<br />「ワ、ワシは死なん! 銀河に満ちる暗黒と一つになってワシは復活する!」<br />「そして、お前達は必ず後悔する! お、お前達では[[御使い|奴等]]にはぁぁぁぁぁっ!!」
:再世篇での断末魔。この時点で「奴等」が何を指しているのかは不明だったが、天獄篇においてズールが恐れた「奴等」の正体が明らかになった。
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:第2次Z再世篇での断末魔。この時点で「奴等」が何を指しているのかは不明だったが、第3次Z天獄篇においてズールが恐れた「奴等」の正体が明らかになった。
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=== 第3次Z ===
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=== [[第3次Z]] ===
;「何故だ!何故、奴等に勝てぬのだ!」<br />「我が名は皇帝ズール!御使いに代わり、全ての宇宙を支配する者だぞ!」<br />「黙れ、マーズ!あの時、イデアが六神ロボさえ、地球に送っていなければ、こんな事には...!」<br />「愛!?愛などに、このズールが負けるのか!」<br />「ぬおおおおおおっ!!」
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;「何故だ! 何故、奴等に勝てぬのだ!」<br />「我が名は皇帝ズール! [[御使い]]に代わり、全ての宇宙を支配する者だぞ!」<br />「黙れ、マーズ! あの時、イデアが[[六神ロボ]]さえ、地球に送っていなければ、こんな事には...!」<br />「愛!? 愛などに、このズールが負けるのか!」<br />「ぬおおおおおおっ!!」
:天獄篇59話「邪神降臨」にて最期の台詞。最後まで「愛」に敗北した事を認められないまま、星々の悪意の集合体は断末魔を上げ、遂にこの世から消滅した。
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:[[第3次Z天獄篇]]第59話「邪神降臨」にて最期の台詞。最後まで「[[愛]]」に敗北した事を認められないまま、星々の悪意の集合体は断末魔を上げ、遂にこの世から消滅した。
    
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
;「詳しくはワシにもわからん。数万年前に設置された何かがあるのだ」
 
;「詳しくはワシにもわからん。数万年前に設置された何かがあるのだ」
:64中盤にてグラドスの刻印を調査させている中で発した衝撃のセリフ。早い話が'''自分でも何を探しているのか理解していないことをぶっちゃけてしまっている'''。一応存在自体は「帝国にとって不都合なもの」という辺り危惧してはいるのだが、ちょっとマヌケさが漂う一言であっただろう。
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:[[64]]中盤にて[[グラドスの刻印]]を調査させている中で発した衝撃の台詞。早い話が'''自分でも何を探しているのか理解していないことをぶっちゃけてしまっている'''
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:一応存在自体は「帝国にとって不都合なもの」という辺り危惧してはいるのだが、ちょっとマヌケさが漂う一言であっただろう。
 
;「ワシこそが宇宙に君臨する大帝だ」/「奴が宇宙の大帝だと…!? あり得ん!」
 
;「ワシこそが宇宙に君臨する大帝だ」/「奴が宇宙の大帝だと…!? あり得ん!」
:第2次Zにて「宇宙大帝」こと[[ゴッドシグマ]]相手に発する[[特殊戦闘台詞]]。滅多にいわれない二つ名まで網羅する博識ぶりには、ある意味脱帽である。
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:[[第2次Z]]にて「宇宙大帝」こと[[ゴッドシグマ]]相手に発する[[特殊戦闘台詞]]。滅多にいわれない二つ名まで網羅する博識ぶりには、ある意味脱帽である。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*彼の名前は「ズルい」に由来する。もっとも、劇中での所業やスパロボでの能力値はズルいどころの話ではないが。
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*ズール皇帝の名前は「ズルい」に由来する。もっとも、劇中での所業やスパロボでの能力値はズルいどころの話ではないが。
    
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