差分

65 バイト追加 、 2015年8月5日 (水) 20:23
編集の要約なし
2行目: 2行目:  
『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』のキーワード。生命体が進化を続けた果てに至る最高の境地とされている。[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]の時点では「シンカ」とカタカナ表記され、その詳細は明かされず、[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]で全てが説明された。ちなみにアクセントは「真『化』」。
 
『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』のキーワード。生命体が進化を続けた果てに至る最高の境地とされている。[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]の時点では「シンカ」とカタカナ表記され、その詳細は明かされず、[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]で全てが説明された。ちなみにアクセントは「真『化』」。
   −
[[Zシリーズ]]」の[[宇宙]]には、「存在しようとする力」と「消滅しようとする力」の二つの相反する大きな動きが存在している。
+
[[Zシリーズ]][[宇宙]]には、「'''存在しようとする力'''」と「'''消滅しようとする力'''」の二つの相反する大きな動きが存在している。この二つの力がぶつかり合うことによって、1万2000年周期で宇宙は崩壊・再生を繰り返し、その中で生物は少しずつ進化していく。これについて劇中では「'''獣の血'''」「'''水の交わり'''」「'''風の行き先'''」「'''火の文明'''」そして「'''太陽の輝き'''」と表現されている。
この二つの力がぶつかり合うことによって、1万2000年周期で宇宙は崩壊・再生を繰り返し、その中で生物は少しずつ進化していく。これについて劇中では「獣の血」「水の交わり」「風の行き先」「火の文明」そして「太陽の輝き」と表現されている。
     −
「獣の血」とは、闘争による進化のことである。これは「生きる」という行為のもっとも原始的であり、もっとも重要な要素である。生物は生きるために戦い、生きるために勝利し、生きるために進化していく。これをマシンとして表現しているのが[[ダンクーガ]]とその系譜にある[[ダンクーガノヴァ]]である。
+
「獣の血」とは、'''闘争による進化'''のことである。これは「生きる」という行為のもっとも原始的であり、もっとも重要な要素である。生物は生きるために戦い、生きるために勝利し、生きるために進化していく。これをマシンとして表現しているのが[[ダンクーガ]]とその系譜にある[[ダンクーガノヴァ]]である。
   −
「水の交わり」とは、融和による進化のことである。男と女、人と天翅、異なる存在が繋がり、融和し、そうすることによって新たな境地を見る。これをマシンとして表現しているのが、「水」の名を持つ[[アクエリオン]]である。
+
「水の交わり」とは、'''融和による進化'''のことである。男と女、人と天翅、異なる存在が繋がり、融和し、そうすることによって新たな境地を見る。これをマシンとして表現しているのが、「水」の名を持つ[[アクエリオン]]である。
   −
「風の行き先」とは、開拓による進化のことである。心のままに新たな場所、新たな何かを求めて進み続け、決して立ち止まらずに進化し続けていく。これをもっとも強く表しているのが[[グレンラガン]]である。
+
「風の行き先」とは、'''開拓による進化'''のことである。心のままに新たな場所、新たな何かを求めて進み続け、決して立ち止まらずに進化し続けていく。これをもっとも強く表しているのが[[グレンラガン]]である。
   −
「火の文明」とは、文明による進化のことである。人が生み出したものは人に新たな力を与え、その力を以って人は更なる何かを生み出していく。その中で起きる争いをマシンと共に乗り越え、その先にある希望を信じて進化していく。天獄篇の時期のZ世界がこの段階の終端にある。[[アンチスパイラル]]曰くの『Zの終局』も恐らくこの意味。これを体現するマシンは、人類が生み出した文明の象徴、強力な武器たる「銃=ガン」の名を持っている。時代の先駆けたる[[ガンダム]]、文明の到達点である[[ガンバスター]]、そして[[アン・アーレス|ガン・アーレス]]もこの一つである([[ガンレオン]]もそうなのかは不明)。
+
「火の文明」とは、'''文明による進化'''のことである。人が生み出したものは人に新たな力を与え、その力を以って人は更なる何かを生み出していく。その中で起きる争いをマシンと共に乗り越え、その先にある希望を信じて進化していく。天獄篇の時期のZ世界がこの段階の終端にある。[[アンチスパイラル]]曰くの『Zの終局』も恐らくこの意味。これを体現するマシンは、人類が生み出した文明の象徴、強力な武器たる「銃=ガン」の名を持っている。時代の先駆けたる[[ガンダム]]、文明の到達点である[[ガンバスター]]、そして[[アン・アーレス|ガン・アーレス]]もこの一つである([[ガンレオン]]もそうなのかは不明)。
   −
最後に待つ「太陽の輝き」とは、それら全てを経ての高次元生命体へのアセンションのことを指す。この段階に至った生命体は、オリジン・ロー即ち[[次元力]]を自在に行使することが出来る。この段階に至るための、進化の最後の一段階を「真化」と呼称するのである。
+
最後に待つ「太陽の輝き」とは、それら全てを経ての'''高次元生命体へのアセンション'''のことを指す。この段階に至った生命体は、オリジン・ロー即ち[[次元力]]を自在に行使することが出来る。この段階に至るための、進化の最後の一段階を「真化」と呼称するのである。
    
ただし、高次元生命体に至れば真化を果たしたことになるわけではない。「消滅しようとする力」(無に向かおうとする意思)に呑まれると、[[インベーダー]]や[[ハーデス神]]、[[宇宙魔王]]のような怪物じみた姿となってしまう。本当の意味での真化に必要なのは、「'''他者を理解し、受け入れ、共に歩む'''」という実に単純な真理を理解することである。それができない存在は他者を受け入れない傲慢な性格となる。
 
ただし、高次元生命体に至れば真化を果たしたことになるわけではない。「消滅しようとする力」(無に向かおうとする意思)に呑まれると、[[インベーダー]]や[[ハーデス神]]、[[宇宙魔王]]のような怪物じみた姿となってしまう。本当の意味での真化に必要なのは、「'''他者を理解し、受け入れ、共に歩む'''」という実に単純な真理を理解することである。それができない存在は他者を受け入れない傲慢な性格となる。
7,859

回編集