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*[[全長一覧|全高]]:18.3 m
 
*[[全長一覧|全高]]:18.3 m
 
*重量:63.5 t
 
*重量:63.5 t
*[[動力・エンジン・エネルギー|動力・推進機関]] :[[GNドライヴ]]×2基([[ツインドライヴシステム]])
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*[[動力|動力・推進機関]] :[[GNドライヴ]]×2基([[ツインドライヴシステム]])
 
*エネルギー:[[GN粒子]]
 
*エネルギー:[[GN粒子]]
 
*装甲材質:Eカーボン
 
*装甲材質:Eカーボン
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*所属:[[ソレスタルビーイング]]
 
*所属:[[ソレスタルビーイング]]
 
*主なパイロット:[[刹那・F・セイエイ]]
 
*主なパイロット:[[刹那・F・セイエイ]]
*メカニックデザイン:海老川兼武
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*メカニックデザイン:{{メカニックデザイン|海老川兼武}}
 
<!-- 基本事項のみ記載してます。作品の核心を付く内容は伏せてください。 -->
 
<!-- 基本事項のみ記載してます。作品の核心を付く内容は伏せてください。 -->
    
[[ダブルオーライザー]]の後継機として開発された機体。名称の「クアンタ」は「Quantum(量子)」の複数形であり、型式番号の「T」は「Twin」の頭文字で[[ツインドライヴシステム]]搭載機を表している。
 
[[ダブルオーライザー]]の後継機として開発された機体。名称の「クアンタ」は「Quantum(量子)」の複数形であり、型式番号の「T」は「Twin」の頭文字で[[ツインドライヴシステム]]搭載機を表している。
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本機の[[GNドライヴ]]はこのために[[木星]]で新規に製造された(劇場版の時点では、技術革新と[[トランザム]]による移動時間の短縮によりGNドライヴの製造期間が大幅に短縮されている)ものであり、当初からツインドライヴシステムを想定して調整されたそれは従来型を上回る性能を発揮する。
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本機の[[GNドライヴ]]はこのために[[木星]]で新規に製造されたもの<ref>劇場版の時点では、技術革新と[[トランザム]]による移動時間の短縮によりGNドライヴの製造期間が大幅に短縮されている</ref>であり、当初からツインドライヴシステムを想定して調整されたそれは従来型を上回る性能を発揮する。機体の基本フレームは、[[ソレスタルビーイング]]の資金難と基本設計の完成度から[[ダブルオーライザー]]のものがそのまま流用されているが、パイロットである[[刹那・F・セイエイ]]が[[イノベイター]]に変革したため、機体のインターフェイスなどの各種機能はイノベイター専用のものとしてブラッシュアップがなされている。
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機体の基本フレームは、[[ソレスタルビーイング]]の資金難と基本設計の完成度から[[ダブルオーライザー]]のものがそのまま流用されているが、パイロットである[[刹那・F・セイエイ]]が[[イノベイター]]に変革したため、機体のインターフェイスなどの各種機能はイノベイター専用のものとしてブラッシュアップがなされている。
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ダブルオーライザーは「対話の準備のための機体」だったが、本機はそれをさらに推し進めた'''「対話のための機体」'''でありトランザムバーストを上回る「クアンタムバースト」を駆使しての対話が主目的であり、武装はあくまで自衛が目的である。ライザーの時にはあくまで偶発的な事象だった「量子化テレポート」を制御できるよう設計されており、50年後にやっと外宇宙航行が可能になるという『[[機動戦士ガンダム00|ガンダム00]]』の世界観において、'''単機で星間転移が出来る'''という常識外れの性能を持つ。
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ダブルオーライザーは「対話の準備のための機体」だったが、本機はそれをさらに推し進めた'''「対話のための機体」'''でありトランザムバーストを上回る「クアンタムバースト」を駆使しての対話が主目的であり、武装はあくまで自衛が目的である。
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== 登場作品と操縦者 ==
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原作とは異なり[[ELS]]以外にも敵勢力がいるため、武装をフル稼働して戦闘に参加する。
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ライザーの時にはあくまで偶発的な事象だった「量子化テレポート」を制御できるよう設計されており、50年後にやっと外宇宙航行が可能になるという「[[機動戦士ガンダム00|00]]」の世界観において、'''単機で星間転移が出来る'''という常識外れの性能を持つ。
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== 登場作品と操縦者 ==
   
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|前作]]において[[ダブルオーライザー]]が撃墜されなかったため、その機体の[[GNドライヴ]]をそのまま移植しているというスパロボオリジナル仕様。
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:[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|前作]]において[[ダブルオーライザー]]が撃墜されなかったため、その[[GNドライヴ]]をそのまま移植しているというスパロボオリジナル仕様。また、参戦はするが劇中で未完成と言われているが故か、ライザーソードが使えない。改造引継ぎがあるのでダブルオーライザーをしっかり強化しておこう。
:また、参戦はするが劇中で未完成と言われているが故か、ライザーソードが使えない。改造引継ぎがあるのでダブルオーライザーをしっかり強化しておこう。
   
:UXとは違い、移動後攻撃が強力なためダブルオーライザーと同じく切り込み型の運用法に向く。
 
:UXとは違い、移動後攻撃が強力なためダブルオーライザーと同じく切り込み型の運用法に向く。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:初登場作品。原作とは異なり[[ELS]]以外に敵勢力がいるため、武装をフル稼働して戦闘に参加する。
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:初登場作品。機体性能は豊富な特殊能力を持つ高性能機。全体的にEN消費が多いが、[[GNドライヴ]]の回復量も多く、最大攻撃力はリアル系トップクラス。[[気力]]が上がるまで移動後攻撃が貧弱だが、長射程の高威力武器が増えており、刹那に[[ヒット&アウェイ]]を習得させるという選択肢もある。[[ガンダムハルート]]とは武装がかみ合い、ボーナスで運動性やENを強化できるので相性がいい。
:機体性能は豊富な特殊能力を持つ高性能機。全体的にEN消費が多いが、[[GNドライヴ]]の回復量も多く、最大攻撃力はリアル系トップクラス。[[気力]]が上がるまで移動後攻撃が貧弱だが、長射程の高威力武器が増えており、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]に[[ヒット&アウェイ]]を習得させるという選択肢もある。
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:本作では第43話において、クアンタムバーストにより[[加藤久嵩]]に[[城崎天児]]の真意を理解させるというクロスオーバーが展開、序に加藤の記憶をその場にいた[[アルティメット・クロス]]全員が共有する事になる。真面目に見てみると、ELSとの対話のための試金石とも言える。
:[[ガンダムハルート]]とは武装がかみ合い、ボーナスで運動性やENを強化できるので相性がいい。
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:本作では第43話において、クアンタムバーストにより[[加藤久嵩]]に[[城崎天児]]の真意を理解させるというクロスオーバーが存在('''序に加藤の記憶をその場にいた[[アルティメット・クロス|自部隊構成員]]全員が共有する事になる''')。真面目に見てみると、ELSとの対話のための試金石とも言える。
   
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
:第1回スパロボチャンネルの新規映像で登場確定。PV2ではトランザム発動の演出が変更されているのが確認でき、トドメにバスターライフルを使用している。
 
:第1回スパロボチャンネルの新規映像で登場確定。PV2ではトランザム発動の演出が変更されているのが確認でき、トドメにバスターライフルを使用している。
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== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
劇中では進路を確保するため以外の戦闘を行っていないため、演出は半分オリジナルである。
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劇中では進路を確保する以外の戦闘を行っていないため、演出は半分オリジナルである。
    
==== 武装 ====
 
==== 武装 ====
 
;GNソードV
 
;GNソードV
 
:本機の主兵装。これまでのGNソードと同様ソードモードとライフルモードを切り替えて使用する。刀身は「III」と同様のクリスタル状の素材だが細身になっている。不使用時は左腰にマウントされる。
 
:本機の主兵装。これまでのGNソードと同様ソードモードとライフルモードを切り替えて使用する。刀身は「III」と同様のクリスタル状の素材だが細身になっている。不使用時は左腰にマウントされる。
:ちなみに[[ダブルオーライザー]]のGNソードが「III」で本機のGNソードが「V」なのは、この間に「フルセイバー」が装備していたGNソード「IV」が存在するため。
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:ちなみに[[ダブルオーライザー]]のGNソードが「III」で本機のGNソードが「V」なのは、この間に構想された装備としてGNソード「IV」があるため(関連機体参照)。
 
;;GNソードV(ソード)
 
;;GNソードV(ソード)
 
::従来のGNソードと同様GN粒子を纏わせて優れた切れ味を発揮するが、剣としては劇中未使用。
 
::従来のGNソードと同様GN粒子を纏わせて優れた切れ味を発揮するが、剣としては劇中未使用。
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=== 強化型・バリエーション機 ===
 
=== 強化型・バリエーション機 ===
 
;ダブルオークアンタ フルセイバー
 
;ダブルオークアンタ フルセイバー
:SRW未登場。外伝作品に登場し、かつてのダブルオーのようにツインドライヴシステムの制御が不安定だった場合を想定して、オーライザーのようなGNドライヴの安定制御機能を追加したGNソードⅣフルセイバーを装備した形態。しかし、新型ツインドライヴシステムが問題無く機能したため、結果的に未使用で終わった。
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:SRW未登場。[[MSV]]系作品『機動戦士ガンダム00V戦記』にて設定された。かつてのダブルオーのようにツインドライヴシステムの制御が不安定だった場合を想定して、[[オーライザー]]のようなGNドライヴの安定制御機能を付加した「GNソードⅣフルセイバー」を装備した形態。しかし、新型ツインドライヴシステムが問題無く機能したため、結果的に未使用で終わった。
:パイロットの負担や周囲の被害、ELSの学習能力などを考慮しないなど、かなり限定的な仮定をした場合ではあるが、「ELSを一週間で殲滅可能」という試算が出ている。
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:パイロットの負担や周囲の被害、ELSの学習能力などを考慮しない限定的な仮定をした場合ではあるが、「ELSを一週間で殲滅可能」という試算が出ている。
 
;ELSクアンタ
 
;ELSクアンタ
:SRW未登場。劇場版ラストにおいて、[[地球]]へ帰還したクアンタが変化していた姿。[[ELS]]や外宇宙航行中に出会った異星の生物との融合により半生体兵器と化しており、ガンダムの姿や[[トランザム]]などの機能は保ちつつ、同時にELSとしての能力を備えている。
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:SRW未登場。劇場版ラストにおいて[[地球]]へ帰還したクアンタが変化していた姿。ELSや外宇宙航行中に出会った異星の生物との融合により半生体兵器と化しており、ガンダムの姿やトランザムなどの機能は保ちつつ、同時にELSとしての能力を備えている。
    
=== 関連機 ===
 
=== 関連機 ===
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;[[ウイングガンダムゼロ]]/[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングガンダムゼロ (EW)]]
 
;[[ウイングガンダムゼロ]]/[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングガンダムゼロ (EW)]]
 
:本機の前世代機であるダブルオーガンダムの[[Zシリーズ]]における事実上の兄弟機。
 
:本機の前世代機であるダブルオーガンダムの[[Zシリーズ]]における事実上の兄弟機。
:当機に搭載されてる[[ゼロシステム]]は本来対話のためのガンダムである本機に搭載されるはずだったが、[[ドクターJ|コロ]][[プロフェッサーG|ニー]][[ドクトルS|の]][[H教授|五]][[老師O|博士]]が計画から離脱した際に奪取され、本機には搭載されなかった。
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:当機に搭載されてる[[ゼロシステム]]は本来対話のためのガンダムである本機に搭載されるはずだったが、コロニーの五博士<ref>[[ドクターJ]][[プロフェッサーG]][[ドクトルS]][[H教授]][[老師O]]</ref>が計画から離脱した際に奪取され、本機には搭載されなかった。
 
;[[YF-29 デュランダル]]
 
;[[YF-29 デュランダル]]
:別作品の機体だが、本機同様の「対話を行うための機体」。
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:別作品の機体だが、本機同様の「対話を行うための機体」。メタ的には『ガンダム』から派生していった多くの[[リアルロボット]]の中で、同じ結論へと至った腹違いの兄弟機とも言えなくはない。
:メタ的には『ガンダム』から派生していった多くのリアルロボットの中で、同じ結論へと至った腹違いの兄弟機とも言えなくはない。
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:余談だが、『[[スーパーロボット大戦UX]]』のパッケージイラストでは[[デモンベイン]]の左隣にクアンタ、右隣にデュランダルと対になるように配置されている。
:余談だが、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』のパッケージイラストではデモンベインの左隣にクアンタ、右隣にデュランダルと対になるように配置されている。
      
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]の初期PVに登場したダブルオークアンタは劇場版本編のものとデザインが異なっている(具体的に挙げると、機体色が青味がかっている、胸部の形状やGNソードビットの配列が異なる等)。
 
*[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]の初期PVに登場したダブルオークアンタは劇場版本編のものとデザインが異なっている(具体的に挙げると、機体色が青味がかっている、胸部の形状やGNソードビットの配列が異なる等)。
**また、劇場版上映前ではダブルオークアンタは型式番号に「T」があることや、初期PVにてダブルオークアンタがGNソードビットを飛ばすことによって橙色の粒子らしきものが飛び散る場面があったことを根拠にして視聴者の間では「ダブルオークアンタは[[GNドライヴ[Τ]|擬似太陽炉]]を搭載している」との推測までなされていた(結局のところ、新造の純正[[GNドライヴ]]2基による[[ツインドライヴシステム]]搭載機であったが)。
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**劇場版上映前ではダブルオークアンタは型式番号に「T」があることや、初期PVにてダブルオークアンタがGNソードビットを飛ばすことによって橙色の粒子らしきものが飛び散る場面があったことを根拠にして視聴者の間では「ダブルオークアンタは[[GNドライヴ[Τ]|擬似太陽炉]]を搭載している」との推測までなされていた。結局のところ、新造の純正[[GNドライヴ]]2基による[[ツインドライヴシステム]]搭載機であった。
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== 商品情報 ==
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== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
 
*[[GUNDAM:ダブルオークアンタ]]
 
*[[GUNDAM:ダブルオークアンタ]]
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== 脚注 ==
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<references />
    
{{ガンダムシリーズ}}
 
{{ガンダムシリーズ}}