差分

171 バイト除去 、 2015年7月26日 (日) 16:03
編集の要約なし
9行目: 9行目:  
**[[真マジンガー 衝撃! Z編]]
 
**[[真マジンガー 衝撃! Z編]]
 
*全高
 
*全高
**12 m(マジンガーZ)
+
**12m(マジンガーZ)
**20 m(グレートマジンガー)
+
**20m(グレートマジンガー)
*重量:95 t
+
*重量:95t
 
*装甲材質:スクラップ
 
*装甲材質:スクラップ
 
*開発者:[[ボス]]と三博士([[もりもり博士|もりもり]]、[[のっそり博士|のっそり]]、[[せわし博士|せわし]])
 
*開発者:[[ボス]]と三博士([[もりもり博士|もりもり]]、[[のっそり博士|のっそり]]、[[せわし博士|せわし]])
21行目: 21行目:  
<!-- 原作では当初ボス'''ロボ'''ットと呼ばれていたが、[[兜甲児]]が「それじゃボス'''ボロ'''ットだな」と言ったのが定着して今の名前に。 -->
 
<!-- 原作では当初ボス'''ロボ'''ットと呼ばれていたが、[[兜甲児]]が「それじゃボス'''ボロ'''ットだな」と言ったのが定着して今の名前に。 -->
   −
普段はガソリン駆動だが[[光子力エネルギー]]でも稼働し、様々なオプションを搭載・使用できる、ポテンシャルだけは無限の底知れないロボットで、案外馬鹿には出来ない代物といえる。また、どう接続されているのか不明だが、頭と身体は[[分離]]する上に、身体が勝手に動いている。三博士によればブレストファイヤーとロケットパンチは反動で壊れ、光子力ビームは研究所のエネルギー不足で搭載されず(逆に言えば、'''光子力ビームを搭載出来るだけのスペックはある''')。ただし、力だけはマジンガーZに勝るとも劣らない。
+
普段はガソリン駆動だが[[光子力エネルギー]]でも稼働し、様々なオプションを搭載・使用できる、ポテンシャルだけは無限の底知れないロボットで、案外馬鹿には出来ない代物といえる。また、どう接続されているのか不明だが、頭と身体は[[分離]]する上に、身体が勝手に動いている。三博士によればブレストファイヤーとロケットパンチは反動で壊れ、光子力ビームは研究所のエネルギー不足で搭載されず(逆に言えば、'''光子力ビームを搭載出来るだけのスペックはある''')。ただし、力だけはマジンガーZに勝るとも劣らない。ボロットを実際に建造したのは三博士だが、設計をしたのは[[ボス]]本人。自在に表情を変えるというデザインの一点のみを鑑みれば、意外と[[天才]]なのかもしれない。やたら感情豊かで、まるで人間のように動き、喜怒哀楽を表現する。頭はかなり頑丈で[[核ミサイル]]の直撃にも耐えるだろうが、機密性に問題があるので中の人間が死んでしまう……はずなのだが、死なないどころか、ピンピンしてそうな気もする。
   −
登場当初は足を引っ張ることが多く、所謂「狂言回し」的な役割に過ぎなかったが、番組後半になるに連れて活躍場面が増えて行き、劇場版『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対暗黒大将軍]]』では'''マジンガーZすら敵わなかった[[戦闘獣ダンテ]]を(不意打ちに近いが)撃破する'''という大殊勲を上げるなど、[[ダイアナンA]]よりも役立っていたりする。
+
登場当初は足を引っ張ることが多く、所謂「狂言回し」的な役割に過ぎなかったが、番組後半になるに連れて活躍場面が増えて行き、劇場版『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対暗黒大将軍]]』では'''マジンガーZすら敵わなかった[[ダンテ]]を(不意打ちに近いが)撃破する'''という大殊勲を上げるなど、[[ダイアナンA]]よりも役立っていたりする。
   −
なお、ボロットを実際に建造したのは三博士だが、設計をしたのは[[ボス]]本人。自在に表情を変えるというデザインの一点のみを鑑みれば、意外と[[天才]]なのかもしれない。やたら感情豊かで、まるで人間のように動き、喜怒哀楽を表現する。頭はかなり頑丈で[[核ミサイル]]の直撃にも耐えるだろうが、機密性に問題があるので中の人間が死んでしまう……はずなのだが、死なないどころか、ピンピンしてそうな気もする。
+
『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』でも引き続き登場、その際には全高が20mに増量していた。『[[UFOロボ グレンダイザー]]』にも二回ほど登場、相変わらずの活躍(?)を見せた。なお、これにより'''[[マジンガーZ|主役]][[グレートマジンガー|ロボ]]を差し置いてマジンガー三部作全てに出演した唯一のロボット'''という、実はとんでもない皆勤賞を達成している。
 
  −
『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』でも引き続き登場、その際には全高が20mに増量していた。『[[UFOロボ グレンダイザー]]』にも二回ほど登場、相変わらずの活躍(?)を見せた。……なお、これにより'''[[マジンガーZ|主役]][[グレートマジンガー|ロボ]]を差し置いてマジンガー三部作全てに出演した唯一のロボット'''という、実はとんでもない皆勤賞を達成している。
      
放送当時からファンに愛されていたキャラクターであり、当時のテレビマガジンではスピンオフ漫画が1975~1977年まで連載されていて、その漫画も非常に人気があった。これ以降、数々のロボットアニメでボスボロットの系譜たるロボットが登場する事となる。
 
放送当時からファンに愛されていたキャラクターであり、当時のテレビマガジンではスピンオフ漫画が1975~1977年まで連載されていて、その漫画も非常に人気があった。これ以降、数々のロボットアニメでボスボロットの系譜たるロボットが登場する事となる。
37行目: 35行目:     
=== [[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]版設定 ===
 
=== [[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]版設定 ===
当初は[[光子力研究所]]の作業用ロボットであり、ボス達がアルバイトとしてこのロボットを動かしていた。後に[[Dr.ヘル]]との最終決戦の際に改良され、いつものボロットの姿になる。また、ボスボロットの名付け親は子分の[[ヌケ]]・[[ムチャ]]となった。
+
当初は[[光子力研究所]]の作業用ロボットであり、ボス達がアルバイトとしてこのロボットを動かしていた。後に[[Dr.ヘル]]との最終決戦の際に改良され、いつものボロットの姿になる。また、ボスボロットの名付け親は子分の[[ヌケ]]・[[ムチャ]]となった。登場回数こそ少ないもののOVA版同様かなりの活躍をしている。
 
  −
登場回数こそ少ないもののOVA版同様かなりの活躍をしている。
      
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
『[[マジンガーZ]]』(もしくは『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』)がUXまで皆勤賞という事もあり、毎回のごとく参戦している。デフォルトパイロットは[[ボス]]で、大抵の作品ではマジンガー系パイロット間で[[乗り換え]]可能。なお、作品によっては『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』名義で参戦することもある。
 
『[[マジンガーZ]]』(もしくは『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』)がUXまで皆勤賞という事もあり、毎回のごとく参戦している。デフォルトパイロットは[[ボス]]で、大抵の作品ではマジンガー系パイロット間で[[乗り換え]]可能。なお、作品によっては『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』名義で参戦することもある。
   −
原作でコメディーリリーフとして登場した事を反映して、作中のストーリーでも「あまり戦闘向きではないロボット」として扱われ、或いは馬鹿にされることが多い。その為、ユニット性能はかなり低めで、武装もTV版終盤の魚雷やボスハリケーン(扇風機)が実装されず、初期のシリーズでは各種パンチに限られていた。しかし、シリーズが進むにつれて『クセはあるが使い方次第では使える』という方向へと改められている。
+
原作でコメディーリリーフとして登場した事を反映して、作中のストーリーでも「あまり戦闘向きではないロボット」として扱われ、或いは馬鹿にされることが多い。その為、ユニット性能はかなり低めで、武装もTV版終盤の魚雷やボスハリケーン(扇風機)が実装されず、初期のシリーズでは各種パンチに限られていた。しかし、シリーズが進むにつれて『クセはあるが使い方次第では使える』という方向へと改められている。基本的に空を飛べず、[[移動力]]・[[運動性]]が全自軍ユニット中最低ランクで、武器の[[射程]]・命中補正辺りも低く設定されている場合が多い。初期のシリーズでは[[HP]]や[[装甲]]値がそこそこ高めの場合もあったが、装甲材がスクラップの為か、現在ではほぼ[[リアルロボット]]並みの低い数値に抑えられている。
 
  −
基本的に空を飛べず、[[移動力]]・[[運動性]]が全自軍ユニット中最低ランクで、武器の[[射程]]・命中補正辺りも低く設定されている場合が多い。初期のシリーズでは[[HP]]や[[装甲]]値がそこそこ高めの場合もあったが、装甲材がスクラップの為か、現在ではほぼ[[リアルロボット]]並みの低い数値に抑えられている。
  −
 
  −
また、ボスボロットを鹵獲した[[シュテドニアス]]軍がその性能の低さを補う為に[[補給装置]]をつけた、という設定が[[スーパーロボット大戦EX]]に存在し、『EX』の続編である[[第4次スーパーロボット大戦]]や[[スーパーロボット大戦F]]は勿論、世界観を共有しない以降のスパロボでも伝統的・慣習的に搭載されている。作品によっては[[修理装置]]も搭載されている。
  −
これにより『EX』以後、[[乗り換え]]が比較的自由なマジンガー系パイロット達に乗り回される、最高のレベル稼ぎ用ユニットの座も手中にする事となった。
     −
ほぼ毎回修理費が10(作品によっては100)なので、撃墜されても殆ど懐が痛まない。修理費が10ですむ為[[自爆]]を一番使用されるユニットでもある。
+
また、ボスボロットを鹵獲した[[シュテドニアス]]軍がその性能の低さを補う為に[[補給装置]]をつけた、という設定が[[スーパーロボット大戦EX]]に存在し、『EX』の続編である[[第4次スーパーロボット大戦]]や[[スーパーロボット大戦F]]は勿論、世界観を共有しない以降のスパロボでも伝統的・慣習的に搭載されている。作品によっては[[修理装置]]も搭載されている。これにより『EX』以後、[[乗り換え]]が比較的自由なマジンガー系パイロット達に乗り回される、最高のレベル稼ぎ用ユニットの座も手中にする事となった。ほぼ毎回修理費が10(作品によっては100)なので、撃墜されても殆ど懐が痛まない。修理費が10ですむ為[[自爆]]を一番使用されるユニットでもある。
   −
また、近年は戦闘グラフィック・戦闘台詞に非常に力が入れられており、極めてコミカルでテンポの良い演出や、普段はシリアスな気勢をあげるキャラがギャグテイストの掛け声や愚痴を発する様は必見必聴であり、スタッフに愛されていることが伺える。
+
近年は戦闘グラフィック・戦闘台詞に非常に力が入れられており、極めてコミカルでテンポの良い演出や、普段はシリアスな気勢をあげるキャラがギャグテイストの掛け声や愚痴を発する様は必見必聴であり、スタッフに愛されていることが伺える。
    
=== 旧作版設定 ===
 
=== 旧作版設定 ===
134行目: 125行目:  
==== 携帯機シリーズ ====
 
==== 携帯機シリーズ ====
 
;[[スーパーロボット大戦J]]
 
;[[スーパーロボット大戦J]]
:OVA版。'''シリーズ最強のボスボロット'''と評される。[[補給装置]]に加え[[修理装置]]も追加され、ボロットパンチ改めボロット正義の鉄拳の[[射程]]も伸び、無消費のボロットチェーンアタック、必殺技のボロットローリングクラッシュを得た上にボロットホームラン([[ボス]]専用)が単体の長[[射程]]攻撃になった。しかもボロットなのに[[宇宙]]A。サポート役としては超優秀で、武器を改造すれば攻撃役としても終盤まで主力となる(しかも改造費は非常に安い)。パイロットはもちろん3人。移動面はリフターモジュールで一気に解決。高火力の[[自爆]]がボス用の武器で、修理費が10なので最後の手段として有効。加えてヌケ・ムチャの[[精神コマンド]]がレベル80で全部習得ではなく、他のパイロットと同じように覚えていくのも大きい。正直、これで修理費10は反則な気もする。<br />……にも関わらず、[[ホシノ・ルリ|ルリ]]からは「頭数に入れないでおけば役に立った時嬉しいと思う」などという暴言を吐かれた。まぁJのナデシコはボスボロット以上に恐ろしい強さなので、納得できなくも無い。
+
:OVA版。'''シリーズ最強のボスボロット'''と評される。[[補給装置]]に加え[[修理装置]]も追加され、ボロットパンチ改めボロット正義の鉄拳の[[射程]]も伸び、無消費のボロットチェーンアタック、必殺技のボロットローリングクラッシュを得た上にボロットホームラン([[ボス]]専用)が単体の長[[射程]]攻撃になった。しかもボロットなのに[[宇宙]]A。サポート役としては超優秀で、武器を改造すれば攻撃役としても終盤まで主力となる(しかも改造費は非常に安い)。パイロットはもちろん3人。移動面はリフターモジュールで一気に解決。高火力の[[自爆]]がボス用の武器で、修理費が10なので最後の手段として有効。加えてヌケ・ムチャの[[精神コマンド]]がレベル80で全部習得ではなく、他のパイロットと同じように覚えていくのも大きい。正直、これで修理費10は反則な気もする。
 +
:……にも関わらず、[[ホシノ・ルリ|ルリ]]からは「頭数に入れないでおけば役に立った時嬉しいと思う」などという暴言を吐かれた。まぁJのナデシコはボスボロット以上に恐ろしい強さなので、納得できなくも無い。
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
:OVA版。Jの能力がほぼそのまま引き継がれており、前作と同じ運用ができる。また、ボロット正義の鉄拳の他、ボロットローリングクラッシュも[[コンボ|マルチコンボ]]武器になった。ちなみにJに続き地味に強くなったボロットは漫画などのネタにされている。
 
:OVA版。Jの能力がほぼそのまま引き継がれており、前作と同じ運用ができる。また、ボロット正義の鉄拳の他、ボロットローリングクラッシュも[[コンボ|マルチコンボ]]武器になった。ちなみにJに続き地味に強くなったボロットは漫画などのネタにされている。
271行目: 263行目:  
*上記のとおり、くろがね五人衆は生身で戦っているが、[[水|水中]]や[[空]]、果てには[[宇宙]]でも戦っている。宇宙では真空、宇宙線による被爆といった問題があるのだが……演出を見る限り、恐らく宇宙服無しで戦っている。これなら「変な奴」呼ばわりした[[鉄仮面]]の気持ちも理解できよう。
 
*上記のとおり、くろがね五人衆は生身で戦っているが、[[水|水中]]や[[空]]、果てには[[宇宙]]でも戦っている。宇宙では真空、宇宙線による被爆といった問題があるのだが……演出を見る限り、恐らく宇宙服無しで戦っている。これなら「変な奴」呼ばわりした[[鉄仮面]]の気持ちも理解できよう。
 
**なお、[[クロス]]は演出上'''[[戦艦]]は勿論、[[クウキョムガン|小惑星サイズ]]の敵、[[カテドラル・ラゼンガン|陰月]]、そして[[コーウェン&スティンガー|それを越えるサイズの敵]]を持ち上げてしまう'''。まさに超人である……。
 
**なお、[[クロス]]は演出上'''[[戦艦]]は勿論、[[クウキョムガン|小惑星サイズ]]の敵、[[カテドラル・ラゼンガン|陰月]]、そして[[コーウェン&スティンガー|それを越えるサイズの敵]]を持ち上げてしまう'''。まさに超人である……。
***そして時獄篇では最終的に'''生身で[[天元突破グレンラガン(ガンメン)|天元突破]]した挙句、[[グランゼボーマ|銀河より巨大な敵]]に白兵戦を挑んでしまう'''。言うなれば、'''天元突破くろがね五人衆'''である。変な奴ら、ここに極まれり。ここまで来ると[[十傑集|他作品の超人達]]ともクロスオーバーを期待したいところだが…。
+
***そして時獄篇では最終的に'''生身で[[天元突破グレンラガン(ガンメン)|天元突破]]した挙句、[[グランゼボーマ|銀河より巨大な敵]]に白兵戦を挑んでしまう'''。言うなれば、'''天元突破くろがね五人衆'''である。変な奴ら、ここに極まれり。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
匿名利用者