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333 バイト追加 、 2015年7月3日 (金) 06:21
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テッサはこの関係性を知って、ヤムスク11のTAROSを爆破しようと試みたが、ソフィアがかなめを乗っ取り自我を同化したことで妨害され、失敗に終わった。なお、この直前にかなめの見たところでは、二人がやって来た時点ではソフィアの力は限られていたが、誰も知らない「いつか」の未来に復活してかなめを乗っ取ろうとすることが予測された。さらに、それを阻止するために「遺体」を破壊してもソフィアの思念が消えない限りまた「遺体」が復元され、それが過去へと「ささやく」ことでかなめを乗っ取ってしまい、ウィスパリングの出現を阻止できないとされていた。
 
テッサはこの関係性を知って、ヤムスク11のTAROSを爆破しようと試みたが、ソフィアがかなめを乗っ取り自我を同化したことで妨害され、失敗に終わった。なお、この直前にかなめの見たところでは、二人がやって来た時点ではソフィアの力は限られていたが、誰も知らない「いつか」の未来に復活してかなめを乗っ取ろうとすることが予測された。さらに、それを阻止するために「遺体」を破壊してもソフィアの思念が消えない限りまた「遺体」が復元され、それが過去へと「ささやく」ことでかなめを乗っ取ってしまい、ウィスパリングの出現を阻止できないとされていた。
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ソフィアの狙いは歴史の改変による自らの生存であり、これに先駆けかなめの存在に成り代わることを目論み、「ささやき」を通して彼女の意識を支配、自己を「千鳥かなめ」と定義して行動を開始した(付き合いの長い宗介は、同化したソフィア≒かなめの言動に強烈な違和感を抱いていた)。この時、宗介とテッサを射殺してレナードと合流していたが、射殺の部分は同化直後の混乱した自我による「未来の可能性」がその場の全員に同時に見えたものであり、実際にはテッサを振り切ってその場から逃走していた。
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ソフィアの狙いは歴史の改変による自らの生存と幸福であり、これに先駆けかなめの存在に成り代わることを目論み、「ささやき」を通して彼女の意識を支配、自己を「千鳥かなめ」と定義して行動を開始した(付き合いの長い宗介は、同化したソフィア≒かなめの言動に強烈な違和感を抱いていた)。この時、宗介とテッサを射殺してレナードと合流していたが、射殺の部分は同化直後の混乱した自我による「未来の可能性」がその場の全員に同時に見えたものであり、実際にはテッサを振り切ってその場から逃走していた。
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その後、メリダ島に移動した後にTARTAROSを起動させ、歴史の改変を行おうとしたが、その直前に宗介から入った通信越しの罵倒の嵐を受け、あんまりな言い様にキレたかなめの自我がソフィアをはじき出して分離。最終的にソフィアの自我は、あくまでも「今の歴史」を肯定するかなめの精神力に押し負けて消滅することになった。
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その後、メリダ島に移動した後にTARTAROSを起動させ、歴史の改変を行おうとしたが、その直前に宗介から入った通信越しの罵倒の嵐を受け、あんまりな言い様にキレたかなめの自我がソフィアをはじき出して分離。最終的にソフィアの自我は、あくまでも「今の歴史」を肯定するかなめの精神力に押し負けて主導権を喪失することになった。
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かなめ自身はその後救出され、宗介と共に陣代高校に帰還することが出来たが、新たな「ささやき」は来なくなったもののそれまで与えられた知識が残っているため、まだ危険が去っていない。
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かなめ自身はその後救出され、宗介と共に陣代高校に帰還することが出来たが、時間方向のオムニ・スフィア干渉の元締めであるソフィアを沈黙させたことで新たな「ささやき」は来なくなったものの、それまでに与えられた知識、あるいはかなめを通して世界を見守ることにしたソフィアも依然として残っているような気配もあり、かなめの将来次第ではソフィアが再度世界の破滅を起こそうとする可能性も残されている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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