33行目:
33行目:
また、永井豪の漫画『マジンサーガ』においても同名の人物が登場し、こちらでは有翼の異星人という設定。
また、永井豪の漫画『マジンサーガ』においても同名の人物が登場し、こちらでは有翼の異星人という設定。
−
=== スパロボシリーズにおいて ===
+
== 登場作品と役柄 ==
+
原作初期は戦う事に苦悩し、甲児に対しても戦いに巻き込みたくない理由から嫌な態度を見せる面もあったが、スパロボではその一面はあまり描かれず、常に良識派と言った性格。その一方で、優等生的な正論を述べる傾向が強いため、MXでの[[剣鉄也|鉄也]]やZの[[紅エイジ|エイジ]]からは「奇麗事」と一蹴される場面も。
+
+
20代という年齢設定もあり一部作品では[[アムロ・レイ|アムロ]]、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に続く第3の[[まとめ役]]として描かれる事も有る。また、[[地球]]在住の[[異星人]]ということで、他作品の[[異星人]]の存在を知っているというポジションになる事もしばしば。
−
原作初期は戦う事に苦悩し、甲児に対しても戦いに巻き込みたくない理由から嫌な態度を見せる面もあったが、スパロボではその一面はあまり描かれず、常に良識派と言った性格。その一方で、優等生的な正論を述べる傾向が強いため、MXでの[[剣鉄也|鉄也]]やZの[[紅エイジ|エイジ]]からは「奇麗事」と一蹴される場面も。20代という年齢設定もあり一部作品では[[アムロ・レイ|アムロ]]、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に続く第3の[[まとめ役]]として描かれる事も有る。また、[[地球]]在住の[[異星人]]ということで、他作品の[[異星人]]の存在を知っているというポジションになる事もしばしば。
作品によってはグレンダイザー以外には乗れず、マリアにグレンダイザーを奪われて2軍落ちしていることも。
作品によってはグレンダイザー以外には乗れず、マリアにグレンダイザーを奪われて2軍落ちしていることも。
基本的にパイロット時は「デューク」表記でマスクをつけた状態の顔グラが使われるのだが、旧シリーズでは素顔のままだった。
基本的にパイロット時は「デューク」表記でマスクをつけた状態の顔グラが使われるのだが、旧シリーズでは素顔のままだった。
−
−
== 登場作品と役柄 ==
=== 旧シリーズ ===
=== 旧シリーズ ===
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
:初登場。この頃では素顔のグラフィックで名前がデュークとなっていた。PS版(コンプリートボックス含む)では[[偽デューク・フリード|偽デューク]]も含め堀内賢雄氏が[[代役]]。
:初登場。この頃では素顔のグラフィックで名前がデュークとなっていた。PS版(コンプリートボックス含む)では[[偽デューク・フリード|偽デューク]]も含め堀内賢雄氏が[[代役]]。
−
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
+
;;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
−
:増長した[[オデロ・ヘンリーク|オデロ]]に戦争の厳しさを説くシーンがある。無印やPS版と比べると[[熱血]]があるため火力は頼もしいが[[閃き]]が無く、後半戦では防御面に不安が残る。
+
::増長した[[オデロ・ヘンリーク|オデロ]]に戦争の厳しさを説くシーンがある。無印やPS版と比べると[[熱血]]があるため火力は頼もしいが[[閃き]]が無く、後半戦では防御面に不安が残る。
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
:中盤で仲間になる。マリアとともに宇宙適応は7だが、[[2回行動]]が遅く、[[熱血]]も覚えないため、終盤の使用は厳しい。コンプリートボックス版ではスペイザーと合体すればスペイザー搭乗者の精神コマンドで補う事ができる。ブランの[[アッシマー]]に対して「出たな、[[円盤獣]]!」と失礼な事を言い放った。
:中盤で仲間になる。マリアとともに宇宙適応は7だが、[[2回行動]]が遅く、[[熱血]]も覚えないため、終盤の使用は厳しい。コンプリートボックス版ではスペイザーと合体すればスペイザー搭乗者の精神コマンドで補う事ができる。ブランの[[アッシマー]]に対して「出たな、[[円盤獣]]!」と失礼な事を言い放った。
53行目:
53行目:
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
:経緯はよく分からないが、クワトロと共に[[エゥーゴ]]に参加しているという設定で、中盤の宇宙ルートが最も早く仲間になる。マジンガー系で数少ない宇宙Aで、グレンダイザー自体も終盤まで通用するが、精神コマンドを一人で担わせるのはやや厳しい為、スペイザー要員で補わせたい。
:経緯はよく分からないが、クワトロと共に[[エゥーゴ]]に参加しているという設定で、中盤の宇宙ルートが最も早く仲間になる。マジンガー系で数少ない宇宙Aで、グレンダイザー自体も終盤まで通用するが、精神コマンドを一人で担わせるのはやや厳しい為、スペイザー要員で補わせたい。
−
;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
+
;;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
−
:[[声優]]の富山敬氏が入院中(後に死去)であったため、主人公格にも拘らず声がつかなかった。これ以後暫くグレンダイザーの声付きでの参戦がほとんどなくなる。
+
::[[声優]]の富山敬氏が入院中(後に死去)であったため、主人公格にも拘らず声がつかなかった。これ以後暫くグレンダイザーの声付きでの参戦がほとんどなくなる。
=== [[Zシリーズ]] ===
=== [[Zシリーズ]] ===
61行目:
61行目:
:[[セツコ・オハラ|セツコ]]編では、[[人間爆弾]]等の影響で異星人への憎しみを悪化させていくエゥーゴ、ザフト組を見ていく内に、彼等に対する不安を強め、アウトサイダー組の方へ合流する経緯が語られており、人を信じきれないデュークが見られるのはシリーズを通してもこれが初めて。また、周辺警戒ルートでは、彼の[[UN]]による情報収集が、アウトサイダー組がエゥーゴ・ザフト組を嫌悪するようになる理由を示唆している。[[∀ガンダム]]組と同様、序盤のブレイク・ザ・ワールド前と中盤の[[ZEUTH]]分裂で、メインルートとなる主人公が異なる。
:[[セツコ・オハラ|セツコ]]編では、[[人間爆弾]]等の影響で異星人への憎しみを悪化させていくエゥーゴ、ザフト組を見ていく内に、彼等に対する不安を強め、アウトサイダー組の方へ合流する経緯が語られており、人を信じきれないデュークが見られるのはシリーズを通してもこれが初めて。また、周辺警戒ルートでは、彼の[[UN]]による情報収集が、アウトサイダー組がエゥーゴ・ザフト組を嫌悪するようになる理由を示唆している。[[∀ガンダム]]組と同様、序盤のブレイク・ザ・ワールド前と中盤の[[ZEUTH]]分裂で、メインルートとなる主人公が異なる。
:使い勝手は悪くないが、[[グレンダイザー]]が今ひとつ目立たないのは残念(ダイザーフルパワーが追加されて劇的に強くなってはいるが)。山寺氏による二度目の収録が行われ、単独の中断メッセージも受け持つ。
:使い勝手は悪くないが、[[グレンダイザー]]が今ひとつ目立たないのは残念(ダイザーフルパワーが追加されて劇的に強くなってはいるが)。山寺氏による二度目の収録が行われ、単独の中断メッセージも受け持つ。
−
−
<pre></pre>
=== COMPACTシリーズ ===
=== COMPACTシリーズ ===
72行目:
70行目:
:キャスティングが山寺宏一氏に変更され久々に声付き参戦。[[精神コマンド]]に[[魂]]を覚えるので、単純な攻撃力はマジンガーチーム最強。
:キャスティングが山寺宏一氏に変更され久々に声付き参戦。[[精神コマンド]]に[[魂]]を覚えるので、単純な攻撃力はマジンガーチーム最強。
−
==== 携帯機シリーズ ====
+
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A]]
;[[スーパーロボット大戦A]]
:一人でスカルムーンに突入し、甲児達に散々心配されつつ、ようやく中盤に登場し加入する。本作では[[テンカワ・アキト|アキト]]に戦う意味を問われ、正義について彼に説くこととなる。他のマジンガー系パイロットと違い宇宙:Aなため終盤も使用することが可能。また[[魂]]も習得するためパンチ力は高い。終盤は[[マジンガーZ]]と[[グレートマジンガー]]に宇宙:Aの[[グレース・マリア・フリード|マリア]]等を乗せ合体攻撃を中心に戦うといい。
:一人でスカルムーンに突入し、甲児達に散々心配されつつ、ようやく中盤に登場し加入する。本作では[[テンカワ・アキト|アキト]]に戦う意味を問われ、正義について彼に説くこととなる。他のマジンガー系パイロットと違い宇宙:Aなため終盤も使用することが可能。また[[魂]]も習得するためパンチ力は高い。終盤は[[マジンガーZ]]と[[グレートマジンガー]]に宇宙:Aの[[グレース・マリア・フリード|マリア]]等を乗せ合体攻撃を中心に戦うといい。
−
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
+
;;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
−
:Aとほぼ同様。本作も[[魂]]を持つ。エースボーナスは気力130以上になると自軍フェイス開始時に[[不屈]]がかかる。
+
::Aとほぼ同様。本作も[[魂]]を持つ。エースボーナスは気力130以上になると自軍フェイス開始時に[[不屈]]がかかる。
;[[スーパーロボット大戦D]]
;[[スーパーロボット大戦D]]
:序盤のシナリオ「その名は"破滅"」でひかると共に合流する。本作では[[明神タケル|タケル]]や[[アール博士]]など異星人の仲間との会話が多い。[[特殊技能]]でマリアに劣るので、グレンダイザーを奪われる可能性がある。
:序盤のシナリオ「その名は"破滅"」でひかると共に合流する。本作では[[明神タケル|タケル]]や[[アール博士]]など異星人の仲間との会話が多い。[[特殊技能]]でマリアに劣るので、グレンダイザーを奪われる可能性がある。
−
==== 単独作品 ====
+
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦64]]
;[[スーパーロボット大戦64]]
:同作から「デューク・フリード」(戦闘服姿)と「[[宇門大介]]」(素顔)とで別々のグラフィックが用意されるようになった。
:同作から「デューク・フリード」(戦闘服姿)と「[[宇門大介]]」(素顔)とで別々のグラフィックが用意されるようになった。
87行目:
85行目:
== パイロットステータス設定の傾向 ==
== パイロットステータス設定の傾向 ==
−
=== [[能力|能力値]] ===
=== [[能力|能力値]] ===
格闘と防御が非常に高く、命中と回避が低い典型的なスーパー系の能力。また、地形適応が過去作品から優秀で、ほぼ全地形でA。[[グレンダイザー]]がどの[[スペイザー]]と合体しても全ての地形で力を発揮できる。
格闘と防御が非常に高く、命中と回避が低い典型的なスーパー系の能力。また、地形適応が過去作品から優秀で、ほぼ全地形でA。[[グレンダイザー]]がどの[[スペイザー]]と合体しても全ての地形で力を発揮できる。