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また「ジ・エーデル・ベルナル」はその場で即興で名乗った偽名であり、本名は不明(本人曰く『真のエーデル・ベルナル』)。一人称は「ボク」。
 
また「ジ・エーデル・ベルナル」はその場で即興で名乗った偽名であり、本名は不明(本人曰く『真のエーデル・ベルナル』)。一人称は「ボク」。
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時空崩壊により形成された混沌たる[[多元世界]]を非常に気に入っており、「'''黒のカリスマ'''」として様々に介入することをただ興味本位で楽しんでいた。また、[[新地球連邦]]における[[カイメラ|カイメラ隊]]の技術顧問「'''[[ジエー・ベイベル]]'''」としての姿も持っており、自身が作り出した[[人造人間]]「[[エーデル・ベルナル]]」に仕えて、弱々しい老人の姿で敢えて彼女に暴力を揮われ、激しく罵倒されることにもまた快楽を感じていた。曰く、圧倒的弱者であるエーデルに虐げられることが快楽、という退廃的且つ理解不能な理由らしい。
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時空崩壊により形成された混沌たる[[多元世界]]を非常に気に入っており、「'''黒のカリスマ'''」として様々に介入することをただ興味本位で楽しんでいた。また、[[新地球連邦]]における[[カイメラ|カイメラ隊]]の技術顧問「'''[[ジエー・ベイベル]]'''」としての姿も持っており、自身が作り出した[[人造人間]]「[[エーデル・ベルナル]]」に仕えて、弱々しい老人の姿で敢えて彼女に暴力を揮われ、激しく罵倒されることにもまた快楽を感じていた。ジ・エーデル曰く「圧倒的弱者であるエーデルに虐げられることが快楽」という退廃的且つ理解不能な理由らしい。
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科学者としての彼は天才的な素質を持っており、「[[次元力]]」(彼曰く「源理の力」)の一部解明と制御に成功している。尤もそれにより得られた力は、基本的に彼が楽しみを得るためにのみ行使され、時にはジエー・ベイベルとして、また時には黒のカリスマとして快楽を貪り、多元世界を又に駆けて思うがまま楽しんでいた。そして、[[並行世界]]の自分自身の同一存在の記憶が統合されおり、思考や性格も様々に混在しており、その深層心理についてはっきりとは断言できない([[ティファ・アディール]]曰く「複雑に絡み合って底が見えない」)。また、あらゆる版権作品に詳しく、本編[[流竜馬]]の別存在([[流竜馬 (OVA)]])の人間性、[[ブライト・ノア]]には息子[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]が辿った末路を仄めかし、[[ジロン・アモス]]との戦闘前会話では「ラスボスの僕を無視するっていうのかい!?」というメタフィクションな発言しては、楽しんでいる(「ラスボス」と言ったラスボスはシリーズ史上初めて)。
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[[科学者・技術者|科学者]]としてのジ・エーデルは天才的な素質を持っており、「[[次元力]]」(彼曰く「源理の力」)の一部解明と制御に成功している。もっとも、それにより得られた力は、基本的に彼が楽しみを得るためにのみ行使され、時にはジエー・ベイベルとして、また時には黒のカリスマとして快楽を貪り、多元世界を又に駆けて思うがまま楽しんでいた。そして、[[並行世界]]の自分自身の同一存在の記憶が統合されおり、思考や性格も様々に混在しており、その深層心理についてはっきりとは断言できない([[ティファ・アディール]]曰く「複雑に絡み合って底が見えない」)。また、あらゆる版権作品に詳しく、本編[[流竜馬]]の別存在([[流竜馬 (OVA)]])の人間性、[[ブライト・ノア]]には息子[[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]が辿った末路を仄めかし、[[ジロン・アモス]]との戦闘前会話では「[[ラストボス|ラスボス]]の僕を無視するっていうのかい!?」というメタフィクションな発言しては、楽しんでいる(「ラスボス」と言ったラスボスはシリーズ史上初めて)。
    
これらの点から明らかなように、彼は極度の快楽追求主義者であり、他人の事を意に介さない自己中心・唯我独尊の性格であり、自分以外の存在全てを玩具やゴミクズとしか見ていない。また、極度のマゾヒスト且つサディストでもある。「善悪」という観念的な意見は一切意に介さず、行動に一切悪びれることがなく、全てを嘲笑し、弄ぶ。俗に「高二病」。
 
これらの点から明らかなように、彼は極度の快楽追求主義者であり、他人の事を意に介さない自己中心・唯我独尊の性格であり、自分以外の存在全てを玩具やゴミクズとしか見ていない。また、極度のマゾヒスト且つサディストでもある。「善悪」という観念的な意見は一切意に介さず、行動に一切悪びれることがなく、全てを嘲笑し、弄ぶ。俗に「高二病」。
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実は、ジ・エーデルは黒の英知に触れて垣間見た絶望の未来に屈したのではなく、その未来をもたらす元凶、即ち根源的な災厄そのものたる[[御使い]]と戦い、彼らを打倒する方法を探していたのである。多元戦争でツィーネに語っていた「太極を屈服させる」とは、言い換えれば太極=至高神ソルをあがめる御使いを打倒することに他ならない。
 
実は、ジ・エーデルは黒の英知に触れて垣間見た絶望の未来に屈したのではなく、その未来をもたらす元凶、即ち根源的な災厄そのものたる[[御使い]]と戦い、彼らを打倒する方法を探していたのである。多元戦争でツィーネに語っていた「太極を屈服させる」とは、言い換えれば太極=至高神ソルをあがめる御使いを打倒することに他ならない。
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もっとも、全てのジ・エーデルがそうだったわけではなく、ある個体は別世界へ逃げ出すために時空震動弾を開発した。しかし、これは桂による強引な作動で暴走、カオス・コスモスに存在した「黒い太陽」に接触してしまい、そこから天柱を通じて並行世界を巻き込み、再構築してしまった。これが大時空震動の真相である。
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もっとも、全てのジ・エーデルがそうだったわけではなく、ある個体は別世界へ逃げ出すために[[時空振動弾]]を開発した。しかし、これは[[桂木桂|桂]]による強引な作動で暴走、カオス・コスモスに存在した「黒い太陽」に接触してしまい、そこから天柱を通じて並行世界を巻き込み、再構築してしまった。これが大時空震動の真相である。
    
これに先立ち、ジ・エーデルとなった人物の中でもっとも強い力を持っていたジエー・ベイベルは、誕生した多元世界(UCW)において自らの趣味である「多元世界を楽しむ」ことと、捨ててはならない大目的「御使いの打倒」を両立すべく、人造人間エーデルを傀儡に[[カイメラ]]を組織した。
 
これに先立ち、ジ・エーデルとなった人物の中でもっとも強い力を持っていたジエー・ベイベルは、誕生した多元世界(UCW)において自らの趣味である「多元世界を楽しむ」ことと、捨ててはならない大目的「御使いの打倒」を両立すべく、人造人間エーデルを傀儡に[[カイメラ]]を組織した。
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AGとなった後のジ・エーデルはジエーの人格が主体であるため、欲望に忠実で自虐趣味な性格が健在であるものの、エルガンを始めとする他の人格の影響もあり協調性は高く空気も読める。また、統合に応じたジ・エーデルの総意として、御使いの打倒こそが第一義であり、そのためなら他者を道具として扱うことも、また他者と協力することも躊躇せず、時に人道を外れた手段を取ることも厭わない、という目的優先の存在となっていた(相手が相手なので無理もないが)。
 
AGとなった後のジ・エーデルはジエーの人格が主体であるため、欲望に忠実で自虐趣味な性格が健在であるものの、エルガンを始めとする他の人格の影響もあり協調性は高く空気も読める。また、統合に応じたジ・エーデルの総意として、御使いの打倒こそが第一義であり、そのためなら他者を道具として扱うことも、また他者と協力することも躊躇せず、時に人道を外れた手段を取ることも厭わない、という目的優先の存在となっていた(相手が相手なので無理もないが)。
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ちなみに、『スーパーロボット大戦Z』において彼が成した次元力の使い道は、
 
ちなみに、『スーパーロボット大戦Z』において彼が成した次元力の使い道は、
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z]]
:プロフィールは上記参照。平川大輔氏は本作がスパロボ初参加なのだが、ジ・エーデルのキャラ性もあり実に強烈な印象を残していた。2回行動+[[マップ兵器]]の組み合わせが厄介。できれば[[脱力]]使いの[[小隊]]を作り、プレイヤーフェイズで打ち損じた場合の後詰めとして控えさせると保険になる。特に[[母艦]]を前線に出すと撃沈してゲームオーバーに陥りやすい(特に[[ソレイユ]]&[[ディアナ・ソレル|ディアナ]]・[[エターナル]]&[[ラクス・クライン|ラクス]]の場合は『[[小隊長能力|隣接する味方の攻撃力+10%]]』の能力で突出する傾向があるので)。なお、[[ラストボス|ラスボス]]であるが獲得[[経験値]]が170と名あり敵パイロットとしては平均程度である。現時点では破界篇・再世篇・時獄篇ともに直接は登場していない。
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:プロフィールは上記参照。平川大輔氏は本作がスパロボ初参加なのだが、ジ・エーデルのキャラ性もあり実に強烈な印象を残していた。2回行動+[[マップ兵器]]の組み合わせが厄介。できれば[[脱力]]使いの[[小隊]]を作り、プレイヤーフェイズで打ち損じた場合の後詰めとして控えさせると保険になる。特に[[母艦]]を前線に出すと撃沈してゲームオーバーに陥りやすい(特に[[ソレイユ]]&[[ディアナ・ソレル|ディアナ]]・[[エターナル]]&[[ラクス・クライン|ラクス]]の場合は『[[小隊長能力|隣接する味方の攻撃力+10%]]』の能力で突出する傾向があるので)。なお、[[ラストボス|ラスボス]]であるが、獲得[[経験値]]が170と名あり敵パイロットとしては平均程度である。現時点では破界篇・再世篇・時獄篇ともに直接は登場していない。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
 
:前作における彼の究極と言うべき異常な思考と悪辣さは、戦った[[ZEUTH]]の面々に相当な遺恨を残しており、同時に「彼の様な存在に2度と人の命や世界を好きにさせてはならない」という使命感を植えつけていた。後半で名前が一度出ている(言った人物は[[桂木桂]])。
 
:前作における彼の究極と言うべき異常な思考と悪辣さは、戦った[[ZEUTH]]の面々に相当な遺恨を残しており、同時に「彼の様な存在に2度と人の命や世界を好きにさせてはならない」という使命感を植えつけていた。後半で名前が一度出ている(言った人物は[[桂木桂]])。
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:登場しないが[[エルガン・ローディック]]が'''平行世界のジ・エーデル'''という衝撃の事実が明らかになる。エルガンによれば、ZEUTHが戦ったジ・エーデルは[[黒の英知]]の影響を最も強く受けた存在であり、度を越した享楽主義はいずれ訪れるであろう絶望の未来から目をそむけた逃避だったと推察されていた。続編『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]』では用語項目として追加されている。
 
:登場しないが[[エルガン・ローディック]]が'''平行世界のジ・エーデル'''という衝撃の事実が明らかになる。エルガンによれば、ZEUTHが戦ったジ・エーデルは[[黒の英知]]の影響を最も強く受けた存在であり、度を越した享楽主義はいずれ訪れるであろう絶望の未来から目をそむけた逃避だったと推察されていた。続編『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]』では用語項目として追加されている。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
:AGの正体としてジエーの姿で登場。目的の全てが今回ようやく明かされることになった。
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:[[AG]]の正体としてジエーの姿で登場。目的の全てが今回ようやく明かされることになった。
    
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
:[[直感]]、[[覚醒]]、[[愛]]、[[勇気]]、[[希望]]
 
:[[直感]]、[[覚醒]]、[[愛]]、[[勇気]]、[[希望]]
:愛、勇気、希望と、性格を反映してか妙に前向きなものが揃っている。そこそこ優秀なラインナップで消費SPも低め。ただ、絶望の未来から逃避してあのような性格になった事を考えると何とも皮肉である。また、ラスボスにしては珍しく全ての精神コマンドの習得レベルが1ではない。この為、SPDで黒のカリスマとして登場する時は希望が未修得状態になっている。
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:愛、勇気、希望と、ジ・エーデルの性格を反映してか妙に前向きなものが揃っている。そこそこ優秀なラインナップで消費SPも低め。ただ、絶望の未来から逃避してあのような性格になった事を考えると何とも皮肉である。
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:また、ラスボスにしては珍しく全ての精神コマンドの習得レベルが1ではない。この為、SPDで黒のカリスマとして登場する時は希望が未修得状態になっている。
    
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
:[[底力]]L9、[[集束攻撃]]、[[天才]]、[[精神耐性]]、[[強運]]、[[2回行動]]
 
:[[底力]]L9、[[集束攻撃]]、[[天才]]、[[精神耐性]]、[[強運]]、[[2回行動]]
:キャラクター性のためと言っても過言ではないラインナップ。2回行動は[[マップ兵器]]と相性抜群で、1回目の行動で接近、味方ユニットの密集地帯にマップ兵器を容赦無く撃ち込んでくる。[[脱力]]などで対応すると良い。強化された底力の補正・天才の相乗効果で瀕死時には硬くなり、稀に攻撃を回避する事も起こりうる。エーデルと異なり[[極]]を習得していない事が有難い。精神コマンドの使用タイミングを見誤らないようにしたい。精神耐性・強運は死にスキルと化しているが、第2次Z再世篇にて精神耐性は仕様変更され敵側にとってかなり有用なスキルとなった。仮にこの時点で精神耐性が仕様変更されていたら、隊長効果と合わせて恐ろしい事になっただろう。
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:キャラクター性のためと言っても過言ではないラインナップ。2回行動は[[マップ兵器]]と相性抜群で、1回目の行動で接近、味方ユニットの密集地帯にマップ兵器を容赦無く撃ち込んでくる。[[脱力]]などで対応すると良い。強化された底力の補正・天才の相乗効果で瀕死時には硬くなり、稀に攻撃を回避する事も起こりうる。エーデルと異なり[[極]]を習得していない事が有難い。精神コマンドの使用タイミングを見誤らないようにしたい。
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:精神耐性・強運は死にスキルと化しているが、第2次Z再世篇にて精神耐性は仕様変更され敵側にとってかなり有用なスキルとなった。仮にこの時点で精神耐性が仕様変更されていたら、隊長効果と合わせて恐ろしい事になっただろう。
    
=== [[小隊長能力|隊長効果]] ===
 
=== [[小隊長能力|隊長効果]] ===
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ジエー時の人間関係は「[[ジエー・ベイベル]]」を、黒のカリスマ時の人間関係は「[[黒のカリスマ]]」を参照。
 
ジエー時の人間関係は「[[ジエー・ベイベル]]」を、黒のカリスマ時の人間関係は「[[黒のカリスマ]]」を参照。
 
;[[ジエー・ベイベル]]
 
;[[ジエー・ベイベル]]
:次元力により姿を変えた老人のジ・エーデル。本人の「どちらも本来のボク」という発言からして、こちらも「[[平行世界]]」における自分なのだろう。しかし、性格や言動はやや異なっており、同一人物でも容姿を始めとした様々な要素に違いがあるようである(Zシリーズで該当する人物は平行世界における流竜馬とレントン。後にエルガンが証明した)。その証拠としてジエーの方は実際には絶望の未来に抗う意思を持っており、後に[[AG|思わぬ形]]で再び自軍の前に姿を現すことになる。
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:次元力により姿を変えた老人のジ・エーデル。本人の「どちらも本来のボク」という発言からして、こちらも「[[平行世界]]」における自分なのだろう。
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:しかし、性格や言動はやや異なっており、同一人物でも容姿を始めとした様々な要素に違いがあるようである(Zシリーズで該当する人物は平行世界における流竜馬とレントン。後にエルガンが証明した)。
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:その証拠としてジエーの方は実際には絶望の未来に抗う意思を持っており、後に[[AG|思わぬ形]]で再び自軍の前に姿を現すことになる。
 
;[[エルガン・ローディック]]
 
;[[エルガン・ローディック]]
 
:並行世界の同一存在だが、外見も性格も似ても似つかない(むしろ似ている部分を見つける方が難しい)。ジ・エーデルの所業は認識していたらしいが、それに共感する様な描写は見られず、飽くまで別人として見ていた。
 
:並行世界の同一存在だが、外見も性格も似ても似つかない(むしろ似ている部分を見つける方が難しい)。ジ・エーデルの所業は認識していたらしいが、それに共感する様な描写は見られず、飽くまで別人として見ていた。
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:平行世界の同一存在。
 
:平行世界の同一存在。
 
;[[エーデル・ベルナル]]
 
;[[エーデル・ベルナル]]
:彼女を作りだして、[[多元世界]]を混乱させる。そしてジエーの姿となって、自らの被造物である彼女に罵倒される行為を快楽としていた。<br />自分の代わりに世界を動かす人形を生み出し、自身は別人に変装し影から世界をコントロールするその様は、[[重戦機エルガイム|エルガイム]]の[[アマンダラ・カマンダラ|アマンダラ]]と[[オルドナ・ポセイダル|ポセイダル(ミアン)]]の関係に良く似ている事が指摘されている。平行世界の中でエルガイムの物語を知ったジ・エーデルが真似たのかもしれない。
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:彼女を作りだして、[[多元世界]]を混乱させる。そしてジエーの姿となって、自らの被造物である彼女に罵倒される行為を快楽としていた。
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:自分の代わりに世界を動かす人形を生み出し、自身は別人に変装して影から世界をコントロールするその様は、[[重戦機エルガイム|エルガイム]]の[[アマンダラ・カマンダラ|アマンダラ]]と[[オルドナ・ポセイダル|ポセイダル(ミアン)]]の関係に良く似ている事が指摘されている。もしかしたら、平行世界の中でエルガイムの物語を知ったジ・エーデルが真似たのかもしれない。
 
;[[ランド・トラビス]]
 
;[[ランド・トラビス]]
:ジエーを「じいさん」と語り、正体を明かした後も「じいさん」と呼んでいた事から、それなりに親しみを持っていたようだ。とはいえ、曲がった根性の持ち主であるジ・エーデルは、最終決戦でヒートスマイルのゼロ距離射撃をおみまいされることになる。
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:ジエーを「じいさん」と語り、正体を明かした後も「じいさん」と呼んでいた事から、それなりに親しみを持っていたようだ。
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:…とはいえ、曲がった根性の持ち主であるジ・エーデルは、最終決戦でヒートスマイルのゼロ距離射撃をおみまいされることになる。
 
;[[セツコ・オハラ]]
 
;[[セツコ・オハラ]]
:ジエー時に彼女の機体を改良の際、「[[バルゴラ]]」の「[[スフィア]]」の能力を研究した。セツコはグローリー・スターの思いが込められたバルゴラが、ジ・エーデルの快楽の材料にされたことに心を痛めた。
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:ジエー時に彼女の機体を改良の際、「[[バルゴラ]]」の「[[スフィア]]」の能力を研究した。
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:セツコはグローリー・スターの思いが込められたバルゴラが、ジ・エーデルの快楽の材料にされたことに心を痛めた。
 
;[[ツィーネ・エスピオ]]
 
;[[ツィーネ・エスピオ]]
 
:[[時空振動弾]]により部下を失い、絶望に沈んでいた明け暮れていた彼女の心の拠り所。だが、彼女はアサキムの生き方に引かれていった。
 
:[[時空振動弾]]により部下を失い、絶望に沈んでいた明け暮れていた彼女の心の拠り所。だが、彼女はアサキムの生き方に引かれていった。
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:[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]を私欲の為に利用したジ・エーデルに激怒する。
 
:[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]を私欲の為に利用したジ・エーデルに激怒する。
 
;[[タリア・グラディス]]
 
;[[タリア・グラディス]]
:[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]が彼女との過去の一件もあって[[デスティニープラン]]を実行していた事について言及し、彼女にデスティニープランの続行を仄めかすかのように嘲笑するが、彼女は毅然とジ・エーデルの言葉を否定した。
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:[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]がタリアとの過去の一件もあって[[デスティニープラン]]を実行していた事について言及し、彼女にデスティニープランの続行を仄めかすかのように嘲笑するが、タリアは毅然とジ・エーデルの言葉を否定した。
 
;[[キラ・ヤマト]]
 
;[[キラ・ヤマト]]
:彼に対して「自分と同類」などと言って挑発し嘲笑するが、彼ははっきりとジ・エーデルを拒絶した。
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:彼に対して「自分と同類」などと言って挑発し嘲笑するが、キラははっきりとジ・エーデルを拒絶した。
 
;[[ラクス・クライン]]
 
;[[ラクス・クライン]]
 
:彼女に対して[[アッシュ・グレイ|アッシュ]]と[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]が言ったように「平和の歌姫を名乗っておきながらいつも戦争の渦中にいる」などと言って嘲笑するが、ラクスはその矛盾を否定せず「その中でも明日を信じる決意」を表明した。
 
:彼女に対して[[アッシュ・グレイ|アッシュ]]と[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]が言ったように「平和の歌姫を名乗っておきながらいつも戦争の渦中にいる」などと言って嘲笑するが、ラクスはその矛盾を否定せず「その中でも明日を信じる決意」を表明した。
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:彼の二つ名を気に入り、くれるように頼む(ゲインが「俺を倒せたらくれてやる」と、最初から負ける気が無い事を宣言した)。
 
:彼の二つ名を気に入り、くれるように頼む(ゲインが「俺を倒せたらくれてやる」と、最初から負ける気が無い事を宣言した)。
 
;[[タルホ・ユーキ]]
 
;[[タルホ・ユーキ]]
:ジ・エーデルに最も激怒していた一人で、ジ・エーデルを「'''最低野郎'''」と評し、「'''胎教に悪い存在'''」とした。ジ・エーデルは彼女を「母は強し」と評する。この台詞と関連し、ガロードもジ・エーデルに対しサテライトキャノンを放つときに「最低野郎」という他、SPDでホランドが[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]に対し、戦闘前台詞で「父も強し」という。
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:ジ・エーデルに最も激怒していた一人で、ジ・エーデルを「'''最低野郎'''」と評し、「'''胎教に悪い存在'''」とした。ジ・エーデルは彼女を「母は強し」と評する。
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:この台詞と関連し、ガロードもジ・エーデルに対しサテライトキャノンを放つときに「最低野郎」という他、SPDでホランドが[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]に対し、戦闘前台詞で「父も強し」という。
 
;[[ジロン・アモス]]
 
;[[ジロン・アモス]]
:メタフィクション発言の多かった原作に則り、自身を「ラスボス」と称したジ・エーデルに対し「自分の人生における石ころみたいなもん」と返した。ジ・エーデルとの戦闘前セリフにおいて、最も彼の扱いを軽んじたのがジロンであった。
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:メタフィクション発言の多かった原作に則り、自身を「[[ラストボス|ラスボス]]」と称したジ・エーデルに対し「自分の人生における石ころみたいなもん」と返した。ジ・エーデルとの戦闘前セリフにおいて、最も彼の扱いを軽んじたのがジロンであった。
 
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
 
;[[流竜馬]]
 
;[[流竜馬]]
 
:数多の世界に存在する「'''[[真ゲッターロボ (原作漫画版)|平]][[真ゲッターロボ 世界最後の日|行]][[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ|世]][[新ゲッターロボ|界]]の[[流竜馬 (OVA)|彼]]'''」の存在を知っているためか、それを[[Z]]世界の彼に対して示唆した。ジ・エーデルは「平行世界の彼」を「'''ワイルドで好き放題'''」と評する。
 
:数多の世界に存在する「'''[[真ゲッターロボ (原作漫画版)|平]][[真ゲッターロボ 世界最後の日|行]][[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ|世]][[新ゲッターロボ|界]]の[[流竜馬 (OVA)|彼]]'''」の存在を知っているためか、それを[[Z]]世界の彼に対して示唆した。ジ・エーデルは「平行世界の彼」を「'''ワイルドで好き放題'''」と評する。
 
;[[ロジャー・スミス]]
 
;[[ロジャー・スミス]]
:彼とはネゴシエイションで勝負したかったらしい。彼からジ・エーデルに対する特殊戦闘台詞は、味方パイロットの中でもトップクラスの多さ。
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:彼とは[[ネゴシエイター|ネゴシエイション]]で勝負したかったらしい。彼からジ・エーデルに対する特殊戦闘台詞は、味方パイロットの中でもトップクラスの多さ。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「これはカオス・レムレース。お前のレムレースの完成形だ」
 
;「これはカオス・レムレース。お前のレムレースの完成形だ」
:ジ・エーデルとして仮面を外した時の初台詞。この時点ではまだラスボスの風格が漂っていたのだが…
+
:ジ・エーデルとして仮面を外した時の初台詞。この時点ではまだ[[ラストボス|ラスボス]]の風格が漂っていたのだが…
 
;「…救世の戦士…[[太極]]への旅人…法の守護騎士…因果律の番人…呪われし放浪者…」<br />「そう…ボクこそが全て! その名もジ・エーデル・ベルナルだよ!」
 
;「…救世の戦士…[[太極]]への旅人…法の守護騎士…因果律の番人…呪われし放浪者…」<br />「そう…ボクこそが全て! その名もジ・エーデル・ベルナルだよ!」
:シリアスな語り口から、おちゃらけた語り口へと変化する。ちなみに、黒のカリスマの時にも羅列したこれらの用語のうち「[[呪われし放浪者]]」が[[第2次Z]]でピックアップされることとなる。
+
:シリアスな語り口から、おちゃらけた語り口へと変化する。ちなみに、[[黒のカリスマ]]の時にも羅列したこれらの用語のうち「[[呪われし放浪者]]」が[[第2次Z]]でピックアップされることとなる。
 
:これらの肩書はのちに[[アドヴェント]]が自身の敵対者として挙げており、適当に言ったのではなく何かしら意味があると思われる。[[イングラム・プリスケン|因果律の番人]]を考えると、過去作の登場人物だろうか。
 
:これらの肩書はのちに[[アドヴェント]]が自身の敵対者として挙げており、適当に言ったのではなく何かしら意味があると思われる。[[イングラム・プリスケン|因果律の番人]]を考えると、過去作の登場人物だろうか。
 
;「源理の力……キミ達のいう次元力を使えば、ざっとこんなもんさ」<br/>「違うよ。ジエー・ベイベルも、この姿もどちらも本当のボクさ」<br/>「源理の力を使えば、並行世界間の別の自分を一つの世界に集合させることも可能なんだよ」<br/>「ルックスを変えるくらいは朝飯前なのさ」
 
;「源理の力……キミ達のいう次元力を使えば、ざっとこんなもんさ」<br/>「違うよ。ジエー・ベイベルも、この姿もどちらも本当のボクさ」<br/>「源理の力を使えば、並行世界間の別の自分を一つの世界に集合させることも可能なんだよ」<br/>「ルックスを変えるくらいは朝飯前なのさ」
:ジエーに化けていたからくり。ランドルートでツィーネがシエロに、セツコルートでアサキムがトビーに化けていたのと同じ理屈であるが、ジ・エーデルは外見に留まらず、内面までも入れ替わっているのが違い。
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:[[ジエー・ベイベル|ジエー]]に化けていたからくり。
 +
:[[ランド・トラビス|ランド]]ルートで[[ツィーネ・エスピオ|ツィーネ]]が[[シエロ・ビーター|シエロ]]に、[[セツコ・オハラ|セツコ]]ルートで[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]が[[トビー・ワトソン|トビー]]に化けていたのと同じ理屈であるが、ジ・エーデルは外見に留まらず、内面までも入れ替わっているのが違い。
 
;「アイラビュ~…。この言葉の後に続く命令を君は拒否する事は出来ない」
 
;「アイラビュ~…。この言葉の後に続く命令を君は拒否する事は出来ない」
 
:「アイラビュ~」は彼が好む言葉であり、エーデルを操る「バインド・スペル」のキー・命令形である。
 
:「アイラビュ~」は彼が好む言葉であり、エーデルを操る「バインド・スペル」のキー・命令形である。
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:自身の[[異名]]。
 
:自身の[[異名]]。
 
;「そろそろ飽きも来ていたからね。さよならだ、ボクのお人形…!」<br />「ハハハハハハハ! バイバイ、エーデル・ベルナル!」
 
;「そろそろ飽きも来ていたからね。さよならだ、ボクのお人形…!」<br />「ハハハハハハハ! バイバイ、エーデル・ベルナル!」
:戦闘イベントで自身の創造物であったエーデルを始末するときの台詞。
+
:戦闘イベントで自身の創造物であった[[エーデル・ベルナル|エーデル]]を始末するときの台詞。
 
;「それの何が悪いんだい? 常識で、道徳で、論理で、愛で? ちゃんと説明してくれよ」
 
;「それの何が悪いんだい? 常識で、道徳で、論理で、愛で? ちゃんと説明してくれよ」
 
:[[ZEUTH]]の面々からの怒りの言葉に、返した彼の反論。いわゆる「正義の味方」であるZEUTHに対する、ある意味リアルな反応。実際現実の人間はこんな感じかもしれない。
 
:[[ZEUTH]]の面々からの怒りの言葉に、返した彼の反論。いわゆる「正義の味方」であるZEUTHに対する、ある意味リアルな反応。実際現実の人間はこんな感じかもしれない。
 
;「知らないよ、そんなの。ビーカーで量ったわけじゃないし」<br />「それとも何? 血と涙の混合液が10Lを超えると、正義の味方は怒るのかい?」
 
;「知らないよ、そんなの。ビーカーで量ったわけじゃないし」<br />「それとも何? 血と涙の混合液が10Lを超えると、正義の味方は怒るのかい?」
 
:「どれだけの血と涙が流れたと思っている!?」という怒りの言葉に、返した彼の反論。前の台詞と合わせ、自分以外にはまったく興味がないことがこれでもかというほど分かる。
 
:「どれだけの血と涙が流れたと思っている!?」という怒りの言葉に、返した彼の反論。前の台詞と合わせ、自分以外にはまったく興味がないことがこれでもかというほど分かる。
;「素敵だろ、ベイビー! ボクこそがこの多元世界の体現者! カオスの王だよ!」
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;「素敵だろ、ベイビー! ボクこそがこの多元世界の体現者! カオスの王だよ!」
:この言い回しからするに、もしかすると本当にゼロを見てそれを真似ていたのかもしれない。
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:この言い回しからするに、もしかすると本当に[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]を見てそれを真似ていたのかもしれない。
 
;「レーベンもおかしかったよね。憧れのエーデル様が人形だって教えてやったら、壊れちゃってさ」
 
;「レーベンもおかしかったよね。憧れのエーデル様が人形だって教えてやったら、壊れちゃってさ」
 
:[[レーベン・ゲネラール|レーベン]]が[[軌道エレベーター]]での決戦で敗れたときに突然錯乱してしまった原因。
 
:[[レーベン・ゲネラール|レーベン]]が[[軌道エレベーター]]での決戦で敗れたときに突然錯乱してしまった原因。
 
;「決まってるさ。彼女にぶってもらうためだよ」<br />「自分の造った美しい人形に罵倒の限りを尽くされ、暴力の嵐に翻弄される…」<br />「この人形め! 人形め! よくも創造主である、このボクを!」<br />「嗚呼…だけど、だけどボクは無能で下劣で愚図な薄汚い老人…」<br />「その歯がゆさの中での痛みは想像を絶する快感なのさ」
 
;「決まってるさ。彼女にぶってもらうためだよ」<br />「自分の造った美しい人形に罵倒の限りを尽くされ、暴力の嵐に翻弄される…」<br />「この人形め! 人形め! よくも創造主である、このボクを!」<br />「嗚呼…だけど、だけどボクは無能で下劣で愚図な薄汚い老人…」<br />「その歯がゆさの中での痛みは想像を絶する快感なのさ」
:「その[[エーデル・ベルナル]]になぜお前は付き従っていた?」という[[ロジャー・スミス|ロジャー]]の問いかけに対する彼の答え。彼の常人には理解しがたい嗜好が明らかとなった台詞。[[フェイ・シンルー|フェイ]]に至っては悲鳴を上げるほどの拒絶反応を見せる。
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:「そのエーデル・ベルナルになぜお前は付き従っていた?」という[[ロジャー・スミス|ロジャー]]の問いかけに対する彼の答え。ジ・エーデルの常人には理解しがたい嗜好が明らかとなった台詞。
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:なお、[[フェイ・シンルー|フェイ]]に至っては悲鳴を上げるほどの拒絶反応を見せる。
 
;「ちなみにボクの調査ではあの中には64兆の4乗以上の命がある」<br />「だけど、顔も知らない人間が何兆人死のうと、ボクは痛くも痒くもないね!」<br />「地球の裏側で飢え死にしている人がいるのを気にしたら、毎日のゴハンが美味しくなくなっちゃうよ」<br />「もっとも、顔を知っていたって同じ事だけどね!」
 
;「ちなみにボクの調査ではあの中には64兆の4乗以上の命がある」<br />「だけど、顔も知らない人間が何兆人死のうと、ボクは痛くも痒くもないね!」<br />「地球の裏側で飢え死にしている人がいるのを気にしたら、毎日のゴハンが美味しくなくなっちゃうよ」<br />「もっとも、顔を知っていたって同じ事だけどね!」
:[[スカブコーラル]]の中の命の数を自慢げに話して。[[トレーズ・クシュリナーダ]]の数字ネタだろうが助ける気は全くなかった。大方興味本位で調べたのだろう。ちなみに、64兆の4乗とは17×10の54乗、約1700阿僧祇となる。
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:[[スカブコーラル]]の中の命の数を自慢げに話して。[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]の数字ネタだろうが助ける気は全くなかった。大方興味本位で調べたのだろう。
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:ちなみに、64兆の4乗とは17×10の54乗、約1700阿僧祇となる。
 
;「ありがとう。最高の褒め言葉だ」
 
;「ありがとう。最高の褒め言葉だ」
 
:レントンから「おかしな奴」呼ばわりされて曰く。[[刹那・F・セイエイ|どっかで聞いたような台詞]]だが、黒の叡智=黒歴史ならば、ZEXISの戦いがどこかに記録されていたのかもしれない。
 
:レントンから「おかしな奴」呼ばわりされて曰く。[[刹那・F・セイエイ|どっかで聞いたような台詞]]だが、黒の叡智=黒歴史ならば、ZEXISの戦いがどこかに記録されていたのかもしれない。
 
;「人聞きの悪いことを言わないでくれよ。太極を屈服させるっていうボクの目的は不滅さ」
 
;「人聞きの悪いことを言わないでくれよ。太極を屈服させるっていうボクの目的は不滅さ」
 
:ツィーネが加入していた場合に出る台詞。後に御使いの打倒のことだったことが判明する。
 
:ツィーネが加入していた場合に出る台詞。後に御使いの打倒のことだったことが判明する。
:ちなみに初代Zはシリーズ化しなかった場合単発作品で終わる予定だったので、天獄篇の設定とは多少混乱が生じている。
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:ちなみに、初代Zはシリーズ化しなかった場合単発作品で終わる予定だったので、[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]の設定とは多少混乱が生じている。
 
;「ブライト艦長、あなたはここでボクに討たれるのが幸せだと思うよ」<br />「あなたはこのまま生きていれば、親として最高の不幸に直面するかも知れないんだ。だから、ここで大人しくボクにやられて、死んでおきなよ」
 
;「ブライト艦長、あなたはここでボクに討たれるのが幸せだと思うよ」<br />「あなたはこのまま生きていれば、親として最高の不幸に直面するかも知れないんだ。だから、ここで大人しくボクにやられて、死んでおきなよ」
:ブライトとの戦闘前会話での台詞。『閃光のハサウェイ』を意識したとしか思えない台詞であり、多くのユーザーに衝撃を与えた。「最高の不幸」と嘲笑を込めた言い方をしているあたり、ジ・エーデルらしい。
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:[[ブライト・ノア|ブライト]]との戦闘前会話での台詞。『閃光のハサウェイ』を意識したとしか思えない台詞であり、多くのユーザーに衝撃を与えた。「最高の不幸」と嘲笑を込めた言い方をしているあたり、ジ・エーデルらしい。
:ちなみにこの「最高の不幸」についてはAGが散々ネタを振ったほか、時獄篇でクェスが生存したことで事実上回避されている。
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:ちなみにこの「最高の不幸」については[[AG]]が散々ネタを振ったほか、[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z時獄篇]]で[[クェス・パラヤ|クェス]]が生存したことで事実上回避されている。
 
;「出たよ、優等生発言! 君ももっと心の中の欲望を吐き出しなよ、流竜馬!! 別世界の君は、もっとワイルドで好き放題だよ!」
 
;「出たよ、優等生発言! 君ももっと心の中の欲望を吐き出しなよ、流竜馬!! 別世界の君は、もっとワイルドで好き放題だよ!」
:[[ゲッターチーム]]との戦闘前会話での台詞で、[[流竜馬|竜馬]]に対して[[流竜馬 (OVA)|平行世界の彼]]の存在を示唆した台詞。<br />また、ここで平行世界の竜馬を「好き放題」と評しているが、暗に竜馬を自分と同類とでも言っているような台詞とも解釈できる。<br />確かに自由奔放で自分に正直に生きているという点では似ているが、OVAの竜馬もチェンゲ・新・ネオ問わず、TV版の竜馬と同じく、悪意に満ちた存在…それこそジ・エーデルのような自分の快楽の為に他人を弄び、傷つけるような真似をする存在…即ち、'''『悪』を絶対に許さない'''強い義侠心を持ち、また敵には容赦ないが、自身のために他者を傷つけるような真似は絶対にしない人物である。ことに、続編で登場する竜馬はその傾向が顕著。
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:[[ゲッターチーム]]との戦闘前会話での台詞で、[[流竜馬|竜馬]]に対して[[流竜馬 (OVA)|平行世界の彼]]の存在を示唆した台詞。
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:また、ここで平行世界の竜馬を「好き放題」と評しているが、暗に竜馬を自分と同類とでも言っているような台詞とも解釈できる。
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:確かに自由奔放で自分に正直に生きているという点では似ているが、OVAの竜馬もチェンゲ・新・ネオ問わず、TV版の竜馬と同じく、悪意に満ちた存在…それこそジ・エーデルのような自分の快楽の為に他人を弄び、傷つけるような真似をする存在…即ち、'''『悪』を絶対に許さない'''強い義侠心を持ち、また敵には容赦ないが、自身のために他者を傷つけるような真似は絶対にしない人物である。ことに、続編で登場する竜馬はその傾向が顕著。
 
;「もしかして、御父上への反発心? だとしたら、君って思ったよりもずっと人間っぽいね」
 
;「もしかして、御父上への反発心? だとしたら、君って思ったよりもずっと人間っぽいね」
:万丈との戦闘前会話。下手をするとαシリーズどころか、Zの万丈も「究極のメガノイド」である可能性が…
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:[[破嵐万丈|万丈]]との戦闘前会話。下手をすると[[αシリーズ]]どころか、[[スーパーロボット大戦Z|Z]]の万丈も「究極のメガノイド」である可能性が…
 
;「僕はね…ぶつのも、ぶたれるのも、大好きなんだよ!」
 
;「僕はね…ぶつのも、ぶたれるのも、大好きなんだよ!」
 
:彼の変態ぶりを象徴する台詞。
 
:彼の変態ぶりを象徴する台詞。
;「汗…? どうして、ボクが汗をかいてるんだ…?」
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;「汗…? どうして、ボクが汗をかいてるんだ…?」
 
:被弾時の台詞の一つ。後述するように、ジ・エーデルが痛みを快楽と出来るのは相手が弱者であるが故なので、「強者」たるZEUTHを相手にしている自覚のない彼には、搭乗機の被弾に対して「恐怖」を覚えていることがわからない。
 
:被弾時の台詞の一つ。後述するように、ジ・エーデルが痛みを快楽と出来るのは相手が弱者であるが故なので、「強者」たるZEUTHを相手にしている自覚のない彼には、搭乗機の被弾に対して「恐怖」を覚えていることがわからない。
 
;「ハハハハハハ! サイコーだ! サイコーだよ、君達は!」<br />「プリーズ! プリーズ! もっと痛みを! もっと刺激を! ボクを! ボクを絶頂に導いてくれ!」<br />「来たあああああああっ! 今までにない最高の刺激だああっ!!」<br />「サイコーだよ、ZEUTH! アイラビュ~! フォーエバー!!」
 
;「ハハハハハハ! サイコーだ! サイコーだよ、君達は!」<br />「プリーズ! プリーズ! もっと痛みを! もっと刺激を! ボクを! ボクを絶頂に導いてくれ!」<br />「来たあああああああっ! 今までにない最高の刺激だああっ!!」<br />「サイコーだよ、ZEUTH! アイラビュ~! フォーエバー!!」
:撃墜後の台詞。ZEUTHの一斉攻撃によって彼の野望は潰えたかに思われたが…
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:撃墜後の台詞。ZEUTHの一斉攻撃によってジ・エーデルの野望は潰えたかに思われたが…
 
;「残念! そうは問屋が卸さない!」<br />「[[ユニウスセブン|あの岩の塊]]を破壊すれば全てはおじゃんなんだ!」
 
;「残念! そうは問屋が卸さない!」<br />「[[ユニウスセブン|あの岩の塊]]を破壊すれば全てはおじゃんなんだ!」
 
:大特異点に接触し、多元世界の修復を行おうとするZEUTHの前に何事もなかったの様に復活。あまりにも唐突な再登場に「また戦うのか!?」と思ったプレイヤーもいたかもしれない。
 
:大特異点に接触し、多元世界の修復を行おうとするZEUTHの前に何事もなかったの様に復活。あまりにも唐突な再登場に「また戦うのか!?」と思ったプレイヤーもいたかもしれない。
198行目: 208行目:  
:実はこの大特異点の破壊の回避は[[時獄篇|後に]][[アクシズ|別の大特異点]]にも同様の事が必要な事が発覚している。
 
:実はこの大特異点の破壊の回避は[[時獄篇|後に]][[アクシズ|別の大特異点]]にも同様の事が必要な事が発覚している。
 
;「ジ・エーデル語録その27! 約束は破るためにあるんだよ!」
 
;「ジ・エーデル語録その27! 約束は破るためにあるんだよ!」
:勝平の「俺たちが勝ったら好きにすればいいって言ったのは、お前じゃねぇか!」の言葉に対する反論。残り26個の語録は不明だが、彼の性格を考えるとろくな物がないのは確かである。
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:[[神勝平|勝平]]の「俺たちが勝ったら好きにすればいいって言ったのは、お前じゃねぇか!」の言葉に対する反論。残り26個の語録は不明だが、彼の性格を考えるとろくな物がないのは確かである。
 
;「暑苦しい! 近寄るな! この破壊魔!!」<br />「い、嫌だっ! こんな暑苦しいラストだけは嫌だああああああっ!!」
 
;「暑苦しい! 近寄るな! この破壊魔!!」<br />「い、嫌だっ! こんな暑苦しいラストだけは嫌だああああああっ!!」
 
:ジ・エーデルの妨害に対してランドが互いのスフィアを干渉させて彼を道連れにしようとした時の叫び。流石のジ・エーデルでも暑苦しいものだけは苦手のようだ。…これまで行った悪事の報いと言われたらそれまでであるが。
 
:ジ・エーデルの妨害に対してランドが互いのスフィアを干渉させて彼を道連れにしようとした時の叫び。流石のジ・エーデルでも暑苦しいものだけは苦手のようだ。…これまで行った悪事の報いと言われたらそれまでであるが。
206行目: 216行目:  
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
 
;[[カオス・レムレース]]
 
;[[カオス・レムレース]]
:ジ・エーデル・ベルナル自ら操縦するため開発した機体。「[[次元力]]」(ジ・エーデル曰く「源理の力」)を限定的に行使できる能力を持つ。[[ランド・トラビス|ランド]]編では平行世界の同位体と連携する事で、スペックは低いが3機同時に出現するのに対し、[[セツコ・オハラ|セツコ]]編では高スペックだが単機で出現する。<br />同ターンで3機全てを撃墜する必要がある事や、敵フェイズ時に[[マップ兵器]]3連発を受ける可能性がある事や、[[脱力]]の使用対象を絞れない事を考えると、ランド編の方が厄介だといえる。セツコ編は狙いを単機に絞れる為、集中攻撃による撃墜が容易である(ついでに言えば、総HPはセツコ編が502400、ランド編が242400×3の727200)。
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:ジ・エーデル・ベルナル自ら操縦するため開発した機体。「[[次元力]]」(ジ・エーデル曰く「源理の力」)を限定的に行使できる能力を持つ。[[ランド・トラビス|ランド]]編では平行世界の同位体と連携する事で、スペックは低いが3機同時に出現するのに対し、[[セツコ・オハラ|セツコ]]編では高スペックだが単機で出現する。
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:しかし、同ターンで3機全てを撃墜する必要がある事や、敵フェイズ時に[[マップ兵器]]3連発を受ける可能性がある事や、[[脱力]]の使用対象を絞れない事を考えると、ランド編の方が厄介だといえる。セツコ編は狙いを単機に絞れる為、集中攻撃による撃墜が容易である(ついでに言えば、総HPはセツコ編が502400、ランド編が242400×3の727200)。
 
;[[レムレース]]
 
;[[レムレース]]
 
:黒のカリスマとしてZEUTHの前に姿を現わした時に搭乗していた(もっとも、このレムレースはカオス・レムレースが擬態したものだが)。
 
:黒のカリスマとしてZEUTHの前に姿を現わした時に搭乗していた(もっとも、このレムレースはカオス・レムレースが擬態したものだが)。
 
;[[ジェニオン]]
 
;[[ジェニオン]]
 
:AGとなった後に開発したDEMシリーズの完成機。
 
:AGとなった後に開発したDEMシリーズの完成機。
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== 脚注 ==
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<references />
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*彼の本来の人格、そして本来存在する世界は結局不明である。
 
*彼の本来の人格、そして本来存在する世界は結局不明である。
 
**尚、ジ・エーデルの姿とジエーの姿とでは記憶を共有しても、性格はやや異なるようである(様々な姿をとることが可能である点やその形態毎に異なった性格を有する点においては[[ダークブレイン]]も似たような性質を持つ)。
 
**尚、ジ・エーデルの姿とジエーの姿とでは記憶を共有しても、性格はやや異なるようである(様々な姿をとることが可能である点やその形態毎に異なった性格を有する点においては[[ダークブレイン]]も似たような性質を持つ)。
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== 脚注 ==
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<references />
   
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{{バンプレストオリジナル}}
 
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