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| 天獄戦争において、ツィーネの手でサイデリアルを牽制すべく眠りから解放され、アオの星に揃った8つのスフィアを手に入れるべく再び暗躍。その中で、かつて己を無限獄に落とした[[御使い]]の一人・アドヴェントと行動を共にするようになったが、結局彼も御使いの独善に染まっていたことを理解して離反。ヘリオースの力をあえて受けることで原理の力を体得し、シュロウガを変貌させる。 | | 天獄戦争において、ツィーネの手でサイデリアルを牽制すべく眠りから解放され、アオの星に揃った8つのスフィアを手に入れるべく再び暗躍。その中で、かつて己を無限獄に落とした[[御使い]]の一人・アドヴェントと行動を共にするようになったが、結局彼も御使いの独善に染まっていたことを理解して離反。ヘリオースの力をあえて受けることで原理の力を体得し、シュロウガを変貌させる。 |
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− | さらに、火星のZONEの中で己の存在を自問自答し続けた結果、人間として生きることを願い、アカシックレコードに触れたことで「知りたがる山羊」の、無限獄から放たれる時を夢見たことで「夢見る双魚」の、本心を隠してアドヴェントと組んだことで「偽りの黒羊」の、シュロウガを生み出した誰かの人間の生き様に対する愛で「尽きぬ水瓶」のリアクターとなり、その力を引き出すに至った。そして、ヒビキ達の持つスフィアを手に入れるべくカオス・コスモスへ先行、エス・テランでZ-BLUEとの決戦に臨む。しかし、その決着間際、アドヴェントによってアサキム自身も知らなかった真相が明かされた。その正体はシュロウガが失われたパイロットを求めて己が記憶から生み出した'''実態を持つ虚像'''であり、アサキムの人格はシュロウガに残された記憶から無意識的に構築されたものであった。すなわち「Z」で登場したアサキムと、「第2次Z」以降のアサキムは記憶を引き継いだだけの、肉体的には別人ということになる(第2次Z→第3次Zの間は生きたまま封印されたため同一人物であることは間違いない)。 | + | さらに、火星のZONEの中で己の存在を自問自答し続けた結果、人間として生きることを願い、アカシックレコードに触れたことで「知りたがる山羊」の、無限獄から放たれる時を夢見たことで「夢見る双魚」の、本心を隠してアドヴェントと組んだことで「偽りの黒羊」の、シュロウガを生み出した誰かの人間の生き様に対する愛で「尽きぬ水瓶」のリアクターとなり、その力を引き出すに至った。そして、ヒビキ達の持つスフィアを手に入れるべくカオス・コスモスへ先行、エス・テランでZ-BLUEとの決戦に臨む。しかし、その決着間際、アドヴェントによってアサキム自身も知らなかった真相が明かされた。 |
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| それを知らされて自我が崩壊したところをアドヴェントに吸収され、至高神Z降臨の生贄とされる。しかし、激戦の最中に地球から届けられた生命の力によって目を覚まし、至高神Zに己の死を願ったことでアドヴェントの永遠を崩す。 | | それを知らされて自我が崩壊したところをアドヴェントに吸収され、至高神Z降臨の生贄とされる。しかし、激戦の最中に地球から届けられた生命の力によって目を覚まし、至高神Zに己の死を願ったことでアドヴェントの永遠を崩す。 |
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| === 人物 === | | === 人物 === |
− | 人物像に関しては推測に頼らざるを得ない部分が多い。スフィア・リアクターに対する対応は全て「必要だからやっている」に過ぎず、彼個人の感情による行動は実の所少ない。
| + | 冷酷にも温厚にも取れる両極端な性格だが、ランドとの接触時には辛うじて「素」の片鱗が垣間見られる。また、エス・テランでの決戦時の言動もあわせて考えると、永遠に呪縛されているがために冷酷な振る舞いに徹しているものの、本来は(即ちシュロウガの求めた存在としては)、義理堅く人情味のある人物であるらしい。ただ、無限獄からの解放のためにスフィアを狩り続けているため、どうやら立ち寄った世界全てで敵を作って来たらしく、本人も「痛罵には慣れている」と述べているなど完全に開き直ってしまっている。 |
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− | 各エピソードにおける動向やモノローグ・台詞から読むに、自身の現状と解放の手段に関しては、実のところ開き直っているらしい。また、理性的とも感情的とも、冷酷とも温厚とも取れる多面性の強い人格に関しては、放浪者となってからの経験(仲間の平行存在と戦うなど)で諦観や絶望に見舞われ、性格自体が大幅に変わってしまったらしい。「俺の未来、お前の未来」や「俺達の行き先」での挙動からすると、素のアサキムは意外にも、義理堅く好奇心の強い性格だったようだ。
| + | 当人も自分のやっていることが罪悪だという認識はあるようだが、他に解放される手段を知らないためまったく止まろうとしない。 |
| | | |
| もう一つ欠かせないのが、隠喩や暗喩、遠まわしな表現や独特の名詞を多用した特徴的な台詞回しである。 | | もう一つ欠かせないのが、隠喩や暗喩、遠まわしな表現や独特の名詞を多用した特徴的な台詞回しである。 |
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| === 正体 === | | === 正体 === |
− | その正体は、乗り手を失った並行世界の至高神ソル・シュロウガがそれを補い、孤独を癒すため、本来のパイロットを模して自ら構築した存在の虚像であり、'''大罪にまつわる過去などは最初から存在しなかった'''。
| + | その正体は、乗り手を失った並行世界の至高神ソル・シュロウガがそれを補い、孤独を癒すため、本来のパイロットを模して自ら構築した'''実体を持つ虚像'''であり、'''大罪にまつわる過去などは最初から存在しなかった'''。 |
| | | |
| アサキム自身はシュロウガが撃墜されるたびに消滅しており、復活したシュロウガがその瞬間までの記憶をダウンロードして再構築していた、というのが不死身のカラクリである。随所で見せていた意味深なモノローグや言動は、全て'''シュロウガの記憶'''であり、アサキムのものではなかった。 | | アサキム自身はシュロウガが撃墜されるたびに消滅しており、復活したシュロウガがその瞬間までの記憶をダウンロードして再構築していた、というのが不死身のカラクリである。随所で見せていた意味深なモノローグや言動は、全て'''シュロウガの記憶'''であり、アサキムのものではなかった。 |
| + | |
| + | すなわち「Z」で登場したアサキムと、「第2次Z」以降のアサキムは記憶を引き継いだだけの、肉体的には別人ということになる(第2次Z→第3次Zの間は生きたまま封印されたため同一人物であることは間違いない)。 |
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| === [[マサキ・アンドー]]との関連 === | | === [[マサキ・アンドー]]との関連 === |
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| 後に魔装機神DS版の発売前告知において寺田Pがわざわざ「アサキムが出ない」ことを明言したことから、制作側が意図的に類似点を持たせていることは間違いないと思われる。現時点ではマサキのセルフオマージュに止まるもの(いわば、一種のお遊び的な設定)と推測する向きも多いが、明確なアナウンスはないため、マサキとの関わりについての真相は未だ謎のままとなっていた。 | | 後に魔装機神DS版の発売前告知において寺田Pがわざわざ「アサキムが出ない」ことを明言したことから、制作側が意図的に類似点を持たせていることは間違いないと思われる。現時点ではマサキのセルフオマージュに止まるもの(いわば、一種のお遊び的な設定)と推測する向きも多いが、明確なアナウンスはないため、マサキとの関わりについての真相は未だ謎のままとなっていた。 |
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− | 第2次OGにおいては[[ユーゼス・ゴッツォ]]がマサキに対し、「何度も同じ人間として転生している認識を持っていれば、お前はマサキ・アンドーではいられない」という趣旨の、明らかにアサキムのことと思しき発言をしている。この事から、アサキムの素性は「再有生の認識を持ったがゆえに己を失ったマサキの並行存在」だとする説が挙げられているが、それを裏付ける確証は、現在のところレイ・バスターの連続カットイン以外に存在しない。 | + | 第2次OGにおいては[[ユーゼス・ゴッツォ]]がマサキに対し、「何度も同じ人間として転生している認識を持っていれば、お前はマサキ・アンドーではいられない」という趣旨の、明らかにアサキムのことと思しき発言をしている。この事から、アサキムの素性は「再有生の認識を持ったがゆえに己を失ったマサキの並行存在」だとする説が挙げられているが、天獄篇においてアサキムの正体が判明するに至り、(仮にシュロウガとサイバスターに何らかの関わりがあったとしても)少なくとも'''マサキ本人でないことは確定した'''。 |
− | そして、天獄篇において、アサキムの正体がシュロウガの作り出した実体ある虚像であったことが判明するに至り、(仮にシュロウガとサイバスターに何らかの関わりがあったとしても)少なくとも'''マサキ本人でないことは確定した'''。
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| :なお、ここにしか出てこないにも関わらずしっかり図鑑に登録される。何気にグラフィックは新規。 | | :なお、ここにしか出てこないにも関わらずしっかり図鑑に登録される。何気にグラフィックは新規。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
− | :序盤の山場である第15話で堂々登場。この時は味方NPCだが、他のNPCと違い'''バサラが歌うとダメージを食らう上に反撃してくる'''。終盤で機体がシン化してからはそのステージだけスポット参戦し、終盤で完全決着となる。 | + | :序盤の山場である第15話で堂々登場。この時は味方NPCだが、他のNPCと違い'''バサラが歌うとダメージを食らう上に反撃してくる'''。今回自軍の前には7度姿を表し、第15話ではNPC、第23話・第46話・第55話ではPCとしてスポット参戦。第31話・第58話・第60話で敵対。第60話ではシュロウガ軍団を率いて決戦を挑んでくるが、過去作が遊びにしか思えないほどの恐ろしい強さを誇る。 |
− | :今回は遂にその正体が明かされることに。 | + | :今回は遂にその正体と、所持するスフィアの最後の一つが明かされることに。 |
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| == パイロットステータス設定の傾向 == | | == パイロットステータス設定の傾向 == |
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| :クロウと出会い頭に対面するが、彼女の風貌から「[[聖インサラウム王国|インサラウムの騎士]]」と察する。初対面にも関わらず、アサキムはインサラウムのことを知っていた様子であったが、再世篇にてそのあたりの事情が判明した。 | | :クロウと出会い頭に対面するが、彼女の風貌から「[[聖インサラウム王国|インサラウムの騎士]]」と察する。初対面にも関わらず、アサキムはインサラウムのことを知っていた様子であったが、再世篇にてそのあたりの事情が判明した。 |
| ;[[ユーサー・インサラウム]] | | ;[[ユーサー・インサラウム]] |
− | :スフィア「尽きぬ水瓶」のリアクター。ゼロレクイエムルートではまんまと彼のスフィアを手に入れる。黒の騎士団ルートでは一時的に同盟を結ぶが、中華連邦で余計なことを言ったばかりに怒った彼の逆襲を喰らうハメに。 | + | :「尽きぬ水瓶」のリアクター。ゼロレクイエムルートではまんまと彼のスフィアを手に入れる。黒の騎士団ルートでは一時的に同盟を結ぶが、中華連邦で余計なことを言ったばかりに怒った彼の逆襲を喰らうハメに。 |
| ;[[ガイオウ]] | | ;[[ガイオウ]] |
| :第2次Zでの盟友。彼はスフィアの結集を危険視しているにも関わらず、アサキムのスフィア狩りに多少なりとも手を貸しており、その真意は不明。 | | :第2次Zでの盟友。彼はスフィアの結集を危険視しているにも関わらず、アサキムのスフィア狩りに多少なりとも手を貸しており、その真意は不明。 |
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| ;[[御使い]] | | ;[[御使い]] |
| :かつて自身に不死の呪いをかけ、無限獄へ堕とした元凶。 | | :かつて自身に不死の呪いをかけ、無限獄へ堕とした元凶。 |
| + | ;[[ヒビキ・カミシロ]] |
| + | :「いがみ合う双子」のリアクター。新たな太極そのものとなった彼に興味を持っている。 |
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| === 関連が推測される人物 === | | === 関連が推測される人物 === |
| ;[[マサキ・アンドー]] | | ;[[マサキ・アンドー]] |
− | :同じ声のオリジナルキャラ。彼を連想させる設定がいくつか存在する他、シュロウガの必殺技「レイ・バスター」ではマサキと思しき人物が登場しているが、両者の関係は現段階では謎である。 | + | :造形的な意味でのオリジナルに当たる人物。アサキム自身はマサキとは直接的な関わりはないが、明らかに彼を意識した部分が多く、シュロウガの「前身」と合わせ未だ詳細は謎。 |
| ;[[ギリアム・イェーガー]] | | ;[[ギリアム・イェーガー]] |
| :平行世界を彷徨う宿命を持つ、同じような境遇のオリジナルキャラクター。「平行世界を彷徨う」境遇のみならず「出自が不明」「普通の人間ではない」「過去に大罪を犯した」「スフィア争奪戦に参加していた(らしい)」などかなりの共通点があり、[[イングラム・プリスケン]]同様アサキムも、一部ギリアムをモチーフに作られている可能性が濃厚。まだはっきりとした関連は示唆されていないが、実際に絡んでいた可能性も否定はできない。 | | :平行世界を彷徨う宿命を持つ、同じような境遇のオリジナルキャラクター。「平行世界を彷徨う」境遇のみならず「出自が不明」「普通の人間ではない」「過去に大罪を犯した」「スフィア争奪戦に参加していた(らしい)」などかなりの共通点があり、[[イングラム・プリスケン]]同様アサキムも、一部ギリアムをモチーフに作られている可能性が濃厚。まだはっきりとした関連は示唆されていないが、実際に絡んでいた可能性も否定はできない。 |
− | ;[[ユーゼス・ゴッツォ]]
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− | :第2次OGにおいて「虚憶」と「再有生」について発言。明らかにアサキムのことを知っていると思しき言動が見られた。
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
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| ;「創造は破壊、破壊は創造……フフフフ」 | | ;「創造は破壊、破壊は創造……フフフフ」 |
| :アクエリオンからの被弾時。[[ベーオウルフ|コイツ]]ではあるまいに。 | | :アクエリオンからの被弾時。[[ベーオウルフ|コイツ]]ではあるまいに。 |
− | ;「君が真実に!太極に!神話の果てに到達することはない!!」 | + | ;「君が真実に! 太極に! 神話の果てに到達することはない!!」 |
| :ジェノシック・ノヴァでのセリフ。どこかで聞いたようなフレーズである。ご丁寧に、使っている本人は何度死んでもどこかで復活するという同じくどこかで聞いたような立場にある。 | | :ジェノシック・ノヴァでのセリフ。どこかで聞いたようなフレーズである。ご丁寧に、使っている本人は何度死んでもどこかで復活するという同じくどこかで聞いたような立場にある。 |
− | ;「…僕は辿り着いてみせるよ、今度も…あの門にね」 | + | ;「…僕は辿り着いてみせるよ。今度も…あの門にね」 |
| :とどめを刺すとこちらのセリフを呟く。スパロボで門というと専ら一つしかないが、[[クロスゲート|あの門]]だろうか。 | | :とどめを刺すとこちらのセリフを呟く。スパロボで門というと専ら一つしかないが、[[クロスゲート|あの門]]だろうか。 |
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| :なお、セツコルートでアサキムが一番目立つのはこのイベントだが、これ以降は徐々にフェードアウトしていくことに。 | | :なお、セツコルートでアサキムが一番目立つのはこのイベントだが、これ以降は徐々にフェードアウトしていくことに。 |
| ;(幾多の世界を彷徨えば、よくある出来事……僕もそうだったよ) | | ;(幾多の世界を彷徨えば、よくある出来事……僕もそうだったよ) |
− | :「カウント・ダウン」におけるモノローグ。並行世界のチームメイトと戦うセツコを見て、かつての自分を重ねる。呪われし放浪者たる彼もまた、いずこかの世界で並行世界の仲間と戦ったとでもいうのだろうか。 | + | :「カウント・ダウン」におけるモノローグ。並行世界のチームメイトと戦うセツコを見て、かつての自分を重ねる。スフィアを追って多くの世界を巡る中、アサキムもまた敵を作り続けている(少なくともこの時点で「知りたがる山羊」を奪っている)。 |
| ;「……僕の負けだな、セツコ」<br />「だが、君の復讐は終わらない……今の僕は死ぬことが出来ないからね」<br />「僕が僕であるために……僕が失ったものを求めて……この世界に別れを告げよう……」 | | ;「……僕の負けだな、セツコ」<br />「だが、君の復讐は終わらない……今の僕は死ぬことが出来ないからね」<br />「僕が僕であるために……僕が失ったものを求めて……この世界に別れを告げよう……」 |
| :セツコ編決戦後の台詞。シュロウガの爆炎の中に姿を消し、彼は再び平行世界の放浪者となる……。 | | :セツコ編決戦後の台詞。シュロウガの爆炎の中に姿を消し、彼は再び平行世界の放浪者となる……。 |
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| ==== ランド編 ==== | | ==== ランド編 ==== |
| ;(仲間…か。甘美な響きだね。昔を思い出すよ) | | ;(仲間…か。甘美な響きだね。昔を思い出すよ) |
− | :第21話「父の思い出」より。 | + | :第21話「父の思い出」より。アサキムには「昔」などなかったので、シュロウガの記憶だろう。 |
| ;「…不思議な味だね」 | | ;「…不思議な味だね」 |
| :第42話「俺達の行き先」にて、ランドと共に酒を呑んだ際の感想。飲んだことがないのか、なにやら渋い顔をしている。ただ、直後に「飲んだことがないのか?」「ここでは、ね」とやり取りをしている。 | | :第42話「俺達の行き先」にて、ランドと共に酒を呑んだ際の感想。飲んだことがないのか、なにやら渋い顔をしている。ただ、直後に「飲んだことがないのか?」「ここでは、ね」とやり取りをしている。 |
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| :第32話「俺が俺であるために」より、セツコと対峙して。ずっと以前から「悲しみの乙女」を追い続けていたようだ。しかし「今回も」というには何度も「悲しみの乙女」のリアクターを追って来ているわけであり、アサキムの放浪はかなり過去から続いているようだ。 | | :第32話「俺が俺であるために」より、セツコと対峙して。ずっと以前から「悲しみの乙女」を追い続けていたようだ。しかし「今回も」というには何度も「悲しみの乙女」のリアクターを追って来ているわけであり、アサキムの放浪はかなり過去から続いているようだ。 |
| ;「…昔によく聞いた、陳腐な台詞だね」 | | ;「…昔によく聞いた、陳腐な台詞だね」 |
− | :第47話「俺達の行き先」にて、ランドを守るためシュロウガに搭乗した後、チンピラから「これだけの数を1人で相手に出来るか!」と言われて。こういう場面に遭ったことがあるのだろうか? | + | :第47話「俺達の行き先」にて、ランドを守るためシュロウガに搭乗した後、チンピラから「これだけの数を1人で相手に出来るか!」と言われて。彼、というかシュロウガはこういう場面に遭ったことがあるのだろうか? |
| ;「楽しかったよ、ザ・ヒート」<BR/>「あとは君に痛みの悲鳴を上げさせ、傷だらけの獅子を完全に目覚めさせるだけだ」<BR/>「メール・ビーター……スフィアにとらわれた君の属性は変わりつつある」<BR/>「そして、君の魂をシュロウガが貪れば、僕は今度こそ望みのものを手に入れることが出来るかも知れない」<BR/>「さよならだ、ザ・ヒート。僕はまた君に会えるかも知れないが、君はもう僕には会えない」 | | ;「楽しかったよ、ザ・ヒート」<BR/>「あとは君に痛みの悲鳴を上げさせ、傷だらけの獅子を完全に目覚めさせるだけだ」<BR/>「メール・ビーター……スフィアにとらわれた君の属性は変わりつつある」<BR/>「そして、君の魂をシュロウガが貪れば、僕は今度こそ望みのものを手に入れることが出来るかも知れない」<BR/>「さよならだ、ザ・ヒート。僕はまた君に会えるかも知れないが、君はもう僕には会えない」 |
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| ;ジ・エーデル「こりゃビックリ。まさか君と戦うことになるとはね」<br />アサキム「驚く事はないよ。君と僕を繋ぐ因果は少ないからね」<br />ジ・エーデル「フフン……じゃあ、始めようか」<br />「この機体は人造スフィアみたいなものだよ。君に勝てるかな?」<br />アサキム「ククク……君も堕ちて見るかい? 常闇の牢獄へ」 | | ;ジ・エーデル「こりゃビックリ。まさか君と戦うことになるとはね」<br />アサキム「驚く事はないよ。君と僕を繋ぐ因果は少ないからね」<br />ジ・エーデル「フフン……じゃあ、始めようか」<br />「この機体は人造スフィアみたいなものだよ。君に勝てるかな?」<br />アサキム「ククク……君も堕ちて見るかい? 常闇の牢獄へ」 |
| :ジ・エーデルとの[[戦闘前会話]]。スフィアに通ずる者同士の会話だけに、互いに傍からでは意味がわからない台詞である。 | | :ジ・エーデルとの[[戦闘前会話]]。スフィアに通ずる者同士の会話だけに、互いに傍からでは意味がわからない台詞である。 |
− | ;「……駄目だ……!!」
| |
− | :最終話「俺の未来、お前の未来」にて、正真正銘本編最後の台詞。時空崩壊の予兆を真っ先に感知、僅かに間に合わなかったことを悟る。この時はアクエリオンとニルヴァーシュによって食い止められたが、直後に時空修復のためユニウスセブンに移動するまでの道中で姿を消している。
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| === ZSPD === | | === ZSPD === |
| ;「僕を捕獲する…… か。冗談にしても不愉快だね」<br />「茶番か…… それを言うなら、僕の存在そのものがそうかもしれないね」<br />「だから、僕は抗う…… 僕を縛ろうとするものに」 | | ;「僕を捕獲する…… か。冗談にしても不愉快だね」<br />「茶番か…… それを言うなら、僕の存在そのものがそうかもしれないね」<br />「だから、僕は抗う…… 僕を縛ろうとするものに」 |
| :アナザーサイドレコード第2話「接触」及び最終話「黒の意志」より。本編の動向と合わせ、自分を縛るものに反発する辺りはシュウやキリコに似ている。 | | :アナザーサイドレコード第2話「接触」及び最終話「黒の意志」より。本編の動向と合わせ、自分を縛るものに反発する辺りはシュウやキリコに似ている。 |
| + | :何気に自らの存在を「茶番」と評している辺り、自分が虚像であるという事実にはとっくに気づいていたのかもしれない。さすがに「他の誰かの代用品」とまでは思わなかったようだが。 |
| ;「因果の牢獄に囚われし、堕ちた天翅達…… 同じ呪いを受けた僕を求めるか」<br />「だが、僕は行くよ。これ以上の枷は不要だからね」 | | ;「因果の牢獄に囚われし、堕ちた天翅達…… 同じ呪いを受けた僕を求めるか」<br />「だが、僕は行くよ。これ以上の枷は不要だからね」 |
− | :同じく「接触」より。両者とも「大罪人」であることは共通だが、堕天翅がアサキムを求める理由とは……? | + | :同じく「接触」より。どちらも御使いによって呪縛された存在である。 |
| ;「僕を抱く深闇に触れて見るかい? 君たちの想像通りの代物か……それとも、別物か。知った所で、得はないだろうけどね」 | | ;「僕を抱く深闇に触れて見るかい? 君たちの想像通りの代物か……それとも、別物か。知った所で、得はないだろうけどね」 |
| :「黒の意志」での戦闘前台詞。確かに。 | | :「黒の意志」での戦闘前台詞。確かに。 |
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| :上記の台詞の後、[[次元獣]]に対して。直後、ディノダモン級に対し攻撃を開始する。このほか、次元獣を「哀れな亡者達」と呼んでいたり、「あの亡者の相手をするのは僕としても心苦しいものがある」と発言していたりするため、アサキムは次元獣の正体についてある程度知っていたと推測される。 | | :上記の台詞の後、[[次元獣]]に対して。直後、ディノダモン級に対し攻撃を開始する。このほか、次元獣を「哀れな亡者達」と呼んでいたり、「あの亡者の相手をするのは僕としても心苦しいものがある」と発言していたりするため、アサキムは次元獣の正体についてある程度知っていたと推測される。 |
| ;「…アサキム・ドーウィン。今はそう呼ばれている」 | | ;「…アサキム・ドーウィン。今はそう呼ばれている」 |
− | :次元獣を殲滅した後、クロウに名を尋ねられて。かつては「アサキム・ドーウィン」以外の名で呼ばれたことがあるのだろうか?だとすれば、彼をその名で呼んだのは何者なのか? | + | :次元獣を殲滅した後、クロウに名を尋ねられて。かつては「アサキム・ドーウィン」以外の名で呼ばれたことがあるのだろうか? だとすれば、彼をその名で呼んだのは何者なのか? これについては未だに答えが出ていない。 |
| ;「では、クロウ…君は幸運だよ」<br />「まだ殺す価値が無いからね」 | | ;「では、クロウ…君は幸運だよ」<br />「まだ殺す価値が無いからね」 |
| :[[ZEXIS]]との共闘を終え、[[クロウ・ブルースト|クロウ]]へと発した不吉な台詞。確かに、この時点どころか破界篇全体を通し、クロウが共鳴する事はなかったのだが。 | | :[[ZEXIS]]との共闘を終え、[[クロウ・ブルースト|クロウ]]へと発した不吉な台詞。確かに、この時点どころか破界篇全体を通し、クロウが共鳴する事はなかったのだが。 |
327行目: |
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| :騎士団ルート第55話「復活の暗黒神」にて。[[黒の英知]]が示すという根源の災厄……全ての破滅を齎す神の怒り、その向こうにアサキムは己の解放を見る。全てを絶望に包む天の獄、それを越えた新たな時代に。 | | :騎士団ルート第55話「復活の暗黒神」にて。[[黒の英知]]が示すという根源の災厄……全ての破滅を齎す神の怒り、その向こうにアサキムは己の解放を見る。全てを絶望に包む天の獄、それを越えた新たな時代に。 |
| ;「失望したよ、君達に」<br />「もしかしたら、君達もガイオウのように盟友になってくれるかと思ったが、この程度とはね」<br />「知る必要はないよ。今の君達では僕達と跳ぶことは出来ない」 | | ;「失望したよ、君達に」<br />「もしかしたら、君達もガイオウのように盟友になってくれるかと思ったが、この程度とはね」<br />「知る必要はないよ。今の君達では僕達と跳ぶことは出来ない」 |
− | :撃墜時。ガイオウの使命を考えると、現状のZEXISでは[[バアル]]との戦いを勝ち抜けない、という意味のようだが……。 | + | :撃墜時。確かに、この時のZEXISでは御使いの存在を知ったところで何の意味もなかっただろう。 |
| ;「君にやれるものならね! 僕は僕を殺せる誰かが現れるのを願うよ!」 | | ;「君にやれるものならね! 僕は僕を殺せる誰かが現れるのを願うよ!」 |
| :最終盤でのクロウとの戦闘前会話。やはり、死を求めてさまよっていたらしい。 | | :最終盤でのクロウとの戦闘前会話。やはり、死を求めてさまよっていたらしい。 |
| ;「そう…… 僕の魂は永遠という名の牢獄に囚われている」<br />「僕はまた生まれる……そして、また君達と巡り会う」<br />「それまでの悪夢が僕にとっての一時の安らぎ……其処から目覚めた時、また終わりなき旅路が……」 | | ;「そう…… 僕の魂は永遠という名の牢獄に囚われている」<br />「僕はまた生まれる……そして、また君達と巡り会う」<br />「それまでの悪夢が僕にとっての一時の安らぎ……其処から目覚めた時、また終わりなき旅路が……」 |
− | :ZRルートにて、ZEXISの猛攻に敗れてなお、放浪者たる彼は己のさだめゆえに死が許されない。だが…… | + | :ZRルートにて、ZEXISの猛攻に敗れてなお、放浪者たる彼は己のさだめゆえに死が許されない。この言い回しからして、やはり自身の正体には薄々気づいていた模様。 |
| ;「悲しみの乙女、傷だらけの獅子、揺れる天秤……三つのスフィアが僕を抑え込むか!」<br />「うおあああああああっ!!?」 | | ;「悲しみの乙女、傷だらけの獅子、揺れる天秤……三つのスフィアが僕を抑え込むか!」<br />「うおあああああああっ!!?」 |
| :ZONE中心部にセツコ、ランド、クロウの連携プレーで封じ込められた事によりアサキムが初めて動揺を現し、戦慄した瞬間。ゼロ残留ルートではこれにスフィアを2つ持っているユーサーも加わる為、五つのスフィアで押さえ込まれる事になる。 | | :ZONE中心部にセツコ、ランド、クロウの連携プレーで封じ込められた事によりアサキムが初めて動揺を現し、戦慄した瞬間。ゼロ残留ルートではこれにスフィアを2つ持っているユーサーも加わる為、五つのスフィアで押さえ込まれる事になる。 |
− | ;「そうじゃない…… こういう結末も悪くないと思っただけだよ」 | + | ;「そうじゃない……こういう結末も悪くないと思っただけだよ」 |
| :ZONEに封じ込められる瞬間。最後の最後で静かに笑い、己の運命を受け入れた放浪者は次元の扉に消える。しかし、迫り来る天獄を前に彼を呼び覚ます者がいた。女王の肩書きを与えられた、[[ツィーネ・エスピオ|彼女]]が……。 | | :ZONEに封じ込められる瞬間。最後の最後で静かに笑い、己の運命を受け入れた放浪者は次元の扉に消える。しかし、迫り来る天獄を前に彼を呼び覚ます者がいた。女王の肩書きを与えられた、[[ツィーネ・エスピオ|彼女]]が……。 |
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344行目: |
344行目: |
| ;「天の獄……それは静死したこの惑星そのものだよ」 | | ;「天の獄……それは静死したこの惑星そのものだよ」 |
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− | ;「見ているか、サクリファイ! これが生命……君達が失ったものだ!」<BR/>「それをぶつけ合うのが戦いだ! そう、生命こそが未来を生むんだよ!」<BR/>「さあ、シュロウガ・シン! 彼らに一大劫の果てを見せてやろう!」 | + | ;「いいだろう。ならば、ここからが本当の戦いだ!」<BR/>「見ているか、サクリファイ! これが生命……君達が失ったものだ!」<BR/>「それをぶつけ合うのが戦いだ! そう、生命こそが未来を生むんだよ!」<BR/>「さあ、シュロウガ・シン! 彼らに一大劫の果てを見せてやろう!」 |
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− | ;「火星のZONEの中で僕はずっと考えていた。僕は一体何者なのかと……その答えは、僕も人間であるということ……少なくとも人間として生きたいということだ」<BR/>「それが僕にスフィアの力を引き出す術を与えてくれた」<BR/>「知りたがる山羊……僕は宇宙全ての知を望み、アカシックレコードに触れた」<BR/>「夢見る双魚……そして僕はいつの日か、自らの望みが叶うことを夢見た」<BR/>「偽りの黒羊……そのために僕は本心を隠し、一度はアドヴェントと手を組んだ」<BR/>「そして、尽きぬ水瓶……僕は君たちを愛した。いや……正確には、僕を生み出した何かが、君たちの存在を愛した」<BR/>「限りある生命を燃やし、懸命に生きる者たち……その何者にも屈しない闘志は無限の自由……それは愛おしく……そして、愛すべきものだ」 | + | ;「火星のZONEの中で僕はずっと考えていた。僕は一体何者なのかと……その答えは、僕も人間であるということ……少なくとも人間として生きたいということだ」<BR/>「それが僕にスフィアの力を引き出す術を与えてくれた」<BR/>「知りたがる山羊……僕は宇宙全ての知を望み、アカシックレコードに触れた」<BR/>「夢見る双魚……そして僕はいつの日か、自らの望みが叶うことを夢見た」<BR/>「偽りの黒羊……そのために僕は本心を隠し、一度はアドヴェントと手を組んだ」<BR/>「そして、尽きぬ水瓶……僕は君たちを愛した」<BR/>「いや……正確には、僕を生み出した何かが、君たちの存在を愛した」<BR/>「限りある生命を燃やし、懸命に生きる者たち……その何者にも屈しない闘志は無限の自由……それは愛おしく……そして、愛すべきものだ」 |
| :第60話「永遠へ」にて。戦神の星に封じられたアサキムは、己が人間として生き、人間として死ぬことを望み、そう在ろうとしたがゆえに4つのスフィアそれぞれのリアクターとなっていた。知恵を求め、その時を夢見、敵とさえ手を組み、いずれ来る死を知りながら全力で生きる人間の在り様を愛し……。 | | :第60話「永遠へ」にて。戦神の星に封じられたアサキムは、己が人間として生き、人間として死ぬことを望み、そう在ろうとしたがゆえに4つのスフィアそれぞれのリアクターとなっていた。知恵を求め、その時を夢見、敵とさえ手を組み、いずれ来る死を知りながら全力で生きる人間の在り様を愛し……。 |
| ;「ザ・ヒート…君という人間に会えたことを僕は忘れない」 | | ;「ザ・ヒート…君という人間に会えたことを僕は忘れない」 |