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== 概要 ==
 
== 概要 ==
横山光輝氏の[[漫画]]『マーズ』を原作とするアニメ作品。ただし漫画が凄まじく鬱な内容であったためか、「時代にあわせて、自由に書いてもらってかまわない」という横山氏からの許可を得て、設定の一部を借りる程度でほぼオリジナルのストーリーが構築されている。「[[ゴッドマーズ]]」という名前については、商標の都合から変更された。
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横山光輝氏の[[漫画]]『マーズ』を原作とするアニメ作品。ただし、原作漫画が[[トラウマイベント|凄まじく鬱な内容]]であったためか、「時代にあわせて、自由に書いてもらってかまわない」という横山氏からの許可を得て、設定の一部を借りる程度でほぼオリジナルのストーリーが構築されている。「[[ゴッドマーズ]]」という名前については、商標の都合から変更された。
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子供向けに制作されたアニメで、超合金等の玩具が好調な売り上げを記録した。一方、[[主人公]]の[[明神タケル]]や[[マーグ]]などの美形男性キャラに多くの女性ファンが虜になった。このことから当初の予定だった半年から、1年以上に期間が延長されて放送されることとなった。また、ファンの人気に後押しされ、劇場版や小説『六神合体ゴッドマーズ 十七歳の伝説』が制作されることとなった。小説は後にOVA化された。
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子供向けに制作されたアニメで、超合金等の玩具が好調な売り上げを記録した。一方、[[主人公]]の[[明神タケル]]や[[マーグ]]などの美形男性キャラに多くの女性ファンが虜になった。このことから当初の予定だった半年から、1年以上に期間が延長されて放送されることとなった。また、ファンの人気に後押しされ、劇場版や[[小説]]『六神合体ゴッドマーズ 十七歳の伝説』が制作されることとなった。小説は後に[[OVA]]化された。
    
『[[ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日]]』のようなスターシステムを採用していないことから、『ジャイアントロボ』の参戦が難しくなった『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』の後にリリースされた『[[スーパーロボット大戦D]]』以降も問題なく参戦を果たしている。版権表記はスパロボ参戦時には「光プロダクション」だけだが、本編映像が使用される際には制作を担当したトムス・エンタテインメント(当時は東京ムービー新社)を指す「TMS」が併記される。
 
『[[ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日]]』のようなスターシステムを採用していないことから、『ジャイアントロボ』の参戦が難しくなった『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』の後にリリースされた『[[スーパーロボット大戦D]]』以降も問題なく参戦を果たしている。版権表記はスパロボ参戦時には「光プロダクション」だけだが、本編映像が使用される際には制作を担当したトムス・エンタテインメント(当時は東京ムービー新社)を指す「TMS」が併記される。
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== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
西暦1999年、全宇宙の支配を目論む[[ズール皇帝]]率いる[[ギシン帝国]]が[[地球]]侵略を開始した。
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[[西暦]]1999年、全宇宙の支配を目論む[[ズール皇帝]]率いる[[ギシン帝国]]が[[地球]]侵略を開始した。
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地球圏防衛部隊[[コスモクラッシャー隊]]に所属する[[明神タケル]]は、ズール皇帝によって自分がギシン星人であり、同時に送り込まれたロボット「[[ガイヤー]]」に内蔵された[[反陽子爆弾]]を起爆させるための存在だったという衝撃の事実を告げられる。
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地球圏防衛部隊[[コスモクラッシャー隊]]に所属する[[明神タケル]](マーズ)は、ズール皇帝によって自分がギシン星人であり、同時に送り込まれたロボット「[[ガイヤー]]」に内蔵された[[反陽子爆弾]]を起爆させるための存在だったという衝撃の事実を告げられる。
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あくまで地球のために戦おうとするタケルは、皇帝の命令を拒絶、地球での養父を殺された怒りによって[[超能力]]に目覚め、[[ガイヤー]]に搭乗しギシン帝国のメカを撃退した。
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あくまでも地球のために戦おうとするタケルは、皇帝の命令を拒絶、地球での養父を殺された怒りによって[[超能力]]に目覚め、[[ガイヤー]]に搭乗しギシン帝国のメカを撃退した。
    
タケルは自身の守り神として造られた[[六神ロボ]]と共にギシン帝国に立ち向かうが、それは自分の同族、そして肉親との戦いを強いられる悲しい戦いの始まりを意味していた。
 
タケルは自身の守り神として造られた[[六神ロボ]]と共にギシン帝国に立ち向かうが、それは自分の同族、そして肉親との戦いを強いられる悲しい戦いの始まりを意味していた。
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=== [[ギシン帝国]] ===
 
=== [[ギシン帝国]] ===
 
;[[ズール皇帝]]
 
;[[ズール皇帝]]
:ギシン星を支配する悪の権化。「愛」を極端に憎悪する。
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:ギシン星を支配する悪の権化。「[[愛]]」を極端に憎悪する。マーグ・マーズ兄弟の宿敵である。
 
;[[マーグ]]
 
;[[マーグ]]
:タケルこと[[マーズ]]の兄。タケルにテレパシーでアドバイスをするがズールに洗脳され兄弟同士で戦うことになり、洗脳が解けても死んでしまう悲運のキャラ。
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:タケルこと[[マーズ]]の兄。両親の命を奪ったズールに対して秘かに反逆の志を抱き、タケルにテレパシーでアドバイスをする。しかし、ズールに洗脳されて兄弟同士で戦うことになり、洗脳が解けた後に戦死してしまった。
:放送当時は死んだ後、現実にファン主導で葬儀が行われる程の人気だった。
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:放送当時は死んだ後、現実にファン主導で葬儀が行われる程の人気であった。
 
;[[ロゼ]]
 
;[[ロゼ]]
 
:マーグの副官。地球人と触れ合うことで「愛」を知る。
 
:マーグの副官。地球人と触れ合うことで「愛」を知る。
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== 用語 ==
 
== 用語 ==
 
;[[六神ロボ]]
 
;[[六神ロボ]]
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:イデアが息子[[明神タケル|マーズ]]を守る為に開発した[[ガイヤー]]をはじめとした6体のロボット。[[合体]]して[[ゴッドマーズ]]を構成する。
 
;[[反陽子爆弾]]
 
;[[反陽子爆弾]]
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:ガイヤーおよびゴッドマーズの[[動力・エンジン・エネルギー|動力源]]である「反陽子エネルギー」を爆弾に転用したもの。'''[[地球]]を破壊できる程の威力を持つ'''。
 
;[[ギシン帝国]]
 
;[[ギシン帝国]]
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:[[ズール皇帝]]率いる全宇宙の征服を企む悪の帝国。一方、彼の側近である[[マーグ]](マーズの実兄)は秘かにギシン帝国への反逆を志している。
 
;[[エスパーロボ]]
 
;[[エスパーロボ]]
:
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:ギシン帝国の戦力であるメカ。パイロットはギシン帝国の[[超能力者]]達である。
 
;[[コスモクラッシャー隊]]
 
;[[コスモクラッシャー隊]]
:
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:地球圏防衛を目的に結成された部隊。戦闘機[[コスモクラッシャー]]を中核とする。[[主人公]]のマーズ(タケル)は、そこの一員。
 
;バトルキャンプ
 
;バトルキャンプ
 
:コスモクラッシャー隊を擁する地球防衛軍の基地。司令官を務めるのは大塚長官。
 
:コスモクラッシャー隊を擁する地球防衛軍の基地。司令官を務めるのは大塚長官。
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;オープニングテーマ
 
;オープニングテーマ
 
:;「宇宙の王者! ゴッドマーズ」
 
:;「宇宙の王者! ゴッドマーズ」
::『64』『D』『第2次Z』『第3次Z』で採用。
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::'''「ゴッドマーズ!」「六神ー 合体ーっ!」'''のシャウトが印象に残る[[アニメソング]]。また、曲中で流れる'''「ポゥン」'''というサウンドエフェクトもネタにされやすい。
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::『[[スーパーロボット大戦64|64]]』『[[スーパーロボット大戦D|D]]』『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』で採用。
 
;エンディングテーマ
 
;エンディングテーマ
 
:;「愛の金字塔」
 
:;「愛の金字塔」
::『64』『D』『第2次Z破界篇』で採用。
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::『64』『D』『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』で採用。
    
== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
:ギシン帝国が[[ベガ星連合軍]]や[[ザール星間帝国]]を傘下に治め、勢力が原作以上に拡大されている。それゆえに「ギシン星間帝国」という組織名に変更されている。
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:ギシン帝国が[[ベガ星連合軍]]や[[ザール星間帝国]]を傘下に治め、勢力が原作以上に拡大されている。それ故に「ギシン星間帝国」という組織名に変更されている。
 
:今回のマーグは[[ゴッドマーズ (OVA)|OVA版デザインのゴッドマーズ]]([[隠し要素]])に搭乗でき、兄弟で共闘できる。
 
:今回のマーグは[[ゴッドマーズ (OVA)|OVA版デザインのゴッドマーズ]]([[隠し要素]])に搭乗でき、兄弟で共闘できる。
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*劇場版
 
*劇場版
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:TV版における「ギシン星編」を再編集したもの(新作カットも有り)。95分。
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:なお、この作品はファン達の署名活動によって製作が後押しされた経緯を持ち、エンディングロールには彼女等の名前も載っている。
 
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[[category:登場作品]]
 
[[category:登場作品]]
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