差分

567 バイト除去 、 2015年5月11日 (月) 09:44
編集の要約なし
11行目: 11行目:  
*出身:[[サイド3]]
 
*出身:[[サイド3]]
   −
[[ジオン公国]]公王[[デギン・ソド・ザビ]]の末子。[[ザビ家]]の御曹司であり、士官学校首席という能力、また美男子ということもあってジオン国民の間で人気が高い。
+
[[ジオン公国]]公王[[デギン・ソド・ザビ]]の末子。[[ザビ家]]の御曹司であり、士官学校首席という能力、また美男子ということもあってジオン国民の間で人気が高い。[[一年戦争]]では[[ジオン軍]][[地球]]方面軍司令官として北米に進駐。ただし、その権限は北米方面軍に限られていた。
   −
[[一年戦争]]では[[ジオン軍]][[地球]]方面軍司令官として北米に進駐。ただし、その権限は北米方面軍に限られていた。
+
原作第6話で、[[ホワイトベース]]と[[ガンダム]]を追って降下してきたシャアを歓待する。しかし、戦時下で大規模なパーティを催したり、[[ニューヨーク|ニューヤーク]]市長の娘・[[イセリナ・エッシェンバッハ|イセリナ]]と恋仲になるなど、危機感のなさが表面化していた(尤もこれらの行動には、地元の有力者を懐柔する政治目的もあったと思われる)。その後ホワイトベース隊との戦闘で、戦果を焦るあまりに、[[シャア・アズナブル|シャア]]の策謀にかかってホワイトベースに[[ガウ]]の背後を向けることになり、戦死を遂げる(原作第10話)。その死は長兄[[ギレン・ザビ|ギレン]]によって政治的に利用された。
 
  −
原作第6話で、[[ホワイトベース]]と[[ガンダム]]を追って降下してきたシャアを歓待する。しかし、戦時下で大規模なパーティを催したり、[[ニューヨーク|ニューヤーク]]市長の娘・[[イセリナ・エッシェンバッハ|イセリナ]]と恋仲になるなど、危機感のなさが表面化していた(もっとも、これらの行動には、地元の有力者を懐柔する政治目的もあったと思われる)。
  −
 
  −
その後ホワイトベース隊との戦闘で、戦果を焦るあまりに、[[シャア・アズナブル|シャア]]の策謀にかかってホワイトベースに[[ガウ]]の背後を向けることになり、戦死を遂げる(原作第10話)。その死は長兄[[ギレン・ザビ|ギレン]]によって政治的に利用された。
      
兄弟の中で最も仲が良かったとはいえ、次兄[[ドズル・ザビ|ドズル]]からその才能を惜しまれ、[[指揮官]]ながらも[[ドップ]]に搭乗して前線に出る勇猛さなど決して無能ではないのだが、シャアに「坊やだからさ…」と看破されたとおり、育ちの良さ故によるお人好し振りや優しさと詰めの甘さが、彼の命取りであったといえなくもない。
 
兄弟の中で最も仲が良かったとはいえ、次兄[[ドズル・ザビ|ドズル]]からその才能を惜しまれ、[[指揮官]]ながらも[[ドップ]]に搭乗して前線に出る勇猛さなど決して無能ではないのだが、シャアに「坊やだからさ…」と看破されたとおり、育ちの良さ故によるお人好し振りや優しさと詰めの甘さが、彼の命取りであったといえなくもない。
   −
前述の通り、自ら前線に出る勇猛さを持ち、国葬などの描写を見るにギレンの煽動を抜きにしても国民や軍人などから一定の指示があったと見え、イセリナという存在があったとは言え制圧地域と良好な関係を築くことに成功するなど政治的手腕も悪くはないように見えるなど、ぼっちゃん描写に隠れているものの中々に優秀なのではないかと思わせられる。
+
前述の通り、自ら前線に出る勇猛さを持ち、国葬などの描写を見るにギレンの煽動を抜きにしても国民や軍人などから一定の指示があったと見え、イセリナという存在があったとは言え制圧地域と良好な関係を築くことに成功するなど政治的手腕も悪くはないように見えるなど、ぼっちゃん描写に隠れているものの中々に優秀なのではないかと思わせられる。また、末子という事もあり兄弟仲の悪いザビ家において唯一どの人物とも決定的な軋轢がない人物でもありそう言った意味でも特別な人物である。彼を謀殺したシャアにあっても友人として見ていた事は本当であったという意見も多く、能力、人脈共に生きてさえいれば確実に有能な人物になっていたと目する視聴者の声も少なくない。彼の死が復讐を始めてしまったシャアの退路を断ち、ギレンの謀略による国葬で戦争を加速させるなどその後の流れを決定付けており、『機動戦士ガンダム』という作品のみならず宇宙世紀そのものの流れを決定付けた人物とも言える。
また、末子という事もあり兄弟仲の悪いザビ家において唯一どの人物とも決定的な軋轢がない人物でもありそう言った意味でも特別な人物である。
  −
彼を謀殺したシャアにあっても友人として見ていた事は本当であったという意見も多く、能力、人脈共に生きてさえいれば確実に有能な人物になっていたとファンには目されている。
  −
友人思いである描写から事情を話せばサビ家を潰すというシャアの復讐に違う道を示したり、何らかの助けをしてくれたのではないかという意見さえある。
  −
 
  −
上記のif話を除いても彼の死が復讐を始めてしまったシャアの退路を断ち、ギレンの謀略による国葬で戦争を加速させるなどその後の流れを決定付けており、『機動戦士ガンダム』という作品のみならず宇宙世紀そのものの流れを決定付けた人物とも言える。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
79行目: 70行目:  
;[[トビア・アロナクス]] / [[ハリソン・マディン]]
 
;[[トビア・アロナクス]] / [[ハリソン・マディン]]
 
:彼が進めたとされる「E計画」([[#余談|後述]])の産物が『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』において彼らを窮地に追い込むことに。スパロボでの共演はない。
 
:彼が進めたとされる「E計画」([[#余談|後述]])の産物が『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』において彼らを窮地に追い込むことに。スパロボでの共演はない。
;喫茶ダイナーの老主人
  −
:UCの登場人物。直接的な関係は全く無いがアニメ版ではガルマを担当した森功至氏が声を当てており、ミネバとの会話が一種のメタ的なファンサービスとなっている。森氏が配役されたのはある程度意識してのものだったらしい事が雑誌インタビューで語られている。
      
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
124行目: 113行目:  
*美形キャラクターであり、[[シャア・アズナブル]]と共に(特に女性ファンからの)人気があった。実際に第10話にてガルマが戦死した際には葬儀を執り行ったファンもいたという(同様のエピソードは『[[六神合体ゴッドマーズ]]』の[[マーグ]]にも存在)。
 
*美形キャラクターであり、[[シャア・アズナブル]]と共に(特に女性ファンからの)人気があった。実際に第10話にてガルマが戦死した際には葬儀を執り行ったファンもいたという(同様のエピソードは『[[六神合体ゴッドマーズ]]』の[[マーグ]]にも存在)。
 
*[[ジオン兵]]からの人気も非常に高く、漫画『機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊』では、赤の他人が彼に成り済ます形で間接的に利用されている。
 
*[[ジオン兵]]からの人気も非常に高く、漫画『機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊』では、赤の他人が彼に成り済ます形で間接的に利用されている。
*OVA版『[[機動戦士ガンダムUC]]』第4巻では、ダイナーの老主人が客である[[オードリー・バーン|オードリー]]との会話で[[シャア・アズナブル]]について言及する場面があるのだが、ダイナーの老主人の[[声優]]がガルマを演じた森功至氏であることを考えると、ニヤリとさせられる演出である。
+
*OVA版『[[機動戦士ガンダムUC]]』第4巻では、森功至氏が声を担当するダイナーの老主人が、客である[[オードリー・バーン|オードリー]]との会話で[[シャア・アズナブル]]について言及する場面があり、一種のメタ的なファンサービスとなっている。森氏が配役されたのはある程度意識してのものだったらしい事が雑誌インタビューで語られている。
 
*『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』において、一説では「E計画」を極秘に進行させたのも彼だと言われている(ただし、作中ではその事に触れられそうになった元ジオン軍の老人が「'''オフィシャルではございませんぞ'''」と発言している)。
 
*『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』において、一説では「E計画」を極秘に進行させたのも彼だと言われている(ただし、作中ではその事に触れられそうになった元ジオン軍の老人が「'''オフィシャルではございませんぞ'''」と発言している)。
  
匿名利用者