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42 バイト追加 、 2015年5月7日 (木) 10:28
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*キャラクターデザイン:大籠之仁(スタジオG-1 NEO)
 
*キャラクターデザイン:大籠之仁(スタジオG-1 NEO)
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星間軍事連合「[[サイデリアル]]」の三大幹部の一人で、「死」を司る一族でありサイデリアルの所属部隊の一つ「鬼宿」の総領にして最高司祭を務める男。そして12の[[スフィア]]の一つ、かに座のスフィア「沈黙の巨蟹」のサード・ステージのリアクターでもある。オレンジのグラサンと黒いコートに革靴、赤いシャツ、白いネクタイと言った不気味なカラーリングの出で立ちが特徴的。またバルビエルの発言によれば実は盲目であるらしい。
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星間軍事連合「[[サイデリアル]]」の三大幹部の一人で、サイデリアルの所属部隊の一つ「鬼宿」の総領にして最高司祭を務める男。そして12の[[スフィア]]の一つ、かに座のスフィア「沈黙の巨蟹」のサード・ステージのリアクターでもある。オレンジのグラサンと黒いコートに革靴、赤いシャツ、白いネクタイと言った不気味なカラーリングの出で立ちが特徴的。またバルビエルの発言によれば実は盲目であるらしい。
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性格は寡黙そのもので口調や態度も淡々としており、他者からの挑発や侮蔑にも全く反応しない事から情動の動きが無きに等しいが、その身から発せられる殺気は「底なしの暗さ」と例えられる程凄まじく「殺し屋」「死の使い」と称されている。また、戦闘や任務においても常に感情を表に出すことなく淡々と遂行し、この「任務」の中には「裏切り者の粛清」も含まれているが「標的以外は殺さない」というポリシーがある<ref>アンナロッタを粛清する際、その場に居合わせていた部下達は気絶させるに留め、そして彼女が身ごもっていた子供を見逃したのはこれが理由</ref>。一見人間味を感じられない男だが、実妹である尸刻に対しては全幅の信頼を寄せており、他者に対して口数が少ないながらも皮肉を言う一面もある。
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性格は寡黙そのもので口調や態度も淡々としており、他者からの挑発や侮蔑にも全く反応しない事から情動の動きが無きに等しいが、その身から発せられる殺気は「底なしの暗さ」と例えられる程凄まじく「殺し屋」「死の使い」と称されている。また、戦闘や任務においても常に感情を表に出すことなく淡々と遂行し、この「任務」の中には「裏切り者の粛清」も含まれているが「標的以外は殺さない」というポリシーがある<ref>アンナロッタを粛清する際、その場に居合わせていた部下達は気絶させるに留め、そして彼女が身ごもっていた子供を見逃したのはこれが理由</ref>。一見人間味を感じられない男だが、実妹である尸刻に対しては全幅の信頼を寄せており、他者に対して口数が少ないながらも皮肉を言う場面もある。
    
機体のパイロット(彼の場合は「操者」と言うべきか?)としての腕前は言うまでも無いが、前述の粛清の任務の為に暗殺者としても活動しており、対人戦闘力に関してZ-BLUEでも上位に位置するクロウが「攻撃のモーションが読めない」と苦戦する程生身の戦闘力も強い。ちなみに彼の武器は'''手刀'''であり、現世とは別の理を宿すことでただの手刀が対象を容易に切り裂くとともに、生命の灯火を消す凶器となる。
 
機体のパイロット(彼の場合は「操者」と言うべきか?)としての腕前は言うまでも無いが、前述の粛清の任務の為に暗殺者としても活動しており、対人戦闘力に関してZ-BLUEでも上位に位置するクロウが「攻撃のモーションが読めない」と苦戦する程生身の戦闘力も強い。ちなみに彼の武器は'''手刀'''であり、現世とは別の理を宿すことでただの手刀が対象を容易に切り裂くとともに、生命の灯火を消す凶器となる。
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元々鬼宿は銀河辺境に存在した種族であり、人間のみならずありとあらゆる物全てに存在する「消えようとする力の結晶」つまり「死」を司る一族であり、ある意味本物の「死神」の一族と言える存在。しかし「鬼宿」はその特異や力に目を付けたサイデリアル、引いては[[御使い]]の勝手な理屈で滅ぼされてしまい、尸空を始めとする生き残りはサイデリアルの一部隊に組み込まれてしまう。その為一族を滅ぼしたのみならず、「鬼宿」の使命である「自然な「死」を迎えた魂と「消滅しようとする力」を正しく導く」ことを「自分達から命を奪いに行き、結果報われない魂と「消滅しようとする力」だけが増えて最終的に宇宙の大崩壊に繋がる」ことへとゆがめた御使いに対しては内心強い怒りがあり、ヴィルダーク、エルーナルーナと共に御使いに対しての反抗の機会を伺っていた。そして時が来れば次元将であるヴィルダークに自らのスフィアや集めたスフィアを差し出すという計画を立てていた。
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元々鬼宿は銀河辺境に存在した種族であり、人間のみならずありとあらゆる物全てに存在する「消えようとする力の結晶」つまり「死」を司る一族である為、ある意味本物の「死神」の一族と言える存在。しかし「鬼宿」はその特異や力に目を付けたサイデリアル、引いては[[御使い]]の勝手な理屈で滅ぼされてしまい、尸空を始めとする生き残りはサイデリアルの一部隊に組み込まれてしまう。その為一族を滅ぼしたのみならず、「鬼宿」の使命である「自然な『死』を迎えた魂と『消滅しようとする力』を正しく導く」事を「自分達から命を奪いに行き、結果報われない魂と『消滅しようとする力』だけが増えて最終的に宇宙の大崩壊に繋がる」事へ歪めた御使いに対しては内心強い怒りがあり、ヴィルダーク、エルーナルーナと共に御使いに対しての反抗の機会を伺っていた。そして時が来れば次元将であるヴィルダークに自らのスフィアや集めたスフィアを差し出すという計画を立てていた。
    
本編開始以前には「いがみ合う双子」のスフィアとそのリアクターである[[ガドライト・メオンサム|ガドライト]]を組織に迎えるべく部隊を率いて[[惑星ジェミナイ]]を急襲・滅亡させ、脱出してきていた彼らをサイデリアルの一部隊「ジェミニス」として吸収し、その統括者となる。その後[[哀しみのサクリファイ]]の命令で「時獄」の監視役として送り込まれたガドライトが、独自の行動を見せて彼女の意に反した行動を取った事で粛清対象となった為、「ジェミニス」の監督官である尸空は「ジェミナイド達の希望であるアンナロッタを処刑する」と言う命令をサクリファイから受けて、任務遂行の為に[[地球]]を訪れ、ガドライト敗北の後に彼女を処刑。その後、時獄の崩壊直前に[[Z-BLUE]]の前に現れ、刃を交えた後、その強さゆえに地球人が滅びることになる、と告げて一旦姿を消すもサイデリアルの地球侵攻に伴い再び出現。同僚のストラウスと共に地球に降り立つ事となる。
 
本編開始以前には「いがみ合う双子」のスフィアとそのリアクターである[[ガドライト・メオンサム|ガドライト]]を組織に迎えるべく部隊を率いて[[惑星ジェミナイ]]を急襲・滅亡させ、脱出してきていた彼らをサイデリアルの一部隊「ジェミニス」として吸収し、その統括者となる。その後[[哀しみのサクリファイ]]の命令で「時獄」の監視役として送り込まれたガドライトが、独自の行動を見せて彼女の意に反した行動を取った事で粛清対象となった為、「ジェミニス」の監督官である尸空は「ジェミナイド達の希望であるアンナロッタを処刑する」と言う命令をサクリファイから受けて、任務遂行の為に[[地球]]を訪れ、ガドライト敗北の後に彼女を処刑。その後、時獄の崩壊直前に[[Z-BLUE]]の前に現れ、刃を交えた後、その強さゆえに地球人が滅びることになる、と告げて一旦姿を消すもサイデリアルの地球侵攻に伴い再び出現。同僚のストラウスと共に地球に降り立つ事となる。
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=== 時獄篇 ===
 
=== 時獄篇 ===
 
;「俺が来た理由は一つしかない」<br />「ジェミナイド最後の女、アンナロッタ・ストールスを処刑するためだ」
 
;「俺が来た理由は一つしかない」<br />「ジェミナイド最後の女、アンナロッタ・ストールスを処刑するためだ」
:本編での初登場時。突然の来訪に狼狽するガドライトをよそに、「御使い」からの任務を遂行すべく淡々とジェミナイド滅亡の宣告を下す。連獄篇でのガドライトの言動からおそらく、本来の任務から外れぬように彼にとっても、そしてジェミニスにとっても絶対に失えない存在であるアンナロッタの命を楯にされていたと思われる。
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:本編での初登場時。突然の来訪に狼狽するガドライトをよそに、「御使い」からの任務を遂行すべく淡々とジェミナイド滅亡の宣告を下す。連獄篇でのガドライトの言動からおそらく、彼が本来の任務から外れぬように本人にとっても、そしてジェミニスにとっても絶対に失えない存在であるアンナロッタの命を楯にされていたと思われる。
 
;「運命は変わらんよ。人の手では」<br/>「だが、もし…それが起きるなら…」
 
;「運命は変わらんよ。人の手では」<br/>「だが、もし…それが起きるなら…」
:[[パラダイムシティ]]にて、一世一代のネゴシエイトに臨むロジャーを見て。人の手では変えられない運命と、それを可能とすることの意味……その先にあるものを知りつつ、箱庭の街から運命を決する交渉を見守る。
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:[[パラダイムシティ]]にて、一世一代のネゴシエイトに臨むロジャーを見て。かつて「人を超えた存在」によって運命を歪められた男は人の手では変えられない運命と、それを可能とすることの意味……その先にあるものを知りつつ、箱庭の街から運命を決する交渉を見守る。
 
;「殺してはいない。俺の任務はアンナロッタ・ストールス…お前の処刑だけだ」<BR/>「完全母系遺伝の種族ジェミナイド…。その最後の生き残りの女…。お前を処刑すれば、その血は絶える」<BR/>「これが[[哀しみのサクリファイ|天意]]に背いたお前達の末路だ」
 
;「殺してはいない。俺の任務はアンナロッタ・ストールス…お前の処刑だけだ」<BR/>「完全母系遺伝の種族ジェミナイド…。その最後の生き残りの女…。お前を処刑すれば、その血は絶える」<BR/>「これが[[哀しみのサクリファイ|天意]]に背いたお前達の末路だ」
 
:第58話「いがみあう双子」クリア時、アンナロッタの前に現れての処刑宣告。完全母系遺伝とは、どんな交配の組み合わせでも必ず女性側の遺伝子が優先される遺伝形態であり、要は母親がジェミナイドでなければ子供はその特徴を受け継げないということ。これにより、ジェミナイドは完全なる滅亡を迎えることが確定してしまった、と思われたが実は彼女のお腹の中の娘達の事は無視した為、ジェミニスの希望は繋がれる事となった。
 
:第58話「いがみあう双子」クリア時、アンナロッタの前に現れての処刑宣告。完全母系遺伝とは、どんな交配の組み合わせでも必ず女性側の遺伝子が優先される遺伝形態であり、要は母親がジェミナイドでなければ子供はその特徴を受け継げないということ。これにより、ジェミナイドは完全なる滅亡を迎えることが確定してしまった、と思われたが実は彼女のお腹の中の娘達の事は無視した為、ジェミニスの希望は繋がれる事となった。
:なお、居合わせた部下達も任務に関係ないという理由で敢えて殺さずに気絶させてもいる<ref>時獄篇の地点では、仮に部下達に子供が出来たとしても、完全母性遺伝故にジェミナイドの特徴は受け継ぐ事が出来ない。そういった点から、生かしておいてもジェミナイドの滅亡は確定であると思われていた。</ref>のは、前述の通り彼自身のポリシーからアンナロッタ以外の命を奪う気が無かったからである。本人も48話で「処刑を命じられたからそうしただけ」であり、「それ以外は知った事ではない」と発言している。ただこれには御使いに対するあてつけの意も幾分かあると思われる。
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:なお、居合わせた部下達も任務に関係ないという理由で敢えて殺さずに気絶させている<ref>時獄篇の地点では、仮に部下達に子供が出来たとしても、完全母性遺伝故にジェミナイドの特徴は受け継ぐ事が出来ない。そういった点から、生かしておいてもジェミナイドの滅亡は確定であると思われていた。</ref>のは、前述の通り彼自身のポリシーからアンナロッタ以外の命を奪う気が無かったからである。本人も48話で「処刑を命じられたからそうしただけ」であり、「それ以外は知った事ではない」と発言している。ただこれには御使いに対するあてつけの意も幾分かあると思われる。
 
;「俺を感じたか…。お前が新しいスフィア・リアクターだな」<BR/>「未熟だな…。その程度では、俺達と肩を並べるにはまだかかりそうだ」
 
;「俺を感じたか…。お前が新しいスフィア・リアクターだな」<BR/>「未熟だな…。その程度では、俺達と肩を並べるにはまだかかりそうだ」
 
:ヒビキを評していわく。'''俺達'''と言うあたり、この地点でサイデリアルには尸空以外にもスフィア・リアクターがいる事が判明し、連獄篇では[[バルビエル・ザ・ニードル|蠍座]]、天獄篇では[[エルーナルーナ・バーンストラウス|牡牛座]]と[[次元将ヴィルダーク|射手座]]のリアクターが登場している。そして全員がサード・ステージに達しておりその力の恐ろしさは天獄篇で発揮される事となる。
 
:ヒビキを評していわく。'''俺達'''と言うあたり、この地点でサイデリアルには尸空以外にもスフィア・リアクターがいる事が判明し、連獄篇では[[バルビエル・ザ・ニードル|蠍座]]、天獄篇では[[エルーナルーナ・バーンストラウス|牡牛座]]と[[次元将ヴィルダーク|射手座]]のリアクターが登場している。そして全員がサード・ステージに達しておりその力の恐ろしさは天獄篇で発揮される事となる。
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