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ラース・バビロンでの決戦後、スフィアを吸収する次元将の能力を覚醒させ、「怨嗟の魔蠍」「欲深な金牛」「沈黙の巨蟹」を自らのものとした。その力に己本来の闘気を加え、恐るべき力を持つ。ラース・バビロンでの戦いでは敗北したが、「敗北したのであれば、俺はまだその分だけは強くなれる」と捉え、地球から去っていった。
 
ラース・バビロンでの決戦後、スフィアを吸収する次元将の能力を覚醒させ、「怨嗟の魔蠍」「欲深な金牛」「沈黙の巨蟹」を自らのものとした。その力に己本来の闘気を加え、恐るべき力を持つ。ラース・バビロンでの戦いでは敗北したが、「敗北したのであれば、俺はまだその分だけは強くなれる」と捉え、地球から去っていった。
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彼やガイオウのいた世界でも、人とマシンの真化による同調強化、即ち真化融合の理論は提唱されていたが、次元将たちはその域に達することが出来ず、代替品として人とマシンを強制的に融合させる……ヴァイオレイション・システムとしてリヴァイブ・セルが開発された。
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彼やガイオウのいた世界でも、人とマシンの真化による同調強化、即ち真化融合の理論は提唱されていたが、次元将たちはその域に達することが出来ず、代替品として人とマシンを強制的に融合させる……ヴァイオレイション・システムとしてリヴァイヴ・セルが開発された。
    
内心では自らのやって来たことが正しくないと知りながらも、今まで奪ってきた命たちに報いるため、真化融合を果たしたZ-BLUEに戦いを挑むも力及ばず敗北し、アドヴェントに4つのスフィアを奪われた。しかし、生と死の狭間において、「鬼宿」の力で存在していた尸空と邂逅。「立ち上がる射手」を通じて超時空修復に力を貸した後、新たな地平へと去っていった。
 
内心では自らのやって来たことが正しくないと知りながらも、今まで奪ってきた命たちに報いるため、真化融合を果たしたZ-BLUEに戦いを挑むも力及ばず敗北し、アドヴェントに4つのスフィアを奪われた。しかし、生と死の狭間において、「鬼宿」の力で存在していた尸空と邂逅。「立ち上がる射手」を通じて超時空修復に力を貸した後、新たな地平へと去っていった。
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次元将としての戦闘形態はガイオウことヴァイシュラバのものとはカラーリングこそ同じであるが、全体的に細身のフォルム。ヴィシュラカーラが失われているため飛行できないが、4つのスフィアの力によって圧倒的な戦闘力を誇る。
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次元将としての戦闘義体はガイオウことヴァイシュラバのものとはカラーリングこそ同じであるが、全体的に細身のフォルム。ヴィシュラカーラが失われているため飛行できないが、4つのスフィアの力によって圧倒的な戦闘力を誇る。
    
ガイオウ同様、対話を選ばずとにかく力を集め続けたのは、本来の敵である御使いに対話の余地が微塵も存在しなかったためである。
 
ガイオウ同様、対話を選ばずとにかく力を集め続けたのは、本来の敵である御使いに対話の余地が微塵も存在しなかったためである。
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
:「皇帝アウストラリス」名義と「次元将ヴィルダーク」名義の2種類で登録されている。ちなみに両方にパイロットデータがあるが、「アウストラリス」の方はユニットに通常武器がないため実質飾り。
 
:「皇帝アウストラリス」名義と「次元将ヴィルダーク」名義の2種類で登録されている。ちなみに両方にパイロットデータがあるが、「アウストラリス」の方はユニットに通常武器がないため実質飾り。
:序盤から何度か顔を見せるものの、実際に対決するのは2度。能力は元より乗機の攻撃力が異様に高く、加えてエースボーナスで「必中」がかかるため、エネミーフェイズでの[[3回行動]]とのコンボが激烈。
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:序盤から何度か顔を見せるものの、実際に対決するのは2度。能力は元より乗機の攻撃力が異様に高く、加えてエースボーナスで「必中」がかかるため、エネミーフェイズでの[[3回行動]]とのコンボが激烈。さらに第57話で激突する時はなんと「鋼の魂」を装備しているため、当てる・耐える・避ける・反撃で落とすという無双振りを発揮してくる。
    
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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;太極・滅(たいきょく・めつ)
 
;太極・滅(たいきょく・めつ)
 
:唯一の通常武器で全体攻撃。「立ち上がる射手」の力によって闘気を最大解放し、格闘コンボを叩き込んだ後ドロップキックで空間ごと粉砕。〆のキックの部分のポーズがどう見ても万歳をしているようにしか見えず、イラストサイトなどではネタにされることも。
 
:唯一の通常武器で全体攻撃。「立ち上がる射手」の力によって闘気を最大解放し、格闘コンボを叩き込んだ後ドロップキックで空間ごと粉砕。〆のキックの部分のポーズがどう見ても万歳をしているようにしか見えず、イラストサイトなどではネタにされることも。
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:ちなみにサイズ差補正無視があるが、ヴィルダークは2Lなので合体後のグレンラガンかダイバスターにしか適用されず、バリア貫通がないので場合によっては弾かれることも。
 
=== 特殊能力 ===
 
=== 特殊能力 ===
 
;[[HP回復]](中)
 
;[[HP回復]](中)
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== パイロットBGM ==
 
== パイロットBGM ==
 
;「夢幻の戦神」
 
;「夢幻の戦神」
:イベント前のBGM。ガイオウのBGM「無窮の闘神」とネーミングの形式が全く同じであり、彼の正体を暗に表している。
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:専用BGM。ガイオウのBGM「無窮の闘神」とネーミングの形式が全く同じであり、彼の正体を暗に表している。
 
;「Reverion~反逆の戦士達~」
 
;「Reverion~反逆の戦士達~」
 
:第48話のイベント後にこれが流れ始める。このシーンでは「新地球皇国と戦うZ-BLUE」と「御使いと戦うヴィルダーク」の二重の意味が込められている。
 
:第48話のイベント後にこれが流れ始める。このシーンでは「新地球皇国と戦うZ-BLUE」と「御使いと戦うヴィルダーク」の二重の意味が込められている。
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;「お前に問う……お前の戦いは何のためだ?」
 
;「お前に問う……お前の戦いは何のためだ?」
 
:第48話「燃える地球」での戦闘前会話より。実はどのキャラクターで戦っても必ずこの問いから始まる。ちなみに相手がバサラの場合'''会話を諦める'''。
 
:第48話「燃える地球」での戦闘前会話より。実はどのキャラクターで戦っても必ずこの問いから始まる。ちなみに相手がバサラの場合'''会話を諦める'''。
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;「お前達の存在は、俺達の世界の見果てぬ夢の結実だ」<BR/>「しかし、同時にそれは、俺達のやって来たこと……次元獣の軍団の全てを否定することでもある」<BR/>「相容れない、というべきだろう」<BR/>「お前達を認めてしまえば、これまで次元獣にするために奪ってきた生命全てを冒涜することになる」
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:過ちを犯した事実とZ-BLUEが真化融合を遂げてなお、敵対をやめない理由。ガイオウもそうだったが、次元将というのは融通が利かない存在らしい。
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;「……わかっていたのだ。俺達のやって来たことは正しくなどないと」<BR/>「最終形態に達しない次元獣ヴァルナー……これは俺のためらいの証だろう」<BR/>「それでもやるしかなかった。それしか方法はない、と思い続けてきた。……だが、全ては無意味だった」<BR/>「俺に出来ることは、彼らの生命に報いるために、この力でお前達に勝利することだ!」
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:ヴァイオレイション・システム……人の未来を奪い、尊厳を蹂躙して戦う力に変えるシステム。そんなものを使う次元将が未来への希望であるなど、筋が通らない。それでもこれしか方法はない……己を騙して戦ってきたヴィルダークの目に映るのは、見果てぬ夢・真化融合を遂げた者たち。己のやって来たことを無にしないため、奪ってきた命に報いるため、「立ち上がる射手」はZ-BLUEに挑む。何の意味もない、それでもせずにはいられない、戦いのために。
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;「思えば俺は、犠牲を強いることで今日まで戦ってきた」<BR/>「事情も知らされないまま、命令に従って戦い続けてきたサイデリアルの兵士達……父親の命とハイアデスの自由を奪われた復讐を誓ったエルーナルーナ……一族の使命を歪める者の存在を討とうとした尸空……同胞の全てを滅ぼされながらも奴らに服従を誓い、その憎しみを歪ませたバルビエル……怒りと諦めの狭間を漂っていた己を恥じ、生きる気力と誇りを取り戻したガドライト……不屈の意志で御使いに挑んでいた、俺の前の立ち上がる射手のリアクター……」<BR/>「奴らの生命を奪い、俺は4つのスフィアの力を得た……だから、俺は戦わなければならん……そして、勝たなければ!」
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:次元将は冷酷な存在ではない。命の意味を知り、その重さを知っている存在。だからこそ、奪った命を無駄にしないために、歩む道を変えることが出来ない。例えもっと良いやり方を知っても、己のやり方が過ちだと気づいても。
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;「その名で呼ぶな! 俺は……次元将ヴィルダークだ!!」
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