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その精神構造は傲慢と独善を絵に描いたような、まさに「救いようのない」ものであり、自分達以外全ての存在を見下し、銀河を片っ端から破壊するなど文字通りやりたい放題である。
その精神構造は傲慢と独善を絵に描いたような、まさに「救いようのない」ものであり、自分達以外全ての存在を見下し、銀河を片っ端から破壊するなど文字通りやりたい放題である。
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Zシリーズの世界の破界と再世は、生命の力=「存在しようとする力」と死の力=「消滅しようとする力」のぶつかり合いによって起き、事象制御の抵抗となる生命を滅ぼすことは、存在しようとする力を削る=消滅しようとする力を強める=宇宙の崩壊を進めることに他ならない。そのため、並行世界に満ちる命を次々と抹殺し、銀河を破壊し、存在しようとする力を削り続ける御使いこそが、宇宙の崩壊を呼ぶ原因である。「'''根源的'''災厄」とはそのような意味であり、ぶっちゃけた言い方をしてしまえば「'''だいたいこいつらのせい'''」である。
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Zシリーズの世界の破界と再世は、生命の力=「存在しようとする力」と死の力=「消滅しようとする力」のぶつかり合いによって起き、事象制御の抵抗となる生命を滅ぼすことは、存在しようとする力を削る=消滅しようとする力を強める=宇宙の崩壊を進めることに他ならない。そのため、並行世界に満ちる命を次々と抹殺し、銀河を破壊し、存在しようとする力を削り続ける御使いこそが、宇宙の崩壊を呼ぶ原因である。「'''根源的'''災厄」とはそのような意味であり、ぶっちゃけた言い方をしてしまえば「'''だいたいこいつらのせい'''」である。そして宇宙の崩壊を呼ぶ原因である御使いこそが、「真の[[バアル]]」と呼ぶべき存在である。
そのような存在であるため他者の言葉に耳を傾けることは一切なく、アサキムや次元将たちは最初から対話による解決を放棄、戦って打倒するためにとにかく力を集めていた(対話による解決は確かに最良の手段だが、相手が強大な上に話をする気が一切なければ無意味)。'''コーウェンとスティンガーですら最終的には対話に応じた'''というのに御使いはそれすらも完全に放棄している。エゴの塊、と形容するに相応しいものであろう。
そのような存在であるため他者の言葉に耳を傾けることは一切なく、アサキムや次元将たちは最初から対話による解決を放棄、戦って打倒するためにとにかく力を集めていた(対話による解決は確かに最良の手段だが、相手が強大な上に話をする気が一切なければ無意味)。'''コーウェンとスティンガーですら最終的には対話に応じた'''というのに御使いはそれすらも完全に放棄している。エゴの塊、と形容するに相応しいものであろう。