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→書物
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:クトゥルフ神話で言及される書物の中でも最も古い書物。人類の誕生するおよそ5000年前に当時の地球を支配していた種族が残したもので、氷河期以前に北極圏に存在したロマールの民が人間の言語に翻訳した。「写本」とついてはいるがれっきとした原典。
:クトゥルフ神話で言及される書物の中でも最も古い書物。人類の誕生するおよそ5000年前に当時の地球を支配していた種族が残したもので、氷河期以前に北極圏に存在したロマールの民が人間の言語に翻訳した。「写本」とついてはいるがれっきとした原典。
:*『[[機神咆吼デモンベイン]]』ではナコト写本の精霊[[エセルドレーダ]]が登場。
:*『[[機神咆吼デモンベイン]]』ではナコト写本の精霊[[エセルドレーダ]]が登場。
−:;エルトダウン・シャーズ
+:;エルトダウン・シャーズ(Eltdown Shards)
::三億年前に書かれたとされる二十三枚の粘土板。ナコト写本の原典と言われている。
::三億年前に書かれたとされる二十三枚の粘土板。ナコト写本の原典と言われている。
;妖蛆の秘密(Mysteries of the Worm)
;妖蛆の秘密(Mysteries of the Worm)
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;水神クタアト(Cthat Aquadingen)
;水神クタアト(Cthat Aquadingen)
:四百年以上前にこの魔導書が描かれていたが、誰が著者なのかは不明である。人間の皮膚で装丁されているためか、雨が降る前に湿り気をおびることも。
:四百年以上前にこの魔導書が描かれていたが、誰が著者なのかは不明である。人間の皮膚で装丁されているためか、雨が降る前に湿り気をおびることも。
−;セラエノ断章
+;セラエノ断章(The Celaeno Fragments)
−:ラバン・シュリュズベリィがセラエノでまとめた魔導書。後に復活したクトゥルフの封印に使われた。
+:ラバン・シュリュズベリィ博士がセラエノでまとめた魔導書。後に復活したクトゥルフの封印に使われた。
−;エイボンの書
+;エイボンの書(The Book of Eibon)
:真理を探究した魔術師エイボンの知恵を、彼が土星に逃れたのちに弟子たちが編纂した書。
:真理を探究した魔術師エイボンの知恵を、彼が土星に逃れたのちに弟子たちが編纂した書。
−;屍食教典儀
+;屍食教典儀(Les Cultes del Ghoules)
−:食人行為、死姦をはじめとする背徳的行為を記した魔導書。ミスカトニックに保管されている数冊を除き、すべて発行禁止処分を受けている。
+:フランス人貴族・ダレット伯爵によって著された、食人行為、死姦をはじめとする背徳的行為を記した魔導書。ミスカトニックに保管されている数冊を除き、すべて発行禁止処分を受けている。
−;無銘祭祀書
+;無銘祭祀書(Unaussprechlichen Kulten)
−:狂人の夢とされるうわごとのような記述で埋め尽くされた魔導書。その真意は、魔術の秘儀に通ずる者でなければ読み取ることができない。実は[[続編]]が存在するが、この筆者は考えられない状況で無残な死を遂げたうえ、復元した友人は内容を一読したのち自殺したという経緯がある。
+:ドイツ人神秘学者フリードリヒ・ヴィルヘルム・フォン・ユンツトによって著された、狂人の夢とされるうわごとのような記述で埋め尽くされた魔導書。その真意は、魔術の秘儀に通ずる者でなければ読み取ることができない。実は[[続編]]が存在するが、この筆者は考えられない状況で無残な死を遂げたうえ、復元した友人は内容を一読したのち自殺したという経緯がある。
−;ルルイエ異本
+;ルルイエ異本(R’lyeh Text/螺湮城本傳)
:アーカムの研究家エイモス・タトルがアジア内陸部で10万ドルで購入した漢文で書かれた写本で、人皮で装丁されている。内容は大いなる九頭龍(クトゥルフ)を主に、その眷属と海の関わり、異界のものを召喚する呪文、崑崙大陸(ムー)と螺湮城(ルルイエ)の沈没について記述されている。
:アーカムの研究家エイモス・タトルがアジア内陸部で10万ドルで購入した漢文で書かれた写本で、人皮で装丁されている。内容は大いなる九頭龍(クトゥルフ)を主に、その眷属と海の関わり、異界のものを召喚する呪文、崑崙大陸(ムー)と螺湮城(ルルイエ)の沈没について記述されている。
:*『[[機神咆吼デモンベイン]]』では[[魔導書]]の精霊[[ルルイエ異本]]が登場。
:*『[[機神咆吼デモンベイン]]』では[[魔導書]]の精霊[[ルルイエ異本]]が登場。