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OVA版においては、特にEP7で小説版と違う人物像になっている。行動自体は小説版と大きく違わないが、意思は明確にシャアそのものであるような描写がされており、また器と自称しながらも彼自身の意思で行動しているようにも見える。最終決戦でもバナージを説得することにこだわった結果、対話によって敗北するという結末を迎える。モナハン・バハロは登場せず、誰がフロンタルを作ったのか最後まで明らかにならないため、小説版の設定が残っているのかも不明である。
 
OVA版においては、特にEP7で小説版と違う人物像になっている。行動自体は小説版と大きく違わないが、意思は明確にシャアそのものであるような描写がされており、また器と自称しながらも彼自身の意思で行動しているようにも見える。最終決戦でもバナージを説得することにこだわった結果、対話によって敗北するという結末を迎える。モナハン・バハロは登場せず、誰がフロンタルを作ったのか最後まで明らかにならないため、小説版の設定が残っているのかも不明である。
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=== 結末 ===
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ラプラスの箱を求めて立ち回ったことと、その行動の内容は小説・OVAともほぼ同じで、最終的にバナージに敗れ死亡するのも同じだが、その状況は大きく異なっている。
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小説版ではメガラニカ内部で自らの抱える虚無に衝き動かされるまま、それこそシャアの思念に乗っ取られた人形としてバナージと血みどろの白兵戦を繰り広げ、'''左目を撃ち抜かれる'''という明らかな致命傷を負いながらも彼を猛追。
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シナンジュに搭乗して激闘を繰り広げ、最終的にはその虚無ごとバナージに引導を渡された。
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OVA版ではシャアの思念ではなく、「自らを器と定義して、そのように振る舞う男」としての個我が成立している。ラプラスの箱の強奪に失敗した後にメガラニカを脱出、ネオ・ジオングに搭乗してバナージと戦うも、あくまでも自らの論理を以ってバナージを引き込もうと、砲火を交わしつつ論戦を繰り広げた。
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最終的にはサイコシャードとユニコーンのサイコ・フレームの連動を介し、バナージとともに刻の果ての虚無を垣間見る。そして、なおも「それでも」と諦めないバナージの意志によってその感情が動かされ、絶望をシャアに持っていかれ、残った己の意志で以って、先の可能性をバナージに託した。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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