差分

10行目: 10行目:  
*キャラクターデザイン:CLAMP(原案)、木村貴宏
 
*キャラクターデザイン:CLAMP(原案)、木村貴宏
   −
神聖ブリタニア帝国第一皇子。つまり、皇帝[[シャルル・ジ・ブリタニア]]の長男である。<br />
+
神聖ブリタニア帝国第一皇子。つまり、皇帝[[シャルル・ジ・ブリタニア]]の長男である。
 +
 
 
長男ということもあり、次期ブリタニア皇帝の最有力候補であり、シャルル皇帝の不在時には皇帝代理として国政の最高責任者となるが、能力的には凡庸な人物であり、実務は有能な異母弟の[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]に任せきりである。
 
長男ということもあり、次期ブリタニア皇帝の最有力候補であり、シャルル皇帝の不在時には皇帝代理として国政の最高責任者となるが、能力的には凡庸な人物であり、実務は有能な異母弟の[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]に任せきりである。
    
傲岸不遜なシャルル皇帝の長男にも関わらず温厚かつ穏健な[[性格]]で父親とは大きく異なるが、後述のように国を統治する能力自体には非はないが、政治面では苛烈であることが必要とされた動乱の時代においては、まさに「昼行灯」といった人物である。
 
傲岸不遜なシャルル皇帝の長男にも関わらず温厚かつ穏健な[[性格]]で父親とは大きく異なるが、後述のように国を統治する能力自体には非はないが、政治面では苛烈であることが必要とされた動乱の時代においては、まさに「昼行灯」といった人物である。
   −
国政や皇帝の代理は実質的に異母弟であるシュナイゼルが仕切っているも同然であり、そのことに苦悩するどころか、むしろシュナイゼルに頼っている節がある。<br />それゆえ、シャルル皇帝がナンバー1ならば、ナンバー2は彼ではなくシュナイゼルであると言っても過言ではない。
+
国政や皇帝の代理は実質的に異母弟であるシュナイゼルが仕切っているも同然であり、そのことに苦悩するどころか、むしろシュナイゼルに頼っている節がある。それゆえ、シャルル皇帝がナンバー1ならば、ナンバー2は彼ではなくシュナイゼルであると言っても過言ではない。
    
このように出自に反して平凡な人物なためか、物語には[[中華連邦]]の[[天子]]との婚約ぐらいしか絡んでこず、良くも悪くも個性派な人物の多い皇族の中では目立たない存在である。ただし、中華連邦の天子との婚礼を破談にされても、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]や天子を恨んだりはせず、穏便な手段で領土に収めたいと考える等、ブリタニア皇族では[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]や[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]に次いで、他者を思いやれる人物ともいえる。また、次期皇帝の座にもあまり興味は持っていない。
 
このように出自に反して平凡な人物なためか、物語には[[中華連邦]]の[[天子]]との婚約ぐらいしか絡んでこず、良くも悪くも個性派な人物の多い皇族の中では目立たない存在である。ただし、中華連邦の天子との婚礼を破談にされても、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]や天子を恨んだりはせず、穏便な手段で領土に収めたいと考える等、ブリタニア皇族では[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]や[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]に次いで、他者を思いやれる人物ともいえる。また、次期皇帝の座にもあまり興味は持っていない。