差分

527 バイト追加 、 2015年2月21日 (土) 06:45
編集の要約なし
28行目: 28行目:  
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*「バアル」とは中東のカナン地域で古代に崇拝されていた嵐の英雄神の名。エジプト、フェニキア、ギリシアなど近辺地域の神話にも神または悪魔として登場する、多様性のある神格である。後にキリスト教に[[天使・悪魔|悪魔神]]として取り込まれ、旧約聖書では「蠅の王バアル・ゼブブ(ベルゼブブ)」と呼ばれる。
 
*「バアル」とは中東のカナン地域で古代に崇拝されていた嵐の英雄神の名。エジプト、フェニキア、ギリシアなど近辺地域の神話にも神または悪魔として登場する、多様性のある神格である。後にキリスト教に[[天使・悪魔|悪魔神]]として取り込まれ、旧約聖書では「蠅の王バアル・ゼブブ(ベルゼブブ)」と呼ばれる。
 +
*元々はウガリット語で「主」を意味する言葉で、神の固有名ではない(本来の固有名は「ハッドゥ」)。「ベル」とも呼ばれ、バビロンの都市そのものである神「マルドゥク」も同じ名で呼ばれた。マルドゥクは周辺地域の様々な神の特徴を取り込んだ一種の集合体と化しており、「一つの方向性を持った様々な勢力を一纏めにした呼称」としてはむしろこちらが由来である可能性もある。
    
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}
匿名利用者