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25 バイト除去 、 2015年2月14日 (土) 23:53
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世界の10年先を行くと言われる超高性能第三世代ASの[[M9 ガーンズバック]]の試作型をベースに、[[ラムダ・ドライバ]]を搭載した機体。
 
世界の10年先を行くと言われる超高性能第三世代ASの[[M9 ガーンズバック]]の試作型をベースに、[[ラムダ・ドライバ]]を搭載した機体。
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ベースが[[M9 ガーンズバック|M9]]なので、武装等も同じものが使用でき、世界屈指の運動性能を誇る。しかしラムダ・ドライバという”余分”を搭載している為、M9よりも重量は0.3t増加し、最大作戦行動時間は50時間短いという弱点がある。<br/>また、機体の骨格に神経構造を模す物が存在し、最初に搭乗したオペレーターに最適化されるのであるが、開発者であるバニ・モラウタは既に死亡していた関係か、再生産はおろか予備のパーツの製造も不可能となり(一応、通常の部品であればM9と同様のものを流用できる。また、TRPGリプレイ作品『アンダカヴァ』にてブラックボックス化した部分を除いて仕様を変える事で複数機生産されている事が明かされている)、設定の変更もできないので、宗介以外の人間ではラムダ・ドライバを駆動させる事もまた不可能である。
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ベースが[[M9 ガーンズバック|M9]]なので、武装等も同じものが使用でき、世界屈指の運動性能を誇る。しかしラムダ・ドライバという”余分”を搭載している為、M9よりも重量は0.3t増加し、最大作戦行動時間は50時間短いという弱点がある。
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だが逆に言えば、そうまでして搭載する価値がラムダ・ドライバにはあるという事である。<br/>
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また、機体の骨格に神経構造を模す物が存在し、最初に搭乗したオペレーターに最適化されるのであるが、開発者であるバニ・モラウタは既に死亡していた関係か、再生産はおろか予備のパーツの製造も不可能となり(一応、通常の部品であればM9と同様のものを流用できる。また、TRPGリプレイ作品『アンダカヴァ』にてブラックボックス化した部分を除いて仕様を変える事で複数機生産されている事が明かされている)、設定の変更もできないので、宗介以外の人間ではラムダ・ドライバを駆動させる事もまた不可能である。
ラムダ・ドライバ発動時に展開される排熱版が、背中と肩装甲に搭載されている。また、人でいう口の位置にハードポイントがあり、そこにナイフなどの武器を咥える事が可能になっている。
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だが逆に言えば、そうまでして搭載する価値がラムダ・ドライバにはあるという事である。ラムダ・ドライバ発動時に展開される排熱版が、背中と肩装甲に搭載されている。また、人でいう口の位置にハードポイントがあり、そこにナイフなどの武器を咥える事が可能になっている。
    
本機のメインカラーは白だが、原作で1度M9と同じ灰色に塗装されている。ただし、ラムダ・ドライバ発動後にはその熱の所為か塗装が剥げてしまい元の白色に戻ってしまった。
 
本機のメインカラーは白だが、原作で1度M9と同じ灰色に塗装されている。ただし、ラムダ・ドライバ発動後にはその熱の所為か塗装が剥げてしまい元の白色に戻ってしまった。
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順安の事件に置いて窮地に陥った宗介達を助けるため射出され宗介が乗り込み、この際にラムダ・ドライバが宗介にあわせて初期化されたためか[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]より宗介の専用機として預けられる事となった。<br/>
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順安の事件に置いて窮地に陥った宗介達を助けるため射出され宗介が乗り込み、この際にラムダ・ドライバが宗介にあわせて初期化されたためか[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]より宗介の専用機として預けられる事となった。ラムダ・ドライバ起動の呼吸がつかめない宗介はラムダ・ドライバとそれを搭載したアーバレストに苛立ちと嫌悪を抱くこととなる。長編第五巻の[[香港]]にて、ようやくラムダ・ドライバを安定して発動させることに成功し、これまでと打って変わって愛着を抱くようになった。
ラムダ・ドライバ起動の呼吸がつかめない宗介はラムダ・ドライバとそれを搭載したアーバレストに苛立ちと嫌悪を抱くこととなる。長編第五巻の[[香港]]にて、ようやくラムダ・ドライバを安定して発動させることに成功し、これまでと打って変わって愛着を抱くようになった。
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長編第七巻にて、[[レナード・テスタロッサ|レナード]]が搭乗するベリアルによりアーバレストは敗北、破壊されてしまった。しかしラムダ・ドライバ系の中枢と支援AIの「[[アル]]」は回収されており、後に修復され「[[ARX-8 レーバテイン]]」として復活を遂げる。
長編第七巻にて、[[レナード・テスタロッサ|レナード]]が搭乗するベリアルによりアーバレストは敗北、破壊されてしまった。しかしラムダ・ドライバ系の中枢と支援AIの「[[アル]]」は回収されており、後に修復され「[[ARX-8 レーバテイン]]」として復活を遂げる。<br />
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なお、外伝となる『フルメタル・パニック!アナザー』にて回収仕切れなかった残骸は日本政府が回収していたことが判明している。
 
なお、外伝となる『フルメタル・パニック!アナザー』にて回収仕切れなかった残骸は日本政府が回収していたことが判明している。