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前日談である『RIGHT OF LEFT』の終盤まで[[海|海中]]に入れなかったが、生物を理解することで代謝機能を学習したため克服されてしまう。以後は基本的にどのような環境でも活動できる様になった。
前日談である『RIGHT OF LEFT』の終盤まで[[海|海中]]に入れなかったが、生物を理解することで代謝機能を学習したため克服されてしまう。以後は基本的にどのような環境でも活動できる様になった。
なお、フェストゥムとは[[ラテン語]]で「'''[[祝福]]'''」「祝祭」([[英語]]のfestivalと同じ)を意味する。
なお、フェストゥムとは[[ラテン語]]で「'''[[祝福]]'''」「祝祭」([[英語]]のfestivalと同じ)を意味し、人類への各種の攻撃は当初は敵対行動としての行為ではなかった。
人類の遺伝子内に因子として眠る[[ミール|超古代ミール]]を感じ取り、同化に応じない(「あなたはそこにいますか?」にYESと答えない)と攻撃されるのも対象を異常を起こした個体、即ちバグや癌細胞の類と認識して駆除し、同化もミールの因子を持つ人類を共に超次元へシフトさせようという善意(=祝福)に過ぎなかった。
== 共通の攻撃 ==
厳密には当初は攻撃ですらなかったのだが、それはさておき主な攻撃は下記の2つ。攻撃の殆どはこれらの応用である。
=== ワームスフィア現象 ===
:球状に空間のねじれを発生させ、内部の物体を範囲内の空間ごとゼロ次元方向へ向かって捩じり切る。見た目の上では黒い力場に沿って内部の物体が全て消失する、と言った具合。この手の攻撃のお約束通り一撃必殺の威力を持ち、ベーシックなワームスフィアは攻撃対象を包むように突如力場が発生するために回避も困難(フェストゥムが黒く光るため、攻撃の開始は確認可能)。他の作品ならば必殺技になってもおかしくないこの攻撃をフェストゥムは'''当たり前のように乱発'''してくる。ファフナーはワームスフィアに対する防御力を持つが、それでも最初期はノートゥングモデルですら一撃で大破する程。
:時系列が下るにつれて防御力は向上、流石に一発で大破するようなことはなくなるがフェストゥム側も攻撃手段を向上させ、ワーム・ショットやワーム・カッター、緑色の高威力版など様々な応用版を繰り出すようになる。
=== 自爆 ===
撃破された個体が崩壊前に行う最後っ屁。発動できない状況(同化される、跡形もなく吹き飛ぶ等)でなければほぼ確実に発動し、両断すれば両方の部位が起爆する。単なる自爆ではなく'''自身にワームスフィアを放つ'''ため、接近戦では撃破しても[[マークエルフ|退避が遅れる]]と相討ちに持ち込まれたり、最悪の場合[[マークフュンフ|脱出しても手遅れ]]になることも。スパロボでは演出のみ再現されている。
=== 同化 ===
詳細は[[同化]]の項目を参照。接触した相手に緑色の結晶体を生成、同化を開始する。何とかして振りほどくか、自我を奪われる前に自爆して道連れにするしかない。
== 登場作品 ==
== 登場作品 ==
:上述の質問をすることから、エジプトのスフィンクスの謎かけの伝説にたとえられてこの名がついた。別名「質問者型」。
:上述の質問をすることから、エジプトのスフィンクスの謎かけの伝説にたとえられてこの名がついた。別名「質問者型」。
:;スフィンクスA型種
:;スフィンクスA型種
::スフィンクス型の基本型。『HaE』では強化型が登場。
::スフィンクス型の基本型。『HaE』では強化型が登場。スカラベR型の捻り攻撃を発展させ、複数の正方形の力場で挟み捻る方向を反転させるワーム・カッターを使用。
:;スフィンクスB型種
::SRW未登場。
:;スフィンクスC型種
:;スフィンクスC型種
::スフィンクス型の能力強化型。<!--B型もちゃんと存在する。-->
::スフィンクス型の能力強化型。
:;スフィンクスD型種
:;スフィンクスD型種
::スフィンクス型の遠距離攻撃型。
::スフィンクス型の遠距離攻撃型。
:;スフィンクスE型種
:;スフィンクスE型種
::『HaE』で登場。
::『HaE』で登場。無誘導爆弾のようなものを投下する。
;[[グレンデル型]]
;[[グレンデル型]]
:虫のような姿をした小型フェストゥム。群れで襲ってくる。
:虫のような姿をした小型フェストゥム。群れで襲ってくる。
:各個体は超小型のフェストゥムだが軍団で攻めてきて、周囲を無差別に同化し際限なく巨大化する強敵。
:各個体は超小型のフェストゥムだが軍団で攻めてきて、周囲を無差別に同化し際限なく巨大化する強敵。
:;スカラベ型R
:;スカラベ型R
::スカラベ型の亜種。「人の痛み」を理解しており、能動行動は同化含め行わないが、攻撃された場合はそのエネルギーをワーム・スフィアーに変換して叩き返す。ジークフリード・システムを理解しており、ファフナーのシステムにダメージを認識させずペインブロック機能を無効化する、という厄介極まりない戦法を使用。
::スカラベ型の亜種。「人の痛み」を理解しており、能動行動は同化含め行わないが、攻撃された場合はそのエネルギーをワーム・スフィアーに変換して叩き返す。ジークフリード・システムを理解しており、ファフナーのシステムにダメージを認識させずペインブロック機能を無効化する、という厄介極まりない戦法を使用。'''雑巾搾り'''に'''CDCパスタ'''で多くのキャラクターを同化、殺害し原作視聴者に大きなトラウマを残した。また、この個体の特性の多くは何らかの形で後続の新型フェストゥムに引き継がれている。
:;スカラベ型J
:;スカラベ型J
::スカラベ型の亜種。『HaE』で登場。高威力の緑色のワームスフィアを放ったり周囲に毒素を散布する。
::スカラベ型の亜種。『HaE』で登場。高威力の緑色のワームスフィアを放ったり周囲に毒素を散布する。
:PSPのゲームに登場。プレアデス型(子)のように機体にとりついて自爆する。
:PSPのゲームに登場。プレアデス型(子)のように機体にとりついて自爆する。
;マークニヒト型
;マークニヒト型
:同じくPSP版に登場。完全に同化されているため全身金色。[[マークニヒト]]本来の武装に加えフェストゥム由来のアーム・ラッシュやワームショットも使用、撃墜されてもフェンリルで島を消し飛ばそうとするなどしぶとい。
:同じくPSP版に登場。完全に同化されているため全身金色。[[マークニヒト]]本来の武装に加えフェストゥム由来のアーム・ラッシュやワームショットも使用、撃墜されてもフェンリルで島を消し飛ばそうとするなどしぶとい。設定上ではこれとは別に、HaE以降の時間軸でマークニヒトの形状を模したフェストゥムが出現しているとのこと。
;[[エウロス型]]
;[[エウロス型]]
:[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]で新たに登場したタイプ。スフィンクス型が同化により人間の戦い方を理解した結果、自らを対人類の戦闘を重視した形に変化させたもので、体色が赤くなっており、ミサイルやビームを発射する能力を持つ。
:[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|劇場版]]より登場。スフィンクス型が同化により人間の戦い方を理解し、自らを対人類の戦闘を重視した形に変化させたもの。体色が赤くなり、ミサイルやビームを発射する能力を持つ。
:反面、人間の武装や戦術を理解・模倣した結果それらが人間じみたものになってしまい、皮肉にも人類側の戦略が以前より通用しやすくなってしまったという欠点も。
:人間の武装や戦術を理解・模倣した結果、それらが人間じみたものとなり、皮肉にも人類側の戦略が以前より通用しやすいという欠点をもつ。
== 個体名を持つフェストゥム ==
== 個体名を持つフェストゥム ==