3行目: |
3行目: |
| *分類:試作型[[モビルスーツ]] | | *分類:試作型[[モビルスーツ]] |
| *型式番号:OZ-00MS | | *型式番号:OZ-00MS |
− | *全高:17.4m | + | *[[全長一覧|全高]]:17.4m |
| *重量:8.8t | | *重量:8.8t |
| <!-- *重量:t --> | | <!-- *重量:t --> |
| *装甲材質:チタニュウム合金 | | *装甲材質:チタニュウム合金 |
− | *ファイティングアビリティ:100←[[リーオー]]を100と値
| |
− | **ウェポンアビリティ:110
| |
− | **スピードアビリティ:150
| |
− | **パワーアビリティ:130
| |
− | **アーマードアビリティ:120
| |
| *所属:[[OZ]] | | *所属:[[OZ]] |
| *主なパイロット:[[トレーズ・クシュリナーダ]] | | *主なパイロット:[[トレーズ・クシュリナーダ]] |
| + | *アビリティレベル(※[[リーオー]]をオールレベル100として換算) |
| + | **ファイティングアビリティ:レベル100 |
| + | **ウェポンズアビリティ:レベル110 |
| + | **スピードアビリティ:レベル150 |
| + | **パワーアビリティ:レベル130 |
| + | **アーマードアビリティ:レベル120 |
| <!-- *メカニックデザイン: --> | | <!-- *メカニックデザイン: --> |
| | | |
− | [[トールギス]]の予備パーツを組み上げて完成した2号機。同時期に3号機の[[トールギスIII]]も製作している。地球国家軍代表となった[[トレーズ・クシュリナーダ]]専用機である。頭部と配色以外はトールギスと同様。青と白のコントラストで、フェイスが「ガンダム」である。トレーズがガンダムパイロットに感銘を受けた影響かと思われる。実際の戦闘力もトールギスと同様だが、[[ホワイトファング]]の[[ビルゴII]]を寄せ付けず、[[アルトロンガンダム]]とも互角に戦っていたこと(アビリティレベルはスピード以外の全てで劣る)、パイロットに死者まで出たトールギス同様の加速にも平然としていたことからして、パイロットのトレーズ共々優秀であったことが窺える。最後はトレーズの[[特攻]]とも言うべき攻撃に、[[張五飛|五飛]]が反応してツインビームトライデントが突き刺さり、撃墜された。なお、この行動はトレーズがわざと負けたように見え、五飛もそう判断して後々まで禍根を残すのだが、これは五飛の誤解であり、実際最後の特攻にも見える行動はトレーズが勝負をかけた結果であり、完全なトレーズの敗北である。 | + | [[トールギス]]の予備パーツを組み上げて完成した2号機。同時期に3号機の[[トールギスIII]]も製作している。地球国家軍代表となった[[トレーズ・クシュリナーダ]]専用機である。頭部と配色以外はトールギスと同様。青と白のコントラストで、フェイスが「ガンダム」である。これは、トレーズがガンダムパイロットに感銘を受けた影響かと思われる。 |
| | | |
− | なお本編登場前に児童誌『コミックボンボン』に掲載された紹介記事では黒と白に塗られており、「ブラックトールギス」と表記されていた。
| + | 実際の戦闘力もトールギスと同様だが、[[ホワイトファング]]の[[ビルゴII]]を寄せ付けず、アビリティレベルがスピード以外の全てで勝る[[アルトロンガンダム]]とも互角に戦っていたこと、'''パイロットに死者まで出たトールギス同様の加速度にも平然としていた'''ことからして、パイロットのトレーズ共々優秀であったことが窺える。 |
| + | |
| + | 最後はトレーズの[[特攻]]とも言うべき攻撃に、[[張五飛|五飛]]が反応してツインビームトライデントが突き刺さり、撃墜された。なお、この行動はトレーズがわざと負けたように見え、五飛もそう判断して後々まで禍根を残す。しかし、これは五飛の誤解であり、実際最後の特攻にも見える行動はトレーズが勝負をかけた結果であった。つまり、トレーズの完全な敗北なのである。 |
| + | |
| + | なお、本編登場前に児童向け[[漫画]]雑誌『コミックボンボン』に掲載された紹介記事では黒と白に塗られており、「ブラックトールギス」と表記されていた。 |
| | | |
| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
− | トレーズの搭乗する機体なので、自軍に参加することは、ほとんどなく敵もしくは味方[[NPC]]ユニットとして登場する。Dでは味方機体として登場。
| + | [[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]の搭乗する機体なので、自軍に参加することは、ほとんどなく敵もしくは味方[[NPC]]ユニットとして登場する。Dでは味方機体として登場。 |
| | | |
| === [[旧シリーズ]] === | | === [[旧シリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] | | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
− | :味方[[NPC]]として登場。ボスクラスのHPからして当初は敵として設定されたと思われる。DC・ポセイダルルート共々特攻して散る。DCルートはほぼイベントで推移するのだが、ポセイダルルートではミリアルドの[[トールギスIII]]と戦闘を行うと撃墜される。撃墜されずに、そのままラストシナリオまで進めると[[シャピロ・キーツ|シャピロ]]の[[ヴァルシオン]]のバイオリレーションシステムを破壊する。味方NPCなので攻撃することはできないが、マップ兵器で撃墜し資金を稼ぐことができる。 | + | :味方[[NPC]]として登場。ボスクラスの[[HP]]からして当初は敵として設定されたと思われる。DC・ポセイダルルート共々[[特攻]]して散る。 |
| + | :DCルートはほぼイベントで推移するのだが、ポセイダルルートでは[[ミリアルド・ピースクラフト|ミリアルド]]の[[トールギスIII]]と戦闘を行うと撃墜される。撃墜されずに、そのままラストシナリオまで進めると[[シャピロ・キーツ|シャピロ]]の[[ヴァルシオン]]の[[バイオリレーションシステム]]を破壊する。 |
| + | :味方NPCなので攻撃することはできないが、[[マップ兵器]]で撃墜して[[資金]]を稼ぐことができる。 |
| | | |
| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦α]] | | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | :今回は敵。ミリアルドの[[トールギスIII]]とコンビを組んで登場。後に先にもトールギスでコンビを組んだのは今回だけ。なお、ロボット図鑑では全長が「17.4'''mm'''」になっている。 | + | :今回は敵。ミリアルドの[[トールギスIII]]とコンビを組んで登場。後に先にもトールギスでコンビを組んだのは今回だけ。なお、[[ロボット大図鑑]]では全長が「17.4'''mm'''」になっている。 |
| ;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] | | ;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] |
| : | | : |
35行目: |
42行目: |
| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
− | :終盤にトレーズの搭乗機として出現。トレーズの能力に高いポテンシャルが相まって、作中でも最強クラスの戦闘力を誇る。ガンダムではないので[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の[[エースボーナス]]も効果なし、命中率が高いので「[[集中]]」程度では焼け石に水、[[底力]]と[[ガード]]で殴るほど堅くなる、一緒に出てくる敵も強い、とつけ入る隙がない。 | + | :終盤にトレーズの搭乗機として出現。トレーズの能力に高いポテンシャルが相まって、作中でも最強クラスの戦闘力を誇る。 |
| + | :[[ガンダムタイプ]]の機体ではないので[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の[[エースボーナス]]も効果無し、命中率が高いので「[[集中]]」程度では焼け石に水、[[底力]]と[[ガード]]で殴るほど堅くなる、一緒に出てくる敵も強い、と付け入る隙がない。 |
| | | |
| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;[[スーパーロボット大戦D]] | | ;[[スーパーロボット大戦D]] |
− | :今回は味方で、通常ユニットとして登場。トレーズが自軍から外れても機体は置いていってくれる。使える機体ではあるが、誰を乗せるかは悩む。トーバーガンが[[マップ兵器]]も持ち、特徴は[[ヴァイエイト]]と同じ。[[ガンダムヘビーアームズ改|ヘビーアームズ改]]のマップ武器が弱く、運動性も低いので、性格が冷静の[[トロワ・バートン|トロワ]]を本機に載せるのも手。最終的にはトレーズもこの機体で参戦してくれるので、十分に堪能しよう。スキルパーツに[[ヒット&アウェイ]]を付けるといい働きをする。最終話で出撃出来なくなるのが欠点。 | + | :今回は味方で、通常ユニットとして登場。トレーズが自軍から外れても機体は置いていってくれる。使える機体ではあるが、誰を乗せるかは悩む。 |
| + | :トーバーガンがマップ兵器も持ち、特徴は[[ヴァイエイト]]と同じ。[[ガンダムヘビーアームズ改|ヘビーアームズ改]]のマップ武器が弱く、運動性も低いので、性格が冷静の[[トロワ・バートン|トロワ]]を本機に載せるのも手。 |
| + | :最終的にはトレーズもこの機体で参戦してくれるので、十分に堪能しよう。[[スキルパーツ]]に[[ヒット&アウェイ]]を付けるといい働きをする。最終話で出撃出来なくなるのが欠点。 |
| | | |
| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
50行目: |
60行目: |
| ;[[スーパーヒーロー作戦]] | | ;[[スーパーヒーロー作戦]] |
| :トレーズが乗り、中ボスとして登場。 | | :トレーズが乗り、中ボスとして登場。 |
− | :味方になる事はなく、五飛のアルトロンガンダムとの一騎打ちの末倒される。 | + | :味方になる事はなく、[[張五飛|五飛]]の[[アルトロンガンダム]]との一騎討ちの末倒される。 |
| | | |
| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
| === 武装・[[必殺武器]] === | | === 武装・[[必殺武器]] === |
| ;ドーバーガン | | ;ドーバーガン |
− | :右肩のアタッチメントに装備された携行火器。実体弾とビーム弾の両方を使用可能。長砲身であり、リーオーでは両腕で支えているのだが、本機の場合は出力に物を言わせて片腕で連射・発砲する事ができる。その威力は一発で複数のMSを吹き飛ばし、ガンダリウム合金製のガンダムに対しても効果を示すほどある。 | + | :右肩のアタッチメントに装備された携行火器。実体弾とビーム弾の両方を使用可能。長砲身であり、[[リーオー]]では両腕で支えているのだが、本機の場合は出力に物を言わせて片腕で連射・発砲する事ができる。その威力は一発で複数のMSを吹き飛ばし、ガンダリウム合金製のガンダムに対しても効果を示すほどある。 |
| :;ドーバーガン([[MAP兵器]]版) | | :;ドーバーガン([[MAP兵器]]版) |
− | ::Dのみ実装。一直線上の射程を持つ。 | + | ::[[D]]のみ実装。一直線上の射程を持つ。 |
− | ;ビームサーベル | + | ;[[ビームサーベル]] |
− | :サーベルはシールドの裏に2本装備している。 | + | :ビームサーベルはシールドの裏に2本装備している。 |
− | :再世篇ではトドメ演出がある。 | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]では、'''トレーズらしいエレガントな[[トドメ演出]]がある'''。必見。 |
| ;シールド | | ;シールド |
| :シールドは左肩のアタッチメントと左腕両方に装備可能。 | | :シールドは左肩のアタッチメントと左腕両方に装備可能。 |