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80 バイト除去 、 2015年2月7日 (土) 07:33
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*分類:主戦闘[[バーチャロイド]]
 
*分類:主戦闘[[バーチャロイド]]
 
*頭頂高:16.3m
 
*頭頂高:16.3m
*本体重量:不明
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<!-- *装甲素材:不明 -->
   
*リバース・コンバート形式:モードA-02
 
*リバース・コンバート形式:モードA-02
 
*所属:特捜機動部隊「[[MARZ]]」
 
*所属:特捜機動部隊「[[MARZ]]」
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特捜機動部隊「[[MARZ]]」が制式採用する、主戦闘[[バーチャロイド]]。
 
特捜機動部隊「[[MARZ]]」が制式採用する、主戦闘[[バーチャロイド]]。
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超越公安組織であるMARZは、[[火星]]戦線における限定戦争の公正な進行・運用を維持すべく設立された部隊である、とされた。その運用目的から、必然的に保有する武装に関してもあらゆる敵対要素をその実力により排除する必勝の性能が求められた。MARZ主力機体として制式採用された本機「テムジン747J」は、採算度外視のチューニングが施され、その傾向が顕著に体現されている。</br>
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超越公安組織であるMARZは、[[火星]]戦線における限定戦争の公正な進行・運用を維持すべく設立された部隊である、とされた。その運用目的から、必然的に保有する武装に関してもあらゆる敵対要素をその実力により排除する必勝の性能が求められた。MARZ主力機体として制式採用された本機「テムジン747J」は、採算度外視のチューニングが施され、その傾向が顕著に体現されている。
機体の骨格部位には、元来[[シャドウ (バーチャロン)|シャドウ]]邀撃を主任務とする軍事組織である白檀艦隊「[[白虹騎士団|ホワイト・フリート]]」からの技術供与により、モードA-02でのリバース・コンバート形式を採用。従来のC.A.(企業傘下の軍組織)が保有する標準的な[[バーチャロイド]]とは、一線を画する実存性を獲得した。</br>
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機体の骨格部位には、元来[[シャドウ (バーチャロン)|シャドウ]]邀撃を主任務とする軍事組織である白檀艦隊「[[白虹騎士団|ホワイト・フリート]]」からの技術供与により、モードA-02でのリバース・コンバート形式を採用。従来のC.A.(企業傘下の軍組織)が保有する標準的な[[バーチャロイド]]とは、一線を画する実存性を獲得した。
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また、バーチャロイドの根幹を成すV・コンバータは、瞬間出力2,400%の励起機能を有するK9型を実装。エドガー・グリンプらによるグリンプ・バインダーからフィードバックされた技術体系から開発された新型マインド・ブースターとの相乗効果は、アンベルIV率いる打撃艦隊「フォース」所属のバーチャロイドすら凌駕する性能を獲得するに至った。
 
また、バーチャロイドの根幹を成すV・コンバータは、瞬間出力2,400%の励起機能を有するK9型を実装。エドガー・グリンプらによるグリンプ・バインダーからフィードバックされた技術体系から開発された新型マインド・ブースターとの相乗効果は、アンベルIV率いる打撃艦隊「フォース」所属のバーチャロイドすら凌駕する性能を獲得するに至った。
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テムジン747Jは、兵器として明らかに不相応な性能を単一の戦闘単位であるバーチャロイドに凝縮した、規格外の性能を秘めた超兵器である。</br>
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テムジン747Jは、兵器として明らかに不相応な性能を単一の戦闘単位であるバーチャロイドに凝縮した、規格外の性能を秘めた超兵器である。しかしながら、こうした単機での性能に特化するというMARZの歪曲したVR開発理念は、いざ彼らが各惑星戦域において他の戦闘組織と相対する段に至ると、それが何ら特異な思想では無いという事を思い知らされる事となる…。
しかしながら、こうした単機での性能に特化するというMARZの歪曲したVR開発理念は、いざ彼らが各惑星戦域において他の戦闘組織と相対する段に至ると、それが何ら特異な思想では無いという事を思い知らされる事となる…。
      
''(※テムジン747J 機体解説より引用)''
 
''(※テムジン747J 機体解説より引用)''
    
原作である『[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]』において、比較的序盤から使用可能となる、主人公機的位置付けの[[バーチャロイド]]。同作品において初期状態で使用可能なテムジン707S(型式番号MZV-707-S)の上位機種。</br>
 
原作である『[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]』において、比較的序盤から使用可能となる、主人公機的位置付けの[[バーチャロイド]]。同作品において初期状態で使用可能なテムジン707S(型式番号MZV-707-S)の上位機種。</br>
テムジン707J(型式番号MBV-707-J)シリーズは第二世代型VRの中でも屈指の性能を誇り、地球圏最強の呼び声高き傑作機だった。だが、勝手の異なる火星戦線においては評判通りの力を発揮できず、現地生まれの第三世代型VRを前にして予想外の苦戦を強いられた。この戦訓をもとに、最新鋭第三世代型のテムジン747(型式番号MBV-747)系列機体が開発された。</br>
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テムジン707J(型式番号MBV-707-J)シリーズは第二世代型VRの中でも屈指の性能を誇り、地球圏最強の呼び声高き傑作機だった。だが、勝手の異なる火星戦線においては評判通りの力を発揮できず、現地生まれの第三世代型VRを前にして予想外の苦戦を強いられた。この戦訓をもとに、最新鋭第三世代型のテムジン747(型式番号MBV-747)系列機体が開発された。
MARZは、前述のMZV-707-Sに次ぐ主力機体とすべく、このテムジン747系VRの開発元より技術供与を受け、徹底したチューニングを施した。</br>
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完成した機体「テムジン747J」は、隙も少なく手数を稼げるビームライフル、牽制の粋を遥かに超えた敵弾相殺ボム、反則的威力を誇るソードウェーブを兼ね備え、アーケード版(『電脳戦機バーチャロン フォース』)に登場する標準機体たちを自由自在に蹂躙する超兵器として君臨するに至った。
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MARZは、前述のMZV-707-Sに次ぐ主力機体とすべく、このテムジン747系VRの開発元より技術供与を受け、徹底したチューニングを施した。完成した機体「テムジン747J」は、隙も少なく手数を稼げるビームライフル、牽制の粋を遥かに超えた敵弾相殺ボム、反則的威力を誇るソードウェーブを兼ね備え、アーケード版(『電脳戦機バーチャロン フォース』)に登場する標準機体たちを自由自在に蹂躙する超兵器として君臨するに至った。この機体の性能と入手の容易さが、『[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]』をして「'''テムジンゲー'''」と言わしめる一因である(他の登場機種たちの冷遇っぷりも含めて。原作では、性能面を更に向上させたマイナーチェンジ版「MZV-747-J/V」という指揮官機体も存在しているが、残念ながらSRWには登場しない)。
この機体の性能と入手の容易さが、『[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]』をして「'''テムジンゲー'''」と言わしめる一因である(他の登場機種たちの冷遇っぷりも含めて。原作では、性能面を更に向上させたマイナーチェンジ版「MZV-747-J/V」という指揮官機体も存在しているが、残念ながらSRWには登場しない)。
      
なお、機体名の「テムジン」はモンゴル帝国の初代皇帝チンギス・ハーン(1162年頃?~1227年)の本名から取られていると思われる。
 
なお、機体名の「テムジン」はモンゴル帝国の初代皇帝チンギス・ハーン(1162年頃?~1227年)の本名から取られていると思われる。