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;時間の環
 
;時間の環
 
:無印Zのはるか古から延々と続いてきた、1億2000年周期で訪れる無限平行世界の分離・再融合の繰り返しのこと。Zの時点では時空振動弾発動→時空崩壊で融合→黒歴史に突入して分岐→どこかの世界で時空振動弾発動……というループだったが、ZEUTHにより切断。だが、これによって閉ざされていた可能性、特にアクエリオンと天翅族の因果が解放され、時獄篇の時点では後述の黒歴史がスラングとなるほど未来の時系列……つまり「EVOL」の世界が時間の環に組み込まれ、さらに時間の環それ自体が最後の一周に突入しているらしい。つまり時間の環には次の周回がなく、その末端に存在するのが「根源的な災厄」の訪れによる「神話の果ての終焉」であろうと考えられる。宇宙魔王やグーラがかつていた宇宙はこの時間の環の終焉により崩壊している。
 
:無印Zのはるか古から延々と続いてきた、1億2000年周期で訪れる無限平行世界の分離・再融合の繰り返しのこと。Zの時点では時空振動弾発動→時空崩壊で融合→黒歴史に突入して分岐→どこかの世界で時空振動弾発動……というループだったが、ZEUTHにより切断。だが、これによって閉ざされていた可能性、特にアクエリオンと天翅族の因果が解放され、時獄篇の時点では後述の黒歴史がスラングとなるほど未来の時系列……つまり「EVOL」の世界が時間の環に組み込まれ、さらに時間の環それ自体が最後の一周に突入しているらしい。つまり時間の環には次の周回がなく、その末端に存在するのが「根源的な災厄」の訪れによる「神話の果ての終焉」であろうと考えられる。宇宙魔王やグーラがかつていた宇宙はこの時間の環の終焉により崩壊している。
:なお「1万2000年の環」とは宇宙の生まれ変わる周期を現す。
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:なお「1万2000年の環」とは宇宙の生まれ変わる周期を現している。この時間の環は1万2000年を1回のループとして死と新生を行い、それを何度か繰り返したところでシンカの階梯が進むと次の時代に突入する。これが「獣の時代」「水の時代」「風の時代」「火の時代」「太陽の時代」であり、「太陽の時代」に突入するとその宇宙の人間はシンカの最終階梯に差し掛かり、ここで正しくシンカできれば己の存在をそのままにアセンションが成功する。ただし、「太陽の時代」は時間の環の最後の部分であるため、この時代が終わると環自体がなくなり、次の宇宙が始まる。この時、シンカを遂げていない生命体は時間の環の再構築についていけず全滅することになる。
 
;「神」
 
;「神」
:太極を語る上で外せないファクター。「不死であり、そうであることを望み、己を神と自覚する存在」。現在のところ該当するのは[[ハーデス神]]、[[ゼウス神]]、[[ワイズマン]]、[[アーカーシャの剣]]の集合無意識(「神の存在」)、[[宇宙魔王]]など。候補は[[不動ZEN]]、[[渚カヲル]]。何らかの方法で正誤を問わずシンカを遂げた存在が該当するが、正しくシンカしていない場合は人の姿を保っていない(人の「形」をしていても怪物じみている)。
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:太極を語る上で外せないファクター。「不死であり、そうであることを望み、己を神と自覚する、永遠を得た存在」。現在のところ該当するのは[[ハーデス神]]、[[ゼウス神]]、[[ワイズマン]]、[[アーカーシャの剣]]の集合無意識(「神の存在」)、[[宇宙魔王]]など。候補は[[不動ZEN]]、[[渚カヲル]]。何らかの方法で正誤を問わずシンカを遂げた存在が該当するが、正しくシンカしていない場合は人の姿を保っていない(人の「形」をしていても怪物じみている)。
 
:なお、[[ルルーシュ・ランペルージ]]は再世戦争で突入した[[アーカーシャの剣]]において「神」と形容された集合無意識にギアスを使用しており、そのせいか「神の存在の継承者」と呼ばれている。
 
:なお、[[ルルーシュ・ランペルージ]]は再世戦争で突入した[[アーカーシャの剣]]において「神」と形容された集合無意識にギアスを使用しており、そのせいか「神の存在の継承者」と呼ばれている。
 
;「御使い」/「彼ら」
 
;「御使い」/「彼ら」
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:ゼウス神の言を踏まえると、これらのファクターは恐らく、'''人間の進化の過程そのものの暗喩'''だと思われる。
 
:ゼウス神の言を踏まえると、これらのファクターは恐らく、'''人間の進化の過程そのものの暗喩'''だと思われる。
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:''人間は生命体であり、そこにはどんなに進化しても消えることのない本能、生きるための闘争心である「'''獣の血'''」が流れている。<br/>そして、それを持った人間は己と異なるダレカ、他のナニカを受け入れることを知り、心を通わせることで、澄み渡る「'''水の交わり'''」に至り、さらなる一歩を踏み出す。<br/>踏み出した人間は、まるでドリルで掘り進むように新たな場所を、ものを切り開き、螺旋を描くようにして進化していく。風を巻いて天へと伸びる螺旋、その辿り着く先は、「'''風の行き先'''」のように不確かで、定められていない。<br/>しかし、どんな道を辿ろうと、進化を続ける限り人間はいずれ文明に至る。螺旋の力によって発展を続ける文明は、やがてプロメテウスに準えられる「'''火の文明'''」を実現し、その力によって大地を離れ、宇宙へと生活の場を求める。<br/>過酷な環境で生きていくために人は誤解なき相互理解を求め、獣が鳥にシンカするように、その本質そのものの変革を迫られる。<br/>それを乗り越えた先に、人は全ての始まりにして終わりたる真理を、まるで「'''太陽の輝き'''」のように明らかなものとして知る。<br/>そして、人はシンカを遂げ、神となる。''
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:''人間は生命体であり、そこにはどんなに進化しても消えることのない本能、生きるための闘争心である「'''獣の血'''」が流れている。<br/>そして、それを持った人間は己と異なるダレカ、他のナニカを受け入れることを知り、「'''水の交わり'''」の如く一つに繋がり、融和することで新たな境地を見る。<br/>踏み出した人間は、まるでドリルで掘り進むように新たな場所を、ものを切り開き、螺旋を描くようにして進化していく。風を巻いて天へと伸びる螺旋、その辿り着く先は、「'''風の行き先'''」のように不確かで、定められていない。<br/>しかし、どんな道を辿ろうと、進化を続ける限り人間はいずれ文明に至る。螺旋の力によって発展を続ける文明は、やがてプロメテウスに準えられる「'''火の文明'''」を実現し、その力によって大地を離れ、宇宙へと生活の場を求める。<br/>過酷な環境で生きていくために人は誤解なき相互理解を求め、獣が鳥にシンカするように、その本質そのものの変革を迫られる。<br/>それを乗り越えた先に、人は全ての始まりにして終わりたる真理を、まるで「'''太陽の輝き'''」のように明らかなものとして知る。<br/>そして、人はシンカを遂げ、神となる。''
    
;[[スパイラルネメシス]]
 
;[[スパイラルネメシス]]
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