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=== 原作漫画版 ===
 
=== 原作漫画版 ===
久嵩の懐刀であり、常に彼の隣に控えている。彼への心酔はかなり深く、久嵩を罵倒した浩一をその場で殺そうとするなど筋金入り。こちらの彼は浩一から「ロン毛野郎」と呼ばれ、嫌われている。戦闘技術は加藤機関の中でもトップクラスの腕前を誇り、[[グラン・ネイドル]]で接近戦をやってのけるなどの神業も披露した。
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戦闘技術は加藤機関の中でもトップクラスの腕前を誇り、[[グラン・ネイドル]]で接近戦をやってのけるなどの神業も披露した。
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非常に冷静な性格で、ともすれば人間としての感情がないかのような印象を与えるほど無機質な言動を取る。しかし、実際はかなり感情の起伏が激しく、予想外の事態に直面した場合など、外面に情動反応が出るコトもたまにある。一人称は素だと「僕」。
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非常に冷静な性格で、ともすれば人間としての感情がないかのような印象を与えるほど無機質な言動を取るが、予想外の事態に直面した場合など、外面に情動反応が出るコトもたまにある。一人称は素だと「僕」。
    
何らかの事情でわけもわからぬまま[[ファクター]]になったらしく、[[ネイキッド]]のコクピットでパニックに陥っている所を当時加藤機関にいた石神に保護された経緯がある。そのため彼が[[ジュダ]]のファクターになった際は我が事のように喜んでいたが、後に石神が機関を去った際にそれが憎しみに反転し、怒りを抱いている。当時はスーツを着ており、石神の離脱後にJUDA特務室の制服として使われている。<br/>
 
何らかの事情でわけもわからぬまま[[ファクター]]になったらしく、[[ネイキッド]]のコクピットでパニックに陥っている所を当時加藤機関にいた石神に保護された経緯がある。そのため彼が[[ジュダ]]のファクターになった際は我が事のように喜んでいたが、後に石神が機関を去った際にそれが憎しみに反転し、怒りを抱いている。当時はスーツを着ており、石神の離脱後にJUDA特務室の制服として使われている。<br/>
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=== アニメ版 ===
 
=== アニメ版 ===
久嵩の指示を受け、各地にスフィアを設置するなど詳細不明の作戦を遂行する。その詳細を機関内で唯一知る人物であり、謎が多い。久嵩の無茶を嗜めることもしばしばあり、浩一からは「御託野郎」と呼ばれ、やっぱり嫌われている。しかし、それらの顔は全て偽りであり、本来の素性は[[高蓋然性世界]]の[[マキナ人間]]。
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久嵩の指示を受け、各地にスフィアを設置するなど詳細不明の作戦を遂行する。その詳細を機関内で唯一知る人物であり、謎が多い。久嵩の無茶を嗜めることもしばしばあり、
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[[統一意志セントラル]]の尖兵にして久嵩の監視役であり、機関とセントラルの連絡役でもある。思考ネットワークに組み込まれた[[マキナ人間]]であるため「菅原マサキ」という人物の個我はほとんど存在しないが、あくまでも統一を拒む浩一に対し、彼のいう「正義」を否定した際に珍しく感情的になるなど、完全に自我が消失しているわけではない。とはいえ、その行動はまず[[セントラル]]による統一ありきのものであるため、[[JUDA]]や加藤機関とは絶対的に相容れず、敵対することになる。完全防御を誇る強化型グラン・ネイドル、[[ラインバレル]]以外で唯一「オーバーライド」を実装したネイキッドで立ち塞がり、最後には巨大マキナと融合してJUDA特務室と死闘を繰り広げたが、最後はエグゼキューターの直撃を受けて死亡した。
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本来の素性は[[高蓋然性世界]]の[[マキナ人間]]。[[統一意志セントラル]]の尖兵にして久嵩の監視役であり、機関とセントラルの連絡役でもある。思考ネットワークに組み込まれた[[マキナ人間]]であるため「菅原マサキ」という人物の個我はほとんど存在しないが、あくまでも統一を拒む浩一に対し、彼のいう「正義」を否定した際に珍しく感情的になるなど、完全に自我が消失しているわけではない。とはいえ、その行動はまず[[セントラル]]による統一ありきのものであるため、[[JUDA]]や加藤機関とは絶対的に相容れず、敵対することになる。完全防御を誇る強化型グラン・ネイドル、[[ラインバレル]]以外で唯一「オーバーライド」を実装したネイキッドで立ち塞がり、最後には巨大マキナと融合してJUDA特務室と死闘を繰り広げたが、最後はエグゼキューターの直撃を受けて死亡した。
 
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こちらのマサキは、原作漫画版初期の冷徹なキャライメージをもとに設定されている。
      
==登場作品と役柄==
 
==登場作品と役柄==
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:概ねアニメ版準拠で、物語の各所で暗躍しており、本作の最大の黒幕格の人物である。また、本作のオリジナル敵組織である[[GreAT]]とも深い関係がある。顔グラフィックは通常、ファクターアイ、マキナ人間の3つ存在する。
 
:概ねアニメ版準拠で、物語の各所で暗躍しており、本作の最大の黒幕格の人物である。また、本作のオリジナル敵組織である[[GreAT]]とも深い関係がある。顔グラフィックは通常、ファクターアイ、マキナ人間の3つ存在する。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:原作漫画版準拠で登場の為、マキナ人間でもないし黒幕でもない。声を担当した千葉氏もこの作品でスパロボ初参加となった。Lほど厄介な敵ではないが、やはり強い。三部中盤で味方として参入。
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:原作漫画版準拠で登場。声を担当した千葉氏もこの作品でスパロボ初参加となった。Lほど厄介な敵ではないが、やはり強い。三部中盤で味方として参入。
    
==パイロットステータス設定の傾向==
 
==パイロットステータス設定の傾向==
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=== 原作漫画版 ===
 
=== 原作漫画版 ===
 
;[[加藤久嵩]]
 
;[[加藤久嵩]]
:上官。彼の掲げる理想に心酔しており、彼の右腕として行動する。また、その縁で加藤機関真の目的や「オーバーライド」の真実も知らされている。
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:上官。彼の掲げる理想に心酔しており、久嵩を罵倒した浩一をその場で殺そうとするなど筋金入り。彼の右腕として行動する。また、その縁で加藤機関真の目的や「オーバーライド」の真実も知らされている。
 
;[[石神邦生]]
 
;[[石神邦生]]
 
:元上官。育ての親的存在で彼に裏切られたと思い込んだことが現在のマサキの性格を作ったと言っても良い。ヒトマキナとの戦いのために袂を分かたれることになり和解できないまま死別することに。UXで石神が生還した場合は和解し共闘を果たす。
 
:元上官。育ての親的存在で彼に裏切られたと思い込んだことが現在のマサキの性格を作ったと言っても良い。ヒトマキナとの戦いのために袂を分かたれることになり和解できないまま死別することに。UXで石神が生還した場合は和解し共闘を果たす。
 
;[[早瀬浩一]]
 
;[[早瀬浩一]]
:JUDA所属のファクター。何度か相対するが思想的にも性格的にも戦闘スタイル的にも、とにかく相性が悪い。
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:「ロン毛野郎」と呼ばれ、嫌われている。何度か相対するが思想的にも性格的にも戦闘スタイル的にも、とにかく相性が悪い。
 
;[[真田八十介]]
 
;[[真田八十介]]
 
:二番隊隊長。彼には一目置いている。
 
:二番隊隊長。彼には一目置いている。
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:上官。アニメ版では機関に所属しながら彼の行動を逐一監視していたが、自身が意識を統一したマキナ人間である事が祟って読み切れなかった。
 
:上官。アニメ版では機関に所属しながら彼の行動を逐一監視していたが、自身が意識を統一したマキナ人間である事が祟って読み切れなかった。
 
;[[早瀬浩一]]
 
;[[早瀬浩一]]
:宿敵。彼の『正義』とマサキの『統一』は決定的に相容れない。
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:宿敵。「御託野郎」と呼ばれ、やっぱり嫌われている。
 
;[[中島宗美]]、[[桐山英治]]
 
;[[中島宗美]]、[[桐山英治]]
 
:浩一に敗れた彼らをマキナ人間化した。
 
:浩一に敗れた彼らをマキナ人間化した。
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=== アニメ版 ===
 
=== アニメ版 ===
 +
;「随分と下らない人間をファクターにしたものだな、ラインバレル」
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:浩一との戦闘台詞。マサキの戦闘台詞はどれもこれも、ファクターではなく機体に語りかけるものが多い。
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;「アパレシオンでこちらの射程内に踏み込むなど、愚かな行為だ」
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:矢島との戦闘台詞。矢島には防御系の精神コマンドがない上マサキは命中が高いため、ある意味正しい(ちなみに原作においては、電磁迷彩作動中のアパレシオンなら接近に気付かれることはなかった)。
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;「お前もファクターならば、抵抗など無意味とわかるだろう」<br/>「つまらぬファクターに興味はない。削除を開始する」
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:ファクター勢との戦闘台詞。原作通りにマキナ勢で立ち回ろうとするとよく見ることになる。
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;「沢渡、抵抗など無意味だ」
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:沢渡との戦闘セリフ。原作で対峙することはなかったので、オリジナル台詞である。この他「我らと一つになれ」「アルマなどで我らに勝つつもりとは……愚かだな」のバリエーションがあり、ユリアンヌにも同様の台詞で対応する。
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;「ラインバレルだけが特別ではないことを証明してやろう」<br/>「セントラルの技術力を持ってすれば」<br/>「オーバーライドなど造作もない」
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:オーバーライド使用時の台詞パターンその1。ラインバレルの特権ではないのだろうが、恐るべきはそれを容易に実現したセントラルというべきか。
 
;「早瀬浩一か…」<br/>(単なる子供としか思えんが…加藤総司令は早瀬浩一を『想像以上の少年』と評していた)<br/>(何がそう思わせるのか…)
 
;「早瀬浩一か…」<br/>(単なる子供としか思えんが…加藤総司令は早瀬浩一を『想像以上の少年』と評していた)<br/>(何がそう思わせるのか…)
 
:「放課後の来訪者」における浩一との戦闘前会話。これ以後、マサキは浩一に対する注目を強めることになる。
 
:「放課後の来訪者」における浩一との戦闘前会話。これ以後、マサキは浩一に対する注目を強めることになる。
 
;「ラインバレル以外のマキナに用はない…ハイブリッドな機体であってもそれは同様だ」<br/>「脆弱なパイロットに弄ばれ、本来の力が出しきれぬようでは機体が泣く」
 
;「ラインバレル以外のマキナに用はない…ハイブリッドな機体であってもそれは同様だ」<br/>「脆弱なパイロットに弄ばれ、本来の力が出しきれぬようでは機体が泣く」
 
:「神獣覚醒」にてJUDA特務室の面々に対して。明らかに彼らを脅威として見ていないことがわかる。
 
:「神獣覚醒」にてJUDA特務室の面々に対して。明らかに彼らを脅威として見ていないことがわかる。
;「アパレシオンでこちらの射程内に踏み込むなど、愚かな行為だ」
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:矢島との戦闘台詞。矢島には防御系の精神コマンドがない上マサキは命中が高いため、ある意味正しい(ちなみに原作においては、電磁迷彩作動中のアパレシオンなら接近に気付かれることはなかった)。
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;「随分と下らない人間をファクターにしたものだな、ラインバレル」
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:浩一との戦闘台詞。マサキの戦闘台詞はどれもこれも、ファクターではなく機体に語りかけるものが多い。
   
;「我々はクローニング技術の失敗……限界に達したエネルギー問題解消のため、人類によって生み出された……」
 
;「我々はクローニング技術の失敗……限界に達したエネルギー問題解消のため、人類によって生み出された……」
 
:「正義のために」におけるマキナ人間誕生の一因。
 
:「正義のために」におけるマキナ人間誕生の一因。
 
;「あくまでも人としての死を望むか。ならば、お前の守ろうとするものごと消し去ってやろう…!」
 
;「あくまでも人としての死を望むか。ならば、お前の守ろうとするものごと消し去ってやろう…!」
 
:「正義のために」でネイキッドに乗り換えたのち、浩一と決定的に相容れないことがはっきりした直後。Lのマサキはセントラルの中心的存在らしく、そこかしこに「菅原マサキ」の個我が垣間見られる。
 
:「正義のために」でネイキッドに乗り換えたのち、浩一と決定的に相容れないことがはっきりした直後。Lのマサキはセントラルの中心的存在らしく、そこかしこに「菅原マサキ」の個我が垣間見られる。
;「ラインバレルだけが特別ではないことを証明してやろう」<br/>「セントラルの技術力を持ってすれば」<br/>「オーバーライドなど造作もない」
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:オーバーライド使用時の台詞パターンその1。ラインバレルの特権ではないのだろうが、恐るべきはそれを容易に実現したセントラルというべきか。
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;「お前もファクターならば、抵抗など無意味とわかるだろう」<br/>「つまらぬファクターに興味はない。削除を開始する」
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:ファクター勢との戦闘台詞。原作通りにマキナ勢で立ち回ろうとするとよく見ることになる。
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;「沢渡、抵抗など無意味だ」
  −
:沢渡との戦闘セリフ。原作で対峙することはなかったので、オリジナル台詞である。この他「我らと一つになれ」「アルマなどで我らに勝つつもりとは……愚かだな」のバリエーションがあり、ユリアンヌにも同様の台詞で対応する。
   
;「城崎天児の設計理念は理解不可能」<br/>「激発する感情の力を以って現状を打破する……不確定要素に依存した非現実的な戦略だ」<br/>「削除を開始する」
 
;「城崎天児の設計理念は理解不可能」<br/>「激発する感情の力を以って現状を打破する……不確定要素に依存した非現実的な戦略だ」<br/>「削除を開始する」
 
:セントラルとの融合時の台詞。本編における「菅原マサキ」としての最後の台詞である。感情の力によってその能力を発揮するラインバレルと、感情を殺すことにより安定した力を発揮するセントラルのマキナ、その勝敗は……。
 
:セントラルとの融合時の台詞。本編における「菅原マサキ」としての最後の台詞である。感情の力によってその能力を発揮するラインバレルと、感情を殺すことにより安定した力を発揮するセントラルのマキナ、その勝敗は……。
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