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*全高:5.24m
*全高:5.24m
*重量:8.17t
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*[[動力・エンジン・エネルギー|動力]]:[[ユグドラシルドライブ]]
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*[[動力]]:[[ユグドラシルドライブ]]
*エネルギー:[[エナジーフィラー]]
*エネルギー:[[エナジーフィラー]]
*推進機関:エナジーウイング、高機走駆動輪(ランドスピナー)
*推進機関:エナジーウイング、高機走駆動輪(ランドスピナー)
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*メカニックデザイン:中田栄治
*メカニックデザイン:中田栄治
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紅蓮可翔式の強化型[[ナイトメアフレーム|KMF]]。[[中華連邦]]での戦いで鹵獲され、[[神聖ブリタニア帝国|ブリタニア]]に引き渡された後にロイドとセシルによって強化改造が施された。
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紅蓮可翔式の強化型[[ナイトメアフレーム]]。[[中華連邦]]での戦いで鹵獲され、[[神聖ブリタニア帝国]]に引き渡された後に[[ロイド・アスプルンド]]と[[セシル・クルーミー]]によって強化改造が施されてハイスペックになった。
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最大の特徴である背部エナジーウイングは赤い八枚羽。それによる防御姿勢を取り、なおかつそのまま高速飛行が可能というハイスペックぶりを発揮している。無論攻撃面も例外ではなく、最大の武器である輻射波動腕部にも改良が施されており、ハドロンブラスターすらしのぎ切るほどの出力、輻射波動砲弾を円盤状に収束させてカッターのように用いたり、レーザーのように一点へ照射できるなど、攻撃バリエーションも増加した。
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最大の特徴である背部エナジーウイングは赤い八枚羽。それによる防御姿勢を取り、なおかつそのまま高速飛行が可能。最大の武器である輻射波動腕部にも改良が施されており、ハドロンブラスターすらしのぎ切るほどの出力、輻射波動砲弾を円盤状に収束させてカッターのように用いたり、レーザーのように一点へ照射できるなど、攻撃バリエーションも増加した。
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またロイドの考案により、[[ガウェイン]]に搭載されていたスラッシュフィスト機能が加えられている。これによって、右前腕部のみを有線射出・飛行させて自由自在に操作する機構が追加され、離れた敵への輻射波動照射や、より自由度の高い輻射波動砲弾による攻撃も可能となった。他にも切断力に特化した形状の大型飛燕爪牙を肩部に2基装備するほか、MVSへと改良され破壊力が大幅に上昇した呂号乙型特斬刀など、通常武器も順当に強化されている。
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また、ロイドの考案により、[[ガウェイン]]に搭載されていたスラッシュフィスト機能が加えられている。これによって、右前腕部のみを有線射出・飛行させて自由自在に操作する機構が追加され、離れた敵への輻射波動照射や、より自由度の高い輻射波動砲弾による攻撃も可能となった。他にも切断力に特化した形状の大型飛燕爪牙を肩部に2基装備するほか、MVSへと改良され破壊力が大幅に上昇した呂号乙型特斬刀など、通常武器も順当に強化されている。
唯一にして最大の欠点は、「誰かが乗る」という大前提をすっかり忘れたロイドとセシルが趣味全開で改造した結果、あまりのハイスペックさに扱えるデヴァイサーがブリタニア側にいなくなってしまったこと。乗りこなせるとしたらスザクくらいであろう、との理由からこの機体に対する警戒は緩かったのだが、結果としてそれが仇となり、カレンが脱走した際に奪い返し、そのまま搭乗することになった。
唯一にして最大の欠点は、「誰かが乗る」という大前提をすっかり忘れたロイドとセシルが趣味全開で改造した結果、あまりのハイスペックさに扱えるデヴァイサーがブリタニア側にいなくなってしまったこと。乗りこなせるとしたらスザクくらいであろう、との理由からこの機体に対する警戒は緩かったのだが、結果としてそれが仇となり、カレンが脱走した際に奪い返し、そのまま搭乗することになった。
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その圧倒的戦闘力は初陣の時点でいかんなく発揮されており、出力6割の状態でコンクエスター含むKMF部隊を一蹴。最終決戦では黒の騎士団の最前線に立ち、ブリタニア側のKMFやC.C.駆るフロンティアを瞬く間に薙ぎ倒し、スザク駆るアルビオンと激突。両腕・頭部を破壊され戦闘不能に陥ったものの、相討ちで放った一撃がアルビオンを破壊した。<br/>
その圧倒的戦闘力は初陣の時点でいかんなく発揮されており、出力6割の状態でコンクエスター含むKMF部隊を一蹴。最終決戦では黒の騎士団の最前線に立ち、ブリタニア側のKMFやC.C.駆るフロンティアを瞬く間に薙ぎ倒し、スザク駆るアルビオンと激突。両腕・頭部を破壊され戦闘不能に陥ったものの、相討ちで放った一撃がアルビオンを破壊した。<br/>
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終戦後はラクシャータの手で修復され、次世代機のテストベッドとして使用されている。<br/>
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終戦後はラクシャータの手で修復され、次世代機のテストベッドとして使用されている。その性能と活躍から、まさしく『コードギアス』最強のKMFと言っても過言ではない。
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その性能と活躍から、まさしく『コードギアス』最強のKMFと言っても過言ではない。
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ちなみにこの機体が生まれたのにはこのような経緯がある。<br/>
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ちなみにこの機体が生まれたのにはこのような経緯がある。
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ロイドは元々コンクエスターの出来に満足しておらず、機動性を重視した機体に仕上げようとしていた。しかし、火力源のハドロン・ブラスターを乗せれば機動力が落ちる→エナジーウイングを採用するには関節など各部を強化せねばならない→それでは改修の間スザクが乗る機体がない→だからと言って機体ごと新造すれば金がかかる……と言ったジレンマに悩まされていた。<br/>
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#ロイドは元々コンクエスターの出来に満足しておらず、機動性を重視した機体に仕上げようとしていた
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#しかし、火力源のハドロン・ブラスターを乗せれば機動力が落ちる
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#エナジーウイングを採用するには関節など各部を強化せねばならない
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#それでは改修の間スザクが乗る機体がないだからと言って機体ごと新造すれば金がかかる
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と言ったジレンマに悩まされていた。<br/>
そんな折に中華連邦で鹵獲された紅蓮可翔式が運ばれてきたため、これ幸いと趣味全開の改造を施した結果、この聖天八極式が完成したのである。その意味では、この機体は[[ランスロット・アルビオン]]の試作ともいえる。
そんな折に中華連邦で鹵獲された紅蓮可翔式が運ばれてきたため、これ幸いと趣味全開の改造を施した結果、この聖天八極式が完成したのである。その意味では、この機体は[[ランスロット・アルビオン]]の試作ともいえる。
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== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
=== [[Zシリーズ]] ===
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
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:40話「歌え、誰かのために」で堂々登場。原作とは違い初陣の相手は[[次元獣]]と[[モビルドール]]だが、カレンの能力と相まって異様なまでに強い。ここまでにエース&改造を施しているなら、文句なしに自軍最強の戦力として最終話まで運用していける。
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:40話「歌え、誰かのために」で登場。原作とは違い初陣の相手は[[次元獣]]と[[モビルドール]]だが、カレンの能力と相まって異様なまでに強い。ここまでにエース&改造を施しているなら、文句なしに自軍最強の戦力として最終話まで運用していける。
:泣き所はENの少なさ。ユグドラシルドライブや[[GNドライヴ|補助GNドライヴ]]をつけて補おう。なお、このスペックにしてパーツスロットが三つもあるので、選択次第では本当に最強の機体となる。ちなみにこいつも'''[[真ゲッターロボ|ゲッター]]ばりの物理法則もあったもんじゃないジグザグ機動をする'''(一応原作再現)。
:泣き所はENの少なさ。ユグドラシルドライブや[[GNドライヴ|補助GNドライヴ]]をつけて補おう。なお、このスペックにしてパーツスロットが三つもあるので、選択次第では本当に最強の機体となる。ちなみにこいつも'''[[真ゲッターロボ|ゲッター]]ばりの物理法則もあったもんじゃないジグザグ機動をする'''(一応原作再現)。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
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:同世代機。
:同世代機。
;[[紅蓮可翔式]]
;[[紅蓮可翔式]]
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:この機体の改造前。
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:改造前。
;ガニメデ
;ガニメデ
:KMF開発競争で製作された試作機。採用は見送られたが、本機にはその技術が生かされている。SRW未登場。
:KMF開発競争で製作された試作機。採用は見送られたが、本機にはその技術が生かされている。SRW未登場。
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== 商品情報 ==
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<amazon>B002G01EJS</amazon><amazon>B005MV90NA</amazon><amazon>B00RJJQ9DC</amazon><amazon>B003H0S9OE</amazon>
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{{DEFAULTSORT:くれん せいてんはつきよくしき}}
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[[Category:登場メカか行]]
[[Category:登場メカか行]]
[[Category:コードギアスシリーズ]]
[[Category:コードギアスシリーズ]]