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| *開発:[[地球連合軍]] | | *開発:[[地球連合軍]] |
| *所属:[[地球連合軍]]、[[オーブ軍]](アメノミハシラ) | | *所属:[[地球連合軍]]、[[オーブ軍]](アメノミハシラ) |
− | *主なパイロット:[[エドワード・ハレルソン]]、他 | + | *主なパイロット:[[エドワード・ハレルソン]] |
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− | [[地球連合軍]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。万能機開発計画「リビルド1416プログラム」によって生み出された機体で、原型機の[[カラミティガンダム|カラミティ]]と違い、[[ソードストライクガンダム|ソードストライカー]]由来の接近戦用装備に変更されている。多彩な射撃兵装を取り除いた事により、重量はカラミティより軽量であり、OSも[[ナチュラル]]が扱えるものに変更された。初号機から3号機までがロールアウトしており、初号機はカラミティの装備を換装する形で造られている。その為、変更した装備以外の部分はカラミティと同じカラーリングとなっている(2、3号機は赤いカラーリング)。 | + | [[地球連合軍]]が開発した試作型[[モビルスーツ]]。<br /> |
| + | 万能機開発計画「リビルド1416プログラム」によって生み出された機体で、原型機の[[カラミティガンダム|カラミティ]]と違い、[[ソードストライクガンダム|ソードストライカー]]由来の接近戦用装備に変更されている。多彩な射撃兵装を取り除いた事により、重量はカラミティより軽量であり、OSも[[ナチュラル]]が扱えるものに変更された。<br /> |
| + | 初号機から3号機までがロールアウトしており、初号機はカラミティの装備を換装する形で造られている。その為、変更した装備以外の部分はカラミティと同じカラーリングとなっている(2、3号機は赤いカラーリング)。 |
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− | 初号機は元々データ収集用で、収集が完了した後は別装備へ再改装される予定だったが、戦局の推移により、そのままの状態で[[デトロイト]]の国防連合企業体の工場に保管されていた。その後、戦後の南アメリカ独立戦争にてレナ・イメリアが搭乗し、エドワード・ハレルソンの乗る2号機と戦闘になり、相討ちとなって撃破されている。2号機と3号機はそれぞれ、エドワード・ハレルソンと[[ソキウス|フォー・ソキウス]]が搭乗。ビクトリア基地奪還作戦に投入され、高い戦果を挙げた。その後、3号機はパイロット共々、[[ロンド・ギナ・サハク]]に譲り渡された。2号機は[[第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦]]などでも連合軍の戦力として投入されたが、戦後にエドと共に軍を脱走する。南アメリカ軍の戦力として戦ったが、初号機との戦闘で相打ちに近い形で勝利するも、本機も大破した。なお、初号機と2号機はその後、カイト・マディガンによって密かに回収・修復され、彼のコレクションに加えられた。
| + | 弱点をフォローしたバリエーション機と言えば聞こえはいいが、元々砲撃戦用の機体であるカラミティを、わざわざ対極に位置する接近戦用に装備を変更するという、長所を丸々台無しにした本末転倒な発想の下に作られた機体……という言い方も成り立つ。しかし、それで優秀な戦果を上げてしまえるのだから、元のカラミティのポテンシャルの高さが伺える。<br /> |
| + | 尤も、見栄えやバランスは悪いがカラミティとソードカラミティの装備を半々で装備したら確かに隙は小さくなるが、武装の複雑化によりそうそう扱えるような機体ではなくなるので致し方なしか。 |
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− | 弱点をフォローしたバリエーション機と言えば聞こえはいいが、元々砲撃戦用の機体であるカラミティを、わざわざ対極に位置する接近戦用に装備を変更するという、長所を丸々台無しにした本末転倒な発想の下に作られた機体……という言い方も成り立つ。しかし、それで優秀な戦果を上げてしまえるのだから、元のカラミティのポテンシャルの高さが伺える。
| + | 初号機は元々データ収集用で、収集が完了した後は別装備へ再改装される予定だったが、戦局の推移により、そのままの状態で[[デトロイト]]の国防連合企業体の工場に保管されていた。その後、戦後の南アメリカ独立戦争にてレナ・イメリアが搭乗し、エドワード・ハレルソンの乗る2号機と戦闘になり、相討ちとなって撃破されている。<br /> |
− | 尤も、見栄えやバランスは悪いがカラミティとソードカラミティの装備を半々で装備したら確かに隙は小さくなるが、武装の複雑化によりそうそう扱えるような機体ではなくなるので致し方なしか。
| + | 2号機と3号機はそれぞれ、エドワード・ハレルソンと[[ソキウス|フォー・ソキウス]]が搭乗。ビクトリア基地奪還作戦に投入され、高い戦果を挙げた。その後、3号機はパイロット共々、[[ロンド・ギナ・サハク]]に譲り渡された。<br /> |
| + | 2号機は[[第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦]]などでも連合軍の戦力として投入されたが、戦後にエドと共に軍を脱走する。南アメリカ軍の戦力として戦ったが、初号機との戦闘で相打ちに近い形で勝利するも、本機も大破した。<br /> |
| + | なお、初号機と2号機はその後、カイト・マディガンによって密かに回収・修復され、彼のコレクションに加えられた。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |