惑星ランプレート

惑星ランプレートとは、『機甲界ガリアン』に登場するクレセント大銀河の中央星域に属する惑星の一つで、征服王マーダルの生まれ故郷。

概要編集

2万年の昔、惑星アーストで高度な文明を誇り、戦いを繰り返していた人々が理想郷を求め、そこで出会った精神的に同レベルにある異星人達と共に作り上げた無数の人工天体の一つ。

その人工天体群を管理するために成立した高度文明連合過去の(戦いに満ちた)歴史が繰り返されることを恐れ、住民の感情を統制するようになり、その結果、人々は闘争本能を失い、異様なまでの無気力が星を支配することとなった。

物語終盤、ジョジョ達ごとマーダルがランプレートへ転移。マーダルはランプレートの人々を虐殺し、恐怖と憎しみによって人々を覚醒させようとするが、この争いを良しとしない高度文明連合はイレイザー発動を決定。その光によってランプレートに残ったマーダルやハイおよび住民もろとも消滅する事になった。

関連用語編集

高度文明連合
クレセント大銀河を支配する巨大な国家連合。
イレイザー
高度文明連合に伝わる重力破動兵器。その重力破動は、1.6パーセク(=5.216光年)範囲内[1]の星々を原子に帰す威力を持つ。

登場作品編集

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦BX
初登場作品。終盤である第45話「伝説の光芒」にてマーダル軍および機界31原種との決着を付ける地となる。
今作でもマーダル軍の虐殺に加えてZマスターが出現した事で、争いの種を排除すべく高度文明連合がイレイザーを発動するが、Zマスターには効かずあっけなく破壊されたため、原作と違い消滅しない。
その後、ブライティクスとマーダル軍が協力してZマスターと戦う姿に心打たれ、無気力だったランプレートの住民も立ち上がり、その様子を見た高度文明連合の人間にも影響を与え、それまでの態度の見直しを検討する程に心動かされた。

脚注編集

  1. 具体的に言えば、(『BX』における)吼児曰く太陽系がいっぱい入っちゃう距離」