双星の書

双星の書とは、『アクエリオンEVOL』に登場する書物。

概要編集

ネオ・ディーバ総司令不動ZENが所有する書物。存在が明かされたのは『EVOL』23話。

「双星」とはアルテアヴェーガを意味する。前作『創聖のアクエリオン』におけるアポロニアスと天翅の戦い、アポロ達の戦いの顛末と現在までの歴史が記されているが、スコルピオスの裏切りの顛末については落丁している模様。現在以降の部分もページは存在するが、記述は白紙。これは新たな歴史が生まれた時、その際に流される血をインクとして自動的に記されていくという。表紙は緑を地とした金色の装飾が施され、中央部に鳥を模した紋章がある。

これの正体は「アクエリオン」にまつわる7つの並行世界にそれぞれ存在する、「ソウセイの書」という同音異名の書の一冊であり、他の書はそれぞれに物語を綴っている。現在のところ、「創聖の書」「創星の書」「双星の書」「創勢の書」「創声の書」の5種類の存在が明らかになっている(それぞれがシリーズ作品の『創聖』『創星』『EVOL』『創勢EVOL』『ロゴス』に対応している)。

SRWでの扱い編集

Zシリーズ編集

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
第49話で存在が明かされている。今作ではアポロ達が新世時空震動後に辿った結末についてもある程度触れられている。タイトルの「双星」とはアルテアとヴェーガではなく、蒼の地球翠の地球であり、時の牢獄の破壊直後に書そのものがZ-BLUEの戦いを記す「蒼星の書」へと変化している。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
『EVOL』の原作再現が終わった関係でほとんどクローズアップされないが、第35話での不動とミカゲの会話シーンで背景として出て来る。クォータールートに進むと「愛する翼」にて、今度は多元世界の歴史を記す「総星の書」へと変化したことが語られる。