ラドンは『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』の登場怪獣

ラドン
登場作品 ゴジラ S.P <シンギュラポイント>
初登場SRW スーパーロボット大戦Y
SRWでの分類 機体
パイロット
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プロフィール
異名 電波怪獣
種族 怪獣
身長 約5m
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概要 編集

逃尾市に出現したのを皮切りに世界中に現れた、翼竜ケツァルコアトルスに似た外見を持つ怪獣。電波を発する事で仲間とのコミュニケーションを取るとされ、鉄塔など電磁波を放つものに群がる場面が見られていることから、「電波怪獣」の異名を持つ。

「古史羅」について記された絵「古史羅ノ図」には「羅甸天狗(ラテンてんぐ)」の名で記されていた。

各形態 編集

第1形態
赤みを帯びた体色の形態。嘴の内には、本来舌があるようなところまでびっしりと牙が生えている。逃尾市に一個体が突如現れ、ジェットジャガー・プロトタイプと交戦するが逃走。その途中で活動限界を迎えたのか突然死した。
死骸を解剖した結果、体内の器官には胃が見当たらず細胞組織から放射性物質ラドン[1]が検出された事から「電波怪獣ラドン」と名付けられた。また、ラドン襲撃後の逃尾市ではぬいぐるみや「ラ丼」といった便乗商品が販売されるなど、町おこしに利用された。
第2形態
全身が黒ずんだ体色の形態。嘴の内に一~二列に並んで牙が生えているが、第1形態に比べ数が減った。世界各地に紅塵を撒き散らしながら大群で出没する。
当初は突然死する個体も多く見られたが、環境に順応していったのか次第に突然死も見られなくなっていった。また、電波に呼び寄せられる習性を利用しオオタキファクトリーによる誘導電波作戦が行われ、当初は効果を発揮したものの、個体数の増殖に伴い誘導電波の効果も薄れていった。

登場作品と役柄 編集

単独作品 編集

スーパーロボット大戦Y
初登場作品。第2形態が登場。射程が短いので離れれば雑魚だが高い運動性と底力のおかげで、わずかなHPの状態からトドメを刺す際は手こずる事が多い。
なお一応生物のため撃墜モーションでは、羽ばたきつつもがくが力尽き落ちていく、というものになっている。

装備・機能 編集

武装・必殺武器 編集

格闘
相手に近づきクチバシで啄む。

特殊能力 編集

HP回復(10%)
終盤ではHP回復が20%になる。

移動タイプ 編集

意外にも地上適応もA。サイドミッション「紅い渦」のみ低空飛行をしているという設定で、実際に陸移動をしてくる。

サイズ 編集

S

カスタムボーナス 編集

移動力+2、最大HP+2000。全ての武器の攻撃力+200。
『Y』にて採用。

パイロットステータス 編集

精神コマンド 編集

Y
加速根性必中

特殊スキル 編集

Y
底力L6、援護攻撃L1

エースボーナス 編集

「格闘」「射撃」「命中」「回避」「防御」「技量」+5。
『Y』にて採用。

余談 編集

  • 原典は1956年公開の映画『空の大怪獣ラドン』であり、元々はゴジラシリーズとは直接関係の無い作品だったが、1964年公開の映画『三大怪獣 地球最大の決戦』への出演を経てシリーズのレギュラー格となった。
    • そちらの方ではプテラノドンの一種とされており、名前もそれを縮めたものとなっている。
    • この他、モスラと並ぶシリーズのレギュラー格となっているので、ゴジラ・モスラと共に「東宝三大怪獣」と称される事も多い。
  • 空を埋め尽くすほど大量に出現するというビジュアルはそれまでのゴジラシリーズのラドンのイメージとは一線を画すもので、どちらかと言えば平成ガメラシリーズに登場するギャオスに近い。

脚注 編集

  1. 実在する放射性物質。