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『ジークジオン編』『円卓の騎士編』『聖機兵物語』『機甲神伝説』の4部が展開され、以後のシリーズは『新SDガンダム外伝』へと続いていく(「[[SDガンダムシリーズ#騎士ガンダムシリーズ]]」も参照)。
 
『ジークジオン編』『円卓の騎士編』『聖機兵物語』『機甲神伝説』の4部が展開され、以後のシリーズは『新SDガンダム外伝』へと続いていく(「[[SDガンダムシリーズ#騎士ガンダムシリーズ]]」も参照)。
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展開の中心はカードダスであり、各カードの裏にかかれたテキストで、ストーリーや世界観の理解を深められるようになっていた。これは食玩の「ビックリマン 悪魔VS天使シール」の模倣ではあるが、当時はこのようなやり方は様々なコンテンツで行われていた。なお、舞台となる世界の名前「スダ・ドアカワールド」は「カードダス」の逆読みである。その中でもラクロアという王国が最も主要な舞台として扱われた。
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展開の中心はカードダスであり、各カードの裏にかかれたテキストで、ストーリーや世界観の理解を深められるようになっていた。なお、舞台となる世界の名前「スダ・ドアカワールド」は「カードダス」の逆読みである。その中でもラクロアという王国が最も主要な舞台として扱われた。
    
1990年には第1部『ジークジオン編』と、第3部『聖機兵物語』が[[OVA]]としてアニメ化している。
 
1990年には第1部『ジークジオン編』と、第3部『聖機兵物語』が[[OVA]]としてアニメ化している。
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;バーサル騎士
 
;バーサル騎士
 
:スダ・ドアカ最高の騎士に与えられる称号。
 
:スダ・ドアカ最高の騎士に与えられる称号。
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:現行設定では、遥か昔に伝説の勇者ガンダムが優勝した武闘大会「バーサルウォー」に由来している。
 
:「バーサル」は「[[宇宙世紀]](ユニ'''バーサル'''・センチュリー)」から。
 
:「バーサル」は「[[宇宙世紀]](ユニ'''バーサル'''・センチュリー)」から。
 
;ブリティス王国
 
;ブリティス王国
 
:第2部『円卓の騎士』編の舞台となった国。大陸と海を隔てた島国。名前はアーサー王と円卓の騎士の物語の舞台であるブリテンから。
 
:第2部『円卓の騎士』編の舞台となった国。大陸と海を隔てた島国。名前はアーサー王と円卓の騎士の物語の舞台であるブリテンから。
 
:;円卓の騎士
 
:;円卓の騎士
::ブリティス王国が有する最強の騎士団で、ブリティス王国国王である歴代キングガンダムと12名の騎士達の13名によって構成される。名の由来は、ブリティス城にある円卓の間にある円卓からきており、円卓が騎士を選んで力を与える。
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::ブリティス王国が有する最強の騎士団で、ブリティス王国国王であるキングガンダムと12名の騎士達の13名によって構成される。名の由来は、ブリティス城にある円卓の間にある円卓からきており、円卓が騎士を選んで力を与える。
:;総統の尾
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::かつてキングガンダムI世と先代円卓の騎士が立ち向かった巨悪。名の由来はデギンが[[ギレン・ザビ]]を評した言葉「ヒトラーの尻尾」から。
   
:;ラナール地方
 
:;ラナール地方
 
::『円卓の騎士編』第1章の舞台。ザビロニア帝国支配下における領主はガルマだが、実効的な支配者は[[GUNDAM:サイコミュ試験用ザク|魔剣士ザクロード]]。
 
::『円卓の騎士編』第1章の舞台。ザビロニア帝国支配下における領主はガルマだが、実効的な支配者は[[GUNDAM:サイコミュ試験用ザク|魔剣士ザクロード]]。
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;ザビロニア帝国
 
;ザビロニア帝国
 
:第2部『円卓の騎士』編に登場した国。国王・[[デギン・ソド・ザビ|グレートデギン]]と[[キシリア・ザビ|キシリア]]・[[ドズル・ザビ|ドズル]]・[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]を元ネタにした領主たちが筆頭。ブリティス王国の秘宝である聖杯を奪おうと目論む。名前はザビ家とコスモ・バビロニアとローマ帝国を組み合わせたもの。
 
:第2部『円卓の騎士』編に登場した国。国王・[[デギン・ソド・ザビ|グレートデギン]]と[[キシリア・ザビ|キシリア]]・[[ドズル・ザビ|ドズル]]・[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]を元ネタにした領主たちが筆頭。ブリティス王国の秘宝である聖杯を奪おうと目論む。名前はザビ家とコスモ・バビロニアとローマ帝国を組み合わせたもの。
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;グラナダ地方
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:スダ・ドアカに迷い込んだ[[コマンドガンダム]]が宿敵と戦った地方。名の由来は月面都市[[グラナダ]]。
 
;ラゴル地方
 
;ラゴル地方
 
:第3部『聖機兵物語』、SDガンダム外伝第4部『機甲神伝説』の舞台となった地方。ブリティスから海を渡った大陸の遥か東側にある。
 
:第3部『聖機兵物語』、SDガンダム外伝第4部『機甲神伝説』の舞台となった地方。ブリティスから海を渡った大陸の遥か東側にある。
 
:;ダバード王国
 
:;ダバード王国
 
::聖機兵の伝説とともに機兵技術を持つ国。
 
::聖機兵の伝説とともに機兵技術を持つ国。
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:;王家の谷
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::聖機兵ガンレックス封印の地。
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;アルマータ地方
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:『聖機兵物語』第3章の舞台。聖機兵ガンレックスが大将格の敵機兵を倒しても機兵の物量差により大勢を覆すには至らず、ダバード軍が落ち延びた地方。
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:;レガシム国
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::レッドウォーリア一族の故郷。機兵技術を持っている。
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:;ガイアの大穴
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::聖機兵ルーンレックス封印の地。
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:;ランバート城
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::アルマータ地方もネオジオン族に制圧され、ダバード軍が最後の拠点にしたアルマータ地方最果ての城。
 
;ネオジオン族
 
;ネオジオン族
 
:ダバード王国の[[カロッゾ・ロナ|ロナ家当主ジークカロッゾ]]を中核とする集団。
 
:ダバード王国の[[カロッゾ・ロナ|ロナ家当主ジークカロッゾ]]を中核とする集団。
;デラーズ国
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:;パンゲア界
:第4部『機甲神伝説』の敵国。月文明の遺産である天空魔城ゲルニカを本拠地とする[[エギーユ・デラーズ|エギーユ王]]が率いている。
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::『聖機兵物語』第4章の舞台。ネオジオン族の本拠地がある異空間。
;セレネス
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:第4部『機甲神伝説』にて[[月]]に存在した国。過去の戦いにて滅亡するが、造られた機甲神、その遺児である月光騎士(セレネスナイト)ネオガンダム、月影騎士(クレストナイト)ルナガンダムはスタ・ドアカワールドに記憶と姿を封印されて送られた。
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;グラナダ地方
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:『円卓の騎士編』の7年前に円卓の騎士3名が異変調査のため海外派遣され消息を絶った地方。第5部の舞台。
   
;機兵
 
;機兵
 
:『聖機兵物語』から登場する従来の[[ガンダムシリーズ]]における[[モビルスーツ]]に該当する兵器。
 
:『聖機兵物語』から登場する従来の[[ガンダムシリーズ]]における[[モビルスーツ]]に該当する兵器。
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;「大決戦」
 
;「大決戦」
 
:OVA版(ジークジオン編)の劇中曲。『BX』では[[騎士ガンダム]] / [[バーサル騎士ガンダム]]の必殺武器使用時のBGMとして採用。
 
:OVA版(ジークジオン編)の劇中曲。『BX』では[[騎士ガンダム]] / [[バーサル騎士ガンダム]]の必殺武器使用時のBGMとして採用。
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:原曲は40秒と短い楽曲のため、『BX』では後半にスパロボオリジナルのパートが新たに製作されている。
    
== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
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*エピソードによっては既存の作品のパロディが存在する事も特徴で、第四部『機甲神伝説』は『[[六神合体ゴッドマーズ]]』と『美少女戦士セーラームーン』が元ネタの1つとなっており、『新SDガンダム外伝』では『北斗の拳』や『スター・ウォーズ』の要素に加え、主人公が[[ラダム|寄生虫]]に寄生された[[テッカマンオメガ|肉]][[テッカマンエビル|親]]と対決するという、[[宇宙の騎士テッカマンブレード|2年前]]の要素も取り入れられた。
 
*エピソードによっては既存の作品のパロディが存在する事も特徴で、第四部『機甲神伝説』は『[[六神合体ゴッドマーズ]]』と『美少女戦士セーラームーン』が元ネタの1つとなっており、『新SDガンダム外伝』では『北斗の拳』や『スター・ウォーズ』の要素に加え、主人公が[[ラダム|寄生虫]]に寄生された[[テッカマンオメガ|肉]][[テッカマンエビル|親]]と対決するという、[[宇宙の騎士テッカマンブレード|2年前]]の要素も取り入れられた。
 
**なお、『機甲神伝説』は『ゴッドマーズ』が元ネタである事以外に'''[[明神タケル|主人公]]の[[マーグ|兄]]が[[ゴッドマーズ|主人公機]]の[[ゴッドマーズ (OVA)|同型機]]に乗って敵対する'''という『[[スーパーロボット大戦D]]』を先駆けた展開があった。
 
**なお、『機甲神伝説』は『ゴッドマーズ』が元ネタである事以外に'''[[明神タケル|主人公]]の[[マーグ|兄]]が[[ゴッドマーズ|主人公機]]の[[ゴッドマーズ (OVA)|同型機]]に乗って敵対する'''という『[[スーパーロボット大戦D]]』を先駆けた展開があった。
*アニメ展開がされたのは第一部『ジークジオン編』と第三部『聖機兵物語』のみと中途半端なラインナップとなっている。これは、第二部『円卓の騎士編』の主人公・キングガンダムII世の鎧が、あまりにも豪華絢爛かつ細やかなデザインをしており、セルアニメが主流だった当時に描くには'''「アニメーターが殺される」と揶揄されるほどの膨大な作画量を要求されるため'''と当時のスタッフが語っている。
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*アニメ展開がされたのは第一部『ジークジオン編』と第三部『聖機兵物語』のみと中途半端なラインナップとなっている。これは、第二部『円卓の騎士編』の主人公・キングガンダムII世の鎧が、あまりにも豪華絢爛かつ細やかなデザインをしており、セルアニメが主流だった当時に描くには'''「アニメーターが殺される」と揶揄されるほどの膨大な作画量を要求されるため'''と当時のスタッフが語っている。登場キャラも多めかつMSの騎士ばかりというのも拍車をかけていた。
 
**このためアニメでの『円卓の騎士編』については『聖機兵物語』の冒頭で一枚絵と共に粗筋が語られるのみとなった。またカードダスで展開された本来のストーリーならば『聖機兵物語』内に『円卓の騎士編』のキャラクターも多数登場するはずだったのだが、それらのキャラクターも全員出番が丸ごとカットされてしまった。
 
**このためアニメでの『円卓の騎士編』については『聖機兵物語』の冒頭で一枚絵と共に粗筋が語られるのみとなった。またカードダスで展開された本来のストーリーならば『聖機兵物語』内に『円卓の騎士編』のキャラクターも多数登場するはずだったのだが、それらのキャラクターも全員出番が丸ごとカットされてしまった。
 
**ちなみに第四部『機甲神伝説』も『聖機兵物語』のエピローグで紹介されたに留まった<ref>同時上映作品『SD戦国伝 天下泰平編』のエピローグでも次作『新SD戦国伝 地上最強編』が紹介された。</ref> 。
 
**ちなみに第四部『機甲神伝説』も『聖機兵物語』のエピローグで紹介されたに留まった<ref>同時上映作品『SD戦国伝 天下泰平編』のエピローグでも次作『新SD戦国伝 地上最強編』が紹介された。</ref> 。
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*[[MSV]]出典のMSやMAを多く使っているシリーズ<ref>他のシリーズでもMSV出典のMSは登場しているが、登場しない作品もある。</ref>で、全ての作品で登場している。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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