差分

1 バイト追加 、 2015年5月27日 (水) 08:27
編集の要約なし
12行目: 12行目:  
*最大稼働時間:230時間
 
*最大稼働時間:230時間
   −
ソ連製の第二世代[[アーム・スレイブ]]。東側諸国における主力機体。カエルが直立したような外観。
+
ソ連製の第二世代[[アーム・スレイブ]]。東側諸国における主力機体。カエルが直立したような外観。[[相良宗介]]がその生涯で最初に搭乗したAS(正確にはこちらは初期型のRk-91だが)でもあり、原作本編においても度々この機体を使用している。
   −
[[相良宗介]]がその生涯で最初に搭乗したAS(正確にはこちらは初期型のRk-91だが)でもあり、原作本編においても度々この機体を使用している。
+
ASとしての性能は低く、東側の工業技術の遅れから電子戦装備もお粗末なものだが、にも関わらず戦場では未だ現役であり、『ASのベストセラー』とまで絶賛されている。その理由は、機械的な信頼性の圧倒的な高さにある。戦場の環境、燃料の質、整備が行えなくてもとにかく動き、動けば戦える、というマシンとしての頑丈さが最大の強みであり、乗り手からの評価は一様に高い。故障の事例はほぼなく、生産コストも低く、まさに量産型の鑑と言える。それゆえ、中国や北朝鮮の共産諸国やゲリラも使用しており、中にはコピー機まで存在する。
   −
ASとしての性能は低く、東側の工業技術の遅れから電子戦装備もお粗末なものだが、にも関わらず戦場では未だ現役であり、『ASのベストセラー』とまで絶賛されている。
+
そんなサベージの最大の問題は他機に比べ低い性能、ではなく'''あまりにも兵器として(特にコストパフォーマンスが)優秀すぎたこと'''である。後述の「Rk-02 セプター」という第三世代の後継機が開発・販売された際にそれが顕著に現れている。セプターが開発された時点で既に米露並びに欧州各国、日本等の先進国では第三世代ASが運用もしくは開発段階にある(具体的には、ロシアは既に他社製の[[Zy-98 シャドウ|シャドウ]]、アメリカは[[M9 ガーンズバック|M9]]、日本はアメリカの圧力に加えて自前のレイヴン)のだが、その他の諸国、有り体に言えば『ASの需要が高い第三世界諸国』は「(値段が高い)セプターを買うくらいなら(値段が安い)サベージを大量に配備したほうがいい」という認識で一致していた。大量に生産されたお陰でアフターマーケットが盛んなことも後押ししている。さらに、この時期すでに輸出用の[[Zy-98 シャドウ|Zy-99M]](所謂モンキーモデル)がロールアウトしていたこともあって、金銭的に余裕があり第三世代機が必要な国は[[Zy-98 シャドウ|Zy-99M]]を購入。配備開始時にソ連が崩壊した挙句、サベージの輸出先である第三世界では高性能機を運用できる環境(特に維持費)がない、というジレンマにより『アナザー』の時期にも未だ現役である。
   −
その理由は、機械的な信頼性の圧倒的な高さにある。戦場の環境、燃料の質、整備が行えなくてもとにかく動き、動けば戦える、というマシンとしての頑丈さが最大の強みであり、乗り手からの評価は一様に高い。故障の事例はほぼなく、生産コストも低く、まさに量産型の鑑と言える。それゆえ、中国や北朝鮮の共産諸国やゲリラも使用しており、中にはコピー機まで存在する。
+
作中では専ら[[やられメカ|やられ役]]だが、[[相良宗介]]も使用した他、エピソードによっては主役を務める事もあった。要するに『[[ガンダムシリーズ]]』における[[ザク]]の立ち位置なのだが、優秀すぎて後継機が出ても現役という点では[[スコープドッグ]]に近い。
 
  −
そんなサベージの最大の問題は他機に比べ低い性能、ではなく'''あまりにも兵器として(特にコストパフォーマンスが)優秀すぎたこと'''である。後述の「Rk-02 セプター」という第三世代の後継機が開発・販売された際にそれが顕著に現れている。<br>
  −
セプターが開発された時点で既に米露並びに欧州各国、日本等の先進国では第三世代ASが運用もしくは開発段階にある(具体的には、ロシアは既に他社製の[[Zy-98 シャドウ|シャドウ]]、アメリカは[[M9 ガーンズバック|M9]]、日本はアメリカの圧力に加えて自前のレイヴン)のだが、その他の諸国、有り体に言えば『ASの需要が高い第三世界諸国』は「(値段が高い)セプターを買うくらいなら(値段が安い)サベージを大量に配備したほうがいい」という認識で一致していた。大量に生産されたお陰でアフターマーケットが盛んなことも後押ししている。<br>
  −
さらに、この時期すでに輸出用の[[Zy-98 シャドウ|Zy-99M]](所謂モンキーモデル)がロールアウトしていたこともあって、金銭的に余裕があり第三世代機が必要な国は[[Zy-98 シャドウ|Zy-99M]]を購入。配備開始時にソ連が崩壊した挙句、サベージの輸出先である第三世界では高性能機を運用できる環境(特に維持費)がない、というジレンマにより『アナザー』の時期にも未だ現役である。
  −
 
  −
作中では専ら[[やられメカ|やられ役]]だが、[[相良宗介]]も使用した他、エピソードによっては主役を務める事もあった。
  −
要するに、『[[ガンダムシリーズ]]』における[[ザク]]の立ち位置なのだが、優秀すぎて後継機が出ても現役という点では[[スコープドッグ]]に近い。
      
ちなみにサベージ(野蛮人)と言う名前はNATOによる蔑称(コードネーム)であり本来のペットネームは'''リーヴェニ(Ливень:暴風)'''である。
 
ちなみにサベージ(野蛮人)と言う名前はNATOによる蔑称(コードネーム)であり本来のペットネームは'''リーヴェニ(Ливень:暴風)'''である。
34行目: 27行目:  
:据え置き機初登場。そんなに強くはない。
 
:据え置き機初登場。そんなに強くはない。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
:続投。また、今回はクロスボウも登場。
+
:続投。また、今回は[[サベージ (クロスボウ)|クロスボウ]]も登場。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
匿名利用者