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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = ヘル
 
| タイトル = ヘル
| 外国語表記 = [[外国語表記::Hell]]
   
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|マジンガーZ (TV)|マジンガーZ}}
 
*{{登場作品 (人物)|マジンガーZ (TV)|マジンガーZ}}
 
*{{登場作品 (人物)|マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー}}
 
*{{登場作品 (人物)|マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー}}
 
*{{登場作品 (人物)|真マジンガー 衝撃! Z編}}
 
*{{登場作品 (人物)|真マジンガー 衝撃! Z編}}
 +
*{{登場作品 (人物)|真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍}}
 
*{{登場作品 (人物)|ロボットガールズZ}}
 
*{{登場作品 (人物)|ロボットガールズZ}}
 
*{{登場作品 (人物)|劇場版 マジンガーZ / INFINITY}}
 
*{{登場作品 (人物)|劇場版 マジンガーZ / INFINITY}}
 
| 声優 =  
 
| 声優 =  
; マジンガーZ・マジンカイザー
+
; Z・カイザー
 
: {{声優 (登場作品別)|富田耕生|マジンガーZ (TV),マジンカイザー (OVA)|SRW=Y}}
 
: {{声優 (登場作品別)|富田耕生|マジンガーZ (TV),マジンカイザー (OVA)|SRW=Y}}
 
; 真マジンガー
 
; 真マジンガー
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: {{声優 (登場作品別)|島田敏|ロボットガールズZ}}
 
: {{声優 (登場作品別)|島田敏|ロボットガールズZ}}
 
; INFINITY
 
; INFINITY
: {{声優 (登場作品別)|石塚運昇|劇場版 マジンガーZ / INFINITY}}
+
: [[声優:石塚運昇|石塚運昇]]<br />{{代役 (登場作品別)|谷昌樹|石塚運昇|劇場版 マジンガーZ / INFINITY}}(SRW[[代役]])
 +
| 初登場SRW =
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; 旧作版
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: {{初登場SRW (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
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; OVA版
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: {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦GC}}
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; 真マジンガー
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: {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
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; INFINITY
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: {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦T}}
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| SRWでの分類 = [[パイロット]]
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}}
 +
 
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{{登場人物概要
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| タイトル = プロフィール
 
| 種族 = [[種族::地球人]](ドイツ人)
 
| 種族 = [[種族::地球人]](ドイツ人)
 
| 性別 = [[性別::男]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
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}}
 
}}
   −
'''Dr.ヘル'''は『[[マジンガーシリーズ]]』の登場人物。SRWにおける[[パイロット]]の一人。
+
'''Dr.ヘル'''は「[[マジンガーシリーズ]]」の登場人物。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
世界征服を企む悪の[[天才]][[科学者・技術者|科学者]]。[[マジンガーZ]]が[[正義]]の[[スーパーロボット]]の元祖ならば、'''Dr.ヘルはロボットアニメ作品における[[ラストボス|悪の親玉]]の元祖'''であろう。
+
[[世界征服]]を企む悪の[[天才]][[科学者・技術者|科学者]]。[[マジンガーZ]]が[[正義]]の[[スーパーロボット]]の元祖ならば、'''Dr.ヘルはロボットアニメ作品における[[ラストボス|悪の親玉]]の元祖'''であろう。
    
=== [[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]] ===
 
=== [[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]] ===
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=== [[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]] ===
 
=== [[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]] ===
TVシリーズから10年後、復活を果たし、再び世界征服に乗り出す。本作では戦闘型機械獣となった[[地獄大元帥]]に搭乗し戦う。
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TVシリーズから10年後、復活を果たし、再び世界征服に乗り出す。本作では戦闘型機械獣となった[[地獄大元帥]]に搭乗し戦う。劇中彼の目元がアップになる場面があるが、その顔の左側には目を挟む形で切り傷が奔っており、グレート時代の地獄大元帥時のアイパッチの紐がちょうど重なる形になっている。
 +
 
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直接の戦闘シーンが少なかったTVアニメ版での鬱憤を晴らすかのように、必殺技の名称をシャウトしつつド派手な大立ち回りを見せる。ストーリー上での扱いもこれまで以上に大きく、最大の敵であると同時に'''もう一人の主人公'''とでも言うべき立ち位置に収まっている。
    
=== [[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]] ===
 
=== [[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]] ===
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=== [[真マジンガー 衝撃! Z編]] ===
 
=== [[真マジンガー 衝撃! Z編]] ===
バードス島でミケーネの遺跡を発掘し、機械獣の力で世界征服を企むという点では、大筋で原作・TV版と変わらないが、あしゅらとの関係等、幾つか異なる点もある。こいつも例に漏れず、インフレの絶頂を迎えた……と思いきや、後に[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍|更なる高みに至った作品]]が登場した。
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バードス島でミケーネの遺跡を発掘し、機械獣の力で[[世界征服]]を企むという点では、大筋で原作・TV版と変わらないが、あしゅらとの関係等、幾つか異なる点もある。こいつも例に漏れず、インフレの絶頂を迎えた……と思いきや、後に[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍|更なる高みに至った作品]]が登場した。
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=== 真マジンガーZEROシリーズ ===
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『真マジンガーZERO』では他の作品より遥かに強大な戦力(とDr.ヘル自身)をふるってほぼ全世界を壊滅させ、数十億の人間を死に至らしめる。一際バイオレンスな作品性を象徴するエネルギッシュな狂気に満ち溢れており、最終目的は「[[世界征服]]」ですらなく地球は出発点にすぎず、'''宇宙をも蹂躙し尽くす'''事であった模様。
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 +
続編の『[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍]]』では物語の大半の時間軸が[[Dr.ヘル一派]]壊滅後であったため、[[闇の帝王|直接の登場シーンは少ない]]。終盤、ミケーネ帝国の謎を解き明かした甲児が総決算に位置付けた[[タイムトラベル|差異次元]]では、なんと一派を興す以前に違法な研究が明るみに出て逮捕されるという前代未聞にしてあらゆる被害を最小にする決着を見た、[[マジンガーZERO|はずだったが…]]。
    
=== [[ロボットガールズZ]] ===
 
=== [[ロボットガールズZ]] ===
地下帝国の首領。基本的にはモニターに映る映像のみの登場。
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地下帝国の首領。基本的にはモニターに映る映像のみの登場。悪の組織の首領らしからぬ人格者だが、時には組織存続のために非情の決断を下す事も…。
   −
地下帝国が壊滅した後は美少女・'''地獄大元帥'''に扮し、株式会社ミケーネに中途採用されることになる。
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地下帝国が壊滅した後は美少女・'''[[地獄大元帥]]'''に扮し、株式会社ミケーネに中途採用されることになる(一説によればこちらが真の姿とも……)。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
登場回数には恵まれている方だが、戦闘機会の無い[[NPC]]止まりだったり、[[マジンガー]]の「[[いるだけ参戦]]」同然で[[Dr.ヘル一派]]自体の出番が無い作品も少なからずある。
 
登場回数には恵まれている方だが、戦闘機会の無い[[NPC]]止まりだったり、[[マジンガー]]の「[[いるだけ参戦]]」同然で[[Dr.ヘル一派]]自体の出番が無い作品も少なからずある。
   −
[[旧シリーズ]]や『[[新]]』では敵幹部の一人であり、世界征服を志すにしてはやや半端な立ち位置だった。
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[[旧シリーズ]]や『[[新スーパーロボット大戦|新]]』では敵幹部の一人であり、世界征服を志すにしてはやや半端な立ち位置だった。
 
  −
近年の扱いにはかなり落差があり、「[[黒の英知]]」に関わる[[Zシリーズ]]や、才知を絶賛された『[[W]]』のように元祖悪の[[スーパー系]]大ボスたる存在感を発揮する作品もあれば、『[[BX]]』『[[X]]』のように大ボスらしからぬ不遇のケースも見られる。
     −
[[リアル系]]作品ならずとも「敵側もそれなりの深慮や絶望に苛まれつつ闘争を起こしている」という敵キャラが急増する中、そうした懊悩面を原作側でほとんどフォローされないタイプとしてはむしろ貴重な大ボスとなっており、クロスオーバーによる設定の肉付けは毎回のように為されている。
+
近年の扱いにはかなり落差があり、「[[黒の英知]]」に関わる[[Zシリーズ]]や、才知を絶賛された『[[スーパーロボット大戦W|W]]』のように元祖悪の[[スーパー系]]大ボスたる存在感を発揮する作品もあれば、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』『[[スーパーロボット大戦X|X]]』のように大ボスらしからぬ不遇のケースも見られる。
   −
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
+
[[リアル系]]作品ならずとも「敵側もそれなりの深慮や絶望に苛まれつつ闘争を起こしている」という敵キャラが急増する中、そうした懊悩面を近年の『INFINITY』で説明されるまで原作側でほとんどフォローされていなかったため、むしろ貴重な大ボスとなっており、クロスオーバーによる設定の肉付けは毎回のように為されている。
:OVA版設定と『真マジンガー』設定の両方が登場。後者は[[マリーメイア軍]]に[[レオン・三島]]とも手を組む。
  −
:イベント「放たれたタマシイ」では、復活を遂げたOVA版・真マジンガー版の二人のDr.ヘルが手を組み、[[カイルス]]に挑む。
      
=== 旧作版設定 ===
 
=== 旧作版設定 ===
 
==== [[旧シリーズ]] ====
 
==== [[旧シリーズ]] ====
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
:初出演。[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の幹部であるが、[[あしゅら男爵]]らの数々の失敗でDC内部での地位が下がっていることが判明。[[飛行要塞グール|グール]]に搭乗。
+
:初登場作品。[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の幹部であるが、[[あしゅら男爵]]らの数々の失敗でDC内部での地位が下がっていることが判明。[[飛行要塞グール|グール]]に搭乗。
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
+
:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}
 
::基本的に『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』と同じだが、マップ「日輪は我にあり」で倒された時のセリフが変更されており、ここで明確に死亡する。
 
::基本的に『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』と同じだが、マップ「日輪は我にあり」で倒された時のセリフが変更されており、ここで明確に死亡する。
 
:
 
:
;[[スーパーロボット大戦F]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}
:スーパー系第2話のみ、[[飛行要塞グール|グール]]に乗って敵パイロットとして出る。HPを半分以下にすると撤退するが、ギリギリまで削り、[[主人公]]の[[熱血]]+[[底力]]+ブラスターキャノンなら倒すのは不可能ではない。その後は[[デビルガンダム]]に[[機械獣]]を糧として捧げるなど裏方。
+
:本作から声が入った。DC地上軍を率いる。スーパー系第2話のみ、[[飛行要塞グール|グール]]に乗って敵パイロットとして出る。[[HP]]を半分以下にすると撤退するため撃墜は難しいが、ギリギリまで削った上で[[主人公]][[ゲシュペンスト・タイプS|機]]の[[熱血]]+[[底力]]+ブラスターキャノンを当てれば不可能ではない。その後は[[デビルガンダム]]に[[機械獣]]を糧として捧げるなど裏方に徹する。
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
:[[声優ネタ]]がある。[[ランタオ島]]で倒され死亡。
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:スーパー系限定シナリオを通ると、某CMにちなんだ[[声優ネタ]]を披露してくれる。その後の出番は地上編のみ。[[ランタオ島]]で倒され死亡する。やはりと言うべきか、DC宇宙軍を率いる[[ギレン・ザビ|ギレン]]からは当てにされていなかった。
    
==== [[αシリーズ]] ====
 
==== [[αシリーズ]] ====
;[[スーパーロボット大戦α]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}
 
:遺跡調査組織LTRのメンバーだった設定で、[[BF団]]とも繋がっている。
 
:遺跡調査組織LTRのメンバーだった設定で、[[BF団]]とも繋がっている。
 
:後半では「ジオンの幻像」にて[[量産型グレートマジンガー|量産型のグレートマジンガー]]と[[量産型ゲッタードラゴン|ゲッタードラゴン]]を引き連れてくるが、甲児の言うとおり元祖スーパー系大ボスのヘルと元祖リアル系大ボスの[[ギレン・ザビ|ギレン]]との競演が実現している。
 
:後半では「ジオンの幻像」にて[[量産型グレートマジンガー|量産型のグレートマジンガー]]と[[量産型ゲッタードラゴン|ゲッタードラゴン]]を引き連れてくるが、甲児の言うとおり元祖スーパー系大ボスのヘルと元祖リアル系大ボスの[[ギレン・ザビ|ギレン]]との競演が実現している。
 +
:本作で絶命したような描写は無く、続編の『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』にも未登場…と思っていたら'''『α外伝』~『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』の空白の時間で戦死していたらしい'''という、[[キシリア・ザビ]]と並ぶあんまりな扱いを受けていた。…と言いつつ、実際は[[地獄大元帥]]として『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』まで登場し続けるので、キシリアと比較にならないくらい扱いがいいとも言えるが。
    
==== COMPACTシリーズ ====
 
==== COMPACTシリーズ ====
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2}}
 
:[[ミケーネ帝国]]の幹部で[[暗黒大将軍]]と同僚。その設定ゆえか、[[剣鉄也]]からは「[[地獄大元帥]]」と呼ばれている。[[無敵要塞デモニカ]]を指揮し、第1部で顔見せで登場した後、第3部の[[バードス島]]で戦う。
 
:[[ミケーネ帝国]]の幹部で[[暗黒大将軍]]と同僚。その設定ゆえか、[[剣鉄也]]からは「[[地獄大元帥]]」と呼ばれている。[[無敵要塞デモニカ]]を指揮し、第1部で顔見せで登場した後、第3部の[[バードス島]]で戦う。
:リメイク作の『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では正真正銘の地獄大元帥に差し替えられている。
+
:リメイク作の『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では正真正銘の地獄大元帥に差し替えられているが、Dr.ヘルのグラフィックが没データとして存在する。
 +
 
 +
==== VXT三部作 ====
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 +
:『INFINITY』設定で初登場。原作同様の大物悪役ぶりを発揮しており、甲児や鉄也だけでなく[[ゲッターチーム]]や[[アムロ・レイ|アムロ]]とも古くから因縁のある敵となっている。最終分岐で激闘ルートに進んだ場合には[[アクシズ]]での決戦にて決着を着ける事になる。
 +
:原作キャストの石塚運昇氏が既に故人の為、谷昌樹氏が[[代役]]として起用されている。谷氏は『第3次α』の[[チーフ]]役からゆうに14年ぶりの版権スパロボへの参加となる。
    
==== 単独作品 ====
 
==== 単独作品 ====
;[[新スーパーロボット大戦]]
+
;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦}}
 
:[[ゼ・バルマリィ帝国|バルマー帝国]]辺境方面軍第8艦隊の傘下に入っており、珍しく[[宇宙]]で活動する。非戦闘員扱い。
 
:[[ゼ・バルマリィ帝国|バルマー帝国]]辺境方面軍第8艦隊の傘下に入っており、珍しく[[宇宙]]で活動する。非戦闘員扱い。
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
:本作では[[科学者・技術者|元・考古学者]]であり、その時に[[サイバディ]]を発掘したとされている。その縁で、[[あしゅら男爵]]が[[綺羅星十字団]]に派遣される。
 
:本作では[[科学者・技術者|元・考古学者]]であり、その時に[[サイバディ]]を発掘したとされている。その縁で、[[あしゅら男爵]]が[[綺羅星十字団]]に派遣される。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 +
:『INFINITY』設定。本作のキーワードの1つである[[MAGINE]]について詳しい様子を見せる。
 +
:物語後半に入った辺りで、版権勢力の中でも早めの決着となるが、マジンカイザー加入シナリオ「怒りの魔神」において、直前に倒された本人とは別の次元から召喚された別のDr.ヘルが登場し、二度目の決着となる。
 +
:本編クリア後のDLCシナリオ「希望を胸に」では、[[エトランゼ]]の[[スターメンビトルver.2.8|スターメンビトル]]の力により、[[INFINITY]]に搭乗した状態で復活する。ただし、このDr.ヘルが一度目と二度目どちらのDr.ヘルなのかは不明。
    
=== マジンカイザー版設定 ===
 
=== マジンカイザー版設定 ===
 
==== 携帯機シリーズ ====
 
==== 携帯機シリーズ ====
;[[スーパーロボット大戦J]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}
:
+
:中盤で地下帝国が壊滅してしまうため、そのまま逃走し原作通り生き延びた。
;[[スーパーロボット大戦W]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
:直接パイロットとして戦う機会は無い。第1部後半に原作通りの決着を迎えるが、原作の曖昧な死の描写をうまく利用し、第2部最終話1話前にて[[ザ・データベース]]の協力者としてまさかの再登場を果たす(つまり実質的な本作におけるマジンガーのラスボスは、[[暗黒大将軍]]ではなく彼である)。
+
:直接パイロットとして戦う機会は無い。第1部後半で原作通りの決着を迎えるが、原作の曖昧な死の描写をうまく利用し、第2部最終話1話前にて[[ザ・データベース]]の協力者としてまさかの再登場を果たす(つまり実質的な本作におけるマジンガーのラスボスは、[[暗黒大将軍]]ではなく彼である)。
:ちなみに、このステージは『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]も同時に登場するため、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』同様に同じステージで大ボス同士がまた競演している。本作では'''「(Dr.へルは)[[ウィスパード]]に匹敵する程の頭脳の持ち主」'''とも評されている。
+
:ちなみに、このステージは『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]](と、ついでに[[シンクライン皇太子]])も同時に登場するため、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』同様に同じステージで大ボス同士がまた競演している。本作では'''「(Dr.へルは)[[ウィスパード]]に匹敵する程の頭脳の持ち主」'''とも評されている。
    
==== 単独作品 ====
 
==== 単独作品 ====
;[[スーパーロボット大戦GC]][[スーパーロボット大戦XO|XO]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO|XO}}
:非戦闘員の[[NPC]]だが、[[DVE]]がある。
+
:OVA設定で初登場。非戦闘員の[[NPC]]だが、[[DVE]]がある。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 +
:序章ワールド1から登場。本作では[[ショット・ウェポン|ショット]]と[[ゼット・ライト|ゼット]]の研究データについて過去に目を通したことがあり、[[オーラバトラー]]の製作者を理解した彼は[[ジェリル・クチビ|ジェリル]]らを味方に引き入れる。
 +
:第2章で世界各地にオーラバトラーとマグマ獣を手配して手薄になった日本に一斉攻撃を仕掛けるも、原作通り甲児達の奮戦で敗北し、地獄城を爆発させて消息を絶つ。
 +
:後に『W』と同様に逃げ延びていた事が判明するも、現時点では行方不明のままである。なお、原作に登場した[[妖機械獣]]は未登場。
    
=== 真マジンガー版設定 ===
 
=== 真マジンガー版設定 ===
 
==== [[Zシリーズ]] ====
 
==== [[Zシリーズ]] ====
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
:[[ズール皇帝]]と組み、共に[[地球]]征服を狙う。
+
:『真マジンガー』設定で初登場。[[ズール皇帝]]と組み、共に[[地球]]征服を狙う。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
 
:[[黒の英知]]を手に入れ、[[ズール皇帝]]や[[ムゲ・ゾルバドス]]と共謀し、[[ZEXIS]]とは別に[[バアル]]である[[インベーダー]]や[[アンチスパイラル]]と敵対する等、従来の作品と比べてもかなりの大物の大敵として描写されている。
 
:[[黒の英知]]を手に入れ、[[ズール皇帝]]や[[ムゲ・ゾルバドス]]と共謀し、[[ZEXIS]]とは別に[[バアル]]である[[インベーダー]]や[[アンチスパイラル]]と敵対する等、従来の作品と比べてもかなりの大物の大敵として描写されている。
 +
;[[第3次スーパーロボット大戦Z]]
 +
:『再世篇』で死亡したため、名前のみの登場。
    
==== 携帯機シリーズ ====
 
==== 携帯機シリーズ ====
;[[スーパーロボット大戦BX]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}
:今作では[[アイラ]]の予知を基にミケーネ復活の儀を行おうとしたあしゅらを、ピグマンを身代わりにする事で一度は出し抜いたものの、[[キバ]]によりミケーネの復活は行われてしまい、[[暗黒大将軍]]に一蹴されるという情けない最期を迎えた。
+
:今作では[[アイラ]]の予知を基にミケーネ復活の儀を行おうとしたあしゅらを、[[ピグマン子爵]]を[[みがわり|身代わり]]にする事で一度は出し抜いたものの、[[キバ]]によりミケーネの復活は行われてしまい、[[暗黒大将軍]]に一蹴されるという情けない最期を迎えた。
:何気に、本編で直接対決する事が不可能となっている。
+
:本編で戦うのはピグマンが変装したものなので、本人と直接対決する事は何気に不可能となっている。
   −
==== 単独作品 ====
+
==== VXT三部作 ====
;[[スーパーロボット大戦V]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
:地上ルート第37話で[[地獄王ゴードン]]に搭乗して登場。原作や『第2次Z再世篇』同様、甲児とあしゅらの共闘により撃破されるものの密かに生き延びており、[[タロス像]]に搭乗して再登場、[[マジンガーZERO]]が覚醒したタイミングで甲児の精神を動揺させ、甲児をZEROへと取り込ませる。そして、終焉の魔神と化したZEROに真っ先に葬られた。
+
:地上ルート第37話で[[地獄王ゴードン]]に搭乗して登場。原作や『第2次Z再世篇』同様、甲児とあしゅらの共闘により撃破されるものの密かに生き延びており、[[タロス像]]に搭乗して再登場、[[マジンガーZERO]]が覚醒したタイミングで甲児の精神を動揺させ、甲児をZEROへと取り込ませる。そして、終焉の魔神と化したZEROに真っ先に葬られた。実は『真マジンガーZERO』並びに『真マジンガーZERO VS 暗黒大将軍』ではDr.ヘルの時点でZEROの存在を知ってはおらず、更に[[闇の帝王]]の状態で甲児と接触した際に知ったため、本作ではいったい何時どの時点で知ったのか不明だったりする([[ミネルバX (真マジンガーZERO)|ミネルバ]]も原作では一回もDr.ヘルに対してZEROの存在を教えていない)。
 +
:なお、担当声優の岸野一彦氏は本作発売から3年後の2020年2月に逝去した為、本作が生前最後の出演作品となった。
 
;[[スーパーロボット大戦X]]
 
;[[スーパーロボット大戦X]]
 
:既に死亡しており、名前のみ登場。
 
:既に死亡しており、名前のみ登場。
   −
== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
=== その他 ===
 +
==== 単独作品 ====
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 +
:OVA版設定と『真マジンガー』設定の両方が登場。後者は[[マリーメイア軍]]に[[レオン・三島]]とも手を組む。
 +
:イベント「放たれたタマシイ」では、復活を遂げたOVA版・真マジンガー版の二人のDr.ヘルが手を組み、[[カイルス]]に挑む。
 +
 
 +
== パイロットステータス ==
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
 
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
:'''[[激怒]]、[[隠れ身]]、[[根性]]、[[ド根性]]、[[かく乱]]、[[足かせ]]'''(実際には使用せず)
+
:'''[[激怒]]、[[隠れ身]]、[[根性]]、[[ド根性]]、[[かく乱]]、[[足かせ]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦F|F]]・[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]
 
;[[スーパーロボット大戦F|F]]・[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]
 
: '''[[ド根性]]、[[自爆]]、[[ひらめき]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[鉄壁]]'''
 
: '''[[ド根性]]、[[自爆]]、[[ひらめき]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[鉄壁]]'''
165行目: 205行目:  
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
 
:'''[[不屈]]、[[分析]]、[[必中]]、[[鉄壁]]、[[気迫]]、[[覚醒]]'''
 
:'''[[不屈]]、[[分析]]、[[必中]]、[[鉄壁]]、[[気迫]]、[[覚醒]]'''
; [[スーパーロボット大戦V|V]]
+
; [[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]、[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
: '''[[先見]]、[[不屈]]、[[分析]]、[[必中]]、[[鉄壁]]、[[気迫]]'''
 
: '''[[先見]]、[[不屈]]、[[分析]]、[[必中]]、[[鉄壁]]、[[気迫]]'''
   175行目: 215行目:  
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
 
:'''[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L3、[[全体攻撃]]L3、[[指揮]]L4、[[気力限界突破]]'''
 
:'''[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L3、[[全体攻撃]]L3、[[指揮]]L4、[[気力限界突破]]'''
:BXでは、戦うのはピグマンが変身した姿であり、本人はイベントで撃墜される(DLC「Brand new X」では幻影だが本人と戦う)。影武者とはいえ、Dr.ヘルと同じような能力を持つ限り、ピグマンがDr.ヘルによほどの忠誠を持っていたのが理解できる。
+
:BXでは、戦うのはピグマンが変身した姿であり、本人はイベントで撃墜される。(DLC「Brand new X」では本人だが幻影である)
;[[スーパーロボット大戦V|V]]
+
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]、[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
:'''[[指揮官]]L4、[[底力]]L6、[[闘争心]]L2、[[ガード]]L2、[[精神耐性]]、[[気力+ボーナス]]'''
 
:'''[[指揮官]]L4、[[底力]]L6、[[闘争心]]L2、[[ガード]]L2、[[精神耐性]]、[[気力+ボーナス]]'''
   −
=== 固有[[エースボーナス]] ===
+
=== [[エースボーナス]] ===
 
;全ての機械獣の命中率+20%
 
;全ての機械獣の命中率+20%
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z再世篇]]』で採用。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z再世篇]]』で採用。
 
;全ての機械獣、タロス像の与ダメージ1.2倍、被ダメージ0.8倍
 
;全ての機械獣、タロス像の与ダメージ1.2倍、被ダメージ0.8倍
 
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。
 
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。
 +
;全ての機械獣の与ダメージ1.2倍、被ダメージ0.8倍
 +
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。実質的に『V』の時と同じ内容。『30』では「マップ中の」という文言が追加されている。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[兜十蔵]]
 
;[[兜十蔵]]
:同窓にして[[ライバル|因縁の相手]]。桜多吾作氏の漫画版では[[三角関係|恋敵]]でもあった。『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』では、最終決戦前に立体映像とはいえ、墓参りを行っている。
+
:同窓にして[[ライバル|因縁の相手]]
;[[兜甲児]]
+
:桜多吾作氏の漫画版では[[三角関係|恋敵]]でもあった。
 +
:『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』では、かつての「五大軍団」構想の一角。結局は袂を分かったが、最終決戦前に立体映像とはいえ墓参りを行っている。
 +
:『[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍]]』では遺伝子レベルで因縁深い間柄(『真魔神伝説』設定のアレンジと思われる)。
 +
;[[兜甲児]] / [[兜甲児 (OVA)]] / [[兜甲児 (真マジンガー)]] / [[兜甲児 (真マジンガーZERO)]]
 
:十蔵の孫にして、彼の死後における最大の敵。
 
:十蔵の孫にして、彼の死後における最大の敵。
 +
;[[剣鉄也]] / [[剣鉄也 (OVA)]]
 +
:『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY|INFINITY]]』ではDr.ヘルとして干戈を交える、甲児と並ぶ敵。SRWでも地獄大元帥よりDr.ヘルとして相対する作品の方が多い。
 
;[[あしゅら男爵]]
 
;[[あしゅら男爵]]
 
:部下。
 
:部下。
 
;[[ブロッケン伯爵]]
 
;[[ブロッケン伯爵]]
 
:部下。第2次世界大戦時からドイツ軍所属という接点がある。
 
:部下。第2次世界大戦時からドイツ軍所属という接点がある。
 +
:また、ヘル的にはゴーゴン大公へ助力を請う際の交渉役として、あしゅらよりも適任であると評価している節が有る。
 
;[[ピグマン子爵]]
 
;[[ピグマン子爵]]
:部下。『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』にて、『真マジンガー』準拠で初登場。
+
:部下。
;[[鉄仮面]]
+
;[[鉄仮面]][[鉄十字兵]]
 
:組織の一般兵。
 
:組織の一般兵。
 
;[[ゴーゴン大公]]
 
;[[ゴーゴン大公]]
215行目: 263行目:  
:[[小説]]『スーパーロボット大戦』にて共演済み。
 
:[[小説]]『スーパーロボット大戦』にて共演済み。
 
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』の終盤に彼らと対峙した際、[[ザ・データベース]]と接触した事で知った「[[ゲッターエンペラー|前の宇宙のゲッター]]」の存在を仄めかし、彼らにザ・データベースに降るように呼びかけるが、突っぱねられる。
 
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』の終盤に彼らと対峙した際、[[ザ・データベース]]と接触した事で知った「[[ゲッターエンペラー|前の宇宙のゲッター]]」の存在を仄めかし、彼らにザ・データベースに降るように呼びかけるが、突っぱねられる。
 +
;[[流竜馬 (OVA)]]、[[神隼人 (OVA)]]、[[巴武蔵 (OVA)]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では世界を越えて10年前から因縁を持つ、アムロと並んで甲児と鉄也に次ぐ敵対者である。
 +
;[[海動剣]]、[[真上遼]]
 +
:マジンガーのパイロットであり、そして「地獄」を名乗る漢たち。
 +
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では彼等とも対峙する。
 
;[[アイラ]]
 
;[[アイラ]]
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では彼女の予知を基に本来起きる未来、即ちあしゅらによるミケーネの復活を知り、それを阻止するべく[[ピグマン子爵|ピグマン]]を自身の影武者に使った。
+
:『BX』では彼女の予知を基に本来起きる未来、即ちあしゅらによるミケーネの復活を知り、それを阻止するべく[[ピグマン子爵|ピグマン]]を自身の影武者に使った。
    
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
227行目: 280行目:  
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』における協力者。
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』における協力者。
 
;[[ホネルバ]]
 
;[[ホネルバ]]
:『W』では共闘するが…。
+
:『W』では協力関係を築くが結局はお互いを利用し合っていた関係に過ぎず、後に彼女の方から裏切られる結果となる。その後は絡みこそ無いものの、最終的には互いに[[ザ・データベース]]側に就く事になったのは皮肉である。
 
;[[幽羅帝]]
 
;[[幽羅帝]]
 
:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』では、彼女達[[鉄甲龍]]とも早々と手を組む。
 
:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』では、彼女達[[鉄甲龍]]とも早々と手を組む。
 
;[[シンクライン皇太子]]
 
;[[シンクライン皇太子]]
:『W』では共にインファレンスに拾われ、終盤に共闘して[[ノイ・ヴェルター]]に挑む。
+
:『W』では共に[[インファレンス]]に拾われ、終盤に共闘して[[ノイ・ヴェルター]]に挑む。
 
;[[ズール皇帝]]、[[ムゲ・ゾルバドス]]
 
;[[ズール皇帝]]、[[ムゲ・ゾルバドス]]
 
:Dr.ヘルと肩を並べるスーパー系悪の大ボスの代表格。『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では[[黒の英知]]に触れた者同士、手を組んでいる。
 
:Dr.ヘルと肩を並べるスーパー系悪の大ボスの代表格。『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では[[黒の英知]]に触れた者同士、手を組んでいる。
 
;[[ブラックノワール]]
 
;[[ブラックノワール]]
 
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では、「平和の世界」を「革命の世界」に変えようとする彼(彼女?)の支援を受けていた。
 
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では、「平和の世界」を「革命の世界」に変えようとする彼(彼女?)の支援を受けていた。
 +
;[[カギ爪の男]]
 +
:『T』では敵対関係にあり、彼からも「自分を決して許さない存在」と認識されている。
 +
;[[獅堂光]]、[[龍咲海]]、[[鳳凰寺風]]
 +
:『T』ではINFINITYを手中に収めた事で、[[セフィーロ]]の魔神に選ばれた彼女達との間にも因縁が生まれる事になる。
    
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
241行目: 298行目:  
:Dr.ヘルと肩を並べるリアル系悪の[[ラストボス|大ボス]]の代表格。『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では「ギレンが総帥、ヘルが幹部」という力関係。一方、『α』では対等の立場で共演。
 
:Dr.ヘルと肩を並べるリアル系悪の[[ラストボス|大ボス]]の代表格。『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では「ギレンが総帥、ヘルが幹部」という力関係。一方、『α』では対等の立場で共演。
 
;[[シャア・アズナブル]]
 
;[[シャア・アズナブル]]
:旧シリーズでは、ヘルが登場する『第4次』以前に[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]を離脱しているが、『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』前半までは同僚だった。
+
:旧シリーズでは『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』前半までは[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の同僚だった。……とはいえ、ヘルの初参戦が(シャアが既にDCを離反している)『第4次』であるため同僚として共演したことはない。
 
:『新』では、地球人出身のバルマー帝国傘下…早い話が「地球圏の裏切り者」同士である。
 
:『新』では、地球人出身のバルマー帝国傘下…早い話が「地球圏の裏切り者」同士である。
 +
;[[アムロ・レイ]]
 +
:『T』では世界を越えて10年前から因縁を持つ、ゲッターチームと並んで甲児と鉄也に次ぐ敵対者である。
 
;[[ハマーン・カーン]]
 
;[[ハマーン・カーン]]
 
:Dr.ヘル自身が登場しない『第3次』までは同僚。『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では上役。
 
:Dr.ヘル自身が登場しない『第3次』までは同僚。『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では上役。
 
;[[ミネバ・ラオ・ザビ]]
 
;[[ミネバ・ラオ・ザビ]]
 
:『F』ではDCの名目上の総帥で、上役。
 
:『F』ではDCの名目上の総帥で、上役。
 +
;[[フル・フロンタル]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のイベント「策謀渦巻く宇宙」では彼と手を組むが、[[ヴェーダ]]を手中に収めるために彼と[[袖付き]]を利用しようとしていたに過ぎず、最終的には決別・激突する。
 
;[[東方不敗マスター・アジア]]
 
;[[東方不敗マスター・アジア]]
 
:『F』『F完結編』では彼と手を組む。
 
:『F』『F完結編』では彼と手を組む。
253行目: 314行目:  
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]
 
;[[ラウ・ル・クルーゼ]]
 
:『W』では共にインファレンスに拾われ、終盤に共闘して[[ノイ・ヴェルター]]に挑む。
 
:『W』では共にインファレンスに拾われ、終盤に共闘して[[ノイ・ヴェルター]]に挑む。
 +
;[[リボンズ・アルマーク]]
 +
:『X-Ω』のイベント「策謀渦巻く宇宙」では敵対関係にある。
    
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
 
;[[ガウルン]]
 
;[[ガウルン]]
:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』では彼とも共闘体制をとる。
+
:『[[スーパーロボット大戦J|J]]』では彼とも共闘体制をとり、地獄城での決戦では共に特務分艦隊を迎え撃つ。
 +
;[[レオン・三島]]
 +
:『CC』では彼と協力関係を結んでいる。
 +
;[[ブレラ・スターン]]
 +
:『CC』ではインプラント制御された彼を手駒として操る。
 +
;[[エンブリヲ]]
 +
:『X-Ω』のイベント「策謀渦巻く宇宙」における協力者。
 +
 
 +
=== その他の版権作品 ===
 +
;[[ゴジラ]]
 +
:『X-Ω』のイベント「G迎撃作戦」ではかつてバードス島と機械獣軍団を壊滅寸前にまで追い込まれた因縁の敵。さすがのDr.ヘルもゴジラには明確に畏怖の感情を抱いており、彼を捕獲し[[機械獣]]に改造して自らの戦力にする事を企てるが、まさに触らぬ神に祟りなし、ゴジラに手を出したが為に更なる想像を絶する地獄が繰り広げられる結果となった。
    
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
265行目: 338行目:  
;[[インファレンス]]
 
;[[インファレンス]]
 
:『W』では彼に拾われ、全宇宙の知を集め続ける彼ら[[ザ・データベース]]に感動し、彼に積極的に協力、そして共に知を集める旅に出る事を認めさせた。
 
:『W』では彼に拾われ、全宇宙の知を集め続ける彼ら[[ザ・データベース]]に感動し、彼に積極的に協力、そして共に知を集める旅に出る事を認めさせた。
 +
;[[サイクラミノス]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』本編終了後のエキスパンションパス最終話にて、彼女が再起動させた[[スターメンビトルver.2.8|スターメンビトル]]の力で復活させてもらい、再び[[ドライクロイツ]]に襲い掛かる。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
278行目: 353行目:  
:第2話ラストでTV電波をジャックし、日本国民へと叩き付けた狂気の宣戦布告。とは言え、この時点で得意げに謳い上げていた「一年以内の世界征服」が足踏み状態に陥るとは、流石のDr.ヘルも想定外だったであろう。
 
:第2話ラストでTV電波をジャックし、日本国民へと叩き付けた狂気の宣戦布告。とは言え、この時点で得意げに謳い上げていた「一年以内の世界征服」が足踏み状態に陥るとは、流石のDr.ヘルも想定外だったであろう。
 
;「人間の知恵は無限じゃ。また、悪知恵も無限じゃ!」
 
;「人間の知恵は無限じゃ。また、悪知恵も無限じゃ!」
:作戦の失敗により死のうとする[[あしゅら男爵]]に対して。Dr.ヘルの[[性格]]がよくわかる台詞である。
+
:作戦の失敗により死のうとする[[あしゅら男爵]]に対して。Dr.ヘルの[[性格]]とあしゅら男爵との良き関係がよくわかる台詞である。
 
;「こんな機械獣ではだめだ!」
 
;「こんな機械獣ではだめだ!」
 
:頑固職人の様に機械獣を作っては破壊した。
 
:頑固職人の様に機械獣を作っては破壊した。
;「ロケット工学の複雑な理論を無視し、そしてこのワシに勝ちおった…」<br />「兜博士よ、ワシは君がうらやましい。敵ながら天晴れな[[兜甲児|跡継ぎ]]を持ったと言って良いだろう…!」
+
;「ロケット工学の複雑な理論を無視し、そしてこのワシに勝ちおった…」<br />「兜博士よ、私は君がうらやましい。敵ながら天晴れな[[兜甲児|跡継ぎ]]を持ったと言って良いだろう…!」
 
:第32話にて「ロケットを手に持って飛ぶという方法でゲルべロスJ3(SRW未登場)を[[マジンガーZ]]が打ち破った」という報告を聞いた後の台詞。
 
:第32話にて「ロケットを手に持って飛ぶという方法でゲルべロスJ3(SRW未登場)を[[マジンガーZ]]が打ち破った」という報告を聞いた後の台詞。
 +
;「バカ者めが。味方同士で争うとは、何事じゃ」
 +
;「いい加減にせいブロッケン! お前がワシの右腕なら、あしゅら男爵はワシの左腕だ。お前たちが憎しみ合っていては、せっかくの総攻撃も成功せん。つまらぬライバル意識は捨てて、手を結ぶのじゃ。さすれば必ず作戦は成功する。さあ、握手せいブロッケン伯爵、あしゅら男爵…さあ!」
 +
:第47話で、しょっぱなから互いに手袋を投げ合って剣を交えた決闘を始めるあしゅらとブロッケン。それに対して鞭で絡めとって2人の剣を天井に上げて刺さらせ、仲裁して𠮟責の言葉を投げかける。更にブロッケンが食い下がろうとするが、尤もな言葉でこの場を収めようとする…が、なかなか握手しないので最後に急かす一言。'''まあ確かにいがみ合った末にこんな事までおっぱじめていては、ヘルが怒るのも無理はないだろう。'''
 +
;「こんな奴らに作戦を任せねばならんとは、わしゃ世界一の不幸者よ…」
 +
:同じく第47話の戦闘終了後にて。一連の作戦が失敗し、冒頭と同じくまたもそれぞれ剣を手に口論しながら刃を交える[[あしゅら男爵]]と[[ブロッケン伯爵]]を見て、食卓(昔の西洋の貴族や王族が使っていたような長テーブル)でグラスを手にしながらの、'''ヘルの呆れっぷりが出ている一言である。'''
 +
;「シュトロハイムは人間ではない!奴はサイボーグじゃ!」
 +
:第61話「宿命のロボット ラインXの歌」にて。あしゅら男爵率いる鉄仮面軍団で[[シュトロハイム・ハインリッヒ]]の隠れ家屋敷にやって来て、ヘル一派のを裏切って逃亡した彼にあしゅらの「お前が造った械獣頂戴に来た。おとなしく渡せば良し、さもなくば…」の直後に抜刀する鉄仮面達だが、漫画版の顔半分がメカになったシュトロハイムにメカ目からの光線などによって次々と返り討ちにされ、乗ってきた車で撤退を余儀なくされるあしゅら。そして戻って来たらヘルのこの説明台詞であった。
 +
:しかもブロッケンが「ええっ、サイボーグ!?」と驚いているが、'''ヘル以外ほとんどサイボーグな連中だろうに。'''
 +
;「くそぉ…とうとう勝利の女神がワシに背を向けおった。無念じゃ…ブロッケン伯爵…!」
 +
:第91話。マジンガーZに敗れ、遂にDr.ヘルも倒される。TV版のヘルとしては最期の台詞となった。
 
;「騒々しいぞあしゅら男爵。機械獣がマジンガーZに倒された報告なら聞く必要はない!」
 
;「騒々しいぞあしゅら男爵。機械獣がマジンガーZに倒された報告なら聞く必要はない!」
 
:『マジンガーZ対デビルマン』にて妖獣シレーヌを目撃し血相を変えて報告に来たあしゅら男爵に対しての一言。
 
:『マジンガーZ対デビルマン』にて妖獣シレーヌを目撃し血相を変えて報告に来たあしゅら男爵に対しての一言。
303行目: 388行目:  
:なお、後の[[マジンガーシリーズ|シリーズ]]にはマジンガー乗りでありながら「地獄」を名乗る[[海動剣|連]][[真上遼|中]]も登場しており、『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』や『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では対面が実現してしまう(一応、それらの作品に登場するDr.ヘルはOVA版や真マジンガー版なので別設定だが)。それどころか、『BX』では'''[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]までが「地獄」を名乗り出す'''。
 
:なお、後の[[マジンガーシリーズ|シリーズ]]にはマジンガー乗りでありながら「地獄」を名乗る[[海動剣|連]][[真上遼|中]]も登場しており、『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』や『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では対面が実現してしまう(一応、それらの作品に登場するDr.ヘルはOVA版や真マジンガー版なので別設定だが)。それどころか、『BX』では'''[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]までが「地獄」を名乗り出す'''。
 
;「かつて、アレクサンダー大王がナポレオンが、そしてヒットラーが! 成し遂げれなかった世界征服をこのDr.ヘルが成し遂げるのだ!!」
 
;「かつて、アレクサンダー大王がナポレオンが、そしてヒットラーが! 成し遂げれなかった世界征服をこのDr.ヘルが成し遂げるのだ!!」
:Dr.ヘルが己の夢を語る台詞である。彼は元ナチス政権下のドイツの[[科学者・技術者|科学者]]]であった為に余計にこの台詞に深みが出る。
+
:Dr.ヘルが己の夢を語る台詞である。彼は元ナチス政権下のドイツの[[科学者・技術者|科学者]]であった為に余計にこの台詞に深みが出る。
 
:なお、津島直人氏の漫画版『マジンカイザー』では、“世界征服”の解釈を違った形で捉えた台詞として使われている。
 
:なお、津島直人氏の漫画版『マジンカイザー』では、“世界征服”の解釈を違った形で捉えた台詞として使われている。
 
;「Dr.ヘルはまたも挑戦する」<br />「幼少を、そして青春期に冷たい仕打ちを続けた人々を呪い…」<br />「今、全人類を足元に平伏させんが為に」<br />「その人生の全てをかけて…」<br />「頑張れDr.ヘル、戦えDr.ヘル、勝利は目の前だ」
 
;「Dr.ヘルはまたも挑戦する」<br />「幼少を、そして青春期に冷たい仕打ちを続けた人々を呪い…」<br />「今、全人類を足元に平伏させんが為に」<br />「その人生の全てをかけて…」<br />「頑張れDr.ヘル、戦えDr.ヘル、勝利は目の前だ」
315行目: 400行目:  
;「馬鹿かぁっ!!」
 
;「馬鹿かぁっ!!」
 
:「脳ある鷹はパンチを隠す!」と叫ぶ甲児に対しての返し。'''「ロケットパンチ100連発」という無茶過ぎる光景を見れば'''、こうも返したくなるだろう…。
 
:「脳ある鷹はパンチを隠す!」と叫ぶ甲児に対しての返し。'''「ロケットパンチ100連発」という無茶過ぎる光景を見れば'''、こうも返したくなるだろう…。
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 +
=== [[劇場版 マジンガーZ / INFINITY|INFINITY]] ===
 +
;「仮初めの平和はどうだった?退屈だったんじゃないか?」
 +
:再会を果たした甲児に対する問いかけ。平和を享受する宿敵に対し、戦士であり続ける事を願うかのような言い方は、'''続編や新シリーズ、スパロボ等を通してマジンガーZの活躍をいつまでも見ていたい'''と願うファンの心境との類似性を感じさせ、視聴者からは「'''作中における一番のマジンガー愛好家はDr.ヘルである'''」と評される事も。
 +
    
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 +
=== 戦闘台詞 ===
 +
;「あの世で見ているがいい、十蔵!マジンガーZが砕け散る様を!」
 +
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』での[[兜甲児|甲児]]に対する特殊戦闘台詞の一つ。因縁の相手であるマジンガーZとその開発・製作者の十蔵に対する意識は長い時を経ても変わらない。
 +
;「世界の理を破壊する魔法騎士よ!我にその力を貸せ!」<br>「ゴラーゴンと対を為す魔神よ!今こそその力を我に!」
 +
:『T』における、対[[魔法騎士]]勢での特殊戦闘台詞。[[INFINITY]]との因縁が深い存在であることや戦力の高さから、自身の野望の駒として利用する考えが露呈している様子が窺える。
 +
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;「風邪ひいてまんねん」
 
;「風邪ひいてまんねん」
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』スーパー編シナリオ「絆」での台詞。[[声優ネタ]]。元ネタは風邪薬のCM。
+
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』スーパー編シナリオ「絆」での台詞。[[声優ネタ]]。元ネタは風邪薬のCM「かぜに改源」。
 
;「今日は[[ロンド・ベル]]を! 明日は世界を!」
 
;「今日は[[ロンド・ベル]]を! 明日は世界を!」
 
:上記の後の台詞。あしゅら男爵は絶句していた。
 
:上記の後の台詞。あしゅら男爵は絶句していた。
 +
;「おのれ、マジンガーZめ!!」
 +
:『F』『F完結編』での対マジンガーZの被弾台詞。…のはずなのだが、設定ミスで'''Dr.ヘルがマジンガーZに乗っている'''事が条件となっているため作中では[[キャラクター事典]]でしか聞く事ができない。その為「ちゃんと動け!」とでも言いたげな台詞と化している。
 +
 +
=== [[αシリーズ]] ===
 +
;「あしゅら男爵…そこまで思い詰めておったのか…ワシはお前を誤解しておったようじゃの…」
 +
:『α』51話「あしゅら男爵、散る」にてあしゅら男爵の死をゴーゴンから伝えられて。シナリオの冒頭で失敗続きで周囲からの信頼を失った事に耐えきれなくなったあしゅらが脱走するのを「何をやるのか見てから対応すればいい」と放置していたヘルだが、まさかあしゅらが本当に死ぬ気だったとは思っていなかったらしく、結果的に自らの狭量があしゅらを死に追いやってしまった事にただただ落胆するしかなかった……。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
345行目: 447行目:  
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第37話「降臨!大いなる神の化身!」にて、あしゅら男爵が血の儀式を果たせなかった理由。
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第37話「降臨!大いなる神の化身!」にて、あしゅら男爵が血の儀式を果たせなかった理由。
 
;「貴様には我が夢幻の牢獄で、永遠の眠りについてもらうぞ、あしゅら…」
 
;「貴様には我が夢幻の牢獄で、永遠の眠りについてもらうぞ、あしゅら…」
:同上。[[アイラ]]の予知を利用し、あしゅら男爵の目論見を潰した事であしゅらに死の宣告を突きつけるが…。
+
:同上。[[アイラ]]の予知を利用し、あしゅら男爵の目論見を潰した事であしゅらに死の宣告を突きつける。
=== 単独作品 ===
+
 
;「伝説の[[神|海神]]… 『[[ゴジラ|呉爾羅]]』だ…」
+
=== VXT三部作 ===
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』より。[[機械獣]]軍団を蹂躙し[[バードス島]]を焼け野原に変えた怪獣王「ゴジラ」を見て、呆然と呟く。
  −
:なお、『呉爾羅』とはゴジラシリーズ第一作目『ゴジラ』(1954)の舞台の一つ・大戸島で古くから語られている海神の名。それに因んで、生物学者・山根恭平博士は大戸島で目撃した怪獣を「ゴジラ」と命名した。
   
;「どうだ、兜甲児? マジンガーのパーツになった気分は…?」<br/>「ハハハハハ! お前は祖父である十蔵を慕っていたから、信じられないだろうな!」<br/>「だが、奴こそは科学に魂を売り渡した悪魔! そして、生涯を懸けた魔神の完成のために孫さえも利用しようとした鬼畜よ!」<br/>「絶望せよ! 貴様の意志が切れた時、その魂を魔神はむさぼり食う!」<br/>「亡き盟友、十蔵に代わり、このDr.ヘルが最後の扉を開けてやる!」<br/>「兜甲児よ! その身を…魂を魔神に捧げよ! お前は、そのための生体パーツに過ぎんのだ!!」
 
;「どうだ、兜甲児? マジンガーのパーツになった気分は…?」<br/>「ハハハハハ! お前は祖父である十蔵を慕っていたから、信じられないだろうな!」<br/>「だが、奴こそは科学に魂を売り渡した悪魔! そして、生涯を懸けた魔神の完成のために孫さえも利用しようとした鬼畜よ!」<br/>「絶望せよ! 貴様の意志が切れた時、その魂を魔神はむさぼり食う!」<br/>「亡き盟友、十蔵に代わり、このDr.ヘルが最後の扉を開けてやる!」<br/>「兜甲児よ! その身を…魂を魔神に捧げよ! お前は、そのための生体パーツに過ぎんのだ!!」
 
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』地上ルート第38話「地獄の門」にて、現出した[[マジンガーZERO]]が[[ハーデス神]]を一蹴した後に現れ、甲児を動揺させる。そして…
 
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』地上ルート第38話「地獄の門」にて、現出した[[マジンガーZERO]]が[[ハーデス神]]を一蹴した後に現れ、甲児を動揺させる。そして…
355行目: 455行目:  
:同話より。甲児を取り込み、暴走したZEROに真っ先に葬られ、狂気のまま消滅していった。
 
:同話より。甲児を取り込み、暴走したZEROに真っ先に葬られ、狂気のまま消滅していった。
 
:…しかし、Dr.ヘルのこの言葉により、甲児が完全にマジンガーZEROに取り込まれずに済んだのは皮肉という他ないだろう。
 
:…しかし、Dr.ヘルのこの言葉により、甲児が完全にマジンガーZEROに取り込まれずに済んだのは皮肉という他ないだろう。
 +
 +
=== 単独作品 ===
 +
;「伝説の[[神|海神]]… 『[[ゴジラ|呉爾羅]]』だ…」
 +
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』より。[[機械獣]]軍団を蹂躙し[[バードス島]]を焼け野原に変えた怪獣王「ゴジラ」を見て、呆然と呟く。
 +
:なお、『呉爾羅』とはゴジラシリーズ第一作目『ゴジラ』(1954)の舞台の一つ・大戸島で古くから語られている海神の名。それに因んで、生物学者・山根恭平博士は大戸島で目撃した怪獣を「ゴジラ」と命名した。
 +
;「この世界でも我の負けだ…。見事だ、兜甲児…」<br/>「お前達の力…人類の可能性を今一度だけ信じたくなったぞ」<br/>「アンデス山脈へと向かえ」<br/>「[[クエスターズ]]は、お前達を標的にしている。お前達がアンデス山脈に向かった時、何かが起きる」<br/>「あれとクエスターズの意味…。お前達に未来へと進む意思があるのなら自らの目で確かめるといい」<br/>「さらばだ、兜甲児! またいつの日か会おう!」
 +
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』キーミッション「光と闇の果て」より。素直に敗北を認め、最後に助言を残して悪の天才科学者は散る。
 +
:こんなことを言いながらもサイドミッション「怒りの魔神」や[[ダウンロードコンテンツ/30|エキスパンション・シナリオ]]「希望を胸に」で再登場するため、せっかくのいいシーンが台無しである<ref>隣接次元の敗北前の時間軸から招かれた別個体ではある。</ref>…が、'''[[第3次α]]で[[地獄大元帥|甲児達に助言を与えて死んでおきながら後でシレっと再登場するという全く同じ展開をやっている]]'''ので「怒りの魔神」での再登場も含めて過去ネタのパロディの可能性も否めない。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
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:劇場映画『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対デビルマン]]』での専用艦。SRW未登場。
 
:劇場映画『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対デビルマン]]』での専用艦。SRW未登場。
 
;[[飛行要塞グール]]
 
;[[飛行要塞グール]]
:『マジンガーZ』TV版及び一部の漫画版で搭乗。SRWではナバローンの代わりに使われている。
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:『マジンガーZ』TV版及び一部の漫画版で搭乗。
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:SRWではナバローンの代わりに使われている。
 
;[[地獄王ゴードン]]
 
;[[地獄王ゴードン]]
 
:漫画版及び『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』で搭乗。
 
:漫画版及び『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』で搭乗。
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;[[地獄大元帥]]
 
;[[地獄大元帥]]
 
:『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]]』では自身の搭乗機体として登場する。
 
:『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY]]』では自身の搭乗機体として登場する。
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;[[INFINITY]]
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:地獄大元帥を制御コアとして組み込む形で操作する。
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== 余談 ==
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*永井豪作品のスターシステムが多用されている漫画作品『バイオレンスジャック』では地獄道空手を使いこなす[[武術・格闘技|格闘家]]「毒田地獄斎」として登場。マジンガーZのオマージュ人物である「ジム・マジンガ」を苦しめるなど悪役ぶりを発揮していた。これを受けてか『真マジンガーZERO』では老人ながら非常にマッシブな姿で描かれており、アメリカ大統領を素手で制圧するなどそのパワーを存分に見せつけている。
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== 脚注 ==
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<references />
    
{{マジンガーシリーズ}}
 
{{マジンガーシリーズ}}
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