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− | *発売日:[[発売日::2010年8月19日]]
| + | {{ゲーム |
− | *機種:[[機種::プレイステーション3]]
| + | | 読み = |
− | *開発:[[開発 (作品)::フロムソフトウェア]]
| + | | 外国語表記 = |
− | *販売:バンダイナムコゲームズ
| + | | シリーズ = |
− | *定価:8,379円(税込)
| + | | 原作 = |
− | *CERO区分:B(12歳以上対象)
| + | | 移植版 = |
| + | | リメイク版 = |
| + | | 前作 = |
| + | | 次作 = |
| + | | スペシャルディスク = |
| + | | 開発元 = フロムソフトウェア |
| + | | 運営元 = |
| + | | 発売元 = バンダイナムコゲームス |
| + | | 配信元 = |
| + | | 対応機種 = [[プレイステーション3]] |
| + | | プロデューサー = |
| + | | ディレクター = |
| + | | シナリオ = |
| + | | キャラクターデザイン = |
| + | | メカニックデザイン = |
| + | | 音楽 = |
| + | | 主題歌 = 「Re:birth」 |
| + | | 発売日 = [[発売日::2010年8月19日]] |
| + | | 最新バージョン = |
| + | | 配信開始日 = |
| + | | 配信終了日 = |
| + | | 価格 = 8,379円(税込) |
| + | | CERO区分 = B(12歳以上対象) |
| + | | コンテンツアイコン = |
| + | | 初登場SRW = |
| + | | 初クレジットSRW = |
| + | }} |
| <!-- 物語の核心部分の記載はご遠慮ください。 --> | | <!-- 物語の核心部分の記載はご遠慮ください。 --> |
| + | 『'''Another Century's Episode:R'''』はフロム・ソフトウェアが開発、バンダイナムコゲームスが発売したコンピュータゲーム。 |
| | | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | 『Another Century's Episode』シリーズの第4作目。'''R'''とは「Rebrith」を指している。今回は[[プレイステーション3]]で発売され、同シリーズはスパロボシリーズより同ハードに一足お先で(スパロボシリーズの[[プレイステーション3]]作品第1作目は『[[第2次スーパーロボット大戦OG]]』となった)発売をした。シナリオはSRプロデュースチーム(バンプレソフト)が担当。 | + | 『Another Century's Episode』シリーズの第4作目。'''R'''とは「Rebrith」を指している。「A.C.E.シリーズ」初の[[プレイステーション3]]用作品。シナリオはSRプロデュースチーム(バンプレソフト)が担当。 |
| <!-- === 新システム === --> | | <!-- === 新システム === --> |
| <!-- === 主な既存システムと変更点 === --> | | <!-- === 主な既存システムと変更点 === --> |
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| | | |
| == 登場作品 == | | == 登場作品 == |
| + | ★は新規作品。 |
| + | |
| *★[[超時空世紀オーガス]] | | *★[[超時空世紀オーガス]] |
| *[[機動戦士Ζガンダム]](※ 劇場版の設定も含む) | | *[[機動戦士Ζガンダム]](※ 劇場版の設定も含む) |
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| *★アーマード・コア(※ ナインボール=セラフ、アナザーセラフがゲスト参戦) | | *★アーマード・コア(※ ナインボール=セラフ、アナザーセラフがゲスト参戦) |
| *A.C.E.オリジナル | | *A.C.E.オリジナル |
− |
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− | ★は新規作品
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| 『マクロスF』は本作発売後に『[[スーパーロボット大戦L]]』で、『コードギアス 反逆のルルーシュR2』は『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』でそれぞれ本家スパロボシリーズ初参戦を果たしている。 | | 『マクロスF』は本作発売後に『[[スーパーロボット大戦L]]』で、『コードギアス 反逆のルルーシュR2』は『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』でそれぞれ本家スパロボシリーズ初参戦を果たしている。 |
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− | 『クロスボーン・ガンダム』を除いた『[[宇宙世紀]]ガンダム』と『キングゲイナー』以外の参戦作品はシリーズ新規参戦作品。『Zガンダム』のストーリーはTV版準拠、他の設定が劇場版準拠である。中でも特筆すべき点として、[[スーパーロボット大戦シリーズ]]には本作発売時点で[[未参戦作品|未参戦]]の『[[コードギアスシリーズ]]』と『マクロスF』の参戦している点が挙げられる。『コードギアス』は作品としては初めての3Dロボットアクションで表現される。また、前作にも参戦していた『キングゲイナー』も含めて、『[[スーパーロボット大戦Z]]』の参戦作品である『オーガス』、『Ζガンダム』、『SEED DESTINY』、『アクエリオン』も加わっている。
| + | 『クロスボーン・ガンダム』を除いた「[[宇宙世紀]]ガンダム」と『キングゲイナー』以外の参戦作品はシリーズ新規参戦作品。『Ζガンダム』のストーリーはTV版準拠、他の設定が劇場版準拠である。中でも特筆すべき点として、[[スーパーロボット大戦シリーズ]]には本作発売時点で[[未参戦作品|未参戦]]の「[[コードギアスシリーズ]]」と『マクロスF』が参戦している点が挙げられる。『コードギアス』は作品としては初めての3Dロボットアクションで表現される。また、前作にも参戦していた『キングゲイナー』も含めて、『[[スーパーロボット大戦Z]]』の参戦作品である『オーガス』、『Ζガンダム』、『SEED DESTINY』、『アクエリオン』も加わっている。 |
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− | 本作では『[[OGシリーズ|スーパーロボット大戦OGシリーズ]]』からもキャラクター、機体が共にゲスト参戦をしている。A.C.E.シリーズにおいて『[[OGシリーズ|スーパーロボット大戦OGシリーズ]]』は[[Another Century's Episode|最初作]]にて[[量産型ゲシュペンストMk-II]]のみ参戦していたが、本作では[[サイバスター]]などの機体三機に加えて[[マサキ・アンドー|マサキ]]達バンプレストオリジナルのキャラクターも『[[スーパーロボット大戦 OG外伝|OG外伝]]』終了後の設定でゲスト参戦をしている。OGより登場となった機体三機の[[BGM]]も『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS|OGS]]』からそのまま流用して使用されている。『OG世界』のマサキ、シロ、クロ、リュウセイ、キョウスケと他の版権作品のキャラクターが共演する作品は、A.C.E.シリーズが初めてとなる。尚、OGのEDでは本作の発売から二年後に発売となった『[[第2次スーパーロボット大戦OG]]』へ繋がる内容となっており、マサキ達の帰還直後から本格的な物語が始まる設定である。
| + | 本作では「[[OGシリーズ|スーパーロボット大戦OGシリーズ]]」からもキャラクター、機体が共にゲスト参戦している。A.C.E.シリーズにおいて「スーパーロボット大戦OGシリーズ」は[[Another Century's Episode|最初作]]にて[[量産型ゲシュペンストMk-II]]のみ参戦していたが、本作では[[サイバスター]]などの機体三機に加えて[[マサキ・アンドー|マサキ]]達バンプレストオリジナルのキャラクターも『[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]』終了後の設定でゲスト参戦している。OGより登場となった機体三機の[[BGM]]も『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS|OGS]]』からそのまま流用して使用されている。『OG世界』のマサキ、シロ、クロ、リュウセイ、キョウスケと他の版権作品のキャラクターが共演する作品は、A.C.E.シリーズが初めてとなる。尚、OGのEDでは本作の発売から二年後に発売となった『[[第2次スーパーロボット大戦OG]]』へ繋がる内容となっており、マサキ達の帰還直後から本格的な物語が始まる設定である。 |
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| 更にサプライズ参戦として、本作の開発元であるフロム・ソフトウェアの代表作であるロボットアクションゲーム『アーマード・コア』シリーズから、シリーズ最強の敵の一角であり、同時に同シリーズのファンの間で屈指の人気を誇る機体「ナインボール=セラフ」と、『AC』シリーズの小説作品『アーマード・コア ブレイブ ニュー ワールド』に登場した黒いナインボール=セラフ(通称「アナザーセラフ」、原作劇中での呼称は「黒い奴」または「BLACK・ONE」)が「量産型ナインボール=セラフ」として、それぞれゲスト参戦している(専用[[BGM]]も、原作におけるナインボール=セラフのテーマ曲「9」のアレンジバージョンが使用されている)。本作のエクストラミッション'''9'''ではナインボール=セラフを操作することができるが、『AC』シリーズではナインボール=セラフをアセンして操作できる作品は2013年現在には存在しておらず、本作は今のところナインボール=セラフをプレイヤーの手で操作することのできる唯一のゲーム作品となっている。 | | 更にサプライズ参戦として、本作の開発元であるフロム・ソフトウェアの代表作であるロボットアクションゲーム『アーマード・コア』シリーズから、シリーズ最強の敵の一角であり、同時に同シリーズのファンの間で屈指の人気を誇る機体「ナインボール=セラフ」と、『AC』シリーズの小説作品『アーマード・コア ブレイブ ニュー ワールド』に登場した黒いナインボール=セラフ(通称「アナザーセラフ」、原作劇中での呼称は「黒い奴」または「BLACK・ONE」)が「量産型ナインボール=セラフ」として、それぞれゲスト参戦している(専用[[BGM]]も、原作におけるナインボール=セラフのテーマ曲「9」のアレンジバージョンが使用されている)。本作のエクストラミッション'''9'''ではナインボール=セラフを操作することができるが、『AC』シリーズではナインボール=セラフをアセンして操作できる作品は2013年現在には存在しておらず、本作は今のところナインボール=セラフをプレイヤーの手で操作することのできる唯一のゲーム作品となっている。 |
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− | 『AC』シリーズのクロスオーバー作品への参戦は、本作で初の実現となり、バンプレストとフロム・ソフトウェアのそれぞれの代表作である『スパロボOG』と『AC』の共演も、『ACE』シリーズ第4作目である本作において遂に実現となった。『OG』の参戦は発売一ヶ月前のPV2公開まで、『AC』の参戦は本作の発売まで伏せられており、この両シリーズの参戦は多くのファンを驚愕させた。
| + | 『AC』シリーズのクロスオーバー作品への参戦は、本作で初めて実現し、バンプレストとフロム・ソフトウェアのそれぞれの代表作である『スパロボOG』と『AC』の共演も、『ACE』シリーズ第4作目である本作において遂に実現した。『OG』の参戦は発売一ヶ月前のPV2公開まで、『AC』の参戦は本作の発売まで伏せられており、この両シリーズの参戦は多くのファンを驚愕させた。 |
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| A.C.E.オリジナルは、前述2シリーズとは別枠で扱われている。 | | A.C.E.オリジナルは、前述2シリーズとは別枠で扱われている。 |
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| :シーズンの一人で、シーズンの4モデルの一つ、ウィンター・シリーズのシリアルナンバー1。シーズンを束ねる存在であり、システムACEを支配する。「フォーシブル・コマンド」という他のシーズンのアンドロイドを強制的に操る特殊機能を持つ。外見は神秘的な雰囲気を纏った美青年。一見物腰柔らかい面を見せるも、その本性は冷酷非情そのもの。しかし、彼にはある秘密が…。声優は[[声優:置鮎龍太郎|置鮎龍太郎]]。 | | :シーズンの一人で、シーズンの4モデルの一つ、ウィンター・シリーズのシリアルナンバー1。シーズンを束ねる存在であり、システムACEを支配する。「フォーシブル・コマンド」という他のシーズンのアンドロイドを強制的に操る特殊機能を持つ。外見は神秘的な雰囲気を纏った美青年。一見物腰柔らかい面を見せるも、その本性は冷酷非情そのもの。しかし、彼にはある秘密が…。声優は[[声優:置鮎龍太郎|置鮎龍太郎]]。 |
| ;スプリング・ワン | | ;スプリング・ワン |
− | :シーズンの一人で、シーズンの4モデルの一つ、スプリング・シリーズのシリアルナンバー1。シー・プラントの守護者で、惑星エリアの海の守りを司る。本来の役目は、人間の健康管理や生活面のサポートであった。外見は幼い少女。無邪気で好戦的な性格。ウィンター・ワンに対して強い忠誠心と思慕を寄せる。声優は[[声優:沖佳苗|沖佳苗]]。 | + | :シーズンの一人で、シーズンの4モデルの一つ、スプリング・シリーズのシリアルナンバー1。シー・プラントの守護者で、惑星エリアの海の守りを司る。本来の役目は、人間の健康管理や生活面のサポートであった。外見は幼い少女。無邪気で好戦的な性格。ウィンター・ワンに対して強い忠誠心と思慕を寄せる。声優は沖佳苗。 |
| ;サマー・ワン | | ;サマー・ワン |
| :シーズンの一人で、シーズンの4モデルの一つ、サマー・シリーズのシリアルナンバー1。ジオ・プラントの守護者で、惑星エリアの大地の守りを司る。本来の役目は、人間に代わって外敵「アグレッサー」と前線で戦うことであった。外見は屈強な男性で、その見た目どおりに武人肌の人物。声優は[[声優:小山剛志|小山剛志]]。 | | :シーズンの一人で、シーズンの4モデルの一つ、サマー・シリーズのシリアルナンバー1。ジオ・プラントの守護者で、惑星エリアの大地の守りを司る。本来の役目は、人間に代わって外敵「アグレッサー」と前線で戦うことであった。外見は屈強な男性で、その見た目どおりに武人肌の人物。声優は[[声優:小山剛志|小山剛志]]。 |
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| :シーズンの一人で、シーズンの4モデルの一つ、オータム・シリーズのシリアルナンバー1。エアー・プラントの守護者で、惑星エリアの空の守りを司る。本来の役目は、物事を客観視し、人間に的確な助言を与えることであった。外見は妖艶な美女。ウィンター・ワンを敬愛し、彼に絶対の忠誠を誓うと共に、自身のデッドコピーであるオータム・フォーに対して激しい敵意を抱く。声優は[[声優:小松由佳|小松由佳]]。 | | :シーズンの一人で、シーズンの4モデルの一つ、オータム・シリーズのシリアルナンバー1。エアー・プラントの守護者で、惑星エリアの空の守りを司る。本来の役目は、物事を客観視し、人間に的確な助言を与えることであった。外見は妖艶な美女。ウィンター・ワンを敬愛し、彼に絶対の忠誠を誓うと共に、自身のデッドコピーであるオータム・フォーに対して激しい敵意を抱く。声優は[[声優:小松由佳|小松由佳]]。 |
| ;ドクター・シキ | | ;ドクター・シキ |
− | :惑星エリアの天才科学者で、シーズン達の創造主。既に故人とされているが、ウィンター・ワンの身体に自身の視神経と脳髄を移植しており、彼の身体を使って生き延びていた。物語の最終局面にてウィンターの身体を乗っ取り本性を露にし、最終ボスとして立ちはだかる。声優は[[声優:銀河万丈|銀河万丈]]。 | + | :惑星エリアの天才科学者で、シーズン達の創造主。既に故人とされているが、ウィンター・ワンの身体に自身の視神経と脳髄を移植しており、彼の身体を使って生き延びていた。物語の最終局面にてウィンターの身体を乗っ取り本性を露にして最終ボスとして立ちはだかり、自分が負けた際の保険としてウィンター・ワンのボディにシステムACEに連動したある細工を施している。声優は[[声優:銀河万丈|銀河万丈]]。 |
| | | |
| == 使用可能機体 == | | == 使用可能機体 == |
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| *[[クロスボーン・ガンダムX1改]] | | *[[クロスボーン・ガンダムX1改]] |
| *[[クロスボーン・ガンダムX3]] | | *[[クロスボーン・ガンダムX3]] |
− | *クロスボーン・ガンダムX1 フルクロス | + | *[[クロスボーン・ガンダムX1フルクロス]] |
| | | |
| === [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] === | | === [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] === |
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| | | |
| === A.C.E.オリジナル === | | === A.C.E.オリジナル === |
− | *アルファート
| + | ;アルファート |
| + | :アーク・アルファのメインユニットが分離した機動兵器。 |
| | | |
| == 登場キャラクター一覧 == | | == 登場キャラクター一覧 == |
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| | | |
| === [[機動戦士Ζガンダム]] === | | === [[機動戦士Ζガンダム]] === |
− | ※本作も劇場版の声優が起用されている。
| + | 声優は劇場版の出演者が起用されている。 |
| *[[カミーユ・ビダン]] | | *[[カミーユ・ビダン]] |
| *[[クワトロ・バジーナ]] | | *[[クワトロ・バジーナ]] |
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| == 用語 == | | == 用語 == |
| ;惑星エリア | | ;惑星エリア |
− | :本作の舞台である地球型の惑星。現在はシーズンに支配されており、人類は一人として存在していない。本来は人類の住んでいなかった星で、人類は他の星から入植してきたとされる。この惑星でアルファート側のイレギュラーとシーズン側のイレギュラー、そして自力で時空転移してきた[[堕天翅]]族と[[バジュラ]]の四つ巴の戦いが繰り広げられる事となる。 | + | :本作の舞台である地球型の惑星。現在はシーズンに支配されており、人類は一人として存在していない。本来は人類の住んでいなかった星で、人類は他の星から入植してきたとされる。この惑星でアルファート側のイレギュラーとシーズン側のイレギュラー、そして自力で時空転移してきた[[堕天翅族]]と[[バジュラ]]の四つ巴の戦いが繰り広げられる事となる。 |
| :なお、他の平行世界より、惑星エリアの時間の流れが遅くなる可能性が高い(クロスボーンルートEDにて、[[ベラ・ロナ|ベラ]]曰く、惑星エリアへの時空転移から元の世界に戻るまで僅か約2時間しかない為、彼等の行方不明は敵味方共に対応できない模様)。 | | :なお、他の平行世界より、惑星エリアの時間の流れが遅くなる可能性が高い(クロスボーンルートEDにて、[[ベラ・ロナ|ベラ]]曰く、惑星エリアへの時空転移から元の世界に戻るまで僅か約2時間しかない為、彼等の行方不明は敵味方共に対応できない模様)。 |
| ;シーズン | | ;シーズン |
343行目: |
371行目: |
| :アーク・アルファ、及びアルファートのメインエンジン。正式名称は「バルドナ・ドライブ」。前作の同名の装置との関係は不明。 | | :アーク・アルファ、及びアルファートのメインエンジン。正式名称は「バルドナ・ドライブ」。前作の同名の装置との関係は不明。 |
| ;ガーディアン | | ;ガーディアン |
− | :シーズンのシリアル・ナンバーの搭乗する機動兵器。その名称はシリーズ第2作に登場した『ガーディアン』に由来するものと思われる。 | + | :シーズンのシリアル・ナンバーの搭乗する機動兵器。その名称はシリーズ第2作に登場した「ガーディアン」に由来するものと思われる。 |
| ;イコン | | ;イコン |
| :シーズンの主力兵器である無人兵器。 | | :シーズンの主力兵器である無人兵器。 |
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377行目: |
| :惑星エリアを覆っている外郭でこれによって惑星エリアの外からの侵略者の侵入を阻止している。 | | :惑星エリアを覆っている外郭でこれによって惑星エリアの外からの侵略者の侵入を阻止している。 |
| ;UCEF | | ;UCEF |
− | :かつて惑星エリアを統治していた政府。防衛システムであったシーズンの反乱に遭い、オータム・フォーに惑星エリアの再生の使命を託し、全滅する。その名称はシリーズ第1作と第2作に登場した『UCE』に由来するものと思われる。 | + | :かつて惑星エリアを統治していた政府。防衛システムであったシーズンの反乱に遭い、オータム・フォーに惑星エリアの再生の使命を託し、全滅する。その名称はシリーズ第1作と第2作に登場した「UCE」に由来するものと思われる。 |
| ;システムACE | | ;システムACE |
| :アグレッサーへの対抗手段として惑星エリアの住民が開発した防衛システム。シーズン、イコン、ガーディアン、ケージはシステムACEに含まれている。 | | :アグレッサーへの対抗手段として惑星エリアの住民が開発した防衛システム。シーズン、イコン、ガーディアン、ケージはシステムACEに含まれている。 |
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383行目: |
| :システムACEの中枢であるACEコアに搭載されている兵器で、対象を別の並行世界へ強制的に飛ばすエネルギー球体を放つ。 | | :システムACEの中枢であるACEコアに搭載されている兵器で、対象を別の並行世界へ強制的に飛ばすエネルギー球体を放つ。 |
| ;アグレッサー | | ;アグレッサー |
− | :惑星エリアを幾度となく襲撃してきたとされる謎の外敵で、人類殲滅を最優先としている。ゲーム中には全く登場せず、最後までその詳細が語られる事は無かった。 | + | :惑星エリアを幾度となく襲撃してきたとされる謎の外敵で、人類殲滅を最優先としている。シーズン曰く、所有兵器に人型機動兵器はほとんど存在しない模様。ゲーム中には全く登場せず、最後までその詳細が語られる事は無かった。 |
| ;イレギュラー | | ;イレギュラー |
| :版権作品のキャラクター達に対するシーズン側からの呼称。惑星エリアに住まう彼らにとって、確かに異世界から現れた版権作品のキャラクター達は異物である。本作での使用用途としては、『[[スーパーロボット大戦α外伝]]』で未来世界のキャラクター達が[[プリベンター]]達新西暦の時代から跳躍してきたキャラクター達に対して使用したものに近い。また、本作の開発元であるフロム・ソフトウェアの代表作『アーマード・コア』シリーズのファンにとっても非常に馴染み深い用語であり、実際にナインボール・セラフとの戦闘においてこの単語を聞くこととなる。 | | :版権作品のキャラクター達に対するシーズン側からの呼称。惑星エリアに住まう彼らにとって、確かに異世界から現れた版権作品のキャラクター達は異物である。本作での使用用途としては、『[[スーパーロボット大戦α外伝]]』で未来世界のキャラクター達が[[プリベンター]]達新西暦の時代から跳躍してきたキャラクター達に対して使用したものに近い。また、本作の開発元であるフロム・ソフトウェアの代表作『アーマード・コア』シリーズのファンにとっても非常に馴染み深い用語であり、実際にナインボール・セラフとの戦闘においてこの単語を聞くこととなる。 |
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| == 本作独自の設定 == | | == 本作独自の設定 == |
| ;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]の扱い | | ;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]の扱い |
− | :『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』は本作に参戦している参戦作品において唯一の「原作終了後」の状態での参戦となっている。その為、物語の開始時点で既に[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]率いる[[ザフト]]と[[ラクス・クライン|ラクス]]・[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]率いる[[クライン派]]・[[オーブ]]の戦いは後者の勝利に終わっており、[[シン・アスカ|シン]]は[[キラ・ヤマト|キラ]]・[[アスラン・ザラ|アスラン]]と既に和解している。本作ではシンは大戦終結後[[アークエンジェル]]に配属され、キラ達と共に戦後処理の任務に就いている最中、事件に巻き込まれたという設定になっている。 | + | :参戦作品の中で唯一原作終了後の状態。その為、物語の開始時点で既に[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]率いる[[ザフト]]と[[ラクス・クライン|ラクス]]・[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]率いる[[クライン派]]・[[オーブ]]の戦いは後者の勝利に終わっており、[[シン・アスカ|シン]]は[[キラ・ヤマト|キラ]]・[[アスラン・ザラ|アスラン]]と既に和解している。本作ではシンは大戦終結後[[アークエンジェル]]に配属され、キラ達と共に戦後処理の任務に就いている最中、事件に巻き込まれたという設定になっている。 |
| ;[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]の扱い | | ;[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]の扱い |
− | :本作の『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』は上述の通り機体のみの参戦となっており、本作に登場する[[アムロ・レイ|アムロ]]は『[[機動戦士Ζガンダム]]』の時代のアムロである。ただし、彼を[[νガンダム]]・[[Hi-νガンダム]]に搭乗させると、グラフィックが[[カラバ]]でのノーマルスーツ姿から[[ロンド・ベル]]でのノーマルスーツ姿に変化するようになっている(『[[スーパーロボット大戦Z]]』でのアムロの搭乗機変更によるグラフィック変化と同じ)。 | + | :上述の通り機体のみの参戦となっており、本作に登場する[[アムロ・レイ|アムロ]]は『[[機動戦士Ζガンダム]]』の時代のアムロである。ただし、彼を[[νガンダム]]・[[Hi-νガンダム]]に搭乗させると、グラフィックが[[カラバ]]でのノーマルスーツ姿から[[ロンド・ベル]]でのノーマルスーツ姿に変化するようになっている(『[[スーパーロボット大戦Z]]』でのアムロの搭乗機変更によるグラフィック変化と同じ)。 |
− | :が、作中では[[グリプス戦役]]から約40年後の人間である[[キンケドゥ・ナウ|キンケドゥ]]、[[トビア・アロナクス|トビア]]に(アムロ、シャアの)未来の事情を匂わす発言もあり、寺田Pが『(本作時点)クワトロ大尉は裏切りません』の言論が正しいだが、『逆襲のシャア』の出来事が本作の[[宇宙世紀]]の正史となっている。 | + | :が、作中では[[グリプス戦役]]から約40年後の人間である[[キンケドゥ・ナウ|キンケドゥ]]、[[トビア・アロナクス|トビア]]に(アムロ、シャアの)未来の事情を匂わす発言もあり、『逆襲のシャア』の出来事が本作の[[宇宙世紀]]の正史となっている。 |
| ;[[工藤シン]]の結末 | | ;[[工藤シン]]の結末 |
− | :本作のEDにて、参戦作品のキャラクター達は(一部惑星エリアで戦死した者を除いて)それぞれの原作の世界へと帰還するのだが、『[[マクロスゼロ]]』の主人公である[[工藤シン]]は元の世界の元の時代に戻ることなく、『[[マクロスF]]』の面々と一緒に彼らの時代に跳ばされ、[[マクロス・フロンティア船団]]に留まり[[S.M.S]]に所属しながら[[サラ・ノーム|サラ]]を捜し続ける道を選ぶ、という結末を辿る。同じように自分達の世界にとっての未来人であるキンケドゥとトビアからあえて端的にしか未来の事情を知らされなかった[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]・[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]・アムロとは異なり、シンはあまりにも未来を知りすぎた上に、原作の歴史なら遭遇する事の無かったバジュラともその決着に至るにまで深く関わってしまった。この結末は更なる改変を拒否した『歴史』の力によるものなのかも知れない。 | + | :本作のEDにて、参戦作品のキャラクター達は(一部惑星エリアで戦死した者を除いて)それぞれの原作の世界へと帰還するのだが、『[[マクロスゼロ]]』の主人公である工藤シンは元の世界の元の時代に戻ることなく、『[[マクロスF]]』の面々と一緒に彼らの時代に跳ばされ、[[マクロス・フロンティア船団]]に留まり[[S.M.S]]に所属しながら[[サラ・ノーム|サラ]]を捜し続ける道を選ぶ、という結末を辿る。同じように自分達の世界にとっての未来人であるキンケドゥとトビアからあえて端的にしか未来の事情を知らされなかった[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]・[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]・アムロとは異なり、シンはあまりにも未来を知りすぎた上に、原作の歴史なら遭遇する事の無かったバジュラともその決着に至るにまで深く関わってしまった。この結末は更なる改変を拒否した「歴史」の力によるものなのかも知れない。 |
| ;[[XAN-斬-]]の設定 | | ;[[XAN-斬-]]の設定 |
| :隠し機体として登場する本機は、本作では『[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク]]』に登場した時とは異なり、[[ゲイナー・サンガ|ゲイナー]]が搭乗しているという設定となっている。その為、本作では[[XAN-斬-]]の技名を叫ぶゲイナーの台詞を聞く事ができる。 | | :隠し機体として登場する本機は、本作では『[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク]]』に登場した時とは異なり、[[ゲイナー・サンガ|ゲイナー]]が搭乗しているという設定となっている。その為、本作では[[XAN-斬-]]の技名を叫ぶゲイナーの台詞を聞く事ができる。 |
| ;ナインボール=セラフの設定 | | ;ナインボール=セラフの設定 |
− | :『アーマード・コア』シリーズからのゲスト参戦を果たした本機だが、デザインは本機の出典作である『アーマード・コア マスターオブアリーナ』や『アーマード・コア2 アナザーエイジ』に登場した際のデザインとは多少異なっており、コトブキヤより発売されているプラモデルシリーズ『ヴァリアブルインフィニティ』でのリファインされたデザインにパーツを追加されたデザインとなっている(追加された両肩のバインダーのデザインやリミットブレイクの演出などにより、本作のナインボール=セラフは一部のファンからは「[[ダブルオーライザー|ナインボーライザー]]」と呼ばれることも)、武装も原作でナインボール=セラフが装備していたものに加えて、ナインボール=セラフが存在しない世界が舞台となっている『アーマード・コア4』、『アーマード・コア フォーアンサー』の世界でのネクストACの武装(コジマ技術)も実装されている。本作でのナインボール=セラフはストーリー中はシーズンのイレギュラーに対する切り札として登場するのだが、その出自の詳細設定は不明な点が多く、ウィンター・ワンが語った「かつて人間が惑星エリアに持ち込んだ機動兵器」という設定が明かされているのみである。ナインボール=セラフは出典作である『アーマード・コア マスターオブアリーナ』ではレイヴン「ハスラーワン」と、同作の主人公のマネージャー「ラナ・ニールセン」(両者の正体は完全に明言はされてはいないが、人間ではなく、上記にもある「レイヴンズ・ネスト」が保有する人工知能AIである可能性が高い)がパイロット(つまりコンピューターによる無人操作)だったが、本作でも出典作同様に無人操作であるものの、レイヴンズ・ネストではなくウィンター・ワンによって操られており、操縦するAIもハスラーワンとラナではない模様。 | + | :『アーマード・コア』シリーズからのゲスト参戦を果たした本機だが、デザインは本機の出典作である『アーマード・コア マスターオブアリーナ』や『アーマード・コア2 アナザーエイジ』に登場した際のデザインとは多少異なっており、コトブキヤより発売されているプラモデルシリーズ『ヴァリアブルインフィニティ』でのリファインされたデザインにパーツを追加されたデザインとなっている(追加された両肩のバインダーのデザインやリミットブレイクの演出などにより、本作のナインボール=セラフは一部のファンからは「[[ダブルオーライザー|ナインボーライザー]]」と呼ばれることも)。武装も原作でナインボール=セラフが装備していたものに加えて、ナインボール=セラフが存在しない世界が舞台となっている『アーマード・コア4』、『アーマード・コア フォーアンサー』の世界でのネクストACの武装(コジマ技術)も実装されている。本作でのナインボール=セラフはストーリー中はシーズンのイレギュラーに対する切り札として登場するのだが、その出自の詳細設定は不明な点が多く、ウィンター・ワンが語った「かつて人間が惑星エリアに持ち込んだ機動兵器」という設定が明かされているのみである。ナインボール=セラフは出典作である『アーマード・コア マスターオブアリーナ』ではレイヴン「ハスラーワン」と、同作の主人公のマネージャー「ラナ・ニールセン」(両者の正体は完全に明言はされてはいないが、人間ではなく、上記にもある「レイヴンズ・ネスト」が保有する人工知能AIである可能性が高い)がパイロット(つまりコンピューターによる無人操作)だったが、本作でも出典作同様に無人操作であるものの、レイヴンズ・ネストではなくウィンター・ワンによって操られており、操縦するAIもハスラーワンとラナではない模様。 |
− | :余談であるが、ナインボール=セラフは初出作品である『アーマード・コア マスターオブアリーナ』においては、「イレギュラーの排除」のみならず、「荒廃した世界と、人類を再生させる」という使命を背負っており、その役割は、「人類の守護者」といえるものでもあり、人類を守護し、愛し続けた存在であった。奇しくも、その使命は『ACE:R』の主人公であるオータム・フォーの背負っている使命・役割と似通っているものである。そのナインボール=セラフが、かつてはエリアの人類の守護者でありながら人類に反旗を翻し、人類を絶滅させたシーズンに操られ、出典作におけるナインボール=セラフと似通った使命を背負うオータム・フォーと対峙するのは、ある意味では皮肉な話である。
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− | :また、コジマ技術に用いられる物質である「コジマ粒子」は'''環境にも生物にも有毒な汚染物質'''という側面を持っており、これもまたある意味皮肉ともいえる。
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