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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| 読み = りゅうざき うみ
 
| 読み = りゅうざき うみ
| 外国語表記 = Umi Ryuzaki
   
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|魔法騎士レイアース}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|魔法騎士レイアース}}
 
| 声優 = {{声優|吉田小南美|吉田古奈美(現・吉田小南美)|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|吉田小南美|吉田古奈美(現・吉田小南美)|SRW=Y}}
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フェンシング自体は幼少から習っており、かなりの腕前に達している。水の[[魔法]]を習得し、攻撃だけでなく搦め手への応用も得意。[[プレセア]]に作ってもらった武器はレイピアで、海以外が持とうとすると液化して手からこぼれ落ちてしまう。
 
フェンシング自体は幼少から習っており、かなりの腕前に達している。水の[[魔法]]を習得し、攻撃だけでなく搦め手への応用も得意。[[プレセア]]に作ってもらった武器はレイピアで、海以外が持とうとすると液化して手からこぼれ落ちてしまう。
   −
曲がったことが嫌いで興奮しやすく怒りっぽい<ref>海本人は『温厚』と自称している。</ref>。将来の夢は「お嫁さん」で、ケーキ作りが趣味だが甘いものは嫌い。根は仲間や友達想いで優しく、傷つきやすい繊細さを秘めている。普段の毅然とした態度とは裏腹に、不測の事態が起きると騒ぐことが多い。他の2人に比べると常識人で、[[獅堂光|光]][[鳳凰寺風|風]]や[[モコナ]]にツッコミを入れる場面もしばしば。
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本人は自身の性格を『温厚』と称しているが、実際は曲がったことが嫌いで興奮しやすく怒りっぽい。将来の夢は「お嫁さん」で、ケーキ作りが趣味だが甘いものは嫌い。根は仲間や友達想いで優しく、傷つきやすい繊細さを秘めている。普段の毅然とした態度とは裏腹に、不測の事態が起きると騒ぐことが多い。他の2人に比べると常識的な方で、[[獅堂光|光]][[鳳凰寺風|風]]や[[モコナ]]にツッコミを入れる場面もしばしば。
   −
良くも悪くも恋愛にはかなり鈍感で、[[クレフ]]に想いを寄せていくが、光と違って最後まで口に出さず終わる。
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良くも悪くも恋愛にはかなり鈍感で、[[アスコット]]に好かれていることに気づかないまま[[クレフ]]に想いを寄せていくが、光と違って最後まで口に出さず終わる。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
;[[スーパーロボット大戦T]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
:初登場作品。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは回避アップ。
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:初登場作品。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「回避アップ」。
 
:デフォルトでL2ある[[援護攻撃]]と長射程武器を活かした援護が主な役目となる。[[エースボーナス]]は反撃戦法向きだが、[[集中]]や[[鉄壁]]が無いため活用するにはそれなりのフォローが必要。
 
:デフォルトでL2ある[[援護攻撃]]と長射程武器を活かした援護が主な役目となる。[[エースボーナス]]は反撃戦法向きだが、[[集中]]や[[鉄壁]]が無いため活用するにはそれなりのフォローが必要。
 +
 +
=== 単独作品 ===
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
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:音声新規収録。新規のカットインも追加されている。
 +
:今作から[[PP]]倍化が追加された応援を最小値20で使えるのが大きい。メインパイロットなのでパーツやスキルでの補強も可能。移動力に優れた乗機と加速(しかも習得順が一番上)を併せ持つためMxPコンバーターでの稼ぎ役には最適であり、レギュラー起用を検討する価値は十分にある。
 +
:総じてシステム面で大きな追い風を受けたと言えるだろう。
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
 
<!-- === [[能力]]値 === -->
 
<!-- === [[能力]]値 === -->
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
;[[スーパーロボット大戦T|T]]
+
;[[スーパーロボット大戦T|T]]、[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
:'''[[加速]]、[[直感]]、[[狙撃]]、[[気合]]、[[応援]]、[[愛]]'''
 
:'''[[加速]]、[[直感]]、[[狙撃]]、[[気合]]、[[応援]]、[[愛]]'''
 
:4つ目が気合で最後が愛、という構成は光・海・風で全員共通。
 
:4つ目が気合で最後が愛、という構成は光・海・風で全員共通。
:搭乗機が武装追加により得手不得手が変わってくるため、主要な精神と戦闘スタイルに変動が生じるのが特徴。
+
:搭乗機の武装追加と精神習得によって立ち回りが大きく変わるのが特徴。
:序盤は狙撃を使った長射程の武器でアウトレンジ戦を狙い、終盤は愛の一撃で敵陣に斬り込むことになるだろう。
+
:加入直後は「直感」すら習得していない場合があり、援護攻撃や味方が削った機体への追撃が基本。
:中盤以降は低コストの応援が光るが、機体と精神コマンドの相性の悪さが彼女の使い辛さに繋がっている面は否めない。
+
:中盤以降は「狙撃」を使った長射程の武器でアウトレンジ戦を狙え、終盤は低コストの「応援」でのサポートや「愛」での速攻や大物狩りなどができるようになる。
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:ただ、全体的に見て機体と精神コマンドの相性の悪さが彼女の使い辛さに繋がっている面は否めない。
    
=== [[特殊スキル]] ===
 
=== [[特殊スキル]] ===
;[[スーパーロボット大戦T|T]]
+
;[[スーパーロボット大戦T|T]]、[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
:'''[[魔法騎士]]、[[底力]]L3、[[援護攻撃]]L2、[[見切り]]L1'''
 
:'''[[魔法騎士]]、[[底力]]L3、[[援護攻撃]]L2、[[見切り]]L1'''
 
:魔法騎士の攻撃力強化と、援護攻撃の相性が良好。[[気力限界突破]]で底上げを図りたい。
 
:魔法騎士の攻撃力強化と、援護攻撃の相性が良好。[[気力限界突破]]で底上げを図りたい。
 +
:光・風と異なり、シナリオを進めても魔法騎士にコマンド追加はされない。
    
=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
;移動力+2。敵対する軍勢のフェイズ時に与えるダメージ1.1倍、クリティカル率+10%
 
;移動力+2。敵対する軍勢のフェイズ時に与えるダメージ1.1倍、クリティカル率+10%
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。
+
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。
:敵陣に切り込んでの反撃戦法に適したエースボーナスではあるが、本人の精神コマンドラインナップ(集中や鉄壁が無い)や乗機の機体性能が影響し、有効に活用するのは難しい。
+
:「加速」と合わせての爆発的な移動力で敵陣深く切り込んで長射程の魔法での反撃戦法が狙えるが、「集中」や「鉄壁」を習得しないため有効に活用するのは難しい。
:とは言え、強化パーツでしっかり補ってやれば、十分実用レベルで使える内容にはなっている。
+
:活用したいならスキル育成や強化パーツでしっかり防御・回避力を補ってやりたい。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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:OVAでは、同じ学校の友人という設定。
 
:OVAでは、同じ学校の友人という設定。
 
;[[モコナ]]
 
;[[モコナ]]
:長い耳と額に宝石を持つ謎の生物。緊張感のない表情や、戦いの時にいなくなることを指摘した事も。
+
:緊張感のない表情や、戦いの時にいなくなることを指摘した事も。
 
;両親
 
;両親
:家族で、海が「万年新婚夫婦」とボヤくほど仲睦まじい関係。
+
:家族。海からは「パパ」「ママ」と呼ばれている。そして、海が「万年新婚夫婦」とボヤくほど仲睦まじい関係。
 +
:故に将来のパートナーを得る為にも「恋はした方が良い」との考えを持ち、異性交遊には寛大である(ママの「彼氏が出来たのかしら」との問いに、パパは「だと良いね」と返している)。
 
:パパは「海お手製のケーキもすっかりご無沙汰」と発言する場面があり、海が作るケーキを気に入っている様子。
 
:パパは「海お手製のケーキもすっかりご無沙汰」と発言する場面があり、海が作るケーキを気に入っている様子。
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:職業は不明だが、海の通う学校は政財界の令嬢が在籍しているような学校なので、相応の資産家だと思われる。
 
;長谷川
 
;長谷川
:海の所属するフェンシング部の先輩。彼女から部長の座を任されたことが、海がフェンシングの大会に向ける意欲となっている。
+
:アニメ版のみ登場。海の所属するフェンシング部の先輩。彼女から部長の座を任されたことが、海がフェンシングの大会に向ける意欲となっている。
    
=== セフィーロ ===
 
=== セフィーロ ===
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:エメロードを攫った敵。当初は倒すべき存在としか認識していなかったが、彼の死後にその真意を知り考えを改める。
 
:エメロードを攫った敵。当初は倒すべき存在としか認識していなかったが、彼の死後にその真意を知り考えを改める。
 
;[[アルシオーネ]]
 
;[[アルシオーネ]]
:ザガートに与する魔操士(魔導師)。原作漫画版及びアニメ版を含む他のメディアミックス作品では再三再四'''おばさん'''呼ばわりしており、後述の通りセガサターン版ゲームでは直接彼女をそう呼んだことで怒られるが、負けじと言い返している。
+
:原作漫画版及びアニメ版を含む他のメディアミックス作品では再三再四'''「おばさん」'''呼ばわりしており、後述の通りセガサターン版ゲームでは直接彼女をそう呼んだことで怒られるが、負けじと言い返している。
 
:アニメ版第二章では、ごく稀だがちゃんと名前を呼ぶ時もある。
 
:アニメ版第二章では、ごく稀だがちゃんと名前を呼ぶ時もある。
 
:原作漫画版では、自身の魔法が彼女に完全勝利する決定打となる。
 
:原作漫画版では、自身の魔法が彼女に完全勝利する決定打となる。
 
;[[アスコット]]
 
;[[アスコット]]
:ザガートに与する召喚士の少年。若干異なるが、原作漫画版・アニメ版共にセフィーロで出会った人々の中でも特に強い関係性が築かれる<ref>光役の椎名へきる氏は、アニメ版における2人の対決が最も印象に残った場面として述べている</ref>。
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:若干異なるが、原作漫画版・アニメ版共にセフィーロで出会った人々の中でも特に強い関係性が築かれる<ref>光役の椎名へきる氏は、アニメ版における2人の対決が最も印象に残った場面として述べている</ref>。
 
:友達である魔物を戦わせていた彼を叱ったことで改心させ、それ以来想いを寄せられるようになるが全く気づいていない。
 
:友達である魔物を戦わせていた彼を叱ったことで改心させ、それ以来想いを寄せられるようになるが全く気づいていない。
 
;[[カルディナ]]
 
;[[カルディナ]]
:ザガートに与する踊り子で、彼女の関西弁に混乱していた。
+
:彼女の関西弁に混乱していた。
 
;[[エメロード]]
 
;[[エメロード]]
 
:彼女によって召喚される。ザガートを倒して彼女を救出すればセフィーロは救われ、魔法騎士の使命が果たされると信じていた。
 
:彼女によって召喚される。ザガートを倒して彼女を救出すればセフィーロは救われ、魔法騎士の使命が果たされると信じていた。
    
=== チゼータ ===
 
=== チゼータ ===
;タトラ、タータ
+
;[[タトラ]]、[[タータ]]
:何かと因縁のあったチゼータの王女姉妹。アニメ版二章では彼女たちとの決闘に応じた。決闘後に彼女達に『柱』の真実を語り、(主にタータの)考えを改めさせる。ただし、その関係上彼女らの操る守護精霊ジンとは相対した機会が最も多かったため、マッチョ男が女性的な動作で戦うその異様な姿を何度も目にする羽目になり、3人の中でも特に強い苦手意識を持ってしまった。SRW未登場。
+
:何かと因縁のあったチゼータの王女姉妹。アニメ版二章では彼女たちとの決闘に応じた。決闘後に彼女達に『柱』の真実を語り、(主にタータの)考えを改めさせる。ただし、その関係上彼女らの操る守護精霊ジンとは相対した機会が最も多かったため、マッチョ男が女性的な動作で戦うその異様な姿を何度も目にする羽目になり、3人の中でも特に強い苦手意識を持ってしまった。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
116行目: 125行目:  
;[[氷竜]]
 
;[[氷竜]]
 
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で凱や鉄也が用意した魔法用のトレーニング相手。ただし、この時点では'''海は氷の魔法を習得していない。'''コーチ陣に先見性があったといえようか。
 
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で凱や鉄也が用意した魔法用のトレーニング相手。ただし、この時点では'''海は氷の魔法を習得していない。'''コーチ陣に先見性があったといえようか。
 +
;[[エル・ビアンノ]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』[[DLC|ボーナスシナリオ]]「美しき罪人たち」にて、第一回ミス・T3コンテストにおける海の対戦相手として[[ΖΖガンダム]]に搭乗する形で参加。
 +
:なお、彼女は境遇の違いから海に対して嫉妬に近い感情を向き出しており、同シナリオでは海に噛み付く様子が覗える。
 
;[[エイミス・アーネスト]]
 
;[[エイミス・アーネスト]]
 
:クレフへの想いを感づかれていた。
 
:クレフへの想いを感づかれていた。
 +
;[[エルネスティ・エチェバルリア]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』ではセフィーロに召喚された後で彼を始めとする銀凰騎士団の面々とも知り合った仲。
 +
;[[枢木スザク]]
 +
:『30』における剣のコーチ。年が近いこともあり尊敬している様子。
 +
;[[シャア・アズナブル]]
 +
:『T』では[[クェス・パラヤ|クェス]]に向かって、(逃がすためとはいえ)冷たい発言を放った彼に怒りを抱く。『30』ではクワトロ・バジーナとして対面した際は光や風と違い、厳しい目で見ていた。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
=== アニメ版 ===
 
=== アニメ版 ===
;「大切な両親よ。 私はパパやママが私を育てるために注いでくれた愛情を全部憶えておいて、心の中に溜めておいて、大人になったら少しずつ返していくつもりよ。 まだ全然返してないのにパパとママと戦うなんて出来るわけないでしょう!」<br>「そうよ! パパやママは、私を傷つけたりしないわ!」
+
;「大切な両親よ。 私はパパやママが私を育てるために注いでくれた愛情を全部憶えておいて、心の中に溜めておいて、大人になったら少しずつ返していくつもりよ。 まだ全然返してないのにパパとママと戦うなんて出来るわけないでしょう!」<br/>「そうよ! パパやママは、私を傷つけたりしないわ!」
 
:第5話より。伝説の泉エテルナにてエスクードを手に入れるための試練において「自分のもっとも大切なもの」と対峙した時の言葉。この言葉と共に幻影を破り、新たな力を手に入れた。
 
:第5話より。伝説の泉エテルナにてエスクードを手に入れるための試練において「自分のもっとも大切なもの」と対峙した時の言葉。この言葉と共に幻影を破り、新たな力を手に入れた。
 
;「私…私…光と風を見捨てていく位なら、魔神なんて…いらなぁぁぁい!!」
 
;「私…私…光と風を見捨てていく位なら、魔神なんて…いらなぁぁぁい!!」
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;「私の友達を、光と風を放して! さあ!」
 
;「私の友達を、光と風を放して! さあ!」
 
:そのまま貫くと思われたが、アスコットの喉元で剣を止め、二人を放すように告げる。「さあ!」の部分はかなりの怒気がこもっている。
 
:そのまま貫くと思われたが、アスコットの喉元で剣を止め、二人を放すように告げる。「さあ!」の部分はかなりの怒気がこもっている。
;「最初このセフィーロに来た時、私あなたがどれほどこの国を大切に思ってるのかわからなくて…全然、真剣にあなたの話聞かなくて……すごく、やな子だった…」
+
;「最初このセフィーロに来た時、私あなたがどれほどこの国を大切に思ってるのかわからなくて…全然、真剣にあなたの話聞かなくて……すごく、やな子だった…」<br/>「最初ずっと思ってたの! 面倒だって! どうして私がこんな目にって! ごめんなさい…」
;「最初ずっと思ってたの! 面倒だって! どうして私がこんな目にって! ごめんなさい…」
   
:第24話より。クレフに対する涙ぐんだ謝罪。しかし、そんな海にクレフは「お前は何も間違ってはいない」と優しく諭すのだった。この頃から、海の心の中で何かが変わり始める…。
 
:第24話より。クレフに対する涙ぐんだ謝罪。しかし、そんな海にクレフは「お前は何も間違ってはいない」と優しく諭すのだった。この頃から、海の心の中で何かが変わり始める…。
 
;「…負けられないわ…ここで負けたら、またあなた達と戦わなきゃならなくなる…」
 
;「…負けられないわ…ここで負けたら、またあなた達と戦わなきゃならなくなる…」
137行目: 154行目:  
;「私には…『柱』は、この世界の安定と平和のための『犠牲』だとしか思えない! 『みんなが幸せ』なら、『個人の幸せ』はどうなってもいいの!?」
 
;「私には…『柱』は、この世界の安定と平和のための『犠牲』だとしか思えない! 『みんなが幸せ』なら、『個人の幸せ』はどうなってもいいの!?」
 
:第47話より。これまで本来異世界の住人である魔法騎士は所詮通りすがりに過ぎず、『柱』制度に思う所はあってもセフィーロの在り方にまで口を出す資格はないというスタンスを貫いていたが、光が柱の候補に選ばれたことで自分達も当事者になった為、堂々と世界に対し異を唱える。
 
:第47話より。これまで本来異世界の住人である魔法騎士は所詮通りすがりに過ぎず、『柱』制度に思う所はあってもセフィーロの在り方にまで口を出す資格はないというスタンスを貫いていたが、光が柱の候補に選ばれたことで自分達も当事者になった為、堂々と世界に対し異を唱える。
;「クレフ! クレフ! 私…!」
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;「クレフ! クレフ! 私…!」<br>「……なんでもない」
;「……なんでもない」
   
:第49話(アニメ最終回)より。セフィーロの『柱』制度が産んだ負の産物を打ち破り、今度こそ本当に魔法騎士としての闘いを終えて現代世界に帰る際、天空から舞い降りながらクレフに向かって。
 
:第49話(アニメ最終回)より。セフィーロの『柱』制度が産んだ負の産物を打ち破り、今度こそ本当に魔法騎士としての闘いを終えて現代世界に帰る際、天空から舞い降りながらクレフに向かって。
 
:自分の気持ちを伝えることはなかったが、最初は訝しげだったクレフも「ありがとう、ウミ」とそっと微笑み、海は泣き笑いを浮かべる…。
 
:自分の気持ちを伝えることはなかったが、最初は訝しげだったクレフも「ありがとう、ウミ」とそっと微笑み、海は泣き笑いを浮かべる…。
    
=== 原作漫画版 ===
 
=== 原作漫画版 ===
;「あなたの友達は顔は怖いけど、いい子たちなんでしょ!? それをあなたが信じてあげなくてどうするの!?」
+
;「あなたの友達は顔は怖いけど、いい子たちなんでしょ!? それをあなたが信じてあげなくてどうするの!?」<br>「自分に恥ずかしいところが無いなら、誰が文句言ってもちゃんと胸張って生きてればいいのよ!」
;「自分に恥ずかしいところが無いなら、誰が文句言ってもちゃんと胸張って生きてればいいのよ!」
   
:アスコットとの戦いの中で、魔獣をけしかける彼を'''思いきり平手打ちして'''本気で叱る。
 
:アスコットとの戦いの中で、魔獣をけしかける彼を'''思いきり平手打ちして'''本気で叱る。
 
:ただし、その後は泣き出したアスコットを諭して自分も彼の友達である魔獣を傷つけてしまったことを謝っており、海の気の強さと優しさがわかる。
 
:ただし、その後は泣き出したアスコットを諭して自分も彼の友達である魔獣を傷つけてしまったことを謝っており、海の気の強さと優しさがわかる。
160行目: 175行目:  
:原作漫画版では、クレフの年齢(745歳)を聞いて驚いている。
 
:原作漫画版では、クレフの年齢(745歳)を聞いて驚いている。
 
;「冗談じゃないわ! コンビニもアイスクリーム屋も本屋さんさえないこの世界に一生いろっていうの!? そんなの嫌よ! 絶対嫌ーーー!!」
 
;「冗談じゃないわ! コンビニもアイスクリーム屋も本屋さんさえないこの世界に一生いろっていうの!? そんなの嫌よ! 絶対嫌ーーー!!」
:第6話より。クレフから「セフィーロが崩壊したら元の世界に戻れなくなる」と聞いて大慌てする。お嬢様の割には庶民派。風からは「こんな時にコンビニのことを思い出すなんて海さんって凄い方ですね」と呆れながら言われる。
+
:第6話より。クレフから「セフィーロが崩壊したら元の世界に戻れなくなる」と聞いて大慌てする。お嬢様の割には庶民派。風からは「こんな時にコンビニのことを思い出すなんて海さんって凄い方ですね」と呆れながら言われる。「アイスクリーム屋〜」の発言は甘い物が苦手という本人のプロフィールと矛盾している様な気が……。
:原作では召喚された直後に同様の発言をしている。……のだが、「アイスクリーム屋〜」の発言は甘い物が苦手という本人のプロフィールと矛盾している様な気が……。
+
:原作では召喚された直後に同様の発言をしているが、「ハーゲンダッツもデニーズもモスバーガーさえないこの世界で」と、実際の商標名をはっきり口にしている。
 
;「これを食べろってもし言ってるなら、流石に温和な私もエキサイトするわよ」
 
;「これを食べろってもし言ってるなら、流石に温和な私もエキサイトするわよ」
 
:第10話より。モコナの出した空飛ぶ足場(水中カプセル)に対して。「モコナさんの言葉がおわかりになるんですね」と驚く風に対して静かに怒る。普段モコナに対してエキサイトしている海が言っても説得力がない。
 
:第10話より。モコナの出した空飛ぶ足場(水中カプセル)に対して。「モコナさんの言葉がおわかりになるんですね」と驚く風に対して静かに怒る。普段モコナに対してエキサイトしている海が言っても説得力がない。
185行目: 200行目:  
=== 原作漫画版 ===
 
=== 原作漫画版 ===
 
;「ふびんよーーーっ食べ物が食べられないなんて 人生の楽しみの半分を知らないのと同じよーーーーっ!!」
 
;「ふびんよーーーっ食べ物が食べられないなんて 人生の楽しみの半分を知らないのと同じよーーーーっ!!」
: 第2巻のオマケ漫画より。クレフから「モコナは何も食べない」と聞いて、モコナに同情して抱きながら泣き叫ぶ。
+
: 第2巻のオマケ漫画より。クレフから「モコナは何も食べない」と聞いて、モコナに同情して抱きながら泣き叫ぶ。しかしモコナは抱っこしてもらえてとても幸せなのだった。
 
;「かわいそうよぉ一人ぼっちなんてぇっ!!」
 
;「かわいそうよぉ一人ぼっちなんてぇっ!!」
 
: 第3巻のオマケ漫画より。クレフから「モコナはセフィーロで唯一の聖獣」と聞いて、家族がいないモコナに同じく同情して泣き叫ぶ。これを聞いて、光も「私たちがモコナの兄弟になるよ!」と同意する。
 
: 第3巻のオマケ漫画より。クレフから「モコナはセフィーロで唯一の聖獣」と聞いて、家族がいないモコナに同じく同情して泣き叫ぶ。これを聞いて、光も「私たちがモコナの兄弟になるよ!」と同意する。
203行目: 218行目:  
;「私も勇気でゾンダーに立ち向かう!」<br/ >「怖くない…! ゾンダーなんて怖くない!」
 
;「私も勇気でゾンダーに立ち向かう!」<br/ >「怖くない…! ゾンダーなんて怖くない!」
 
:[[ゾンダー]]との[[特殊戦闘台詞]]。中の人が出演しているため、[[声優ネタ]][[初野華|が入っている]]。
 
:[[ゾンダー]]との[[特殊戦闘台詞]]。中の人が出演しているため、[[声優ネタ]][[初野華|が入っている]]。
 +
;「怖くない…! 相手がガオガイガーだからって!」
 +
:[[覇界王ジェネシック]]との特殊戦闘台詞。『30』でもやはり存在した声優ネタ。
 
;「そんな不気味な笑顔の人が語る幸せなんて信じられない!」
 
;「そんな不気味な笑顔の人が語る幸せなんて信じられない!」
 
:[[カギ爪の男]]との[[特殊戦闘台詞]]。彼と違い健常者の立場だからこそ、一般的な見解や正常な認識が保てているということである。
 
:[[カギ爪の男]]との[[特殊戦闘台詞]]。彼と違い健常者の立場だからこそ、一般的な見解や正常な認識が保てているということである。
 +
;「ヒステリーを起こしたオバサンなんて怖くない…!」
 +
:対[[ハマーン・カーン|ハマーン]]時の特殊戦闘台詞。いくら自分より年上で老成しているとはいえ、ハマーンはまだ20代前半……(だがハマーン自身は、[[エルピー・プル|プル]]の時と違い、海の一言に対して一瞬ながらショックを受ける様子は見せなかった模様)
 +
;「こんな化け物、ガンダムだなんて認めない!」
 +
:対[[デビルガンダム]]時の特殊戦闘台詞。ガンダムにも様々な種類があるものの、ここまで極端に生物兵器化した機体はその名を冠するロボットとして許容対象外になって当然であろうか。
 +
;「ゴードウィン社長! 目を覚まして大人になりなさい!」
 +
:対[[ダイマ・ゴードウィン]]時の特殊戦闘台詞。なんとも辛辣だが、ダイマのあまりの稚拙さを目の当たりにすればこうも言いたくなろう。
    
=== シナリオデモ ===
 
=== シナリオデモ ===
213行目: 236行目:  
;「じゃあ、二つのいいとこ取りで、魔法聖騎士(マジックパラディン)ってのはどう?」
 
;「じゃあ、二つのいいとこ取りで、魔法聖騎士(マジックパラディン)ってのはどう?」
 
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』ボーナスシナリオ「魔法騎士と聖戦士」より。三人揃って[[ショウ・ザマ|ショウ]]に騎士としての理想像を見出して彼を目標に決めた際、「聖戦士になってみせる」と意気込む光と「魔法騎士では」とツッコミを入れる風に対して提案。これには光と風や仲間達も笑顔で大賛成するのであった。[[リューパラディン・ロードゼファー|確かにナイトの上位はパラディンである]]。
 
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』ボーナスシナリオ「魔法騎士と聖戦士」より。三人揃って[[ショウ・ザマ|ショウ]]に騎士としての理想像を見出して彼を目標に決めた際、「聖戦士になってみせる」と意気込む光と「魔法騎士では」とツッコミを入れる風に対して提案。これには光と風や仲間達も笑顔で大賛成するのであった。[[リューパラディン・ロードゼファー|確かにナイトの上位はパラディンである]]。
 +
;「騙されちゃ駄目よ。どんな事情があったって、あいつのやろうとした事は許されないわ」
 +
:『30』にてクワトロ・バジーナとして姿を見せたシャアに対する反応。光や風がそこまで警戒心を見せないのに対し、海だけはただ一人厳しい反応を向けている。台詞の通り、『30』のシャアは完全に原作通りの動機で地球潰しを行おうとしたため、当然の反応と言えるだろう。
    
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
220行目: 245行目:  
;「生首の手品じゃ、魔法騎士には勝てないわよ!」
 
;「生首の手品じゃ、魔法騎士には勝てないわよ!」
 
:対[[ブロッケン伯爵]]時の特殊戦闘台詞。手品は「マジック」と読む。確かに、ブロッケンの姿はマジックショーの定番である切断マジックを彷彿させるが……。
 
:対[[ブロッケン伯爵]]時の特殊戦闘台詞。手品は「マジック」と読む。確かに、ブロッケンの姿はマジックショーの定番である切断マジックを彷彿させるが……。
;「ヒステリーを起こしたオバサンなんて怖くない…!」
+
;「ヘビーメタルなんて、うるさいだけじゃない!」
:対[[ハマーン・カーン|ハマーン]]時の特殊戦闘台詞。いくら自分より年上で老成しているとはいえ、ハマーンはまだ20代前半……(だがハマーン自身は、[[エルピー・プル|プル]]の時と違い、海の一言に対して一瞬ながらショックを受ける様子は見せなかった模様)
+
:対[[ヘビーメタル]]の特殊戦闘台詞。
;「こんな化け物、ガンダムだなんて認めない!」
  −
:対[[デビルガンダム]]時の特殊戦闘台詞。ガンダムにも様々な種類があるものの、ここまで極端に生物兵器化した機体はその名を冠するロボットとして許容対象外になって当然であろうか。
      
=== 中断メッセージ ===
 
=== 中断メッセージ ===
238行目: 261行目:  
:見知らぬ男からいきなり名前で呼ばれ「最高」と言われたら確かに驚くのも無理はない。
 
:見知らぬ男からいきなり名前で呼ばれ「最高」と言われたら確かに驚くのも無理はない。
 
:おかげで風からは「(カイジは)海のファン」だと思われた。
 
:おかげで風からは「(カイジは)海のファン」だと思われた。
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;「信じられない、この人…!」
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:『T』第26話「会社と人と誇りと」([[サイゾウ・トキトウ]]主人公選択時)ミッションクリア後のシナリオデモにて、サイゾウが[[ラミィ・アマサキ|ラミィ]]からぶつけられた質問に対してとっさに返した一言を傍から見ていて思わず示した反応。
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:彼自身のあまりの鈍感さに対し、若干引き気味になりつつも呟くように発したのだと思われるが、彼女本人も'''他人様のことを言える立場ではない'''筈だろうに……。
 
;「は…くしゅん!」<br />光「風邪ひいたのか、海ちゃん?」<br />「そうかも知れないわね…。何とも言えない悪寒を感じたから」
 
;「は…くしゅん!」<br />光「風邪ひいたのか、海ちゃん?」<br />「そうかも知れないわね…。何とも言えない悪寒を感じたから」
 
:『T』ボーナスシナリオ「ここはこの世のパラダイス」冒頭での会話。何故くしゃみを出したのかというと、'''カイジが「海…サイッコー…」と言ったからである。'''
 
:『T』ボーナスシナリオ「ここはこの世のパラダイス」冒頭での会話。何故くしゃみを出したのかというと、'''カイジが「海…サイッコー…」と言ったからである。'''
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;「いい機会だから、あんなの見限って私と一緒にセレスに乗らない?」
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:『T』31話「不安と恐れの行き先」(正規部隊ルート)のインターミッションにおけるシナリオデモにて、[[シオン・ザバ|シオン]]が正規部隊メンバーに対して取った態度や言動に業を煮やし、取り付く島のない様子の[[シルキー・マウ|シルキー]]へ対して放ったまさかのスカウト発言。
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:当然ながら断られたが、仮に彼女がこの誘いを受け入れる形で海のパートナーならびに[[海神セレス|セレス]]のサブパイロットとして活躍することになっていたら、その後のストーリーは一体どんな展開が待っていただろうか。
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;「よ、よくわからない攻撃だったけど、あれって二人の心の中の風景なの…!?」
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:『30』DLCミッション「摩天楼のサムライふたり」にて。[[大河新次郎|新次郎]]と[[ジェミニ・サンライズ|ジェミニ]]の「ふたりの明日はホームラン」を見ての一言。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*魔法騎士の中で彼女だけ'''原作漫画版とアニメ版で恋愛に関わる人間関係が大きく異なる'''。原作漫画版では特定の相手はおらず、[[アスコット]]からアタックを受けているが気付いていない。
 
*魔法騎士の中で彼女だけ'''原作漫画版とアニメ版で恋愛に関わる人間関係が大きく異なる'''。原作漫画版では特定の相手はおらず、[[アスコット]]からアタックを受けているが気付いていない。
*[[OVA]]では、ミッション系の中学3年生。テニス部所属。
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**ただし、原作ではモコナ(創造主)が2人乗りの乗り物を出した際に海とアスコットをペアにさせたり、海の両親が「(海の機嫌が良いのは)パパみたいな彼氏が見つかったのかしら」と語るシーンがあったりするなど、心の底で少なからず思っている事を匂わせるシーンはある。
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*[[OVA]]では、ミッション系の中学3年生。テニス部所属。原作・アニメでは一番最初に魔神を目覚めさせたが、OVAでは一番最後だったりする(魔神で戦闘を行ったのは2番目)。光と風が、魔神戦で終始劣勢に立たされていたのと対照的に、アスコット相手に互角に戦い。ほぼ無傷で勝利を収めている。
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**実は、風とフェリオが魔神で空中戦を行っていた際、上空を通過した風を援護してフェリオを攻撃し、その隙を突いたアスコットに拘束されてしまい「しまった」と慌てるシーンがあるのだが、場面が切り替わり戻った際には何事もなく対峙していた。一説では海にもピンチシーンがあったのだが、尺の都合でカットされたと言われている。
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*最終形態の衣装がハイレグレオタードと他の2人と比べて特に女性的である事から、先代の魔法騎士で女性だったとされるのは彼女と同じセレスの操者だったのではないかと言われている(先代の魔法騎士も同じ装備を着用したと明言されている)。
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**ただ、クレフは「(鎧は)お前達に相応しい形に変わる」と発言している為、男性だと別の形に変わるのかもしれない。
    
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