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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Suzuka-hime]]
+
| 読み = すずか ひめ
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Suzuka hime]]<ref name="PB9">エンターブレイン『無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ パーフェクトバイブル』9頁。</ref>
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| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[無限のフロンティアシリーズ]])
 
*{{登場作品 (人物)|無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ}}
 
*{{登場作品 (人物)|無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ}}
*{{登場作品 (人物)|無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ}}
+
| 声優 = {{声優|能登麻美子|SRW=Y}}
| 声優 = {{声優|能登麻美子}}
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|斉藤和衛}}<ref>アスキー・メディアワークス『無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ ザ・マスターガイド』130 - 136頁「キャラクターデザイン画」における、「斉藤和衛氏によるデザイン画を紹介」の中に含まれていること、その中で「[[カッツェ・コトルノス|カッツェ]]、[[守天]]、[[ドロシー・ミストラル|ドロシー]]、[[ルボール・ククルス|ルボール]]、[[ボニー・マクシマド|ボニー]]は浅川圭司氏による」と、この5人のみ浅川氏のものであることが明言されていることに基づく。</ref>
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ}}
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| SRWでの分類 =  
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}}
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{{登場人物概要
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| タイトル = プロフィール
 
| 種族 = 式鬼一族
 
| 種族 = 式鬼一族
|性別 = 女
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| 性別 = 女
|所属 = 滅魏城(神夜の住まう武酉城に身を寄せていた時期もある)
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| 所属 = 滅魏城(神夜の住まう武酉城に身を寄せていた時期もある)
 
| 役職 = 姫
 
| 役職 = 姫
| 年齢 = 外見年齢14歳<ref>作中ハーケンに「2世紀早い」と発言している場面があるため、実年齢は200歳前後と思われる。</ref>
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| 外見年齢 = 14 - 15歳<ref name="PB9" /><ref>作中ハーケンに「2世紀早い」と発言している場面があるため、実年齢は200歳前後と思われる。</ref>
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|斉藤和衛}}
   
}}
 
}}
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'''錫華姫'''は『[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]]』の登場人物。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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好みの異性は筋肉逞しい男らしく、守天もそのような男である。
 
好みの異性は筋肉逞しい男らしく、守天もそのような男である。
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扇子、ミラーボール、お立ち台(代わりのみかんの木箱)と一昔前のディスコを連想させる出で立ちや演出が目立つが、当の本人はディスコを知らない。また、ヘソ出しルック(本人曰く『生き様』)なのだが、専用防具は'''腹巻'''である。
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扇子、ミラーボール、お立ち台(代わりのみかんの木箱)と一昔前のディスコを連想させる出で立ちや演出が目立つが、当の本人はディスコを知らない。また、ヘソ出しルック(本人曰く『生き様』)なのだが、そのせいか実は密かに冷え症に悩まされており、それらしく専用防具も'''腹巻'''である。
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ファッションは神夜と対になるようデザインされている(それぞれ、互いの服装で露出している部分が隠れるようなデザインになっている)。
    
名前の由来は御伽草子『田村の草子』などに登場する鬼女「鈴鹿御前」。
 
名前の由来は御伽草子『田村の草子』などに登場する鬼女「鈴鹿御前」。
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なおパーティーメンバー(EXEEDの支援キャラを除く)の中では唯一の他作品との関わりが一切無いムゲフロ完全オリジナルキャラ。
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なおパーティーメンバー(EXEEDの支援キャラを除く)の中では唯一の他作品との関わりが一切無いムゲフロ完全オリジナルキャラ。これは元々無限のフロンティアがスパロボと関係のない作品として企画されていた名残とのこと。<ref>[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]第773回より。</ref>
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
=== OGシリーズ ===
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=== [[無限のフロンティアシリーズ]] ===
 
;[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]]
 
;[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]]
 
:パーティーメンバーの一人。担当声優の能登麻美子氏は今作がスパロボシリーズ初出演。攻撃力や防御力には難があるものの、SPD(素早さ)がパーティメンバーで最も高いため先手を取りやすく[[応援]]や[[鼓舞]]などサポート能力に優れたキャラ。邪鬼銃王や練り糸を使った攻撃はHIT数が非常に多く、最大HIT数を伸ばしたいプレイヤーにもお勧め。後衛時の[[援護攻撃]]は、敵が地面に落下する直前を狙って当てるのがポイント。なお、味方の女性キャラの中では唯一「[[乳揺れ|揺れない]]」。
 
:パーティーメンバーの一人。担当声優の能登麻美子氏は今作がスパロボシリーズ初出演。攻撃力や防御力には難があるものの、SPD(素早さ)がパーティメンバーで最も高いため先手を取りやすく[[応援]]や[[鼓舞]]などサポート能力に優れたキャラ。邪鬼銃王や練り糸を使った攻撃はHIT数が非常に多く、最大HIT数を伸ばしたいプレイヤーにもお勧め。後衛時の[[援護攻撃]]は、敵が地面に落下する直前を狙って当てるのがポイント。なお、味方の女性キャラの中では唯一「[[乳揺れ|揺れない]]」。
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:今回は物理法則をEXCEEDして、なんと「[[乳揺れ|'''揺れる''']]」。
 
:今回は物理法則をEXCEEDして、なんと「[[乳揺れ|'''揺れる''']]」。
   −
=== その他 ===
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=== 関連作品 ===
 
;[[PROJECT X ZONE]]
 
;[[PROJECT X ZONE]]
 
:直接の登場はないが、最近になって神夜は彼女から踊りを学ぶようになったようで、神夜の技の一部にその成果が見られる。
 
:直接の登場はないが、最近になって神夜は彼女から踊りを学ぶようになったようで、神夜の技の一部にその成果が見られる。
   −
== 人間関係 ==
+
== キャラクターステータス ==
;[[楠舞神夜]]
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=== 習得する使用技 ===
:錫華がお目付け役をしており、神夜のフランク過ぎる言動にしばしばツッコミを入れる。お目付け役と言う立場だがお互い対等な関係であり仲が良い。
  −
;[[守天]]
  −
:かつての恋人。錫華が人間の下につくのを良く思っておらず、力で再び鬼一族を神楽天原の支配者としようとするが、錫華は彼の考えに賛同できず別れる。その後数度に渡って戦うことになるが、心の底では彼のことを信じたい気持ちが残っており、守天も常に彼女のことを気にかけていた。最終的にはよりを戻した。『EXCEED』では先頭に立って戦いたがる彼に対して「先頭で戦うだけが王ではない」と心配して守天のメンバー入りを断った。[[エイゼル・グラナータ|守天と同じ声の王]]の立場がない気がしなくもない。
  −
;[[ハーケン・ブロウニング]]
  −
:神夜にまとわりつく彼を良く思っておらず「チャラ男」「チャラノブ」等と呼んでいる。横文字を多用するのも気に食わないらしい。ただし第1作終盤で神夜を救ったためか、『EXCEED』では二人の関係を詮索したり、神夜を口説いても(ひとまずは)黙って様子を見ていたり等、ある程度は認めたようである。
  −
;[[アシェン・ブレイデル]]
  −
:アンドロイドの彼女に対し「からくり」として興味を持っている。しかしアシェン本人の性格に難があり、錫華とは何かと衝突が絶えない。彼女をポンコツ呼ばわりすることもしばしば。
  −
;[[アレディ・ナアシュ]]
  −
:他のメンバーからは曲芸扱いされる彼女のからくり操作を素直に称賛したり、戦闘前に気遣ったりしている。よって好印象。ちなみに彼曰く、錫華の覇気は「コクとキレがある」らしい。……どんな覇気だ。
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== 他作品との人間関係 ==
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;[[小牟]]
  −
:「ワシとぬし…(キャラが)かぶっとらんか?」と言われるが、錫華は否定している(神夜と零児は肯定している)。公式設定では仲が悪いと書かれているが、本編中ではノリがよい。
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;[[有栖零児]]
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:基本的に常識人なのだが、[[声優ネタ]]で邪鬼銃王を『ジャキカンフー』と言い間違えられている。錫華は何度も間違いを指摘しているが、彼は一向に直す気配がない。彼の決め台詞をパクった事がある。
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;[[KOS-MOS]]
  −
:アシェン同様、アンドロイドの彼女を「からくり」と呼んで興味を持っている。アシェンと比べて性格に癖が少ない分、錫華の印象も良い。アシェンと比較して褒めそやすこともしばしば。
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== 習得する使用技 ==
   
基本的には彼女が糸を通じて操る邪鬼銃王による攻撃となる。砲撃主体のためHIT数が全体的に多めなのが特徴。
 
基本的には彼女が糸を通じて操る邪鬼銃王による攻撃となる。砲撃主体のためHIT数が全体的に多めなのが特徴。
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*[[使用技/無限のフロンティアEXCEED]]
 
*[[使用技/無限のフロンティアEXCEED]]
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== 習得する[[精神コマンド]] ==
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=== 習得する[[精神コマンド]] ===
 
詳細は下記記事を参照。
 
詳細は下記記事を参照。
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*[[精神コマンド/無限のフロンティアEXCEED]]
 
*[[精神コマンド/無限のフロンティアEXCEED]]
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== 習得する[[特殊技能]] ==
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=== 習得する[[特殊技能]] ===
 
戦闘中に自分の行動順が回ってきた時、発動条件を満たすと一定確率で発動。消費するパラメーターは一切ない。
 
戦闘中に自分の行動順が回ってきた時、発動条件を満たすと一定確率で発動。消費するパラメーターは一切ない。
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== キャラクターBGM ==
 
== キャラクターBGM ==
 
;舞・闘・全・夜
 
;舞・闘・全・夜
:錫華姫のテーマ。ディスコで流れそうなレイヴ系クラブミュージックの曲調。所々で錫華の合いの手が入る。ちなみに『[[NAMCO x CAPCOM]]』には「激・闘・前・夜」という同様な命名の[[BGM]]がある(曲内容は別物)。
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:錫華姫のテーマ。ディスコで流れそうなレイヴ系クラブミュージックの曲調。所々で錫華の合いの手が入る。
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:ちなみに『[[NAMCO x CAPCOM]]』には「激・闘・前・夜」という似たネーミングの[[BGM]]があるが、曲調自体は別物。
 
;もっと!舞・闘・全・夜
 
;もっと!舞・闘・全・夜
:必殺技や、特殊技の使用時に流れるBGM。舞・闘・全・夜のアップテンポアレンジ。
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:必殺技や、特殊技の使用時に流れるBGM。舞・闘・全・夜のアップテンポアレンジ。無限のフロンティアのプレイアブルキャラでは唯一2つのBGMを持つ事になる(零児や小牟は同作では共通BGMだった)。
 
:戦闘時は曲が1ループする前に終了してしまうため、フルで聴くにはクリア後のサウンドテストから視聴する必要がある。
 
:戦闘時は曲が1ループする前に終了してしまうため、フルで聴くにはクリア後のサウンドテストから視聴する必要がある。
 
;舞・闘・全・夜(ver.EF EXCEED)
 
;舞・闘・全・夜(ver.EF EXCEED)
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;まだまだ!舞・闘・全・夜
 
;まだまだ!舞・闘・全・夜
 
:『EXCEED』における必殺技や、特殊技の使用時に流れるBGM。舞・闘・全・夜(ver.EF EXCEED)のアップテンポアレンジ。
 
:『EXCEED』における必殺技や、特殊技の使用時に流れるBGM。舞・闘・全・夜(ver.EF EXCEED)のアップテンポアレンジ。
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== 人間関係 ==
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;[[楠舞神夜]]
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:錫華がお目付け役をしており、神夜のフランク過ぎる言動にしばしばツッコミを入れる。お目付け役と言う立場だがお互い対等な関係であり仲が良い。
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;[[守天]]
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:かつての恋人。錫華が人間の下につくのを良く思っておらず、力で再び鬼一族を神楽天原の支配者としようとするが、錫華は彼の考えに賛同できず別れる。その後数度に渡って戦うことになるが、心の底では彼のことを信じたい気持ちが残っており、守天も常に彼女のことを気にかけていた。最終的にはよりを戻した。『EXCEED』では先頭に立って戦いたがる彼に対して「先頭で戦うだけが王ではない」と心配して守天のメンバー入りを断った。[[エイゼル・グラナータ|守天と同じ声の王]]の立場がない気がしなくもない。
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;[[ハーケン・ブロウニング]]
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:神夜にまとわりつく彼を良く思っておらず「チャラ男」「チャラノブ」等と呼んでいる。横文字を多用するのも気に食わないらしい。ただし第1作終盤で神夜を救ったためか、『EXCEED』では二人の関係を詮索したり、神夜を口説いても(ひとまずは)黙って様子を見ていたり等、ある程度は認めたようである。
 +
;[[アシェン・ブレイデル]]
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:アンドロイドの彼女に対し「からくり」として興味を持っている。しかしアシェン本人の性格に難があり、錫華とは何かと衝突が絶えない。彼女を「ポンコツ」呼ばわりすることもしばしば。だが、'''大事な局面ではキチンと名前で呼んでいる'''為、完全に嫌っている訳では無い。
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;[[アレディ・ナアシュ]]
 +
:他のメンバーからは曲芸扱いされる彼女のからくり操作を素直に称賛したり、戦闘前に気遣ったりしている。よって好印象。ちなみに彼曰く、錫華の覇気は「コクとキレがある」らしい。……どんな覇気だ。
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== 他作品との人間関係 ==
 +
;[[小牟]]
 +
:「ワシとぬし…(キャラが)かぶっとらんか?」と言われるが、錫華は否定している(神夜と零児は肯定している)。公式設定では仲が悪いと書かれているが、本編中ではノリがよい。
 +
;[[有栖零児]]
 +
:基本的に常識人なのだが、[[声優ネタ]]で邪鬼銃王を『ジャキカンフー』と言い間違えられている。錫華は何度も間違いを指摘しているが、彼は一向に直す気配がない。彼の決め台詞をパクった事がある。
 +
;[[KOS-MOS]]
 +
:アシェン同様、アンドロイドの彼女を「からくり」と呼んで興味を持っている。アシェンと比べて性格に癖が少ない分、錫華の印象も良い。アシェンと比較して褒めそやすこともしばしば。劇中での呼び方は字幕で'''「こすもす」'''(コレは神夜も同様)'''。'''
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;[[T-elos]]
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:意外とノリがいい部分を好意的に見ている節があるところ以外は深い繋がりはない。
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:…のだが、概要の通り例の技とT-elos支援の組み合わせがバランスブレイカーレベルで飛び抜けており、コンボの組み方次第では絶大な火力やヒット数を叩き出すことも可能であるため、プレイヤーからは技とT-elosの名前も捩って彼女らのチームをいつしか「エロセレブ」と呼ぶようになった。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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:ここで錫華が師匠と名乗るのは全国のお立ち台を制覇したディスコクイーン・荒木久美子氏が「荒木師匠」と呼ばれていたことから。
 
:ここで錫華が師匠と名乗るのは全国のお立ち台を制覇したディスコクイーン・荒木久美子氏が「荒木師匠」と呼ばれていたことから。
 
:ちなみに『PROJECT X ZONE』では神夜の技の一部に明らかに彼女の影響を受けたものがあり、ハーケンにも練習中の踊りを取り入れたと語っている。
 
:ちなみに『PROJECT X ZONE』では神夜の技の一部に明らかに彼女の影響を受けたものがあり、ハーケンにも練習中の踊りを取り入れたと語っている。
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;T-elos「自分の手を汚さない……うまい手だな」<br/>錫華「馬鹿を言うでない、ちゃんと踊っておる!」
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:『EXCEED』で勝利した際のT-elosとの掛け合い。
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;「どこまでポンコツか!アシェン!こっちを向けい!」
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:[[ピート・ペイン|ピート]]の「コードPTP」によってアシェンが自爆を命令された際に言った台詞。普段は「ポンコツ」とは言っているが内心では大事な仲間として扱っている事が伝わる。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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