銀河中心殴り込み艦隊

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銀河中心殴り込み艦隊(The Milky Way center raid fleet)とは、『トップをねらえ!』に登場する部隊。

概要

銀河中心部に巣食う宇宙怪獣の殲滅作戦「カルネアデス計画」を遂行するため、地球人類が総力を上げて編成した大艦隊。命名はタシロタツミ提督。

主力兵器であるガンバスターを搭載した旗艦・ヱルトリウムの他、多数のヱクセリヲン級が主力艦となっており、総数は約8700隻。カルネアデス計画の最終目的は、銀河中心で「ブラックホール爆弾(バスターマシン3号、以下BMIIIと略記)」を起動し、宇宙怪獣を銀河の中心部ごと殲滅するというものであるが、本艦隊はブラックホール爆弾の本体及びその効果を向上させるために周辺宙域1万光年の範囲に設置されたスレイヴを防衛することを主たる任務としている。

BMIIIを駆逐しようとする宇宙怪獣との壮絶な戦いを経て、稼動可能な艦は最終的に2562隻にまで激減することとなったが、BMIIIの起動に伴い作戦は無事成功。BMIII起動のためにその場に残ったタカヤノリコオオタカズミを除き、残存艦隊は地球へと帰還した。

その後、地球圏の大統領に就任したユング・フロイトらによりこの宇宙最大の戦争で用いられたテクノロジーには封印が施されることとなり、タシロ提督やユングもヱクセリヲン級の中でコールドスリープに入った。後の作品では、彼らを含む残存艦隊の一部は「凍結艦隊」として地球圏近海を漂っていることが確認されている。

登場作品

αシリーズ

第3次スーパーロボット大戦α
ほぼ原作通りの内容だが、艦隊の力強いネーミングはαナンバーズの面々にも好評であった。同艦隊の発進話である第53話「出航!銀河殴り込み艦隊!」はオープニングムービーの元ネタであり、バッフ・クラン艦隊を含めた3つ巴の乱戦が描かれている。原作と異なる点としては、多数のヱクセリヲン級やブリタイ艦だけでなく、地球連邦軍の汎用艦であるクラップ級やザフトのナスカ級、ローラシア級、果てはストライクダガーなども参加しており、文字通り全人類が一丸となっていることが窺える。

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
何故か「銀河殴り込み艦隊」と「中心」が抜けている。終盤、銀河中心部のバアルを殲滅するために結成される。なお、この名前になった理由はプロジェクト推進の大きな力となったノリコ達の世界に敬意を表したからである。