差分

2,996 バイト追加 、 2023年4月9日 (日) 00:50
編集の要約なし
6行目: 6行目:  
思い出せない範囲は自分の名前から家族まで全く覚えていない状態から、過去の一部を覚えていない状態、また喪失期間も半永久的であったり、次第に回復していったりと幅広い。ただし、自分の記憶以外の社会的な出来事や電話の使い方などは覚えている事も多い。この場合、名前や家族などの「エピソード記憶」が失われるケースが大半で、生活に必要な、身体が覚えていると表現される「生活記憶」は残っていることが多い。こちらまで失われているケースは少ないが、いずれもかなり重篤な症例である。また、記憶喪失中の記憶はケースにもよるが、元の記憶が戻るとともに消失してしまうことが多いという。
 
思い出せない範囲は自分の名前から家族まで全く覚えていない状態から、過去の一部を覚えていない状態、また喪失期間も半永久的であったり、次第に回復していったりと幅広い。ただし、自分の記憶以外の社会的な出来事や電話の使い方などは覚えている事も多い。この場合、名前や家族などの「エピソード記憶」が失われるケースが大半で、生活に必要な、身体が覚えていると表現される「生活記憶」は残っていることが多い。こちらまで失われているケースは少ないが、いずれもかなり重篤な症例である。また、記憶喪失中の記憶はケースにもよるが、元の記憶が戻るとともに消失してしまうことが多いという。
   −
原因としては心理的なショックや頭部への強い衝撃などがあげられるが、フィクションの世界ではさらに魔術や未来科学、[[超能力]]などによる記憶喪失も発生する。
+
原因としては[[医療・病障害|心理的なショックや頭部への強い衝撃]]などがあげられるが、フィクションの世界ではさらに[[魔法|魔術]]や未来科学、[[超能力]]などによる記憶喪失も発生する。
    
使われるパターンとしては、[[主人公]]が記憶喪失で失われた記憶を取り戻すために行動するもの、主人公の下に記憶喪失の謎の人物が転がり込むもの、物語の途中で主要人物が記憶喪失になり新たな関係を構築しようとするもの、などなどがある。
 
使われるパターンとしては、[[主人公]]が記憶喪失で失われた記憶を取り戻すために行動するもの、主人公の下に記憶喪失の謎の人物が転がり込むもの、物語の途中で主要人物が記憶喪失になり新たな関係を構築しようとするもの、などなどがある。
28行目: 28行目:  
:記憶喪失となって[[竜崎一矢]]と恋に落ち、敵味方を越えたラブロマンスを繰り広げる。
 
:記憶喪失となって[[竜崎一矢]]と恋に落ち、敵味方を越えたラブロマンスを繰り広げる。
 
;[[Dボゥイ]]
 
;[[Dボゥイ]]
:当初は記憶喪失を'''装っていた'''が、ブラスター化の代償で脳細胞の崩壊によって'''本当に記憶を喪失する'''ことになる。
+
:当初は記憶喪失を'''装っていた'''が、ブラスター化の代償で脳細胞の崩壊によって'''本当に記憶を喪失する'''ことになる。壮絶な紆余曲折の果て、[[宇宙の騎士テッカマンブレードII|続編]]段階では奇跡的に回復している。
 
;[[城崎絵美]]
 
;[[城崎絵美]]
 
:[[ラインバレル]]に乗って転送されてきた際に記憶喪失になった。
 
:[[ラインバレル]]に乗って転送されてきた際に記憶喪失になった。
40行目: 40行目:  
;[[ミーナ・フォルテ]]
 
;[[ミーナ・フォルテ]]
 
:目覚めた当初は記憶喪失だったが、様々な遺跡を訪れるうちに記憶を取り戻していく。
 
:目覚めた当初は記憶喪失だったが、様々な遺跡を訪れるうちに記憶を取り戻していく。
 +
;[[ルン・フォレスト]]
 +
:クラウディア大陸にたどり着いた時には記憶を失っていた。
 +
;[[アルエット・ポミエ]]
 +
:[[ガオファイガー]]強奪事件の際、[[卯都木命|命]]をかばって記憶を失う。その10年後の拉致事件から救われた際、記憶を取り戻す。
 
;[[パラダイムシティ]]
 
;[[パラダイムシティ]]
 
:人物ではないが、'''街全体が記憶喪失'''とされている。実際には記憶を持たされていないというのが正しい。
 
:人物ではないが、'''街全体が記憶喪失'''とされている。実際には記憶を持たされていないというのが正しい。
46行目: 50行目:  
;[[フィーネ・エレシーヌ・リネ]]
 
;[[フィーネ・エレシーヌ・リネ]]
 
:発見時は記憶を失っており、[[ジーク]]との合体で記憶を断片的に取り戻すが、先にバンがジークに入ったため全ての記憶は戻らなかった。
 
:発見時は記憶を失っており、[[ジーク]]との合体で記憶を断片的に取り戻すが、先にバンがジークに入ったため全ての記憶は戻らなかった。
 +
;[[ヴィレッタ・ヌゥ]]
 +
:[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]を追いかけているときに[[シャーリー・フェネット|シャーリー]](劇場版では[[ディートハルト・リート|ディートハルト]])に後ろから銃撃され、記憶喪失になる。
 +
;[[C.C.]]
 +
:R2において[[シャルル・ジ・ブリタニア|シャルル]]から離反した際、コードと共に記憶を封印した。[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア|マリアンヌ]]による説得により記憶が解放される。
 
;[[劉鳳]]
 
;[[劉鳳]]
:[[カズマ]]との戦闘中にシェルブリットが暴走して発生したロストグラウンドの再隆起に巻き込まれ、記憶を失う。各地を放浪し[[由詑かなみ|かなみ]]が強制労働をさせられているドレッドの砦に辿り着く。そこでかなみと触れ合いインナーの人々と絆を結ぶなど平穏な一時を過ごすが、ホーリーに連れ戻すために来襲した来夏月爽による常夏3姉妹の甘い誘惑と、雲慶の最悪の脚本によって篭絡されかかった所を、心の中のカズマが呼び水となりアルター能力を解放。記憶を取り戻した。
+
:[[カズマ]]との戦闘中にシェルブリットが暴走して発生したロストグラウンドの再隆起に巻き込まれ、記憶を失う。各地を放浪し[[由詑かなみ|かなみ]]が強制労働をさせられているドレッドの砦に辿り着く。そこでかなみと触れ合いインナーの人々と絆を結ぶなど平穏な一時を過ごすが、ホーリーに連れ戻すために来襲した来夏月爽による常夏3姉妹の甘い誘惑と、雲慶の最悪の脚本によって篭絡されかかった所を、心の中のカズマが呼び水となりアルター能力を解放。記憶を取り戻した。
 
;[[ソウタ]]
 
;[[ソウタ]]
 
:記憶喪失になって悪役から善人になった後、記憶が戻っても善人のままという珍しいパターン。
 
:記憶喪失になって悪役から善人になった後、記憶が戻っても善人のままという珍しいパターン。
62行目: 70行目:  
;[[フェリオ]]
 
;[[フェリオ]]
 
:TV版では、幼少期に姉でもありセフィーロの『柱』である[[エメロード]]姫の重荷にならないよう、自ら頼み込んで記憶を消してもらっていた。
 
:TV版では、幼少期に姉でもありセフィーロの『柱』である[[エメロード]]姫の重荷にならないよう、自ら頼み込んで記憶を消してもらっていた。
 +
;[[響裕太]]、[[グリッドマン]]
 +
:合体する双方が記憶喪失状態にあった。グリッドマンの方は「この街に迫る危機に立ち向かう」という使命や、[[新世紀中学生]]という仲間がいたことなどは覚えているが、裕太の場合は応対自体はできるものの、現代日本で必要な保険証すら知らないなど深刻だった。
 +
:なお、実際は裕太の方は記憶喪失ではなく、グリッドマンが[[アレクシス・ケリヴ]]に敗北した際に分裂、それが原因でグリッドマンは記憶喪失に陥ったのだが、グリッドマンの一部が裕太の中に入り込み新たな人格を作ってしまい、その新たな人格のみが出ているため記憶喪失の類例に陥ってしまった。故に、正確には記憶自体が存在しない。
    
=== バンプレストオリジナル ===
 
=== バンプレストオリジナル ===
100行目: 111行目:  
:彼の場合は[[アイドネウス島]]で目覚めてから[[アレス・ガイスト]]に撃墜されるまでの記憶('''生み出されてからの全記憶''')を失っている。
 
:彼の場合は[[アイドネウス島]]で目覚めてから[[アレス・ガイスト]]に撃墜されるまでの記憶('''生み出されてからの全記憶''')を失っている。
 
;[[アーマラ・バートン]]
 
;[[アーマラ・バートン]]
:
+
:[[アダマトロン]]からの解放後、[[ラ・ギアス]]に流れ着くも、その場に居合わせた[[ヨーテンナイ]]によって過去の記憶を奪われる。
 
;[[フェアリ・ファイアフライ]]
 
;[[フェアリ・ファイアフライ]]
:『OGMD』では地球に不時着した際に記憶喪失になってしまう。
+
:『OGMD』では地球に不時着した影響で一時な記憶喪失になってしまう。
 
;[[ディーダリオン]] / [[ディド]]
 
;[[ディーダリオン]] / [[ディド]]
 
:地球人に発見されたときから記憶を失っていたが、次元転移したことで記憶障害が更に悪化し、地球人と出会ってからの記憶も曖昧になっていた。それらの影響で自身の能力も把握できていない。
 
:地球人に発見されたときから記憶を失っていたが、次元転移したことで記憶障害が更に悪化し、地球人と出会ってからの記憶も曖昧になっていた。それらの影響で自身の能力も把握できていない。
114行目: 125行目:  
:[[マーサ・ビスト・カーバイン|マーサ]]の策略でオーガスタニュータイプ研究所で再調整を行われ、[[アルベルト・ビスト|アルベルト]]をマスターとした上で「プル・トゥエルブ」に仕立てられた。
 
:[[マーサ・ビスト・カーバイン|マーサ]]の策略でオーガスタニュータイプ研究所で再調整を行われ、[[アルベルト・ビスト|アルベルト]]をマスターとした上で「プル・トゥエルブ」に仕立てられた。
 
;[[ムウ・ラ・フラガ]]
 
;[[ムウ・ラ・フラガ]]
:記憶を改竄されて、[[ネオ・ロアノーク]]として一時期生きる事となる。
+
:記憶を改竄されて、ネオ・ロアノークとして一時期生きる事となる。
 
;[[ソーマ・ピーリス]]
 
;[[ソーマ・ピーリス]]
 
:記憶を書き換えられ、超兵として失敗作と判断されたマリー・パーファシーの記憶を消されている。
 
:記憶を書き換えられ、超兵として失敗作と判断されたマリー・パーファシーの記憶を消されている。
 
;[[あしゅら男爵]] ([[真マジンガー 衝撃! Z編]])
 
;[[あしゅら男爵]] ([[真マジンガー 衝撃! Z編]])
 
:元はトリスタンとイゾルデという古代ミケーネの夫婦だったが、[[Dr.ヘル一派]]により数々の非道な処置を施されてあしゅら男爵と化す。本来の2人の記憶も本編中に真実を知るまで失われていた。
 
:元はトリスタンとイゾルデという古代ミケーネの夫婦だったが、[[Dr.ヘル一派]]により数々の非道な処置を施されてあしゅら男爵と化す。本来の2人の記憶も本編中に真実を知るまで失われていた。
 +
;[[豪和ユウシロウ]]
 +
:死亡した豪和家の四男・憂四郎の代替となるべく記憶操作を受けている。
 
;[[ルルーシュ・ランペルージ]]
 
;[[ルルーシュ・ランペルージ]]
 
:[[枢木スザク|スザク]]に捕縛された後、父であるブリタニア皇帝[[シャルル・ジ・ブリタニア]]の[[ギアス]]によって、皇帝に忠誠を誓う軍師「ジュリアス・キングスレイ」としての記憶を持たされたが、最も憎んでいる人物に忠誠を誓うという精神的な矛盾によってそのギアスが解除されそうになったため、次に一般のブリタニア人としての記憶に書き換えられる。
 
:[[枢木スザク|スザク]]に捕縛された後、父であるブリタニア皇帝[[シャルル・ジ・ブリタニア]]の[[ギアス]]によって、皇帝に忠誠を誓う軍師「ジュリアス・キングスレイ」としての記憶を持たされたが、最も憎んでいる人物に忠誠を誓うという精神的な矛盾によってそのギアスが解除されそうになったため、次に一般のブリタニア人としての記憶に書き換えられる。
;[[豪和ユウシロウ]]
  −
:死亡した豪和家の四男・憂四郎の代替となるべく記憶操作を受けている。
   
;[[シャーリー・フェネット]]
 
;[[シャーリー・フェネット]]
 
:「ルルーシュが(結果的にシャーリーの父親の命を奪ってしまった人物である)[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]だった」という彼女にとって耐え難い事実を知ってしまったことにより精神が不安定になってしまったため、見かねたルルーシュが自身のギアスによってルルーシュに関する記憶を全て忘れさせられた。
 
:「ルルーシュが(結果的にシャーリーの父親の命を奪ってしまった人物である)[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]だった」という彼女にとって耐え難い事実を知ってしまったことにより精神が不安定になってしまったため、見かねたルルーシュが自身のギアスによってルルーシュに関する記憶を全て忘れさせられた。
132行目: 143行目:  
;[[ダ・サイダー]]、[[レスカ]](アララ・カフェオレ)
 
;[[ダ・サイダー]]、[[レスカ]](アララ・カフェオレ)
 
:[[ドン・ハルマゲ]]により記憶を改竄されていた。
 
:[[ドン・ハルマゲ]]により記憶を改竄されていた。
 +
;[[ゴールドアーム]]、[[ゴールドフット]]
 +
:アイアンソルジャーに改造された際に記憶回路にプロテクトが掛けられ、自分が何者かすら思い出せなくなってしまったが、[[マグナムエース]]と[[マッハウインディ]]の奮闘でプロテクトが解け、記憶を取り戻す。
 
;[[MIX]]
 
;[[MIX]]
 
:[[イヴの呪い]]で[[MIXY|男性化]]した際に記憶操作を受けている。
 
:[[イヴの呪い]]で[[MIXY|男性化]]した際に記憶操作を受けている。
 
;[[飛鷹葵]]、[[館華くらら]]、[[加門朔哉]]、[[ジョニー・バーネット]]
 
;[[飛鷹葵]]、[[館華くらら]]、[[加門朔哉]]、[[ジョニー・バーネット]]
 
:『UX』中盤まで普通の生活を送れるようにチームDの記憶を封印されていた。
 
:『UX』中盤まで普通の生活を送れるようにチームDの記憶を封印されていた。
 +
;[[アル・アジフ]]
 +
:書物の精霊として、特定の記述を参照できないように検閲を掛けられていた。変則的な形だが、一種の記憶操作といえる。
 
;[[ゼンガー・ゾンボルト]]
 
;[[ゼンガー・ゾンボルト]]
:[[α外伝]]で登場するゼンガーは記憶を消された状態になっていた。
+
:[[α外伝]]で登場するゼンガーは[[メイガス]]によって記憶を消された状態になっていた。
 
;[[アヤ・コバヤシ]]
 
;[[アヤ・コバヤシ]]
 
:『Record of ATX』での描写を見る限り、不都合な記憶を消去されていた模様(マイの顔を思い出す事が出来ないという場面がある)。
 
:『Record of ATX』での描写を見る限り、不都合な記憶を消去されていた模様(マイの顔を思い出す事が出来ないという場面がある)。
147行目: 162行目:  
:[[スクール]]以前の記憶を消去されている。
 
:[[スクール]]以前の記憶を消去されている。
 
;[[アーマラ・バートン]]
 
;[[アーマラ・バートン]]
:
+
:上述のアダマトロンが撃破された際の衝撃で[[ラ・ギアス]]に飛ばされた後、[[ヨーテンナイ]]ならびに[[シュウ・シラカワ]]によって記憶を改竄された。
 
;[[ガイオウ]]
 
;[[ガイオウ]]
 
:[[聖インサラウム王国]]で待ち構えていた[[イドム]]によって、[[次元将|本来の記憶]]を奪われる。
 
:[[聖インサラウム王国]]で待ち構えていた[[イドム]]によって、[[次元将|本来の記憶]]を奪われる。
163行目: 178行目:  
:上記の通り、当初は記憶喪失を装っていた。
 
:上記の通り、当初は記憶喪失を装っていた。
 
;[[エンネア]]
 
;[[エンネア]]
:
+
:原作アルルート、ならびにそれ準拠のアニメ版では記憶喪失を装い[[大十字九郎]]のもとに転がり込む。
 
;[[ミスト・レックス]]、[[アンジェリカ・シャルティール]]
 
;[[ミスト・レックス]]、[[アンジェリカ・シャルティール]]
 
:序盤で装っていたが、ミストは壊滅的な演技力のおかげでバレバレ…のはずが気づいていない面々も多かった。
 
:序盤で装っていたが、ミストは壊滅的な演技力のおかげでバレバレ…のはずが気づいていない面々も多かった。
6,309

回編集